夏休み中旬のある日の食文化研究部部室。この日は稜子不在。
英太「皆、ちょっと良いか?」
しのん「ん?何?」
英太「実は明後日、姉ちゃんの誕生日なんだ。」
つつじ「おお!おめでとうございます!」
英太「そこで姉ちゃんの誕生日パーティーを開こうと思うんだが、皆一緒に祝ってくれるか?」
くれあ「勿論だよ!稜子さんにはお世話になっているし!」
まこ「うん!私達を見守ってくれてるからね!」
なな「私賛成!ひつじちゃんも良いよね?」
つつじ「はい!勿論です!」
しのん「よーっし!それじゃあ稜子さんの誕生日パーティー計画開始ー!」
まこ・くれあ・つつじ・なな・浩一「オーー!」
英太「ありがとう皆。」
浩一「となると、誕生日プレゼントは何が良いかな〜?」
英太「プレゼントは皆自由にしてくれ。」
翌日。東京都八王子市にあるアウトレット。
英太「さて、何が良いかな〜?」
明日は姉の稜子の誕生日。英太が姉へのプレゼントを買う為アウトレットに来ている。
英太「姉ちゃんのプレゼント。ジュエリー?料理?カバン?・・・どれが良いか見てから決めるか。」
ジュエリーショップ。
英太「プレゼントの代名詞と言えば、やっぱりネックレス?いや、思い切ってリング?ん〜・・・」
ショップ内を回りながらプレゼントが何が良いか考える。
英太「・・・ダメだ選べねえ。ここは後でまた来よう。」
次に向かったのはカバン専門店。
英太「このショルダーバッグ良いな。革製で可愛い。ハンドバッグも捨て難いなぁ・・・トートバッグはどうかな?・・・ここも選べねえ。また後で。」
次に向かったのは、ななの姉るなが働くアパレルショップ。
英太「ワンピース・・・ジャンスカ・・・ん〜。」
るな「あ。英太君だっけ?」
英太「あ。るなさん。」
るな「来てくれたんだね。何か探してる?」
英太「そろそろ姉ちゃんの誕生日が近いので、誕生日プレゼントを選んでるんです。」
るな「へぇ〜!お姉さん思いの良い弟さんだね!」
英太「ジュエリーやカバンを選んだんですが、どれが良いか選べなくて。今アパレルショップで服を選んでる最中で。」
るな「成る程ね〜。だったらさ、お姉さんにピッタリの服があるよ!ちょっと来て?」
英太「ん?」
るな「これなんてどうかな?」
青いドット柄の吊りスカートを英太に見せた。
英太「吊りスカートですか。」
るな「大人っぽさと可愛らしさを選んでみたの。どうかな?」
英太「・・・良いですねコレ。これ買います!」
るなが選んでくれた吊りスカートを買った。
英太「思い切ってジュエリーや高いバッグとか選んだんですけど、やっぱりこう言うのが1番かもですね。」
るな「そうだね。高いのも良いけど、プレゼントは気持ちが大事だからね。」
英太「るなさん、ななは家ではどんな子なんです?」
るな「ん〜そうだね〜。家でも元気な子だよ。いつも食文化研究部の話とかしててね。」
英太「あら〜。」
るな「でもね、1つ困った事があってね。ななペット飼っててね。ポチって言うんだけど。」
英太「ポチ。犬ですか?」
るな「ううん。カメレオン・・・」
英太「c、chameleon・・・?」
るな「何でそんな発音良く言うの・・・?」
英太「るなさん、カメレオン苦手系?」
るな「まぁね。この前家でポチに舌で舐められてね・・・あの時は本当嫌な思いしたよ・・・」
以前家でポチに舌で舐められた時の事を思い出して寒気が走った。
英太「それは災難でしたね・・・」
るな「英太君は?お姉さん優しい?」
英太「そうですね。優しくて明るいです。小さい頃からずーっと俺を可愛がってくれて。料理とか色々作ってくれて自慢の姉です。」
るな「良いお姉さんじゃない。」
英太「でもちょっとばかし困ってる事があって、新作料理の味見役を俺に任せて色々料理を作って食べさせて来るんです。お陰で体重が増えちゃった時もありました。」
るな「あー。」
英太「でもそんな姉が好きです。るなさんもななが好きですよね?」
るな「そうだね。手の掛かるけど良い妹だよ。」
英太「今日はありがとうございました。また来ます。」
るな「うん!今度はお姉さんと一緒に来てね!」
翌日七海家。誕生日パーティーにまこ達も来てくれている。
まこ「おめでとう稜子さん!」
くれあ「誕生日おめでとう!」
しのん「ハッピーバースデー!」
つつじ「お誕生日おめでとうございます!」
なな「稜子さんお誕生日おめでとう!」
稜子「ありがとう皆!」
浩一・真歩「おめでとう稜子さん!」
稜子「2人もありがとう!誕生日プレゼントありがとー!」
英太「早速だけど姉ちゃん。俺からのプレゼント着てみ?」
稜子「うん!早速着てみるね!」
英太からのプレゼントの吊りスカートを着てみた。
稜子「きゃー可愛い!ありがとう英太!」
英太「いえいえどういたしまして。」
くれあ「凄く似合ってるよ稜子さん!」
なな「とっても可愛い!」
稜子「えへへ〜。もっと褒めて〜!」
英太「奮発してジュエリーかカバンにしようか迷ってたんだけど、るなさんが選んでくれたんだ。」
稜子「るなちゃんって、ななちゃんのお姉さんだよね?」
なな「そうだよ。」
稜子「そっかぁ〜。るなさんにも感謝しなきゃね。ねぇ英太、プレゼントはお金じゃなく気持ちが大事なんだよ?」
英太「るなさんも言ってたよ。プレゼントは気持ちが大事だって。」
稜子「でしょ?」
英太「さて、今日は姉ちゃんの好きなミネストローネだ!バケットもあるから堪能してくれ!」
まこ「くれあちゃんと一緒にケーキ作ったから召し上がって。」
稜子「わーいありがとー!たっぷり頂きまーす!」
ミネストローネを食べる。
稜子「う〜ん!美味しい!英太、料理また上達したんじゃない?」
英太「マジで!?ありがとー!」
稜子「今度お礼に新作料理沢山食べさせてあげるから!」
英太「それは自重してー!」
最高の誕生日を楽しんだ稜子だった。
『END』
キャスト
七海英太:安田陸矢
七海稜子:岩田陽葵
河合まこ:嶋野花
古舘くれあ:加隈亜衣
小川しのん:青山吉能
比嘉つつじ:乾夏寧
星なな:会沢紗弥
星るな:黒木ほの香
日下浩一:榎木淳弥
日下真歩:日岡なつみ