Rebellion Fight of traitors   作:A.K

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幽香
「守ってみせるわ・・・あの人も、あの娘が愛した一夏を!」

霊夢
「見てみたい、外の世界を・・・一夏が苦しんだこの世界の今を・・・!」

コウマ
「確かめなければならない・・・世界の全てが集まるこの場所を!」

一夏
「俺は・・・終わらせなければならない、『宿命』を『織斑』としての自分という『運命』を・・・だから行くよ箒」











「お前を殺して、救ってみせる。それがお前に対してできる唯一の救済だから」



episode1・・・プロローグ編

終結ッ!!

episode2・・・IS学園前編

開幕ッ!!


chapter2「IS学園入学と夢の中で語られた真実」

俺──織斑一夏は夢を見ていた

 

とても懐かしい夢だ

目の前にはかつての友人である篠ノ之箒がいた。

 

 

ああ、またこの夢か・・・もう見たくもないのにまた見てしまうのか───とこの時俺は思っていたが何かが違った

 

目の前には俺がいる・・・所々痣だらけの俺がいる

 

ではこの目線は・・・

 

「じゃあな箒ー!」と幼い頃の俺が遠ざかっていく

 

「い、一夏ッ!!」と箒は呼び止めて叫んだ

 

 

「明日、お前に言いたいことがあるんだッ!!・・・てもう聞こえないか・・・はぁ」

 

 

まさか・・・これはッ!?

 

この時俺は理解した、いや思い出したのだ記憶の片隅に封印していた『外の世界』の記憶だ。しかし俺の目線からではない

 

 

この記憶は箒が襲って来るようになった時の前日の箒の記憶であるのは間違いなかった

 

モンドグロッソでよりひどくなってきたリンチが続いてた時の記憶だ

 

そうして箒は神社に戻ろうとした時・・・目の前が暗くなりいつの間にか、織斑秋人が目の前にいた

 

 

「あいつに別れは済ませたかい?」

 

「ああ、別れではない・・・『再開』を願ったさ」

 

 

ッ!?なんだ、なんだこれは!?

 

 

「箒は僕のものにならないといけないんだよ、あんな『出来損ない』なんかより姉さんや束さん僕と箒なら完璧な肉親になれるんだよ!」

 

織斑秋人は箒の体を舐め回すように見ていた。

箒は他の同世代の女子よりはかなり成長しているから出るところは出て引くところは引いていた

 

こいつ・・・この時からこんなに腐ってやがったな

 

 

「・・・ひとつ言わせてもらおう、今日は何をするつもりできたんだ?バットか?ライフルか?今日勝てば約束は果たせてもらうぞ」

 

 

約束・・・?箒はあいつなんかと何の約束をしていたんだ?

 

 

「『3日間勝ち続けば織斑一夏の親権を篠ノ之一族に譲渡し織斑一夏や凰鈴音達には手を出さない』だろ?約束は果たすさ」

 

 

箒・・・まさか俺達の為に戦っていたのか!?

 

 

「今日はその三日目、これで貴様の暴虐からあいつらを救って見せる。あの時私が救われた時と同じように・・・今度は私が救うんだ!」

 

そうだあいつも俺と同じようになった時があったな

 

原作の俺から聞いた話だと、原作では箒が虐められそれで助けたあとに、しばらくしてから重要保護者プログラムで転校したあとに鈴が来てこの世界の箒の代わりに鈴を助けたんだったらしい。それがこの世界では鈴が既にいて箒がイジメられていたんだ

 

その時に俺が鈴や弾に数馬達と一緒に箒を助けたんだったな

 

と思い出にふけった時にとなりに誰かの気配がした

 

その姿は傘を持ち、赤いチェック柄の上着を着た短い緑髪で燃えるような赤い目をした女性・・・風見幽香だった

 

「幽香さん!?なんでここに!」

 

「一夏、これは?」と幽香が狼狽えながら聞いてきた

 

「はい、これが俺の外の世界での数少ない友人であった箒の変貌する直前の記憶です」

 

「だけどなんで私も一夏と同じ夢の・・・過去の友人の記憶の世界に?」

 

「・・・もしかして、その首にかけてるネックレスはサイコフレームじゃないですか?」

 

幽香の首には緑色に輝く向日葵のネックレスが存在感を出していた。この光を放つのはサイコフレームであるのは幻想郷では有名な事だ。

 

「コウマが送ってくれたネックレスがサイコフレームだから、一夏の記憶に反応して入った・・・!?アンジェロが言っていたサイコフレームの共鳴現象ね」・・・と幽香が言った

 

「あ、動きが始まりました!」

 

 

何らかの行動がとられたので俺と幽香さんは箒の方に目を戻した

 

 

「今度はこれだよ・・・姉さん!」

 

すると突然箒が倒れた、その頭からは血が流れている

 

 

「・・・織斑・・・千冬!」

 

 

忌々しい様に箒はその名を吐いた

 

そこにいたのは木刀を持ったブリュンヒルデ・・・織斑千冬だった。

 

 

「秋人の頼みだ、あいつには料理人として隷属してもらう」

 

「外道が・・・一夏を苦しませた根源め!」

 

「じゃあ姉さん、あの薬を飲み込ませて」

 

 

その言葉に従い千冬が肩に背負ったバッグから取り出したカプセルに入っていたものに一夏と幽香は恐怖した

 

 

「「・・・ケドラ!?」」

 

 

そう、得体のしれない触手状の体を持った一つ目の化物・・・古代ミケーネの戦闘用人口知能のケドラだ。

 

かつて幻想郷に現れたミケーネの神々をマジンガーZとミケーネで唯一人類の味方になりミケーネの神々と戦ったZ(ゼウス)マジンガーが先に殲滅した事で有名になった存在だ。

 

その際には何体かのケドラがYF─27を何機か乗っ取りその性能を遺憾なく発揮し幻想郷に大きな混乱を起こし全員を恐怖させたのだ

 

 

「なんでケドラを!?」

 

「一夏、ケドラは作れるのはミケーネの神々しか作れないはずよね!?」

 

 

ケドラはミケーネの神々しか作れない・・・では何故あいつが持っているのかそれは一夏にも理解できなかった。

 

 

「こいつを飲めばあいつの親権はそっちに譲ろう」

 

「その時には私は奴隷になるということか?」

 

 

何故か箒はケドラの性質を知っていた。ケドラは本来はミケーネの神々の器である機械獣のボディをコントロールする為の存在・・・しかしとある並行世界『再世時編』ではその世界のプトレマイトス2を取り込もうとしたり、ミケーネ文明外の機動兵器や戦艦を隷属化させる能力を持っているのだ

 

それは機械だけではなく、マジンガーZのプロトタイプであるエネルガーZの開発者であり兜甲児の父である兜剣造すらも取り込んだのだ

 

 

「き、貴様何故それを!?」

 

「そいつはケドラ・・・姉さんが世界から駆逐した筈の機械生命体、その本質はデータを取って直ぐに理解したさ、機械を使った奴隷生産マシーンと言ったところだろ?」

 

「そ、そんなことを知った上でお前は何もできない・・・こうすれば!」

 

 

そう言いながら千冬は箒の手足に五寸釘を突き刺し、地面に固定し周辺を血で染めた

 

その痛みの声を聞きたかったのだろうが、その声が出ることはなかった。

 

 

「・・・!」

 

「箒ぃ!!」

 

 

一夏は叫び、幽香は顔を背けた

 

耐えたのだ・・・尋常ではない痛みなのにずっと耐えているのだ。口を必死に抑える姿は常人の持つ精神力ではない、とその時、箒から黄金の光が溢れ出してきた。

 

一夏と幽香はこの光を知っていた・・・『JOJO』の名を持つ者達や勇気を持つこの光の名をッ!!

 

 

「「波紋!?」」

 

 

そうッ!!石仮面の隷属となる吸血鬼達『死の力』とその製作者である『柱の男』に対して相対する『命の力』・・・波紋呼吸法によって生み出さられる人体に宿す生命エネルギーの事だッ!!

 

 

「ふ、ふふふ・・・!」

 

 

不敵な笑みを浮かべて箒は笑ったのである、しかしその体には溢れるばかりの生命力を溢れださせていた

 

 

「ひぃ!?」

 

「き、貴様気でも狂ったのか!?」

 

 

千冬の言葉に対して箒は「狂った・・・?違うな!」と叫び続けて言った

 

 

「これしきの痛み・・・一夏達が味わってきた痛みに比べれば、遠く及ばん!」

 

 

ブチブチブチブチ・・・!!

 

 

箒はそう言い、五寸釘で地面に固定された手足を無理やり引き剥がした。その手足は所々がちぎれもう何時死んでもおかしくない出血量だ、だがその目には『後悔』の感情はなかった

 

 

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・私が、例え私がお前たちの奴隷になり、虐殺をし、ゴフッ、嫌われようと、その果てに一夏に殺されようと、私は『後悔』は、しない・・・」

 

 

体を血に染めながらも千冬が落としていたケドラのカプセルを半分ほどなくなった右手で持ちあげた

 

その言葉にはまるでこの先に起きる出来事を理解したかのような発言があった

 

 

「辞めてくれ!辞めてくれ箒!もう・・・やめてくれぇぇぇぇ!!」

 

 

一夏が泣きながら叫ぶ、しかし此処からは一夏の声は届かない

 

 

「私は・・・死後裁かれるだろう、これから人を殺し虐殺を繰り返すのだろう・・・」

 

 

その足取りはもういつ倒れても可笑しくないだが「しかしッ!」と箒は叫んだ

 

 

「後から来るもの・・・一夏や『黄金の魂』を持つ者たちが終わらせてくれるだろう、この世界の闇を晴らし人類に黄金の時代を迎えさせるために・・・ISを、姉さんが願った宇宙へ飛立つ日を迎えさせるだろう・・・だから私は最後まで抗う」

 

 

そう言いまだ殆どが残っている左手でカプセルを開けた

 

 

「そして、私が見せるのは古来より人類が未来へ生きる者達へ祈る『人間の魂』だ・・・織斑一夏を愛した『私の魂』だぁああ!!!」

 

 

その瞬間箒から途轍もない覇気が放たれ千冬と秋人を睨み叫んだ

 

 

「私の魂は、私の心はッ!!貴様等に、貴様等に・・・屈しないッ!!」

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

ケドラを飲み込んだ

 

 

 

そして一夏と幽香の頭の中に声が響いた

 

 

 

 

これを聞いた時、私・・・篠ノ之箒はもう心と魂を失っているでしょう

 

姉さんに託した特殊なバイオシステム・・・?とやらを使って最後のメッセージを、織斑一夏、そして一夏 に親しい全ての人に送ります

 

一夏、私は貴方を、これからも・・・どうなっても永久に愛しています

 

そしてこれを聴く人達にお願いします。

 

一夏を助けて下さい、そして一夏を愛してください・・・愛することを許されない私の代わりに

 

 

そして私は最高の家族を持てました、姉さん・・・聞こえていたら私の最後のメッセージを聞いてください

 

 

 

ありがとう・・・そして

 

 

 

 

 

さようなら、そして人類に黄金の時代を・・・未来を託す。

 

 

一夏、後を頼む・・・そして幸せになってくれ

 

 

その言葉と共に全てが暗闇になった

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁあああ箒ぃぃぃぃいいいいい!!!!!!」

 

「一夏ッ!!落ち着いて一夏ッ!!」

 

 

泣き叫ぶ一夏を幽香が慰めた

 

それでも一夏と幽香は涙を流していた、とびきりの大粒の涙を流した。鼻水も流したッ!!溢れ出す感情が彼等をそうさせたのだッ!!

 

一夏は知ったのだ、自分を愛し二度と愛せなくなった一人の少女をッ!!

 

幽香は流したのだ、涙を流せなくなり未来へ生きる者に希望を託し一人の少年を愛した少女の代わりにッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一夏が見たこの時の夢は、幻想郷と極東支部とフライヤ、更に仙豆カンパニーのメンバー全員に共有されていた。

 

この時誰もが涙を流さずに入れなかった、そして理解した・・・あの後一夏達を襲った箒は既に『篠ノ之箒』ではない、ケドラによって歪められた『篠ノ之箒であったナニカ』であることが理解した。そしてケドラにバラバラにされた箒の魂の残骸をありとあらゆる手で集めて箒の魂を復活させる事がAMSを通して通達された。

 

そして、その暁には幻想郷総出で成仏させる事を誓った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それらの出来事があった今日、幻想郷総出で集められたメンバーが遂にIS学園に入学することになった

 

 

え?なんで入学できるのかって?

 

山田とかいう人と一部の教師や学園長が前回のバルキリー発表後に夜、本社に来て頼まれたからだ

 

~当時の記録~

 

「初めまして、IS学園学園長をやっている轡木十蔵です」

 

「あ、どうも仙豆カンパニーCOEの神威コウマです」

 

 

開始早々、深々と土下座をお互いに開始した

 

 

「あ、こちらがメールアドレスです」

 

「どうも、こちらが名称です」

 

 

(((世界で希に見ない丁寧な挨拶だわ!?)))

 

 

「や、山田麻耶です!ふふふ、ふつつかものですが宜しくお願いします!」

 

 

山田さんとやら、それは挨拶ちゃう結婚とかのセリフや

 

 

「落ち着きてくだいな!?副社長の八雲紫よ。よろしくね山田さん?」

 

「は、はい!」

 

 

「こんな寒い中来たのだから冷えたでしょう?お鍋でも行かがでしょうか?…あとそこにいるお嬢さんは誰かな?」

 

 

するとドアが開いて水色の髪をした少女が『お見事!!』と表示された扇子を手に持って入ってきた

 

 

「おや、もしかして今代の更識楯無?」

 

「な、なんでその事を!?」

 

 

((いやいやなんでここにいるの!?))

 

 

「いや〜歴代の更識当主を見てきたからな。君が更識楯…否、更識刀奈だね。妹さんは元気か───て、そんなに殺気を出さないでくれよ。俺は並行世界を知ってるから君の妹さんも知っているんだ」

 

 

あ…後で言おうとしたの忘れてたな

 

並行世界を知ってる────これは数多の能力の一つである『並行世界を見渡す程度の能力』の力で、ありとあらゆる世界を見渡し常にリアルタイムで確認ができる能力だ

 

現在確認しただけでアルカナコードに接続し個人の一族を調べることも可能だ

 

その為歴代の更識楯無と会話もした事がある。

 

「…コウマ、それ言っては「いいんだよ、更識と学園長達には元々話すつもりだったんだ」ならいいけど…その代わり今夜は寝かせないわよ♪」

 

「…なあ轡木さん、夜は寝かせないとはどう言う意味だ?」

 

「この世には未だに知らないこともあってもいい筈ですよ?だからご想像にお任せします」

 

「ふうん…では現更識さんは意味は知ってるのか?」

 

「ええ!?ええっと、そのぉ…//」

 

「(なぜ顔を赤らめているんだ?)では山田先生……顔真っ赤だよ、一体なんなんだ?幽香や勇儀達は知ってるのか?」

 

「それじゃあ私が教えましょうか?」クスクス

 

「だ、駄目ですよ!!年の差がありすぎますよ!」

 

「(・・・・・?それほどの事なのか?)すみませーん誰か知ってる人いませんかー?」

 

 

 

とな具合に色々あったが仲良くなり入学出来るようになったのだ

 

まあちょうど一夏の家族(屑)もIsを動かせるようだし時期的に良かったのだ

 

~当時の記録終結~

 

 

 

仙豆カンパニー株式会社(株)

本社ビル正面門前

 

そこには何人かのメンバーがIS学園の制服を着ており、それぞれ普段の自分達の服装に似せたカスタマイズを行っていた

 

そしてメンバーの目の前には同じくIS学園の制服を着たコウマが一同を見渡していた

 

 

「・・・よし全員いるな?まず風見幽香!」

 

「はい!」

 

 

幽香の服装は上着は一般の物と変わらないが、スカートは広く長いチェック柄のロングスカートに変わっていた

 

 

「次・・・博麗霊夢!」

 

「はい!」

 

 

霊夢の服装は巫女服を模した姿をしており脇だしと幽香と同じカスタムスカートに変更されていた

 

霊夢と幽香が参加した理由は、コウマの手伝いと一夏の補助にある

 

 

「次・・・霊鳥路空!」

 

「はーい!」

 

 

お空は肩から腕にかけた部分が短く、霊夢達と同じカスタムスカートを付けて背中にはマントを広げている

 

 

「コウマ兄ちゃん」

 

「ん?なんだお空」

 

「つ、翼と胸のクリスタルは隠さなくていいんだよね?」

 

 

そう、霊鳥路空の特徴である八咫烏のクリスタルと翼が丸出しなのである。とゆうか普段着と変わらない

 

これは外の世界では目立つのではないか?と社内から疑問の声が上がったのだが・・・

 

 

「堂々とやればいいんだよ、聞かれたら堂々と答えればいい・・・どーんと構えればいいんだよ。弱気だとどんどん責められる、それすらも出来ない程に構えてやれば嫌がらせもできないだろうさ」

 

と主任の鳩の一声でここにいるメンバーは妖怪としての特徴的部分を残してあるのだ

 

 

「そうだ、恥ずかしがる事はない。ありのままの自分を見せてやればいいんだ」

 

「・・・!うん!」

 

「じゃあ次・・・火焔猫燐!」

 

「は、はい!」

 

 

お燐の服装は幽香と同じカスタムをした制服だった

もちろん、猫耳と尻尾は残してある

 

 

「次・・・星熊勇儀!」

 

「おう!」

 

 

勇儀は・・・どう見たって体操服にしか見えないようになった制服とロングスカートだ。

頭の角と腕の腕輪(?)は残してある

 

お空、お燐、勇儀が参加した理由は一夏の補助の為だ

 

 

「次・・・フランドール・スカーレット!」

 

「はーい!」

 

 

フランの制服は通常の非カスタムの通常型だった

 

 

「フラン・・・頑張ろうな?」

 

「うん、ブロリーも一緒にね!」

 

 

フランが参加し理由は、ブロリーが今回の入学に参加したのと榊博士とベジータがレミリアを説得したのも理由でもある。

 

吸血鬼であるフランには魔理沙とアリス、パチェリーに聖の幻想郷の四人の魔法によって太陽光への耐性をデイウォーカーと同じレベルにまで引き上げたため外で活動できるようになった。

 

 

「次・・・十六夜咲夜!」

 

「了解しました・・・仕事はしっかりとこなしてみせましょう」

 

 

咲夜の制服は普段のメイド服に似せたカスタムをした物だった。

 

 

咲夜が参加し理由は、ベジータと共にフランの警護をする為でもあったのだがそろそろ新しい料理を作りたいので料理の本を集める為にも今回の入学に参加したのだ。

 

 

「次・・・東風谷早苗!」

 

「は、はい・・・」

 

 

その表情はとても暗くふさぎ込んでいるようにも見えた

それはそうだ、早苗にとって外の世界は恐怖の対象でしかないのだ。

 

 

白騎士事件で親を奪われ、政府に隠蔽され…社会からも拒絶され尚且つ心の支えである二柱も消えてしまうという時に、ターレスが現れてコウマが守矢神社を幻想郷に緊急転移させなければ今頃早苗の心は、粉々になってしまったのだろう

 

 

「・・・早苗、無理はしなくてもいいんだ。今でもメンバーを変更する事も────」

 

 

早苗が幻想郷に来た時も、外の世界で受けた心の傷やPTSD等の症状が見られ夜中も悪夢にうなされて度々ターレスと共に朝まで寄り添って一晩を過ごした事もコウマや霊夢達にも、心配になっていたのだ

 

 

「いいんですお爺ちゃん、私もあの過去を超えたいんです。箒さんが命を賭してでも伝えてくれた真実の為にも、一夏と同じように過去に向き合わないといけない時が来たのですから」

 

 

だがあの時から早苗も強くなった。篠ノ之箒の真実を知り更にそれが言葉から色濃く現れていた

 

 

「そうか、だけど辛い時はダチやターレス、神奈子や諏訪子に連絡するんだぞ?」

 

「・・・はい!」

 

 

そんな早苗の制服は霊夢と同じように同じ巫女服に似せたカスタムをした制服だった

 

 

「女子ラスト・・・比那名居天子!」

 

「・・・はいッ!!」

 

 

最後に呼ばれたのは自ら志願した比那名居天子だった

 

天子の制服はお空の制服からマントを外した制服であった

 

「天子、お前がこの世界で何を見るのかは俺は知らない・・・だがお前の観察眼はこの世の中の闇を見渡せる凄い力を持っている。十分に見渡せそして困ってるやつを救ってみせるんだ!」

 

天子が参加した理由は、幻想郷の外の世界をその目で見て感じたいという願いから来たのだった

 

そして自分の力で少しでも腐った奴らをぶっ潰したいという理由もある様だ

 

「次は男子組だな・・・ブロリー!」

 

 

男子メンバーは全員原作一夏と同じ制服を着ていた

 

 

「はい・・・」

 

 

ブロリーの制服は特注の巨大制服だ

 

ブロリーが参加した理由は、パラガスに

「息子には学業をさせてやることが出来なかった・・・できる限り独学で頑張ってきたが私では限界がある。だからブロリーに学校を味わせてあげたいのですッ!!お願いします・・・将来は優秀な学生になる筈ですッ!!」

と頼まれたからであり、ブロリーにも有益な事だろうと考えた結果である

 

 

「次・・・獅子王凱!」

 

「任せてくれ!」

 

 

凱は天子と同じように今あるこの世界を自分で確かめるために参加したのだ

 

 

「次・・・バナージ・リンクス!」

 

「はい!」

 

 

バナージは・・・ラプラス戦争で学業をしっかりと出来なかった事によって学生生活を送れなかったのでアルベルトが手配したのだ

 

 

「次・・・シモン!」

 

「おう!」

 

「カミナ・・・と言いたいところだがカミナは既にIFと融合してるから普段の姿はグレンに変化してくれるならOKだが・・・「別にいいぜ」、わかった。次はヴィラル!」

 

「ふん、任せてもらおうか」

 

 

シモン達大グレン団メンバーは、流石に勉強しないとやばくね?との事で決まったのだ。

因みにカミナは幻想郷では肉体を持ってはいるが、こっちの世界では完全に亡霊になってしまうのでIFを媒体にした生機融合でグレンを肉体の代わりにして人間体に実体化する事で肉体を手に入れた

 

現在この実験から鈴や弾達も同じ方法で肉体を手に入れられるのでは?との事で早速企業連グループ総出で実験を開始している

 

 

「では、アムロ・レイ!」

 

「私の代わりに頑張れよアムロ!」

 

「ああ、やってみせるさシャア!」

 

 

アムロは今のISについて機械マニアとしても興味を持っており、独学でISについても研究をしたり整備をしてみたいとの事でシャアとの殴り合いの末に入学を決心したのだ

 

 

「次はターレス・・・ちょっと来てくれ」

 

「あ、ああ」

 

 

コウマはターレスを連れて門の裏にまで連れてそこで話をした

 

 

「ターレス、早苗はやはりまだ多少の精神的な傷が再発しそうな状態だ…俺たちで支えるがお前は常に寄り添ってやれ」

 

「そうだな・・・もう早苗のあんな顔を見るのはごめんだ」

 

 

外の世界で早苗を最初に見つけたターレスは今ではすっかり夫婦として見られるほど彼女を大切にしていた

 

 

「さてコウマよ、そろそろ戻らないとあいつらが待ってるぞ?」

 

「そうだったな・・・じゃあ頑張ろうぜ」

 

その言葉に「ああ」とターレスが答え、コウマとターレスは正面門に戻った

 

 

「済まない済まない、次はベジータ!」

 

「あありょ───「ベジータ!ブロリー!咲夜!」レミリア!?」

 

 

ベジータが返事をしようとした時本部ビルからフランドール・スカーレットの姉であり、今のベジータとブロリーに咲夜が仕える紅魔館の主レミリア・スカーレットが中から日傘をさしながら飛んできた

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・3人ともフランを、フランを頼むわ!」

 

 

それを聞いてベジータと咲夜、ブロリーの3人はレミリアの前に跪き一言言った

 

 

「「「全ては貴女の仰せのとおりに」」」

 

 

そしてブロリーはレミリアに言った

 

 

「お前が言わずとも、俺はフランを守る。紅霧異変の時に俺は約束した筈だ・・・「俺がどんな時であろうとフランを守る」とな」

 

 

 

それはかつてブロリーがレミリアへ向かって言った言葉だった

 

始まりの異変である紅霧異変の真の終わりを告げる戦いで言った言葉…

 

奴は崩れる紅魔館の瓦礫を押しのけながら、狂気に犯された一人の少女に対して叫んだ

 

「俺が…お前の『友達』にやってやる、お前が狂気に飲まれたら何度でも、何度でも…そこから連れ出してやる!だから…お前の帰りをお前の『家族』が、『紅魔館』が待っているんだッ!!」

 

 

狂気に呑まれ振り下ろされた炎を突き破り、奴は狂気も全て受け入れんと限りの気迫で、全身に黄金の光を纏いながら幻想郷全域に響き渡るほどの声で叫んだ

 

 

「だから…狂気を乗り越えて戻って来い!!フランドール・スカーレットォォォォオオオオオオッッッ!!」

 

 

そしてフランドールを連れ戻した後にブロリーがレミリアに宣言したのが先程の言葉だった

 

 

そんなブロリーに続いてベジータも続けて言った

 

 

「レミリア・・・俺はお前に尽くす時からフランの事もブロリーと共に決めたんだ、お前が言わずともお前のたった一人の家族も守ると誓ったんだ。」

 

 

それはブロリーとフランドールの決戦の際に決めた事である

 

その時は狂気に呑まれたフランドールからレミリアと咲夜を守る為に、自ら彼女らの盾となり負傷したベジータがブロリーと共に決めたのだ

 

 

「行くんだなブロリー?あいつを止めるために…」

 

「ああ、屑とメイド長…それにレミリアは動けないだろうからなぁ…この俺が直々に決着を付けてくる」

 

 

そしてフランドールの元へ向かおうとしたブロリーにベジータが言った

 

 

「この戦いが終わったら…お前があいつを守ってやれ、あいつの事はお前が一番理解しているのだろう?」

 

 

伝説の力による狂気と能力の呪いと力による狂気、フランドールとブロリーは互いに共通している事があった…今でさえブロリーは彼女を救うために戦おうとしている

 

かつての自分と同じ過ちを繰り返させない為に。

 

それに対してブロリーは「で、それがどうした?」と言わんばかりに睨んできた。早く彼女を助けたいのだろう

 

 

「だから、俺達はお前のサポートしか出来ない…だからフランドールを…レミリアのたった一人の最後の家族を頼むッ!!」

 

 

それに対してブロリーはこう答えた

 

 

「可愛い屑が…任せておけと言わせてもらおう」

 

 

そしてその時ベジータの意識は落ち、目覚めた時には全てが終わったあとだった

 

 

 

そして最後に咲夜が言った

 

 

「お嬢様、私達3人はくっついた磁石と反発する磁石のような関係ですが妹様への思いはお嬢様と同じです」

 

 

それを聞き「それを聞けてよかったわ」と言いながら本部ビルに戻って行った

 

 

そしてそんなレミリアにコウマは言った

 

 

「レミリア・・・依頼はしかと受け取ったぞ」

 

レミリアは「・・・ありがとう」と一言呟きビルに戻った

 

 

ベジータが参加し理由はレミリアの発言からしての通りフランの警護を含めての外の世界の偵察だった

 

 

「んで俺も含めると次で最後だ・・・最後は一夏!」

 

「はい!」

 

一夏は自分自身で過去と向き合うために・・・否、今日新たに一つ加わった

 

 

「(箒・・・お前を殺してお前を本当に解放してみせるよ)」

 

 

真実を知り、一人の少女を『殺す』事で一人の少女を救う為に入学をする

 

 

 

 

「よし、お前らそろそろ出発だ!紫、後を頼むよ」

 

 

コウマの背後からスキマが現れそこから八雲紫が現れた

 

 

「ええ・・・だけど約束して、決して無理をしないと」

 

 

それに対して「俺を誰だと思ってやがる?」とコウマが答えた

 

 

「・・・わかってるわよ、じゃあIS学園行きモノレール発着駅に送るわね?」

 

 

ブオン!!と鳴ったような音と共にスキマが現れその中に次から次へと中に入っていった

 

 

~スキマ内部~

 

スキマの中をヒュルルル・・・と一同は落下していたがこんな面子で静かに終わる・・・と思っていたのか?

 

 

「幽香〜なんで俺を抱っこしてるんだ?あと当たってるんだが//」

 

「いやいや、小さな子供が高い所から落ちるのは危ないでしょ?それとも・・・・・恥ずかしいの?」

 

「幽香〜!兄さんから手を離しなさーい!!霊符『夢想封印』!」

 

「甘いわね、元祖『マスタースパーク』!」

 

 

スキマの中で元祖マスタースパーク──便宜上フラワースパークと呼ぶべきであろう光線──と霊夢の夢想封印がぶつかり合い衝撃波が周りに飛んできた

 

 

「へぁ!?お前らやめろぉぉおおおお!!!」

 

「あはは!賑やかだねブロリー!」

 

「フランンンンン!?賑やかとか言う話じゃあねえだろおおお!!」

 

 

そんな中でブロリーはフランを背負いながら衝撃波をよけていた

 

 

「咲夜、随分と買い物カゴを持ってきたな」

 

「はい幻想郷では手に入らない調味料もこの際に大量に手にいれておこうと思いまして」

 

 

ベジータが背中に背負った大きな袋の中に入った大量の買い物カゴ(プラスチック製)を詰め込んだ咲夜と会話をしながら飛んでいた、どうやら幻想郷では作るのが大変な調味料を調達するためだそうだ。

 

「あー確かに幻想郷ではソースを作るのに手間が掛かるからな・・・・おかげでお好み焼きも作るのに一苦労だぜ」

 

 

その話を聞いてベジータは素材が揃いにくい為、自身が得意とするお好み焼きに必要なソースが用意しにくいのを思い出していた

 

 

「ターレスさん、今夜は一緒に寝てくれませんか?」

 

「そ、そんな上目遣いで言われたら断われないだろ…//」

 

「照れてますね〜」

 

「可愛いんだから当然だろうが…」

 

 

…ターレスと早苗はとても仲が宜しいようだ

 

 

「あの2人は相変わらずの仲の良さだな」

 

「そうですね、でもアムロさんもチェーンさんがいるじゃないですか」

 

「バナージだってロニにマリーダやオードリーがいるだろ?」

 

「そうでした」

 

 

バナージとアムロは手にブラックコーヒーを持ちながら落下していた

 

 

「凱は学園に行ったらどうするの?」

 

「俺はアムロと同じように整備科に行くつもりだけど天子はどうするんだ?」

 

「私は…あっちで決めるわ。IS学園は途中で進路が変更できるからまずはみんなと同じ普通科にするわ」

 

 

凱は天子と会話しながら落下していた

 

 

「3人とも酔い止め薬は飲んできた?」

 

「「「飲んだよ!」」」

 

「ワクワクするな…ヴィラル、新しい世界を目の当たりにするのは」

 

「ああ、異世界に渡り更にその異世界の運命を変えるために行くための喧嘩だからな。」

 

「あとブリュンヒルデの巫山戯た自信とかもぶっ潰さないと気がすまねえからな・・・・一夏や鈴に弾に数馬、さらに蘭みたいな子どもを増やさない為に俺は戦うぜ。」

 

 

因みにカミナの姿はグレンラガンを構成するガンメンのグレンである。

 

 

と、そこで一夏がシモン達に言った

 

 

「だけどヴィラルを除いてだけど、ちゃんと勉強やってくれよ?ヴィラルは元々士官だったから勉強は出来るけどシモンさんは少しだけどまだ足りないし、勤勉なお燐を除いて勇儀さん達も勉強しないと遅れますよ?」

 

 

それを聞いてヴィラルは復習のためか、学園のマップを再チェックしシモン達も急いで学園のマップを確認していた

 

 

一夏とヴィラルとお燐は知っていた、こいつらは⑨であると

 

 

ナインボール<呼んだ?

 

 

呼んでないわ!

 

 

チルノ<あたいか!?

 

 

お前じゃねえ!

 

~青年乙女少年少女移動中~

 

 

 

 

少し時間が経って一夏達はこれから発車するであろうIS学園行きモノレールへと急いで乗った。

 

その5分後…車内は静まり返っていた

 

 

そんな中でどす黒いオーラを纏ったコウマが呟いた

 

 

「俺って本当に小さいな・・・・・」

 

 

そう、コウマは小さい・・・・・その身長は小学生の5、6年生の中では小柄な身長である143cmなのだ

 

まあ、激怒した時や本気の時には身長が伸びる…と言うより本来の身長に戻る(189cm)

 

そんな周りは殆ど自分よりも大きい(フランは同じくらいだけど)

 

その為今のコウマはあらゆる意味で嫉妬しているが、その場所は幽香の背中だ

 

そんな幽香の顔はビビっていた。

耳元で「身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせ身長よこせよこせよこせよこせよこせよこせよこせよこせよこせ・・・」と延々と聞かされているからだ。

 

この静寂を作り出した原因ですね。

 

そんな彼にブロリーは言った

 

 

「いい加減にしろよ!?ほかの奴等も話しかけづらくなってるじゃねえか!」

 

「ならお前の身長よこせよこせよこせよこせ…」

 

「・・・・・ええい!いい加減にしろッ!!」ポーピー!

 

 

ブロリーはコウマの顔面をデデーンした!

 

コウマは正気に戻った!

 

 

「あれ?おれなんかやってた?」

 

「兄さん、身長でなんかパルパル言ってたわよ」

 

「またか…確に身長が欲しいぜ」

 

「だけど、普段や今みたいな時はリミッターを付けてるでしょ?本気の時には身長が戻るからそれはそれでいいと思うわよ」

 

『えー間もなくIS学園に到着します。忘れ物などに気よ付けて下さい』

 

「おいブロリー、そろそろ降りるからフランを起こせよ?」

 

 

いつの間にかフランがブロリーの頭の上で寝ていた

 

 

「ヘァッ!?おーい起きろーフランー」

 

 

ブロリーが頭を揺らしてみるが一向に起きる気配がしない…吸血鬼の握力でブロリーの頭にしがみついてるのだ

 

 

「はぁ…もうほっときーまーす」

 

 

「咲夜、そろそろ降りるから背中の買い物カゴを収納しておけよ」

 

「…え?なんでですか?」

 

 

咲夜は分からないようで、キョトンとした顔でベジータを見つめて言った

 

 

「…もしかしてそのまま行くつもりだったのか!?」

 

「そうですけど…問題がありますか?」

 

 

咲夜はこてんと顔を傾けた、そしてベジータは察した

 

咲夜が超がつくほどの天然である事を。そして何処か⑨なところがある事も。

 

 

「お前なぁ…いちいちそれ持って移動すると肩への負担とかが大きくなるから危ないだよ!あとそんなに荷物を持っていたらドアにぶつかるぞ!」

 

「ええ!?そうなんですか…すみません」

 

 

咲夜はしょんぼりとした顔をしていた、まるで怒られた犬のように感じた。

 

 

「い、いや俺も…言い過ぎた…すまん。とりあえずカゴを収納するぞ」

 

「はい…じゃあ今度何かデザート奢ってください」

 

「…チッ、わかったよ」

 

 

と、そこでコウマと一夏が言った

 

 

「「いいからもう降りるぞ!!」」

 

 

 

~しばらくお待ち下さい~

 

 

 

IS学園島駅

 

そこにはIS学園に入学する生徒達で溢れていた

 

その中にあいつらがいた…色々と目立ちまくったあいつらが…

 

 

「もしかしてIS学園の職員さんですか?」

 

「ヘァッ!?お、俺は生徒だぁッ!!」

 

「も、もしかして仙豆カンパニーの社長の神威コウマ!?本物!?」

 

「本物じゃなかったら何だというんだね?」

 

 

早速絡まれました♪

 

 

「いや〜まさか今の世の中でもしっかりと伝えられたんだねぇ…」

 

「そうよ兄さん、兄さんが渡したバルキリーを装備した人達が一斉に情報を送ったから直ぐに拡散されたのよ」

 

 

そうか、彼等がやってのけたのか…

 

 

「それよりもフランは起きたか?」

 

「いや、まだ寝てる」

 

 

この騒ぎでも平然と寝てる…しょうがないこのまま校舎に入るとしよう

 

 

クラスチェック?学園長がきた時に交渉してきたから4組だ

 

 

4組と言えば原作で余りにも影が薄いと思う4組だが、ヒロインレベルがとても高い更識簪がいるクラスである。

 

更識簪はヒロインである←ここ重要!

 

既に彼女とも交流をカンパニーでやっているのだ。

あそこまでピュアな人間は滅多にいないだろう…もし巫山戯た奴等が彼女を虐める様なら・・・・・АC3の蜘蛛型生体兵器を送り込んでやる!!

 

 

ピリリ!

 

 

「あら?誰の着信音かしら」

 

「俺のだ(P!)…あ学園長さんどうしたの?」

 

「「「「「「「学園長!?」」」」」」」

 

「あ、言ってなかってけ?学園長とはメル友で電話する仲なんだよ…ええと・・・はい・・・え?・・・・はぁ!?何ですかそれ!・・・・・分かりました。」

 

「う〜何かあったのー?」

 

 

ちょうどフランも起きた様だから教室に向かいながら説明することにした。

 

 

IS学園校舎内

 

コツコツコツコツコツ(ガシャンガシャンガシャンガシャン)・・・・・

 

「コウマ、何でそんなに不機嫌になってるの?」

 

 

幽香が聞いてきた・・・・・コウマは誰から見てもとても不機嫌だ。

 

その質問に対してコウマは次のように答えた

 

 

「元々入る予定のクラスを無理矢理変えられた」

 

「・・・・・は?なんだよそれ!?」とターレスが続いて言った

 

 

勇儀が「分かる?」と言いたそうな目を一夏に向けていたので、一夏が答えた

 

 

「クラスは予(あらかじ)め決める人がいてその決定は後から変えられないんですよ」

 

 

「成程!」と言いながら勇儀はメモ帳にメモを書いていた

勇儀はメモ帳を持つ事もなかったが、一夏に言われてメモを取るようになったのだ。

 

 

「せっかく霊夢や早苗と仲良くなれそうなやつがいたクラスだったのによぉ・・・・・済まねえな二人共ぉ…」

 

「兄さんが謝らなくてもいいのよ!」

 

「そうですよお爺ちゃん、悪いのは勝手に変えた人ですよ!!」

 

「二人の言う通りだぞコウマ」

 

「ヴィラル…そうだな・・・・・ヴィラルは犯人について心当たりはあるか?」

 

「恐らく…今回やったのはかなり特別な権力を持った輩だろう。それに犯人の目星はついている」

 

「犯人だぁ?…成程な、シモンもわかったか?」

 

「アニキが言わなくてもわかるぜ、俺も犯人がわかったよ」

 

「うにゅ?お燐はわかった?」

 

「あたしもわかったよ、勇儀さんは?」

 

「…感覚でわかるよ、ねちっこくて陰湿で高圧的な嫌な感覚をする奴はこの世界でなら理解できるさ」

 

「お前らも理解できたようだな、ベジータと咲夜にブロリーとフランは?」

 

 

どうやらお空を除いて大抵の奴らが理解できてるようだ

 

 

「ふん、言われるまでもない」

 

「私も理解できました」

 

「ふふふ・・・俺も理解ーでーきまーした!」

 

「フランもわかったよー!」

 

「そうかぁ…フランは偉いなぁ!!」と言いながらブロリーはフランを撫でていた

 

 

そんな一同が着いたクラスは、本来なら一番賑やかな場所だった筈のクラスだ。

 

 

だが何かがおかしい…原作ならここにいるクラスメイトならかなり喋っていても可笑しくないはずだ。

 

 

だが一つだけ感じるのはある

 

 

「お前らも感じるか?」

 

「感じる…とても嫌な感覚をする奴がここにいる」

 

 

博麗の巫女の直観力が即座に霊夢にも警告を促しているようだ。

 

 

「怖いよ…とても気持ち悪い感覚がするよ…!」

 

 

お空は直感的に悪意を感じ取ってその影響を受けてしまったようだ。お陰で一夏に支えられている

 

 

「フラン、大丈夫か?」

 

「うん…ブロリーも心配しなくてもいいよ・・・・・!」

 

 

フランもある程度の影響は受けてはいるものの、ブロリーとしっかりと会話ができるようだ

 

 

「バナージ、お前もわかるな」

 

「はい、アンジェロが放っていたプレッシャーよりも恐ろしい悪意を感じます!」

 

「天子もわかるな?」

 

「ええ、これ程『緋想緋緋想の剣』が真っ黒な色を示すもの…とんでもない外道がいるのを分からない筈がないわ」

 

 

 

天子が懐からどす黒く変色した刀───緋想緋緋想の剣──を取り出した。本来の美しいオレンジ色の刀身はその面影を無くしていた、人の本質で色を変色させる天界の剣は悪意に満ちた暗黒に染まった。

 

 

 

此処は原作でも特異なる場所として見られる場所

 

 

 

「さて入るぞ…『一年一組』に」

 

 

因果が揃いし場所に遂に到達した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園編・開幕ッ!!




ナレーター
「君達に新たな情報を公開しようッ!!」


遂に入学を果たした主人公一同だったが、やっぱりただでは終わらなかった。


彼等は対立すべき悪意を遂に目にするッ!!


次回
chapter3「お願いがあります、死んでくれ(仮)」


ナレーター
「次のキーパーツはこれだっ!!」

『神機』
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