まこ「う〜ん可笑しいなぁ・・・ちゃんと水あげてるのに、何だか元気無さそうな。お!そうだ!」
今日のまこは、ベランダで育てている冬野菜を観察している。だが冬野菜が実る気配がない。そこで農業サークル部長の児玉さくらに電話してみる。
さくら『はーい!まこちゃんどうかした?』
まこ「あ、すみません急に。実は家で冬野菜を育て始めたんですけど・・・」
冬野菜を育てているのに一向に実らない事をさくらに伝えた。
さくら『成る程ねー。上手く育ってない感じ?』
まこ「は、はい。」
さくら『何か野菜の育成に使えそうな物をあげよっか?』
まこ「え!?良いんですか!?」
さくら『良いの良いの!困った時はお互い様!』
まこ「あ、ありがとうございます!・・・良かった。もうすぐ元気になるからね。」
その日の夜の大学。しのん、つつじ、なな、浩一は教室で勉強を終えていた。
しのん「ふぃ〜今日も頑張った〜!IQ50位は上がったかも知んないな。」
つつじ「やりましたね〜。」
なな「元のIQは幾つだったの?」
浩一「ゲッ!もう夜じゃねぇか!」
しのん「帰るとしますか。」
つつじ「ですね。」
真っ暗な廊下を進む。
しのん「いやぁ〜、3人共付き合ってくれてありがと〜。」
なな「まさかしのんちゃんから勉強しよって言葉が出るなんてね。」
つつじ「まぁしのんはななのノートを写しただけですけど。」
浩一「感心を返せ。」
なな「あ。」
歩いている途中、ななが足を止めた。
しのん「ん?どうかした?」
なな「教室に忘れ物したかも。」
しのん「えーヤバいじゃん。」
つつじ「取りに戻りますか?」
浩一「俺らが付き合ってやるから。」
なな「う、うん。」
教室に戻り、ななの忘れ物を取りに来た。つつじがスマホのライトで照らしている。
なな「・・・・」
浩一「あったか?」
なな「あ!あった!」
机のノートを発見した。
しのん「よし!じゃあズラかろう!」
なながノートを取った瞬間、つつじがスマホのライトを切った。
浩一「あれ?」
なな「ひつじちゃん?ライトが・・・」
ライトが照らされ、羊が現れた。
なな「ひぃぃぃーーーー!?」
浩一「うぎゃああーーーー!!」
現れた羊にななと浩一が驚いた。
なな「ち、ちょっと脅かさないでよ!!」
浩一「急に何だつつじ!!」
つつじ「いやぁ〜すみません。夜の学校って雰囲気あるからつい。」
浩一「ついじゃねぇよついじゃ。」
なな「兎に角!そう言う怖いのはダメだから!」
浩一「怪談なら夏にしてくれよな!」
しのん「うむ!急に脅かすのは良くない。」
つつじ「はい・・・」
しのん「だから、じっくり腰据えて100物語をしよう!」
なな「嫌だ嫌だやんない!!」
浩一「お前まで便乗すんな!!」
しのん「都市伝説じゃないんだけど・・・」
浩一「結局やんのかい!」
しのん「この校舎、夜な夜なフードを被った『フード女』って妖怪が出るらしくて・・・」
なな「ちょっと!勝手に話始めないで!!」
しのん「冗談冗談。早く行こ。」
なな「もう止めてよね?」
浩一「怪談話は部室でやってくれよな?」
つつじ「本当に怖がりなんですね。」
教室を出て廊下を歩く。だがその後ろに、フードを被った謎の人物が4人を覗いている。
校舎の玄関。浩一がドアを開けようとしたが、何故か開かない。
浩一「ありゃ?閉まってる?」
しのん「何で?」
なな「この時間ってまだ開いてたはずだけど・・・あ、張り紙。」
掲示板の張り紙を発見した。
浩一「なになに?テスト期間中の為、校舎の利用時間を短縮します。つきましては。正面のインフォメーションギャラリー側玄関をご利用下さい?」
なな「え?短縮?」
しのん「あーそっか!今週って早く閉まるんだった!」
つつじ「すっかり忘れてました。」
なな「じゃあ何処から校舎の外へ出るの?」
浩一「インフォメーションギャラリー側だから、事務室側の出口だな。」
しのん「でも遅くまで居るのバレたら怒られるかもだけど。」
なな「事務員さんに怒られるのは嫌だけど、そこから出るしか。」
つつじ「ちょっと待って下さい。」
しのん・浩一「何ぞ?」
つつじ「実は先週、同学年の知り合いから聞いたんですが。」
なな「えええ!?何何!?怖い話の続き!?」
つつじ「いえ。以前時間を過ぎて校舎に残ってたサークルがあったらしいんです。」
なな「それで・・・?」
つつじ「そのサークルがそれがバレて・・・」
浩一「まさか、全員死亡したのか・・・?」
つつじ「サークルを解散させられたみたいです。」
なな「うえええええ!?別の意味で怖いじゃ・・・」
しのん「ちょっ!なな静かに!」
浩一「それだと俺ら食文化研究部が無くなるんじゃねえよな?」
しのん「それが本当なら、私ら見付かった時点でアウトだよ!」
なな「で。でもどうする・・・?」
しのん「バレなきゃいいんだよ。バレないように校舎から出よう!」
つつじ「は、はい!まずは事務室を目指しましょう。」
事務室前に到着。
つつじ「それではまず、私が身を屈めて突破します。」
しのん「お。行ってくれるか?」
つつじ「事務室の様子を伺って、隙があれば合図を出すので、3人は私の後ろに続いて下さい。」
しのん「よし、了解!」
浩一「大丈夫か・・・?」
羊のフードを被ったつつじが、四つん這いで進み、事務室内をこっそり覗く。。
事務室。
後輩事務員「あ、先輩。そろそろ戸締りの確認に行きます?」
まゆみ「あ、そっか。テスト期間中は私達がするんだっけ?」
後輩事務員「そう言えば、生徒達の間で噂になってますよ?この校舎、夜になると妖怪フード女が出るって。」
まゆみ「生徒達はそう言う怪談話が好きだからね。ホラ、そんな事より戸締りの確認に行くよ。」
後輩事務員「はーい。」
中の様子を確認したつつじが3人の方へ戻って来た。
浩一「どうした?」
つつじ「マズいです!事務員さん見回りに来ます!」
しのん「え!?マジで!?」
なな「と、取り敢えずここから逃げなきゃ!」
しのん「2階!2階へ逃げろ!」
4人が2階への階段を駆け上がる。事務室のドアが開き、まゆみと後輩事務員が懐中電灯を照らす。
後輩事務員「じゃあ私、向こうの方を見て来るんで。」
まゆみ「了解。」
1階を後輩事務員。2階をまゆみが見に行く。
2階のロッカールーム。
しのん「つ、つい2階のロッカールームに逃げ込んでしまった。」
浩一「何で2階へ逃げたんだよ・・・」
つつじ「どうします?事務室から離れてしまいましたが。」
なな「ここに居ても見付かるのも時間の問題だよ。」
しのん「うん。もっと離れた所へ移動しよう。」
浩一「もうメタルギアだなこれ。」
4人がこっそり移動したその時。
まゆみ「ん?」
4人が移動する光景をまゆみが目撃した。
まゆみ「そこ!誰か居る?」
浩一「ゲゲンチョ!?」
しのん「ヤバ見付かった!走って逃げろーーー!!」
浩一「逃げるんだよーーーー!!」
まゆみ「ちょっと!」
逃げる4人をまゆみが追う。
まゆみ「暗くてよく分かんないけど、生徒だよね?」
しのん・つつじ・なな・浩一「はあはあはあ!」
まゆみ「ああもう!逃げるな!」
全速力で走る4人だが、つつじが遅れている。
つつじ「ま、待って下さい!私走るの苦手!」
角を曲がり、つつじがフードを被ってバテる。
まゆみ「ん?フードの女?って、あれ?君食文化研究部の子?」
つつじ「い、いえ!私はただの彷徨う子羊です!」
ハスキーボイスで誤魔化そうとしたが。
まゆみ「嘘吐かなくていいから。と言う事は、残りも食文化研究部か。」
”チーン”
まゆみ「ん?」
エレベーターの扉が開き、フードの女が降りて来た。
まゆみ「またフードの女。いや、食文化研究部のメンバーか。」
フードの女はまゆみを見ると一目散に逃げ出した。
まゆみ「おい!逃げるな待て!」
一方のしのんとななと浩一は、1階へ逃げ込んでいた。
しのん「えっと、事務室どっちだっけ・・・?」
なな「ちょっと待って!ひつじちゃん居ない!」
浩一「なっ!置いて来ちまった!」
しのん「ま、マジで!?」
なな「早く見付けて一緒に逃げないと!」
まゆみ「へぇ〜。何処へ逃げるって?」
逃げようとした矢先、まゆみに見付かってしまった。
しのん・なな「あっ!」
浩一「ゲッ!」
見付かってしまい、しのんと浩一が土下座でまゆみに白状する。
しのん「す、すみませんでした!!」
浩一「反省してます!!この通りです!!」
まゆみ「土下座なんてしなくて良いから。何で逃げたの?」
しのん「学校で勉強してたら、何時の間にか校舎が閉まってて・・・居る事がバレたらサークルを解散されると聞いて・・・我武者羅に逃げてしまいましたーーー!どうかご慈悲をーーーー!」
まゆみ「えっと、土下座してる所アレなんだけど・・・その噂、嘘だよ?」
しのん・つつじ・なな「え?」
浩一「ゑ?」
まゆみ「今までそんな事でサークル解散になった事ないし。まぁあったとしても、ちょっと注意受ける位だから。」
しのん「な、な〜んだ良かった〜!」
浩一「肝が冷えた〜。」
つつじ「いやぁ〜、寿命縮みましたね〜。」
まゆみ「それより、こう言う根も葉もない噂を流さないように。真に受けて、君達みたいに隠れて逃げる子結構居るんだから。それと、フードの女ってのも君達の事が噂になったんでしょ?フードを被って逃げた子誰?」
しのん「え?フード?」
浩一「つつじはフード被ってますけど?」
まゆみ「いや、別にフードの子もう1人居たでしょ?」
しのん「私の服フード付いてないし。ななと浩一の服もフード付いてないですけど。」
まゆみ「ん?」
つつじ「私もフード女見ましたけど、一緒に行動したのは私を含めた4人で。ここには居ませんが・・・」
まゆみ「あ・・・・・」
しのん「まさか、本物のフード女見たんですか・・・?」
まゆみ「み・・・見ちゃった・・・」
しのん「ヤバいですって!!絶対呪われてますって!!」
まゆみ「呪い!?そう言うタイプ!?そう言うタイプの奴なの!?」
つつじ「一緒に居た私も呪われたんですかね!?しのん!浩一!少し呪いあげます!」
しのん「うわあああ!止めてーーーーーー!!!」
浩一「死にたくない!死にたくなーーーーーい!!!!」
そしてフードの女は校舎の外を出て、自らのフードを脱いだ。その正体は・・・
さくら「ぷはぁ!ビックリしたー。」
農業サークル部長のさくらだった。
さくら「勉強で遅くなったら何時もフードで顔隠してたけど、とうとう見付かっちゃったな〜。事務員さんに謝りに行った方が良いのかな〜?でもサークル解散させられるって噂もあるし〜。ん?」
綺麗な満月を見上げる。
さくら「まっ、後で考えよ。お月様綺麗〜。」
妖怪フード女の正体はさくらだったのでした。
日付が過ぎ、クリスマスシーズン。
なな「・・・そっかぁ。もうクリスマスなんだ。」
食文化研究部部室。
まこ「え?クリスマスパーティー?」
なな「うん!皆でプレゼント交換したり、乾杯してチキン食べて、映画見たりー!」
まこ「楽しそう!」
稜子「私も賛成だよ!」
浩一「やろうぜクリスマスパーティー!」
なな「でしょー?」
まことななと稜子と浩一がキラキラした目でくれあと英太を見る。
くれあ「いや、そんな目で見られても・・・」
英太「俺らに期待掛けるな・・・」
くれあ「まぁイブは店の手伝いがあるけど、次の日は大丈夫。」
つつじ「私も大丈夫です。」
なな「よーしやったー!」
英太「まだ来てないけどしのんもどうするかだな。」
丁度そこにしのんが来た。
英太「お、噂をすれば。」
しのん「皆ー!クリスマス空いてますか!?」
くれあ「大丈夫そうだね。」
部室でクリスマスパーティーの会議を行う。
なな「それで、クリスマス会何処でやる?」
しのん「あ!料理とか作るよね?」
まこ「あ、うん。私もそのつもりだったけど。折角のクリスマスだし、部室より調理器具揃ってる所の方が良いかも。」
しのん「あ!じゃあさ、私まこっちの家が良い!」
まこ「え?私?」
しのん「そうそう!よく考えたら、東京でまこっちに会って1回も遊びに行ってなかったから。」
つつじ「私も行ってみたいです。」
くれあ「そんないきなりだとキツくない?まこ大丈夫?」
英太「俺ら大人数だけど。」
まこ「うん!大丈夫!パーティー楽しみー!」
浩一「そうと決まれば、早速真歩も誘ってやるか!」
家に帰ったまこは悩んでる。
まこ「とは言ったものの、この家に友達呼ぶの初めてだから。パーティー前日になって緊張してきた。・・・掃除残しがあるかもだし、もっかい掃除しよう。」
掃除機で家中を入念に掃除する。
まこ「よし!これ位で良いかな?料理の材料はもう買ったし、ネットで買ったプレゼントのバスボムは明日の朝届く。うん!完璧ー!あ。いや、飾り付けとかいるよね?駅前の雑貨屋さんに行けば色々手に入るはず!よーし!」
外に飛び出して、鷹の目モードを発動して雑貨屋へ走る。
雑貨屋で必要な物を買う。
まこ「これ下さい!」
店員「お、お買い上げありがとうございます・・・」
家に帰って早速飾り作りを始めた。
夜。
まこ「よーし!良い感じ!」
飾り付け完了。
そして翌日。
まこ「んん・・・もう朝か・・・」
リビングは豪華な飾り付けされている。
まこ「うん。バッチリ。夜遅くまで起きて飾り付け頑張ったもんね。これだけやれば大丈夫だよね?今の時間は・・・」
時計を見ると、午後12時40分。
まこ「昼の12時40分・・・あれ?確かプレゼントのバスボムが配達されるのって・・・」
マンションの郵便受けを確認する。中には、ご不在連絡票が入っていた。
まこ「あ、あああ・・・・・」
絶望してその場でへたり込んだ。
同じ頃、なながまこの家へ向かっている。
しのん「おーいななー!」
なな「おお!皆ー!」
途中でくれあ、しのん、つつじ、英太、稜子、浩一、真歩と合流した。
浩一「オイッスー!」
真歩「おいっすななちゃん!」
つつじ「お。それプレゼントですか?何か大きいですね。」
英太「サンタが持つ袋並みにデケエな。」
なな「それもあるけどー。他にも良い物持って来た!」
くれあ「えー?何何ー?」
なな「まだ秘密だよー!後のお楽しみ!」
くれあ「えー?」
8人がまこの家にお邪魔する。
しのん「来たよーまこっちー!」
まこ「ようこそおいで下さいまし・・・マシマシ・・・」
出迎えたまこはまだ絶望してる。
しのん「どしたのまこっち!?」
稜子「まこちゃん!?」
リビングでまこが皆に事情を話した。
まこ「と言う訳で、今日プレゼント配達して貰ったんだけど・・・受け取りそびれて・・・」
英太「あらら、それは災難だな・・・」
まこ「一応再配達頼んだんだけど・・・えっと・・・その・・・うぅ・・・ごめん皆・・・」
しのん「な〜んだそんな事かー!」
まこ「え・・・?」
稜子「気にしなくて良いのに。」
くれあ「そんなの後で渡せば良いよ。その方が後の楽しみ増えるし。」
しのん「もっとヤバい事かと思った。」
つつじ「ですねー。」
浩一「空腹はスパイスみたいなもんだし。」
英太「その例えは何だ?」
つつじ「それに部屋の飾り付けとか凄いですし。お、あれ家庭菜園ですか?」
まこ「あ、うん。結構育てるの難しくて。さくら先輩に育て方聞いたりしてるけど。あ!でもキッチンで育ててる豆苗があるから、今日の料理で使おうかと思ってる!」
つつじ「おお!楽しみです!」
なな「お!そうだ!私、良い物持って来たんだったー。」
サンタの袋並みの袋から何かを出した。
なな「じゃーん!お姉ちゃんが去年お店で使ったサンタ衣装貸して貰った!」
7人分のサンタポンチョと2人分のトナカイのカチューシャ。
なな「料理作り終わったら、これ着てご飯食べよまこっちゃん!皆の分もあるから良かったら着てねー!」
つつじ「おお!良いじゃないですかー!」
稜子「7人分あるね!」
浩一「じゃあトナカイは俺と英太で着けようぜ!」
英太「何か恥ずかしいな。」
くれあ「そんなの用意してたんだー!」
しのん「どれどれ見せてー!」
まこ「・・・・」
さっきまで落ち込んでたまこが元気になった。
くれあ「それじゃ、早速料理する?」
まこ「うん!そうしよっか!」
英太「俺らも手伝うよ。」
稜子「何でも言ってね!」
なな「どう言う料理作るの?」
まこ「えっと・・・豆苗のリースサラダにブルスケッタとか!他にもあるよ!」
英太「結構本格的だな。」
料理の準備完了。
まこ「よーし!始めよう!」
くれあ・稜子「うん!」
英太「おう!」
本日のクリスマスメニュー『ローストチキン ローズマリー風味』
材料(4人分)
骨付きもも肉・・・4本
塩・・・小さじ1/2
ニンニクのすりおろし・・・1片分
オリーブオイル・・・大さじ2
ローズマリー・・・2枝
ライムのくし切り・・・4切れ
粒マスタード・・・適量
料理開始。
まこは塩、ニンニク、オリーブオイル、ローズマリーと一緒に2時間漬け込んでおいたチキンを冷蔵庫から取り出して、中にしっかり火が通るまでオーブンで焼く。
くれあはサラダ用の豆苗を収穫して、食べ易い大きさに切る。
英太はクリームスープをじっくり煮込む。
しのん、つつじ、なな、浩一、真歩はサラダはリースの形になるようにレタス、豆苗、生ハム、ミニトマトを盛り付ける。
稜子はブルスケッタに2種類のサラダをフランスパンの上にたっぷり盛り付ける。
まこは焼き上がったチキンを取り出した。
クリスマスパーティーの全ての料理が出来上がり。
出来上がった料理をテーブルに並べる。
くれあ「お待たせー!」
まこ「出来たよー!」
全員「おおおーー!」
しのん「王道のローストチキン美味そー!」
なな「ブルスケッタも凄く美味しそう!」
つつじ「クリームスープ良い匂いですね!」
まこ「クリスマスっぽいサラダ良いねー!」
くれあ「あ。食べる前に、ななが持って来たサンタの衣装に着替えようよ!」
しのん「おぉー!着る着る!」
サンタポンチョと帽子を女性陣が着る、トナカイカチューシャを英太と浩一が着ける。
稜子「英太ー!トナカイカチューシャ可愛いね〜!」
英太「姉ちゃん止めろよ・・・」
しのん「じゃあクリスマスに!」
食文化研究部・真歩「かんぱーい!」
グラスにジンジャーエールを注いで乾杯した。
くれあ「チキン取り分けていくから、どんどん食べていいよー!」
全員「はーーい!」
ローストチキン、ブルスケッタ、クリームスープ、リースサラダを楽しく食べる。
稜子「ケーキ切れたよー!」
クリスマスケーキを切り分けて皆に配る。
しのん「くれあのイチゴの方がデカくない?」
くれあ「変わんないでしょ・・・」
つつじ「このケーキ美味しいですね。」
なな「つつじちゃん。頬っぺに生クリーム付いてる。」
つつじ「ありがとうございます。」
浩一・真歩「あら〜。」
稜子「トナカイさん。あーん。」
英太「あ、あーん・・・・」
まこ(何時もの部屋に、何時もの皆が居る。ただそれだけなのに、何だか特別な気分!)
完食!よく食べました!
クリスマス料理を楽しんだ後はお待ちかねの。
しのん「おーし!じゃあ今からプレゼント交換しまーす!」
浩一「待ってましたー!」
しのん「厳正なるあみだクジの結果!私からはつつじにプレゼントー!開けて開けて!」
つつじ「それでは。」
しのんからのプレゼントを開ける。
つつじ「おお!マフラーじゃないですか!ありがとうございます!」
しのん「どういたしまして!」
くれあ「つつじのプレゼント。羊のマグカップだー!可愛いー!」
つつじ「ふふ。その子にハマって貰っても良いですよ。」
なな「くれあちゃんのプレゼント帽子だー!丁度欲しかったから嬉しいー!」
くれあ「本当!?良かったー!」
なな「じゃあまこっちゃん!私のプレゼント開けてよー!」
まこ「う、うん。」
ななからのプレゼントを開ける。
まこ「わあ!リップだー!ありがとうななちゃん!」
しのん「凄い女子力あるー!」
くれあ「やるじゃんななー!」
なな「でしょでしょー!この女子力もっと褒めて良いよー?」
つつじ「これ何処のブランドですか?」
なな「・・・ブランド?」
くれあ「あ。これ姉チョイスだな?」
稜子「私から真歩ちゃんへのプレゼントだよ。」
真歩「わぁー!ジャンスカ!可愛い!ありがとう稜子ちゃん!」
稜子「どういたしまして。真歩ちゃんからのプレゼントのブローチもありがとうね!」
英太「浩一からのプレゼントは寿司券?」
浩一「それしか無くてな。それで鱈腹寿司食ってけよ。」
英太「ああ。姉ちゃんと一緒に食べに行くわ。」
浩一「英太から高級バイキングのお食事券プレゼントされたー!」
英太「それ福引で当てた奴だけど。」
浩一「充分充分!これで色んなグルメ堪能出来るぜ!」
英太「食べ過ぎてお店の人困らすなよ?」
まこ「あ、私からしのんちゃんへのプレゼントだけど。」
しのん「あ!良いよ良いよ!届いてからで!この後は皆で映画でも観るー?」
まこ「うん。ごめんねしのんちゃん。」
”ピンポーン”
まこ「あ!もしかして!」
しのん「お!来た?」
まこ「はいはーい!」
頼んでいたプレゼントがやっと届いた。
まこ「やったー!プレゼント届いたー!」
しのん「まこっち!これ開けて良い?」
まこ「うん!良いよ!」
届いたプレゼントを開ける。
しのん「どれどれー?お、これは。」
まこ「そう!お風呂に入れるバスボムだよ!ちょっと良い奴なんだー!」
しのん「はえー。何これ?落ち葉?」
つつじ「土も入ってるみたいですけど。」
荷物の中に何故か落ち葉と土が入ってる。
まこ「え?」
浩一「しかもこの匂い何だ?これバスボムか?」
しのん「あ!そっか!泥風呂だ!泥風呂のバスボムでしょー!ありがとうまこっちー!」
まこ「・・・わ、私・・・こんなの買ってない・・・!何これーー!?」
しのん「へ?」
稜子「え?何それ怖い・・・」
真歩「まさか中に死体が・・・!?」
くれあ「そんな訳ないでしょ!」
英太「ん?土と落ち葉・・・まこもしかしてこれ、さくら先輩からじゃね?」
まこ「・・・あ。」
ここは児玉家。
さくら「うふふ。まこちゃん、私が落ち葉から作った自家製肥料。喜んでくれるかなー?家庭菜園、上手くいってくれると良いなー。」
まこに届けられた土と落ち葉はさくらからの贈り物であった。
さくら「ん?雪。わぁー!ホワイトクリスマスだー!ロマンチックー!」
今年の1年がもうすぐ終わりそうです。
『END』
キャスト
河合まこ:嶋野花
古舘くれあ:加隈亜衣
小川しのん:青山吉能
比嘉つつじ:乾夏寧
星なな:会沢紗弥
太田まゆみ:福原綾香
児玉さくら:中島愛
七海英太:安田陸矢
日下浩一:榎木淳弥
七海稜子:岩田陽葵
日下真歩:日岡なつみ
後輩事務員:稲垣好
次回最終回・ごちそうさま!!