Rebellion Fight of traitors   作:A.K

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主任『あ、今回は俺なんだぁ?じゃ・・・一丁やっちゃいますか!』


前回のあらすじ

新たな教師を迎えるために集められた生徒と教師たち、そんな彼女達の前に現れたのは、反螺旋と呼ばれた『アンチスパイラル』、人とは異なる高次元生命体『喜びのアドヴェント』、紅き英雄と対をなす《蒼き英雄》『ロックマンX』、そして赤い伝説のAC『ナインボール』……そして授業の終りに一年一組に現れたのは並行世界から呼び寄せた織斑千冬と艦娘と呼ばれる類人兵器の一人であるかつての大戦艦の生まれ変わりである大和であった。

主任『chapter6始まるぞ……愛してるんだ君たちをぉおおおおッ!!!!!』


chapter6「お前ら少しは話聞け」

~4時間目~

 

 

「まったく……来て早々に馬鹿騒ぎする気かお前ら?」

 

 

 また騒ぎになりそうだったのでブロリーに爆破してもらい巻き込まれて意識を失った一夏は直ぐに起き上がり、卍固めを並行世界の織斑千冬もといチッピーに掛けていた。 何げに一夏が《破黒》の手の部分だけを展開してるから暮桜の金属部分にヒビが入っている

 

 

「痛い痛い痛い、ほんとうに勘弁してくれ一夏Heeeeeeeelp!」

 

 

 既に一夏は復帰していたが頭には、妙なヘッドパーツを付けており、妙に渋いマシンボイスで一言言った

 

 

『元より助けるつもりなど無い……が、それより暮桜はどこから持ってきた?教えたら離してやる』

 

 

 やはりすごい迫力だ……自分の能力で人体構造を組み換えて変化させた頭は、茶色とモスグリーンを混ぜた迷彩柄のコーティングをしたミラージュ社製のACヘッドパーツ《H01─WASP》だ。それは一夏の感情表現でいう『怒』であり、元となったレイヴン《リム・ファイアー》と同じ位の迫力を持っている

 

 

  暮桜とは嘗て第一回モンドグロッソという世界大会で使われた伝説的なブレオン(ブレード一本だけの機体のこと)ISである。

 

 今ではどこにあるのかさえも分からないというが、こんな所にあったとは・・・まあモンドグロッソの映像を見たがはっきり言うと織斑千冬の動きは常人以上超人以下……だ。

 

  つまらない試合だ……気迫も薄いわ迫力もないわ覚悟もないわで、命を賭けてきた奴を馬鹿にしているのか?と思った、神機使いからしたら動きにムラが多いわ隙だらけだし、はっきり言うと俺たちの世界では生き残れないのは確かだ。

(そもそも超人以上の生物で溢れている所と比べるのはアウト)

 

 

  まぁ本人が『表』の人間としては異常なほど高く、《ドミナント》の適性もある故の慢心も含まれてると思う。 それだったら全力で戦った奴らの方が良かった・・・つくづくそう思う

 

  本当に覚悟して最後まで抗い続けた奴がいたのは確かであり、その覚悟は本物であるのは否定しない……そんなことを考えている内にチッピーは次のような答えを言った

 

 

「学園の地下から持ってきた!」

 

 

 どうやらプロテクトやらなんやら自分で解除、というよりは強奪してきたようだ

 

 そんなことなので・・・剥離剤(リムーバー)を使って剥がしました。亡国企業からも技術交流させようかな?

 

 

「提督……お助けください!明日まで、明日までお待ちください!」

 

 

 天子に亀甲縛りにされ、天井からぶら下がれている大和が懇願する。あの後(前回)食われかけた・・・性的な意味で。 つくづく顔を赤くしながらよだれ出して言うセリフではないんだがな、あとなにげにパラガス化してるし・・・

 

 

「コウマさんフィンマシやりましょうか?」

 

 

 両腕を『WH03─FINGER』にした一夏が言う。流石に両腕でのフィンマシ(フィンガーマシンガンの略称)は戦艦の装甲が厚かろうが薄かろうが、文字通り蜂の巣になるので流石に勘弁してもらった。大和でも1~2分で大破確定だからな

 

 わからない人のために言うと、外見はジオングの手を小さくした形のマシンガンだと考えてくれば分かり易い

 

 

「いや、ここは『とっつき』を使う。霊夢は大和を、幽香はチッピーを取り押さえてくれ」

 

 

 量子変換して取り出したのは愛用品である射突型ブレードのNIOWとKIKUだった。NIOWを一夏に渡した……ターゲットはチッピー、コウマは大和。

 

 

 因みにこのとっつきは改造品で、アルトアイゼンと同じ機構を利用しているので弾数を増やして連射可能となっている

 

 

「ところで二人とも……これを見てどう思う?」

 

 

 擬似QBを使い 二人の背後に立って、一夏が冷めた目で言う

 

 

「「凄く・・・大きいです……///」」

 

 

 その言葉を聞いて決めた・・・右手を引いて、発射体制に移して────

 

 

「ならば……男は黙ってゴー♂」

 

「ほぼ全身サイボーグでも……男は黙ってゴー♂」

 

 

 ────からのぶち込み!

 

ズドン・ズドン・ズドン・ズムン・ズムン・ズムン・ズド・ズムズド・ズム・ズド・ズム・ズド・ズム・ズド・ズム・ズドン!!!!!!

 

 

「あっ、アッーーーー!!♀////」

 

「チッピーは果てたか、なんとあっけない・・・チッピーは脆すぎますね」

 

 

  一夏の姿は頭は興頭(H07─CRICKET)で、フラジールのボディでとっついていた……何がどうしてそうなった?しかもCUBEボイスって逆流でもする気か?それよりもその体でどうやって使った!?

 

 この組み合わせは危険だ・・・無意識にそう思った

 

 

「だっ、駄目……は、果てます。果てちゃいます……あっ、アッーーーー!!♀////」

 

 

 大和もノックアウトしたか……ゲイヴンはもっと耐えれるが経験の差か。そんなことより……

 

 

「4時間目始めていいですよ」

 

「なら始めましょう・・・二人はどうするんですか?」

 

「放置しましょう・・・バナージ手伝ってくれ」

 

「わかりました」

 

 

山田先生はもう慣れたのかビクンビクンしてる二人を無視して、一夏とバナージは教室の隅に二人を座らせておいた……一人だけ亀甲縛りだが。

 

 

他の生徒はこのことについては考えるのを辞めた

 

 

~昼休み~

 

偶には学食という物を食べてみよう思ったので、バナージに教えてもらう事にした

 

 

「え?コウマさんと凱さんや一夏にアムロさんは使ったことないんですか?」

 

 

セットを買うためのチケットの自販機に並んでる時にバナージは驚きながら言った

 

 

「物資の安定供給が安全にできて、ムツミが来てラウンジが改装されるまではレーションと能力で作った唐揚げと水だったな・・・だから行ったことはないし見たこともないが情報だけはあった」

 

「・・・そういえばそうでしたね……昔の極東支部は今じゃ考えられない程厳しかったと聞いていたけど……すいません」

 

「いいんだ、厳しくても頑張ってこれたんだからな」

 

 

まだ幻想郷に来る前の極東支部は、今よりずっと貧しかった頃だ。

 

少しでも周りへの負担を減らそうと唯一無二ノーリスクで使える『唐揚げを作り出せる程度の能力』を使い、極東支部に肉を提供……後は水とレーションと生産性と備蓄性だけを求めた味が劣化したジャイアント・トウモロコシで食生活を補っていたのだ。

 

いくらアーコロージー(完全環境都市)で大量の食料が作られるとしても、その殆どはヨーロッパの本部に持ってかれる。残るのは本部が送る大量の味付けの悪いレーションと量だけを求めたジャイアント・トウモロコシだけである。

食用の肉も生産するが肉は全部本部がかっさらってしまう。

 

 

しかし、三年前に事態は動いた・・・本部が関わっていた《エイジス計画》による見返りでラウンジに食堂ができたこと、食堂で働くムツミが来たこと、密かに築いていた食料生産用スペースコロニーによる安定供給とクォーター級によるフォールド空間飛行での定期運送が可能となった為に、食料問題が解決したのだ。

 

 

あの時は本当に良かった……久しぶりに食べた米の味、味噌汁の旨みは今も覚えている・・・住民への食料運送もしっかりと補えるようになった時はすごく嬉しかった。

 

が、それを知った本部がもっと食料をよこせと煩く、それを無視をしたら本部の特殊部隊が侵攻、民間人に被害が出た為に本部に対する報復攻撃に繋がる《第一次欧極戦争》が勃発。現在までに第三次まで行われたが懲りないものだ。

そんなことを思い出してがらもチラリと凱の方を見た

 

「俺の時は命と一緒に弁当作ってたからな……学食は使ってなかったよ」

 

「へぇ……命さんとはバナージ位の時から仲が良かったんだな」

 

「まあな!そういえば一夏……あ、すまない」

 

 

一夏は……昔から地獄を味わってきた為に食事もろくに取れなかったらしい・・・友人であった五反田弾の親が経営していた今は亡き『五反田食堂』で寝泊まりしていたようだ。時には凰鈴音の家と、あの悲劇が起きる前の篠ノ之家でも避難していたようだ。

 

 

「いいんだ……今はお空やお燐・・・勇儀さんがいるから大丈夫だから……」

「ずっと一緒だからね!」

 

「一夏の苦しい顔を見るのはもうゴメンだよ……」

 

「あたし達がいるんだ・・・大船に乗ったつもりでいなよ!」

 

「・・・ああ、これからもよろしくな!」

 

 

 これを見て、凱とアムロとコウマは呟いた

 

 

「・・・青春だなぁ……」

 

「これが青春というものか・・・」

 

「若いねぇ……」

 

 

 その言葉にバナージと一夏は揃って言った

 

「「3人共、年寄り臭いですよ?」」

 

 

 バナージって何げに容赦ないな……アムロがショックで・・・うん、なんか白くなったぞ。それに声が同じだとどっちがどっちだかわからん。

 

 凱なんか「俺はまだ24歳だ!!オジサンじゃない!オジサンさんじゃ……オジサンじゃオジサンじゃオジサンじゃ」とか言いながらもハイライト消えてしまった・・・しばらく戻らないのに……しかも・・・途中から

 

」・ω・)」ゆー!(/・ω・)/しゃー!

 

 とか言い始めたぞ……ニャル子じゃないんだぞ!?あと俺は年寄りだな・・・うん

 

 

「それより結構混んでるな……しかし本当に男がいないんだな」

 

 

 並んでる中でシモンが驚き半分興味半分で言った。

 

 シモンが元々住んでいたカミナシティではニアの弁当の他にも、故郷であるジーハ村の村長が経営していたブタモグラ料理店で食事をしていたが、今まで行列を見たことがなかったのだ

 それはジーハ村の村長のやり方が、しっかりしていた証でもあるのは確かだ

 

 まともな生物でニアの料理を食べれるのはシモンとブータとコウマぐらいだろう・・・不老不死のヴィラル?螺旋王・ロージェノム?あいつらなら食った時点で沈んだよ

 

 ロシウ?大グレン団?他のメンバー?耐えれるわけない

 

 ロシウはトラウマ抱えるし、大グレン団は腹痛で壊滅したことを覚えてるし、胃に自身のある幻想郷住民も白目むいて倒れたしニンジャは爆発四散した、フラジールは案の定AMSから光が逆流した。

 

 

「来年からはIF科も併合するらしいから、この学園も来年からは《IS・IF総合学園》に変わって今より賑わうと思うぞ」

 

 

 カミナと共に先に並んで戻ってきたヴィラルが言った

 

 

「そうなのかヴィラル?」

 

「ああ・・・IFはISの次世代機であり、分類的には同じ種類の《兵器》と言ってもいい物だ。それにIFとISの技術を取り込んだ次世代型戦闘機や戦車などの他にも消防車の開発にも取り掛かりたいと思う奴は沢山居ると思うから技術を学びに来るやつも入るだろうな」

 

 

 IFとISの技術を応用した《EOS》がその代表的な例だ。但しIS側からの技術提供が少ないためか、重い・反動制御が悪い・最大稼働時間が10分程……等の問題点を抱えていた。

 それを一般車両や自衛隊で有効活用したいと思う奴はかなりいた……数年前の一夏達を殺すのに最後まで反対した自衛隊ではISにいい印象は男女共にないが。

 

 

「だけど政府が何かやらかさなければいいんだけど……」

 

 

 既に壊滅した日本IS委員会が出してきた生体兵器みたいに、コアを生体兵器の心臓パーツとして使われるのは勘弁したい話でもあり、IFには対災害用としての一面もあるので、IS以上の性能が当たり前とするために狙われる可能性もあるのだ。

 

 

「ISは兎も角IFには武装のロックシステムがあるし、その制御もIBISや財団がやってる限り、唯でさえ支配下である企業の技術者が流出している日本では破られないだろう」

 

「確かアニキがクラモチギケンって所に行って吸収合併させたんだったよな……誰だったかなあの人?」

 

「篝火ヒカルノだよ、あの姉ちゃんいつもあんな格好してるんだぜ?だけど魂とガッツは本物だぜ、EOSをあそこまで完成に近づけるなんてな・・・シモン次だぞ?」

 

 

 確かにあれは凄かった……とシモンはラーメン(特大400円)を選択して自販機から出てきたチケットを手に持ちながら考えた。

 

 倉持技研の主任である篝火ヒカルノ・・・彼女は束博士に並ぶ程の人物でありながら、今の日本と世界の情勢が面白くないと考えていた・・・そんな時にカミナと海で釣りしたら偶然会って、意気投合した後そのまま倉持技研と交渉して彼女達をカンパニーの傘下に迎える

 

 本人の姿はスタイル抜群で、整った顔と海のように青い長髪を含んだ美人なのに常にスクール水着みたいなISスーツを着て胸の所にひらがなで『ひかるの』と書いてその上にコート等を羽織った姿をしている変人・・・いや変態?だった。

 

 しかしその技術力は本物で、EOSをAC並の性能に底上げしたので現在ではEOSの研究を主にやっている。

 

 

 同時に更識簪の専用機《打鉄弐式》の開発を進めている。だったのだが先日、織斑秋人の専用機《白式》の開発を無理矢理日本政府から押し付けられたらしく、今ではGGGの開発メンバーとS.M.Sの開発メンバーが開発を進めるらしくいい傾向らしい。

 

 

「さて、後は受付の席に置けばいいんだよなバナージ?」

 

「はい、あとは順番に置いてください。番号の付いたプレートが渡されるからそれまでの間に席を手に入れましょう・・・今日はみんなが集まってる中央にしますよ」

 

「その方が楽でいい、じゃあとっとと行こうぜ!」

 

 

 因みに横入りは犯罪であるのはご存知だろうか?

 

 そう言いながら受付に置いて、プレートを回収したシモンとバナージはみんなが集まる中央テーブルに座った

 

 

「一夏は何を選んだんだ?」

 

「俺は和食セット、バナージは?」

 

 

 二回目だが声が同じだとどっちがどっちだかわかりにくい

 

 

「俺はオムライス、凱さんは?」

 

「俺は牛丼の特盛り+七味唐辛子1瓶分だな、ベジータは?」

 

 

 それは牛丼ではなく唯の真っ赤な丼じゃないのか?ベジータは心の中で思った

 

 

「豚カツセットだ、咲夜は広島風お好み焼きセット。ブロリーは何を頼んだ?」

 

「俺は特大鶏のから揚げ定食です。フランは・・・」

 

「ハンバーグ定食!・・・何げに凱お兄ちゃん凄いことしてない?」

 

「そうか?それよりもアムロは何を頼んだんだ?」

 

「凱・・・唐辛子のかけ過ぎだからな?俺は日替わりカレーだ。霊夢たちは?」

 

「私と幽香は一夏と同じ定食ね、天子が・・・」

 

「パスタとピザセットよ、偶には他の国の料理も食べてみたいのよ。勇儀は?」

 

「あたしやお空は他人丼だよ、お燐が・・・」

 

「海鮮丼だよ!幻想郷じゃああまり食べれない海の魚があるからね・・・カミナは何を頼んだの?」

 

「俺とヴィラルはステーキだ、男はがっつり食べないとな!ターレスと早苗は肉じゃが定食だとよ。他人丼って卵と鶏肉じゃなくて、卵と豚肉とかを使ったやつだったな・・・夜に食べるか」

 

「コウマは?ってもう取りに行ったのか・・・」

 

 

 皆で色々なものを買ってるなぁ・・・と思った時更に5人来た

 

 

「あらあら、かなり賑わってるわね?」

 

「リーロンじゃないか、そのキノコは椎茸だろ?しかも天然の椎茸!」

 

 現在の時期では椎茸が旬だったのを覚えていたので、シモンはすぐに分かった

 

 

「シモンの言うとうりこれは椎茸の入ったキノコ定食よ、しかも期間限定の天然の椎茸で作った炊き込みご飯があるわよ!」

 

 

 贅沢に使ったな・・・と考えながらもふと思い出した

 

 

「今年も椎茸の時期か……今年は収穫しようかな?悟空はどうする?」

 

 

 山の中によく行っている悟空に聞いてみた

 

 

「うーん、今年は少し早いな。取れてもまだ少しは小さいぞ?」

 

「そうか。そういえばオルコットはどうしたんだ?」

 

 

 会話に参加出来てなかったが、シモンが話しかけたことによってセシリアはようやく参加できた

 

 

「席の場所を取りたくて・・・「なら隣に座ってもいいぞ」カミナさん!?」

 

「ありゃ?様じゃなくなったのか「こちらの方がよろしいかと思いまして・・・」ならそうしてくれ、こっちの方が話しやすいしな。あと隣が誰もいないからな……みんなで食べた方が楽しいぞ」

 

「で・・・では、失礼します!」

 

「そんなに縮こまるなよ、気楽にいこうぜ!」

 

 

 二人とも今日会ったのに仲がいいなぁ……とバナージは考えていたが、山田先生の姿を見て考えるのを中断して話しかけた

 

 

「そういえば、山田先生はどうしてここに?」

 

「バナージ君もいましたか・・・私はリーロンさんと孫先生に誘われて来ちゃいました」

 

「・・・なら隣いいですよ」

 

「い、いいんですか!?」

 

「カミナさんも言っていましたけど、大勢で食べた方が楽しいですよ」

 

「お、男の子と・・・い、一緒に?「山田先生?」で、では失礼させていただきます!!」

 

 

 この世の中(女尊男卑)になってから、町に出て食事をした時でも男性が隣を避けていくので異性と食事をするのは初めてだということを知らないバナージは首を傾げていた

 

 

 最後に来た5人目・・・リンクスであるメイ・グリンフィールドは霊夢と幽香の間に座った。

 

 

「コウマから聞いていたけど、貴女がメイ・グリンフィールドね?私は風見幽香よ、ウィンDから貴女のことは聞いていたわ」

 

「私もウィンDから聞いていたわよ、幽香!私は比那名居天子。よろしくね」

 

「よ、よろしくお願いします!!」

 

 

 霊夢の視線はメイの胸部に向かっていた・・・同じくらいの年齢で、なんでこんなにも大きさが違うのか!?と思ってしまう程メイのは大きかったのだ・・・霊夢も普段はサラシで覆っているけど胸部は大きい。

 しかしメイは次元が違っていたのだ・・・幽香に匹敵してるほどである

 

 と、そんな時に受付の方から注文ができたことを知らせる声が聞こえたのだが・・・

 

 

「広島風お好み焼きセット取りに来いや」

 

「「ハラショォォォォオオ(хорошо)!!!」」

 

「カレーができたのです!」

 

「鰆定食ができたぞ・・・足柄とItaliaはどうだ?」

 

「豚カツセット二人分できたわよ!」

 

「ピザとパスタもできました〜!」

 

「大和の特製牛丼とハンバーグもできましたよー!」

 

 

 凱達はその声を聞いて、直ぐに行った・・・どう聞いても知り合いの声だということを実感しているからだ。

 

 ふと、霊夢が言った

 

 

「艦娘、妖怪、人間、超進化人類、強化人間、ニュータイプ、サイヤ人・・・不老不死の螺旋の戦士ってとんでもないところになったわね」

 

 

 何げにとんでもない戦力が集まってしまったIS学園であった

 

 

 場所は変わり、受付に行ったメンバーが見たのは・・・

 

 

「大和・・・お前らもその格好・・・」

 

「鎮守府に貼ってあったじゃないですか、『IS学園食堂バイト求む』っていう張り紙が!それよりどうですかこの姿!」

 

 

 受付にいたのは、いつの間にか居なくなっていた落ち着いた色の赤のエプロンと白い三角頭巾をつけた大和の他に、魚を捌いているのは服装が色々な意味で危険な姉妹艦である 同じ大和型戦艦二番艦《武蔵》、紫色の服装に黒の三角頭巾とエプロンをつけた妙高型三番艦《足柄》、хорошоと言っていたのは暁型2番艦《響》、カレーを作っていた暁型駆逐艦4番艦《電》、国家解体戦争に参加したオリジナルリンクスの一人であるリンクス№25ボリスビッチ・・・とても濃いメンバーが揃った

 

 

「すごく似合ってるじゃないか・・・で、なんでお前もいるんだド・ス?」

 

 

 出てきたのは五十代半ばを過ぎたガタイのいい体と顔に多くの傷をつけたこの男は、アルゼブラ傘下企業《テクノクラート》所属のリンクス、カラードrank19『ド・ス』だった。

 

 彼はアーマードコアシリーズ唯一無二の広島弁で、専用機《スタルカ》。主に使うマシンガンやロケットの他に主兵装として射突型ブレード(パイルバンカー)を装備するとっつき職人である。

 

 なぜか所属しているアルゼブラ社に誇りを持っているようで『大アルゼブラ』と呼んでいる。が、最近すっかり姿を見せていなかったので探していたのだ

 

「ワシも大和達と同じじゃ・・・我が大アルゼブラでもバイトの紙が貼ってあったんじゃ、老い先短い老兵だから好きにやらせてもらうで・・・ほら十六夜持っていけ。出来立てがぶち美味いからよ」

 

「そんなんですか・・・ありがとうございます!では先に戻らせてもらいますね」

 

「わかった・・・足柄、豚カツセットは?」

 

「できてるわよ・・・はぁ……早く結婚したいわぁ。ほら豚カツセットよ!」

 

「済まないな、しかし足柄なら出来ると思うが?」

 

「・・・そうだったらいいのになぁ」

 

「・・・足掻けばいつかチャンスは来るはずだ」

 

 

 そう言いながらベジータは咲夜の元に行った

 

「しかし、大和と武蔵が揃うとは・・・深海側の攻撃も少なくなった証か」

 

「そうだな・・・私もこうして食堂で働く事ができるのも、平穏になった証だから感謝してるよ提督。ほらキノコ定食だ」

 

 

「ありがとう……本当に懐かしいな、まだ半年も前の事なのにな……」

 

 

 ある日突然異界(艦これ)の平行世界に飛ばされて、彼女達(あいつら)を拾ってその涙を振り払い、今こそ立ち上がれ!と鼓舞をして、恨みと怒りをその体に刻み苦しみの元凶を断ち、その身をアラガミ(八百万の荒ぶる神々)に堕としながらも戻ってきた。

 

 同じ釜のメシを喰らい、共に励み、深海棲艦との戦いの意味を考え、意味なき戦争を少しでも互いに分かり合える状態に導いたあの日々を....すごく懐かしくも感じた。

 

 本当に懐かしい日々だった。

 

 

「提督、早くしないと冷めてしまうぞ?」

 

 

 昔の記憶を思い出していて、周りの声が聞こえていなかったのか武蔵の声が大きく聞こえた

 

「済まない・・・あとそこの娘は新人……イタリア国旗のマークからしてイタリア出身艦なのか?」

 

 

  武蔵の横にいた薄い茶髪のイタリア人の女性・・・武蔵といることと今まで見たことない顔とイタリア国旗のマークを付けていることから、イタリア出身の艦娘と思われた

 

 おっとりとした雰囲気を持つ彼女はどこか幼さを残しているが・・・胸部装甲は桁違いだった。

また龍驤が「んぎぃぃぃぃぃぃ」と血の涙を流しながら歯ぎしりしているのが見えた気がした

 

「あ、あのう・・・この子は?」

 

「・・・む、Italiaさん。この方は私達の提督さんなのです!」

 

 

 ありえないっと言わんばかりに驚いた顔をしていたが、仕方が無いだろう。見た目が子供だし・・・背が低いし。記録では『成人男性の平均よりも高い』と聞いていた筈なのだから

 

 そんなことを考えていると、凱が電に話しかけていた。

 

「お、電じゃないか!元気にしていたか?」

 

「凱機動隊長さんもお久しぶりなのです!」

 

 

 凱と電が出会ったのは艦これの世界に行ってからその世界で半年目を迎えた日に、艦これの世界から元の世界に戻るきっかけとなった《ギャレオリアロード》である。

 

 なんと、この艦これの世界には消滅した筈だった次元ゲート(ギャレオリア彗星)が存在して、コウマを探していたジェネシック・マシンとファイナルフュージョンした凱がそこを加速して突破、あまりにも加速しすぎたので大気圏を突き破り資源を探していた電・雷・暁・響・天龍・龍田の近くに着弾。

 

 それが電と凱の出会いだ・・・決してゾンダーが現れたわけではない、決して比叡カレーを光にしたわけではないのだ。

 

 そして時間の流れが非常に異なっていたのもわかったのである。

 

 凱の話によれば、艦これの世界での半年が幻想郷での1週間、幻想郷での半年が極東支部では6日間とかなり複雑だったが紫とアンチスパイラルの協力でタイムラグを艦これと幻想郷を同時間経過とし、極東支部はその差がはるかに違うように調整された。

 

 

 

「久しぶりだな電、前に会ったのは南方海域のMO作戦辺りだったな・・・牛丼はできてるか?」

 

「大和さんが持ってるのです!」

 

「牛丼を取りに来ました!あと、唐辛子一瓶で・・・す」

 

 

 他の艦娘たちの目が驚きに包まれる、まぁ普通はそんなに唐辛子を使わないし、目の前で手刀で瓶の首を切り落として全部かけたのを見せられれば言葉を失う

 

 

「ありがとう・・・じゃあ先に戻るぞ!」

「あの、提督・・・あの方は昔からあれですか?」

 

 イタリア艦の艦娘が言った、凱の事についてどうやら話だけは聞いていたようだ

 

 

「そうだ、それと君の名前を聞いてなかったね」

 

 

 そうだったと言わんばかりに、彼女は敬礼をしながら名前を言った。

 

 

「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦《リットリオ》改めて《Italia》です!」

 

「元気で結構!あれ?なら姉妹艦である《Roma》は?」

 

「Romaは鎮守府でS.M.Sの皆さんと買い物です!」

 

「買い物か……だいたいボビーだろうな」

 

「ボビーさんを知っているのですか?」

 

「ボビーって言ったら、クォーターでの強襲形態のパイロットだし、知る人ぞ知る伝説のメイクアップアーティストだぜ?」

 

 

 ボビー・・・本名はボビー・マルゴ。

 マクロス・クォーターの乗員の一人であり、S.M.S入隊前は伝説のメイクアップアーティストとして名を残している。

 二つ名は『ダルメシアン・ハイスクールの黒い悪魔』、かつて地球圏をマクロスを乗っ取ってから洗脳したAI《シャロン・アップル》によるシャロン事件を当時新型試作VFであるYF-19エクスカリバーのパイロットであった英雄のイサム・ダイソンと同じ学校の出身でもある。

 そんな彼の事を会話をしながらも昼食を終えたのだった……

 

 

 

 五時間目 ロングホームルーム

 

 

 アンチスパイラル、リーロン、チッピー、山田麻耶の四人が入ってきて リーロンが口を開いた。

 

 

 

「みんな今日はお疲れ様・・・疲れたけど今から『クラス代表』についての話があるからよく聞いてね?」

 

 

 クラス代表という言葉を聞いてざわざわと騒がしくなった。

 

 クラス代表とはIS学園におけるクラス委員長を意味しているが、同時にISを使ったイベントでのクラス代表も意味していた。

 

 大きく意味があるのは五月に迫った『クラス代表学年別トーナメント』である。

 

 

「来月に行われる学年別トーナメント……及び、このクラスの委員長を決めたいと思うわ。クラス代表は各クラスの中で一番強い人が代表になるのが当たり前になっているわ」

 

 

 リーロンが電子式黒板にクラス代表学年別トーナメントについての話を書いた。

 書き終わったあとにアンチスパイラルが続けて言った。

 

 

「出場したい人は手を挙げてくれ、立候補や推薦でも構わん……あと専用機持ちは強制出場らしい」

 

 それを聞いて次々と手を挙げた

 

「生徒会に入る前に腕鳴らしでもしておくか・・・!」

 

『なら、仕方が無いな・・・俺が出るぜ』

 

「アニキが出るなら俺もいくぜ!」

 

「なら、俺が出ないわけにも行かないだろう……俺も出る!」

 

「私も出たいけどまだ機体がね……私はパスね」

 

「てんこは出ないのかぁ?「てんこ言うなぁ!」無☆視「ハァッ☆」なら俺も出よっトー!!」

 

「ブロリーも出るなら私もやるー!」

 

「ブロリーとフランも出るのか、なら俺もやるぞ!」

 

「私もお供します!」

 

「・・・凱はどうする?」

 

「俺は出てみるけどアムロ大尉は?」

 

「俺はまだ機体の調整が残っていたけど今日で終わるからでるよ」

 

 

 現在の状況では、一夏、勇儀、お空、お燐、霊夢、幽香、早苗、ターレスは未定。天子は出るつもりはなかった。

 一方で、それ以外のメンバーは出る気マンマンだった

 

 そんな時グレン(カミナ)が手を挙げた

 

 

『俺はセシリアを推薦する!』

「か、カミナさん!?」

 

 

 まさか自分が推薦されるとは思っていなかったのか、かなり慌てていた。

 

『セシリアは代表候補生なんだろ?だったら戦える程の力はあるさ・・・!』

 

「なら・・・このセシリア・オルコットも参加させていただきますわ!」

 

「オルコットが出るなら俺も出ないとな・・・」

 

「代表候補生とやらの力を見せてもらおうかい?あたしも出るよ!」

 

「一夏も出るなら私もやるー!」

 

「はぁ・・・お空が危なかっしいから私も出るよ」

 

「みんなやる気があるから私もやるわ」

 

「あら?じゃあ私も出ようかしら?」

 

 

 と、そんな時ドアが開いた・・・そこにいたのは前々回に吹き飛ばされベジータ達に海に落とされた織斑秋人と学園地下に置かれていた篠ノ之箒とIS委員会に送られていた織斑千冬だった。

 

 チッピーの姿を見て織斑千冬は後ずさりをした。目の前に自分がいたら誰でもそうする。

 

 

「おやおや、誰かと思ったら屑斑血冬と屑弟じゃないか?」

 

「貴様ぁ・・・なぜ私と同じ姿をしている?」

 

「お前たちでは理解出来るわけないだろう?」

 

 

 同じ声、同じ姿・・・だが纏う空気はチッピーに軍杯が上がる。覇気を纏い強い意思を持つ目、恐れを知らぬ魂を持つ者こそこの空気において勝者となる。

 

「会話の途中で悪いけど、ちょっといいかしら?」

 

 

 会話に入ってきたのはリーロンだった

 

 

「織斑千冬・・・貴女はIS委員会に引き渡されたはずよ?なんでここにいるのかしら」

 

「政府がIS委員会を脅したから出てきた・・・それ以外に説明がいるか?」

 

「そう・・・だけどここにあなたの居場所はないわよ?」

 

 リーロンの言うとうり、担任はアンチスパイラルが行っている。その為残っているのは寮長なのだが・・・

 

 

「因みに寮長は私だ!」

 

 そうチッピー・・・平行世界の織斑千冬が寮長になったのだ

 

 

「偽物が私の仕事をできるとでも・・・!?」

 

「・・・私の正体すら理解できないとは、哀れだな」

 

「じゃあお前はなんなんだよこの偽物が!」

 

 

  秋人が罵声を浴びせながらも篠ノ之箒も敵視した目を向けてきたら、そういえばまだちゃんと説明しなかったなと思ったので言うことにした

 

 

「なら教えてやろう・・・私は平行世界の織斑千冬の1人だ。そしてお前がやらなかった仕事で潰れそうな山田くんを補助するために来たのだ!」

 

 

 チッピーは『仕事をしっかりとこなしながら、女尊男卑社会撲滅のために一夏達と共に動いていた世界』の織斑千冬である。

 

 そんなチッピーはこの世界の後輩である山田先生の仕事量にいてもいられなくなりやってきたのだ。因みに先ほどその世界の一夏から「迷惑かけてすみません」とメールが来た。

 

 

「そんなことのために来たのか?」

 

「そんなことだと?貴様・・・後輩を過労死させることになったらどうするつもりだ?家族に何と言うつもりだ?」

 

 このまま殴り合いになりかけた時に、声が掛かった

 

 

「ならどちらが正しいかISで決めればいいじゃん」

 

「おい一夏話を聞け」

 

 

 言葉をを掛けたのは一夏だ、そこから勇儀が加えて言った

 

 コウマはスルーされた

 

 

「これからクラス代表を決めるからさ、どちらが寮長にふさわしいか決めれば互いに白黒つくだろ?」

 

「クラス代表だと?」

 

 

 織斑千冬は黒板を見て顔を顰めた・・・それに対してアンチスパイラルが言った

 

 

「不満か織斑千冬?」

 

「なぜ面汚しがいて秋人の名前がない?」

 

「・・・いなかったからだ。それに面汚しという人間はいない」

 

「おいこら織斑千冬」

 

「なぜターレスと東風谷、それに比那名居はなぜ出ない?」

 

「専用機がない、それが理由だが?」

 

「なら教師命令で出せ、カンパニーの人間なんだろう?それに男性操縦者なら尚更だ。何もしないならモルモットにでもなればいい」

 

「おいこら織斑千冬」

 

「てめぇ・・・!巫山戯んじゃねえぞ・・・早苗を一人にさせたくないから俺は立候補しないんだ・・・それにモルモットになるつもりはねえぞ!」

 

「ターレスさんをモルモットよばりしないでください!」

 

「・・・貴様は何様のつもりだ!生徒をモルモット扱いするなど誰ができるか!?」

 

「ふん、得体の知れない奴が教師をやっているのも何とも言えないがな「巫山戯ないで下さい!」なんだ山田か」

 

 会話に加わったのは先程から黙っていた山田先生だった

 

「いい加減にしてくださいよ、確かにアンチスパイラルさんは真っ黒で白いところが目と口で腕が伸びたりするから得体の知れない人かもしれないけどアンチスパイラルさんは貴方よりもっと信頼できて優しい人です!それに代表候補は教師が無理矢理決めるのはダメですよ!」

 

「お前は先輩に対してそんなことを言うのか・・・なら後輩にはしっかり教育してやらないとな・・・ついでに私に反論した奴に話をつけてやらないとな」

 

 

 千冬の腕が山田の首と早苗の首をつかもうとした時、その腕を遮った物が4つ現れた。

 一つは巨大なライフル(ビームマグナム)(メガ粒子の代わりに圧縮空気を装填)、二つ目は黒く伸びた腕(アンチスパイラル)、三つ目は雪片(チッピー)、四つ目は緋想緋緋想の剣だった

 

 

「何やろうとしてるんですか!?貴女はそうやって見下す事しかしないのですか!?」

 

「人生としてでは私が先輩だ・・・だがな教師としてでは山田の方が先輩なのでなやらせはしないぞ」

 

「本当に滑稽だ・・・気持ち悪いよお前」

 

「これって大人のやることじゃないわよ?あと人の友人に手を出さないで!」

 

 

 またもや一瞬触発の空気になったその時である

 

 

「お前ら少しは話聞け・・・!」

 

 肉が盛り上がり骨が砕けるような音とともに声が低くなったコウマの声が聞こえた

 その体にある筈のない”機械のパーツ”が背中から飛び出ておりその中からビット?いやファンネルにも見える物体を吐き出して銃口を向けていた

 

 このパーツはHARPYと呼ばれ、元々はAC用の使い捨てビット兵器だ

 

「コウマさん・・・」

 

「バナージ、今はクラス代表の話だろ?そんな奴に構うな。それにいくら圧縮空気を装填したビームマグナムだからといってもまだどれくらいの威力があるかテストされてないんだぞそれ?本社でテストしてくるからそれは回収」

 

「え!?わかりました」

 

「双方手を引け・・・まともな奴なら今はやるべきではないことだとわかっている筈だろう?あと・・・秋人・・・織斑千冬・・・早苗に手を出すなら俺を殺してからにしろ!あと天子、緋想緋緋想の剣をしまえ」

 

 

 ビットを秋人と千冬の後頭部に配置させ双方を引かせてからビットを量子化した

 

「ならお前を殺してやるよ!」

 

「オラァ!!」

 

 

 そして秋人が殴りかかってきたので気絶させようとしたら、天子が先に気絶させて止められてしまった。

 

 

「弱いわねこいつ」

 

「お前と比べるなよ・・・」

 

「一夏も殴ろうとしたのよ?」

 

「そうなんだぁ?で、それが問題?」

 

「主任化しないでよ・・・あとコウマはなにか話があるんじゃないの?」

 

 

 天子からそう言われて、そうだったと言わんばかりの表情をして天子が席についてからコウマが言った

 

 

「轡木十蔵さんからの指示でな?今回の事を予測して事前に対戦順は決まってるんだとさ」

 

「あとクラス担任についての話とクラス代表決定戦の話だ」

 

 コウマは懐から一枚の紙を取り出した

 

 1クラス担任について

 前クラス担任が不服を申し上げた場合、現クラス担任と対決をしてもらい勝った方がクラス担任とする。なおその時の映像は世界でリアルタイム配信とする。

 

 

 2クラス代表決定戦について

 

 日本政府からの要請で織斑秋人には専用機を贈与、カンパニーの特殊部隊隊長を務める織斑一夏と戦ってもらう。他に候補者がいた場合織斑秋人は他の候補者と戦ってもらう。その他については自由とする。

 教師の命令としてでの強制的な候補者がいた場合その候補者はクラス担任決定戦に参加しなくても良い

 

 シモンとカミナの両名の機体は二人で一つの存在なので基本は二人一組みとされる

 

 IS学園理事長轡木十蔵

  仙豆カンパニー代表神威コウマの了承

 

 

「つまりだ・・・これで俺達はこのクラス代表決定戦とクラス担任決定戦の準備が出来たってわけさ」

 

「つまりだ・・・貴様はこのことを想定していたと?」

 

「想定しなかったらこうもせんわ」

 

 

 ケラケラと笑いながらもその顔は、まるで品定めしている様な目線を向けていた。

 最後にリーロンが付け加えた

 

「あとクラス担任決定戦とクラス代表決定戦では当日前までの不意打ち、闇討ち、相手機体の情報、なんらかの妨害行動、それらを含めたあらゆる不正行為は禁止するからね・・・やったらただじゃ済まさないからな」

 

 

 リーロンが珍しく男口調に戻った・・・つまり最終通告である事を決定されることがここで証明された

 

「あれ?じゃあアニキと常に一緒てことは・・・『アレ』で戦えということか?」

 

「そういうことよ「ちょっと待ってくれ」どうしたのチッピー?」

 

 

 今回の内容できになったことがあったのか、チッピーがリーロンに質問をした

 

「なぜ機体情報を調べるのはダメなんだ?「わかりました!」わかったのか山田くん?」

 

「相手の情報を調べさせないことで、自分だけでどのようにして動くかを鍛えるつもりなんですね!」

 

「あたりよ山田先生、今回の内容は情報がない中でどれだけ動けるか、さらにどのようにして対策を考えるかを鍛えてもらうためよ・・・アンチスパイラル」

 

「時間か・・・今日の授業はここまでだ。明日からは通常授業があるから各自準備を怠るなよ?それと・・・織斑千冬」

 

 

 アンチスパイラルは織斑千冬に対し指をさしながら言った

 

 

「貴様にこのクラスは渡せない・・・山田先生に仕事を押し付けるような愚かな螺旋族は私が潰してやろう・・・!」

 

「やれる物ならやってみろ・・・後輩は先輩に従うものだ。此処では私が法である事を教えてやる!」

 

 

 一瞬即発の空気の中で、こうしてクラス代表決定戦とクラス担任決定戦という対決を迎える事になった

 

 

 

 そして、1週間が経過した

 

 

 




咲夜「次回予告です!」


遂に火蓋を切って落とされたクラス担任決定戦

世界が織斑千冬と戦うアンチスパイラルの姿を捉えようとする

そしてアンチスパイラルの使う機体とは!?

次回chapter7「傲慢を砕く絶対的絶望のドリル」

絶対的絶望が牙を剥く・・・!

咲夜「さて・・・私も準備しましょう」
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