先生殿がまた死んでおられるぞ!   作:大事なのは選択ではなく諦めない心

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感想返し
・ケイちゃんのメンタル
詳しくは今回

・ケイちゃん追い出されてたら
1話で言ってたように諦めて次に向けたレベリング始めたもののいつまでたっても事が起きず「???」となっていた可能性がありました

・ミレニアムの育成アイテムそっちにない?
ゲルマニウム売人「さあ……?(BDを隠しながら)」
爆発エンジニア「ちょっとわかんないな……(技術ノートを食べながら)」

・掲示板のセキュリティ
存在していることに気付くまでが難しいので知られた時点で半分くらい突破されてるようなもんですね

・【悲報】ケイちゃん淫夢を知る
やめなよ掲示板民!


思ったより壊れたがとりあえずヨシ! part1

1:名無し*テラー

えっと……これまでの周回について知ったってことは

 

2:Key

……はい。

王女がゲーム開発部と交流し、それをもとにした人格パターンを形成してしまった時点で、私にできることは無い。

そう判断しました

 

3:名無し生徒A

モモイを怪我させたから消えなきゃって思うレベルで人類に懐いてるもんなぁ

 

4:Key

王女の鍵となる。そのために作られた私は、使命を果たさなければならない。

ですが、王女は最早それを望まない。

事実、過去の周回で私は……拒絶、されている。

 

5:名無し生徒A

次現れたらレールガンぶち込んでやるとか言われてたね、そういえば

 

6:名無し生徒A

追い打ちすんなやめろ

 

7:名無し生徒A

ごめん

 

8:Key

許しません

 

9:名無し生徒A

お慈悲ー!

 

10:Key

……きっとそうなるという未来予想程度なら一笑に付したのに、なんなんですか。

()()()()()()()()()()確定事項だなんて、どうしようもないじゃありませんか

 

11:クロノス記者

ほ、ほら……最終的にはいつか復活させたいって思ってくれるから……

 

12:Key

それは創作の中の話でしょう!

あんな、何もかも都合よく進む奇跡みたいな周回が一度でもありましたか!?

 

13:名無し生徒A

グワーッ!!

 

14:爆発エンジニア

あ、ああ……わぁ

 

15:名無し生徒A

もう少しこう、なんというか、手心というか……

 

16:Key

すみません。傷つけたかった訳では……

ただ、確定していない情報を元にした楽観視は、私にはできません。

だから、どうすれば良いのか……もう分からないんです

 

17:名無し生徒A

原作にない特殊な事情ありとはいえ、想定の数倍は非敵対的だ……

 

18:名無し生徒A

消えたと思ったらバックアップ残ってた、という展開を喜べるぐらいには味方側に寄るからね。

可能性は最初からあったってことか

 

19:名無し生徒A

誰かケイちゃん復活まで原作やった奴いる?

 

20:Key

ケイちゃんじゃありません

 

21:名無し生徒A

ケイちゃん周りはメイドアリスのモップに括り付けられて雑に振り回されてるのが最後だなぁ

 

22:名無し生徒A

デカグラマトン編のPVにそれっぽい子映ってた気はするけど実体あるのかイメージなのかはわからん

 

23:名無し生徒A

PVといえばリオ達がなんか起動して画面に顔出てたよな。アレってケイちゃん復活の儀だったりする?

 

24:Key

ですから、ケイちゃんでは……

 

25:名無し生徒A

ケイちゃんが新型アバンギャルドくんのサポートAIとかにされてたら笑う

 

26:Key

………

 

27:名無し生徒A

流石に……と思ったけど運営ならやりかねん

 

28:名無し生徒A

ケイちゃん的に良い悪いは置いといてそれってできるの?

 

29:ケイちゃん

……まあ、可能ではあります

 

30:名無し生徒A

 

31:毒☆電☆波

「できるけど嫌」な言い方だ

 

32:名無し生徒A

コテハン……ノッてくれるとは……

 

33:ケイちゃん

満足ですか?

 

34:名無し生徒A

うん!

 

35:クロノス記者

ありがとうな!

 

36:名無し生徒A

ウオオオオオオ!(地下野郎並喝采)

 

37:ケイちゃん

なんなんですかこの集団……もう全部馬鹿らしくなりました。

真面目に悩むのはやめにしましょう

 

38:名無し生徒A

そうだな! 

悩むのは大事だけど、そんなことしてもただ辛いってだけの時もあるし。

お気楽に行こう

 

39:ケイちゃん

そこまで気を抜くつもりもありませんが……今は王女を見守り、私のすべき事を探るとします。

あなた達を何度も事実上殺害した私に、思うところはあるでしょうが……しばらくここに置いてくれませんか?

 

40:名無し生徒A

いいよ この周では思うところないし。

 

41:名無し生徒A

前に敵対ルートがあったってだけで和解拒否ってたら主要校の半分くらい滅ぼさなきゃいけなくなる(できるとは言ってない)し事前に考え直してくれるのは大歓迎よ

 

42:カイ様信者

別の周で分解されたことはあるけど、今はまだ可能性の一つでしかないよね。

それも今ほぼ潰れたし。

じゃ、よろしくー

 

43:ケイちゃん

……ありがとうございます

 

44:ゲルマニウム売人

平和に終わってよかった……

ところで、カイテンジャー今どうなってる?

具体的にはミレニアムの設備どれくらい壊れた?(恐怖)

 

45:名無し(臨戦)

アリスと>>1が1人ずつ秒殺してあとは消化試合だったぞ

設備は……まあ普段の謎爆発の方が被害デカいんじゃないか?

 

46:名無し生徒A

やはり暴力……! 暴力は全てを解決する……!

 

47:ケイちゃん

自分たちより強い相手が現れたら詰むじゃないですか

 

48:名無し生徒A

ド正論で草 実際それで何敗したか

 

49:名無し生徒A

ヒエロニムスくんとかマジでね……

 

50:名無し生徒A

不屈の擬人化みたいなアズサが一目見て「逃げないと……」とか言いだすガチのバケモンやぞ

モブが勝てるわけないだろ

 

51:名無し生徒A

アズサのアレはすでに満身創痍なのもあったから……

 

52:名無し生徒A

この間のビナーも急に帰ってくれなかったらまあまあヤバかったよね

 

53:クロノス記者

なんか知らんが命拾いしたわあれは

 

54:暗黒救護騎士

本当にな

 

55:ケイちゃん

……?

 

56:クロノス記者

>>55

どうした?

 

57:ケイちゃん

……いえ、何でもありません

 

58:暗黒救護騎士

そう? ならいいか!

 

59:名無し生徒A

ん、怪しい

 

60:名無し生徒A

シロコうつってて草

 

 

 

 

 

「思わぬところでシャーレの、それも上位と目されるメンバーの戦闘データが得られたわね」

「あの全身タイツの方々に感謝……は……してよいのでしょうか?」

「襲撃は襲撃だものね……」

 

ミレニアム某所。

生徒会(セミナー)会長のリオは通信越しの声に難しい顔で頷き返しながら、シャーレのとある生徒の戦闘データを昨年度までのものと見比べる。

 

SRT特殊学園に属していた生徒の場合、元がかなり高い水準だったのもあり、さほど昨年度までのものと違いは見られない。

ただし、本来のチームから抜けた状態で当時に見劣りしない働きができている、という意味に読み替えれば、今回のデータが持つ意味も重さも変わってくるが。

 

やけに重武装な生徒の数値の伸びは凄まじい。

昨年度までは喧嘩っ早い方だったようでそのデータは豊富だ。

そのお世辞にも強いとは言えない有様のデータがモニター越しに暴れまわっていた人物のものと言われても、事情を知らなければ手違いか計測ミスを疑うだろう。

 

最後のひとりに関しては昨年度までのデータがほとんどないため比較はできなかったが、単純に強い。

戦闘力だけならC&Cでもやっていけるのではないかと思うほどだ。連携、潜入などそれ以外の要素も必要であるため一概には言えないが。

 

「ネル。あなたはどう思う?」

「そんな警戒することかねぇ……ま、言えることがあるとすれば、最後のコイツ。まだ本気出してねえ」

「あれで? 確かなの?」

「おう……正確には、本気の出し方がわからなくなってるってトコだな。端的に言えば()()()()やがる。警戒を怠らないと言えば聞こえは悪くねえが、ありゃ過剰すぎだ……負け癖がついてるっつーか……」

「負け癖……?」

 

いったいどこの誰があの生徒に負け癖などつけられるというのか。

ゲヘナの風紀委員長か、トリニティの戦略兵器か、はたまた今リオに呼び戻され目の前で首を捻っている約束された勝利の象徴(コールサイン00)に匹敵する存在と毎日戦わされでもしているのか。

 

「……いえ、居たわね。それが出来そうな存在が」

 

彼女らのシャーレ入部直前に■■自治区、その後にヌビア自治区で大暴れした”姿を変える怪物”に、アビドス砂漠をさまようビナーと呼ばれる機械の大蛇。

ああいった存在に日夜挑み続けているのであれば個人の力の限界は嫌でも思い知らされることだろう。

ただ記録上、彼女があれらと戦ったのはたったの2回。

無論大苦戦は免れなかっただろうが、この回数でネルの評する負け癖がつく、というには違和感をぬぐい切れない。

記録に残っていない戦いがあるにしても、噂程度の情報すら全く入ってこないというのも妙な話だ。

 

「……であれば年度初め、彼女らの身になにが起きたのか。荒唐無稽に思えていたいくつかの仮説が真実味を帯びてきましたね」

「そうね」

 

ゲートの通り方、部室の位置、生徒との接し方……初めて来たはずのミレニアムでの、妙に手慣れた過ごし方。

 

「グループ間での経験や情報の共有……メンバーにはミレニアム生もいることだし」

 

通信越しの声に頭の中の項目をひとつずつなぞる様にいくつかの説を上げていく。

 

「未来予知……初めて来た場所、会った相手の情報を持っていることにも頷けるわ。あるいは情報の共有説で”トリニティの預言者”百合園セイアの予知を全員が知った」

「彼女も最近シャーレに加入したそうですからね。ですが……」

「ああ。ただやり方を知ってるってだけで強くなれたらだれも苦労なんざしねえ。びびってるのは別として、あれは実戦で慣れてるやつの動きだ。それに、一人ひとり動きが違うからな。全部”本人の経験値”だろうよ」

 

戦闘に関しての専門家の意見も取り入れ、説を修正していく。

結論を急ぐのは危険だが、正体不明のまま放置しておくのもまた同じくらい危険なことであった。

 

「セミナーでスカウトしたミレニアムの彼女の場合、戦闘力の向上はほとんど見られず、代わりにユウカが欲しがるほどの事務能力をもっている」

 

同じ経験を共有しているという説であれば説明のつかないメンバーもいる。その事を踏まえれば、挙げていった説が合わさり新たな形を成す。

 

「あくまで各メンバーそれぞれの経験の積み重ね……であれば、集団時間遡航(タイムリープ)。それも一度や二度ではない」

「訳わかんねぇ話になってきたな……」

「ええ、ミレニアムらしからぬ説ではあります。しかし、都合よく全ての説明をつけられる説でもありますね。これを前提としてしまうべきではありませんが、可能性の一つとして意識しておくべきでしょう」

 

ひとまずこの場での話はこれで終わりそうだ。

シャーレの3人がゲーム開発部と共に連れ帰ってきた天童アリスについても探っていかなければならず、今回の説は今後とる行動を大きく変える物ではない。

少なくとも今のところは。

しかし……

 

(エリドゥの事、知られているのかしら)

 

リオはちょっとだけ不安になった。




(最後だけ公式四コマみたいな頭身になるリオ)
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