先生殿がまた死んでおられるぞ! 作:大事なのは選択ではなく諦めない心
・昏睡組、アレに適応しようとしてる?
詳しくは次回
・たまに素で落選
まあ掲示板と現場はお通夜です
・掲示板製作者追放済み
本人はセルフ追放に気づいたとき、肉体があれば笑い死にしていたくらいツボに入ったそうです
805:名無し生徒A
テイルズサガクロニクル2、先行公開開始!
806:ケイちゃん
なんとか、間に合いました……
807:カイ様信者
お疲れー
808:名無し生徒A
経験が濃くなりすぎて逆に制作がやや難航するパターン入ったっぽかったからな。危ないところだった……
809:ケイちゃん
あの部をアリス以外滅ぼして私も消えようかと一瞬思考の片隅によぎりました
810:名無し生徒A
草
811:名無し生徒A
スーパーノヴァを自爆させるだけでそれ出来るからな……耐えれて偉い
812:名無し生徒A
アリス絶対泣くからね
813:ケイちゃん
ええ、実行に移そうとまでは思っていません
814:名無し生徒A
さーて、結構ダウンロードされてるな。特別賞得られるくらい好評ならいいが
815:名無し生徒A
さっき起動したところだけど、ちゃんと面白いパターンの時の気配がする。いけるっぽいぞコレは
816:名無し生徒A
クソゲーの時の気配感じ取れるようになってんの草
817:名無し生徒A
だって……ねえ?
818:名無し生徒A
ゲーム開発部製のゲームどんだけやったと思って
819:名無し生徒A
あ、ここ考えたのモモイだなってのなんとなくわかるよね
820:名無し生徒A
左右弾の悪口はそこまでだ
821:名無し生徒A
明言されてる訳じゃないだろ左右弾は!
822:名無し生徒A
恐らく無断で出演させられてるアキラといい、ゲーム部製という設定がいい味出してるよなあのシューティング
823:名無し生徒A
アキラは許可求めたらギリギリくれそう
824:名無し生徒A
そうかな……そうかも……
825:名無し生徒A
美学持ちと認めた相手ならまあ……
826:名無し生徒A
話がそれたな。一応シャーレメンバーでも宣伝というか、できるだけ審査員の目に留まるように動いとくかね
あんまり露骨にはできんから効果の程は微妙だろうけど
827:名無し生徒A
やらないよりはいいかな
828:名無し(臨戦)
結局、公開までには起きられなかったか。もう少しな気はするんだが
829:名無し*テラー
私は今起きた
830:名無し生徒A
この差である
831:名無し生徒A
単純にダメージへの耐久力がね……しかも>>828はレールガンの前にゴリアテの機関銃も食らってるし
832:名無し生徒A
あれマジで痛いからなぁ
腐っても軍事会社のロボだわ
833:暗黒救護騎士
>>829
起きたんならミレニアムの医療班が様子見に来るだろうから対応頼む
834:ゲルマニウム売人
私も行くことになると思うわ
835:名無し生徒A
>>834
お、カイテンジャーの件どうなった?
836:ゲルマニウム売人
うまいこと防衛室に責任押し付けつつ、突発的な総力戦とかで協力要請できるように調整中
837:名無し生徒A
カ ヤ 司 令 官 爆 誕
いつどこで暴れ出すか分からないのが問題なのである程度こっちから敵を与えてしまおうという寸法か
838:名無し生徒A
カヤをなんだと思ってらっしゃる?
839:名無し生徒A
関わりが生まれた結果奴らがカヤのやってることに注目して
カイザーとの黒い関係が発覚し次第カイテンロボが防衛室に突撃すんのか……
840:名無し生徒A
さすがにFOX小隊突破できるほどじゃないだろうけど普通に動きにくくなりそうだな
かわいそ……でもないな!
841:名無し生徒A
腐った司令部に反逆なんてヒーローの定番だし
842:名無し生徒A
防衛室が受け入れ拒否った場合は?
そもそもあいつら矯正局行きでは?
843:汚職ヴァルキューレ
活動報告のホームページもニュース以上のことは書いてませんし、あの人達が顔隠してて毎回逃げ切られてる以上、同一犯って正式には断定できないんですよね恐ろしいことに
コノカ副長……ああいえ、コノカさんとかは同一犯に決まってんだろと言って殴りに行きそうですけど
844:名無し生徒A
それはそう。あんなイロモノが複数いてたまるか
845:名無し生徒A
でも罪なすりつけるためのコスプレは普通に湧きそうだな確かに
846:名無し生徒A
コノカまた降格食らってて草
847:名無し生徒A
どうせまたすぐ返り咲くから
848:汚職ヴァルキューレ
でしょうね。1周目では嫉妬に狂ったものです。懐かしい
849:名無し生徒A
カンナ以外の3年生公安局は全員後輩に追い抜かれてる形になるわけだしな……
850:名無し生徒A
しかも降格レベルの失態を何度重ねようと埋まらない差をつけて。プライドなんてもう粉々よ
851:名無し生徒A
そう考えるとそれできっちり統率取れてるの民度高いな公安局。というか高くないと入れないのか
852:汚職ヴァルキューレ
私みたいなのも紛れてますけどね
853:名無し生徒A
今となっては、というより2周目からはすっかりマトモ側だよお前。安心しろ
854:汚職ヴァルキューレ
文字通りの「死んでも治らないカス」になるのは流石に嫌だったと言いますか、二度とカンナ局長を裏切りたくないと言いますか……
855:名無し生徒A
まあ1周目でも掲示板外にはカス本性バレなかったんやけどな
856:汚職ヴァルキューレ
それが余計に罪悪感あったんですよ……
ああ、そんなこと思い出してもいいことはありませんね。休憩中ですし今周のテイルズサガクロニクル2、やってみますか
857:名無し生徒A
おう、ウチらもやるか
858:名無し生徒A
公安局にも広めといてもろて
ミレニアムプライスは別としてゲーム部喜ぶと思うし
859:ゲルマニウム売人
医務室行くことになるってさっき言ってたけど、行けなくなるかもしれない
860:名無し生徒A
どうした?
861:ゲルマニウム売人
なんかリオ会長がアリス呼び出してる
862:名無し生徒A
おっと
863:名無し生徒A
わぁ
864:名無し生徒A
ひえっ
865:名無し生徒A
もう2章始まる?
866:名無し生徒A
さすがに暴走した訳でもないし……
867:名無し生徒A
やはり魔王ポイントが?
868:名無し生徒A
一応ゲーム完成まで待ってくれてたのかこのタイミングは
869:名無し生徒A
確かに……なら比較的穏やかな用件か?
870:名無し生徒A
なんにせよセミナー内で事を起こされたらウチらはケイちゃんに丸投げするしかない
871:ケイちゃん
対処できるようには、しておきます
「アリス、ログインします!」
セミナーの用意した一室。少し前に疑似科学部のとある部員──本人の態度からして「元」が付きそうだが──を特異現象捜査部創設に当たり勧誘した部屋で待ち構えていたリオは振り返って今回の訪問者を迎える。
「よく来たわね、天童アリス。私はセミナー会長、調月リオよ」
「会長……つまりミレニアムのギルドマスターですか?」
ゲーム用語か、と意味を思い出してみる。
ミレニアムやトリニティといった学園の括りをネットゲームのギルドと捉えるなら確かにリオの立場はそれに該当すると言えるだろう。
頷いてみせると、アリスは花が開くような笑顔を見せる。
機械とは思えない感情表現だ。よくできているのか、それとも……
そんな事を頭の隅で考えつつ、口は表側の用件を淀みなく吐き出す。
「先日提出された、貴女の転入手続きなのだけれど」
「はい! モモイがヴェリタスに頼んでくれました!」
モモイがこの場にいたら卒倒しただろう。
アリスに持たせた盗聴器でこの会話を聞いていたヴェリタスの面々は実際に卒倒した。
流石のリオもこれには戸惑いつつ、しかし表面上の冷静さは欠くことなく話を続ける。
「そのようね。でもその方法では問題があって、改めてセミナーが正式に手続きをしなければならなくなったの。そのためにいくつか質問をさせてちょうだい。こうして呼び出した理由がこれよ」
「わかりました!」
手続きは不正そのもの。跳ね除けて然るべきだが、そうすると「名も無き神々」の技術に関連していると目され、その気になればミレニアムを滅ぼせる存在を野に放つことになる。
わざわざ自分から管理下に入ってくれたのを逃がす手はなかった。
「最初の質問よ。貴女は──」
とはいえ、危険な存在をそのまま抱え込む訳にも行かない。
いくつか心理テストじみた質問を投げかけてアリスがどんな「性格」をしているのか、少しずつ分析していく。
結果はゲームの影響か、やや倫理観の欠如が見られるものの所謂不良生徒と比べれば遥かに善良。
これなら拘束などはせずともミレニアム内で生活させ様子見をしても良いだろう、と思える。
「……最後の質問よ。コレは例え話なのだけれど、もし貴女が勇者ではなく、世界を滅ぼす力を持った魔王だったとしたら、どうするかしら?」
「魔王……?」
アリスは数秒ほどきょとんとしたあと、ゆっくりと思い出すように語りだした。
「この間、アリスと同じ声、同じ光の剣を持った存在が、ミレニアムを襲いました……シャーレの友達も怪我をして、1人はまだ、目を覚ましていません」
「……ええ、そうね」
「アリスにも、似たようなことができるのだと思います。そういう選択肢を選んだアリスは、きっとあんなふうに……」
映像の中でシャーレ相手に大立ち回りを演じていた白い少女の姿をアリスに置き換えた光景は、リオにも容易に想像がついた。
レールガンはもちろん、アリスが「魔王」であれば、白い少女の従えていた軍勢に匹敵、あるいは上回るものを用意できるだろう。
「カイテンジャーも
「……」
これはリオも実際に見た。テロリストと名高いあの5五人組は、しかしあの瞬間は味方だった。
アリスの言いたいことが段々と見えてくる。
「どんな姿でも、どんな
「……」
「もしアリスが闇の力を持った魔王なら、その力で世界を守る、優しい魔王になりたいです」
リオの目が、眩しいものを見るように細められた。
「そう、勇者でも魔王でも関係ない。目指すところは同じ、というわけね」
「はい! ……でもアリスは、まだまだ分からないことだらけです。リオ会長はミレニアムのギルドマスターとして、アリスが間違った道に行こうとしたら止めてくれますか?」
「……勿論よ。任せてちょうだい」
元よりそのための準備はしてきた。
ただ、その力の振るい方はずいぶん変わりそうだ。
「改めて、ミレニアムへようこそ、天童アリス。貴女の加入を、
「はい! よろしくお願いします!」
柔らかく微笑んで差し出された手を、アリスも満面の笑みで握り返した。
「差し当たって、貴女の
「そ、
「私は運営のトップでもあるわ」
「うわーん!」
危険な存在をそのまま抱え込む訳にはいかない。すっ、と真顔に戻ったリオに告げられ、アリスは少しだけ涙目でごねたあと肩を落として光の剣へのセーフティロック増設を受け入れた。
リオはこのあと話を聞いていたヒマリから、事前に自分やネルに話通してたことも含めて「何か妙なものでも食べましたか?」と聞かれました。
回答は「妙な夢なら、見たわ。夢を理由にした行動は合理的とは言えないけれど……」とのこと。