アウトレットにあるカフェ。
なな「うわぁ〜!美味しそうなスフレー!あ、でも思ったより多いかも・・・」
しのん「そお?普通じゃない?」
なな「だって朝ごはん遅かったんだもん。少しだけあげる。」
しのん「いや私もスイーツ頼んでるし太るじゃん・・・」
店員「お待たせしました。こちらベリーソースのマックスパンケーキになります。」
超巨大パンケーキがまこ、浩一、真歩の前に。
くれあ・しのん・つつじ・なな・英太・稜子「・・・・・!?」
3人を除いた全員が驚愕してる。
まこ「美味しそ〜!」
浩一「これこれ!これ1回食べてみたかったんだよね〜!」
真歩「ん〜!甘そうな良い匂い〜!」
英太「カ、カロリー爆弾・・・・!」
稜子「見てるだけで胸焼けしそう・・・」
つつじ「ま、まこっち・・・それ全部食べるんですか・・・?」
まこ「え〜?食べるよ〜?お昼軽くしか食べてないから大丈夫だよ〜。」
くれあ「お昼も食べたんだ・・・」
英太「浩一と真歩は・・・まあ大丈夫だろう。」
稜子「だね。フードファイターの遺伝子あるもんね。」
しのん「ま、まあ皆のも揃ったし!」
食文化研究部・真歩「頂きまーす!」
マックスパンケーキにベリーソースを豪快に垂らし、フォークとナイフで切り分けて食べる。
まこ「ん〜!」
浩一「美味えー!」
真歩「美味しいー!」
スイーツ完食後。外のベンチで休憩を取る。
まこ「パンケーキ美味しかったね〜!」
浩一「いやぁ〜良い物でした〜。また食べたくなった。」
英太「まだ食うんかい。」
なな「私はお腹いっぱい・・・」
つつじ「私もです・・・」
稜子「私も少し食べ過ぎちゃったかも・・・」
つつじ「こう満腹になると睡魔が・・・」
眠たくなり、パーカーを被って羊になって眠る。
くれあ「いやいやこんな所で寝ないの。」
英太「太るぞお前。」
しのん「そうだよ!折角アウトレット来たんだし、女子大生らしく優雅にショッピングしようよ!」
英太「俺と浩一も男子大生らしく何か買おうぜ?」
浩一「だったらスニーカーはどうよ!」
英太「エエやん!」
くれあ「しのんも何か買いたい物があるの?私夏物買いたいな〜。」
しのん「あー!夏物ねー!それなら向こうでカブトムシ売ってたよ!見に行かない?」
くれあ「女子大生要素何処行った?」
浩一「男子小学生じゃん。」
なな「あ!じゃあ私のお姉ちゃんが働いている服屋とかどお?すぐそこだよ!」
まこ「ななちゃんお姉さんがいるんだ。」
なな「うん!いつもそのお店でお姉ちゃんに服を選んで貰ってる!」
まこ「へぇ〜。行ってみたいかも!」
しのん「おーっし!じゃあ皆で服屋行こー!」
くれあ・英太「カブトムシはもういいんだ。」
アウトレットにある服屋。
なな「皆ー!紹介するねー!こちら私のお姉ちゃん!ここのショップ店員してる!」
るな「どもどもー!皆宜しくー!」
星るな。ななの姉でショップ店員。
まこ・くれあ・しのん・英太・稜子・浩一・真歩「宜しくお願いしまーす!」
まこ(本物のギャルだ・・・)
英太(ななが大学デビューしたのはお姉さんのお陰かな?)
つつじ「るな姉。お久し振りです。」
るな「ひつじちゃんお久ー!あ、新作あるけど試してみる?」
つつじ「お。是非お願いします。」
るな「オッケー!こっち来て。」
つつじ「はいぃー。」
るな「お友達もゆっくり見ていってねー。」
まこ・くれあ・しのん・英太・稜子・浩一・真歩「はーい!」
つつじを試着室へ連れて行った。
くれあ「あ!ねえねえ!このスカート河合さんに似合うんじゃない?」
デニムスカートを持って来た。
まこ「え?そう?」
しのん「良いじゃん良いじゃん!マコっち試着してみたら?」
まこ「う、うん!」
試着室。
なな「ひつじちゃーん!試着出来たー?」
新しい羊パーカーを着たつつじが出て来た。
つつじ「どうですか?」
なな「お、おう・・・」
るな「夏っぽくて良いんじゃない?」
試着室にまこが入り、くれあが選んでくれたスカートを穿いてみる。だが。
まこ「ん?あれ?可笑しいな?」
スカートのファスナーが最後まで閉まらない。
まこ「ぬぐぐぐぐぐ・・・・!!」
頑張って引っ張ってもやはり閉まらない。
まこ「入らない・・・いやいや、服のサイズを間違えただけ。」
ハンガーにあるサイズを見る。スカートはMサイズ。
まこ「っていつものサイズ・・・と言う事は・・・もしかして私太った・・・?」
気付かない内に太ってしまったまこが絶望する。
るな『サイズどお?』
まこ「ひっ!?あ、その・・・ピッタリです!」
一方稜子は、新作のジャンパースカートを試着して英太に見せる。
稜子「ねぇねぇ英太!この服とかどお?」
英太「似合ってるね。姉ちゃんにピッタリ。モデルになりそう。」
稜子「そお?ありがとー!」
夕方。まこは入らなかったスカートをつい買ってしまった。
つつじ「いやぁ〜。良い服見付かって良かったですね〜。」
まこ「そ、そだね・・・」
夜。風呂上がりのまこが、洗面所の体重計に恐る恐る乗ってみる。
まこ「・・・・・・・・・!」
体重が前より増えてショックを受けてしまった。
まこ「ダイエットしなきゃ・・・」
翌日の大学。くれあとしのんが事務員のまゆみに呼び出された。
まゆみ「って訳で、学校のサークル紹介のサイトに載せるから紹介文を考えて欲しいの。」
しのん「はあ。」
くれあ「紹介文ですか?」
まゆみ「後、サイトに載せる写真もお願い。」
くれあ「分かりました。」
まゆみ「宜しくね。あ、そう言えば夏休みってどうするの?何か活動とか?」
くれあ「え?特に予定は・・・」
しのん「はいはいはいはい!!夏の活動やりたいでーーーす!!」
まゆみ「ふーん。じゃあ事前に企画書書いて提出してね。後他の申請も色々あるから、それも忘れないように。それから、海外なら1ヶ月。国内なら1週間前に申請が必要だから宜しく。」
しのん「頼んだ!」
くれあ「何でよ!」
他力本願のしのんにくれあがツッコんだ。
なな「ああ!いた!大変大変ーーーー!!」
浩一「緊急事態だーーーー!!」
そこに慌てた様子のななと浩一が駆け込んだ。
くれあ「なな!浩一!」
しのん「どしたん?そんなに慌てて。」
なな「まこっちゃんが・・・あのまこっちゃんが・・・」
浩一「まこが・・・まこが・・・」
しのん「マコっちがどうかしたの?」
なな・浩一「お菓子食べなくなっちゃったーーーー!!!」
部室へ行くと、まこがテーブルへ突っ伏し状態になってる。
くれあ「何があったの・・・?」
英太「皆来たか。どうよコレ、この突っ伏しになったまこを見て。」
まこ「じ、実は・・・この前買ったスカートが入らなくて・・・久し振りに体重計に乗ったら・・・」
くれあ「ああ成る程、ダイエットね。」
稜子「ダイエットの為にまこちゃんお菓子を拒んでるの。」
まこ「せめて・・・大学に入ってすぐぐらいには痩せたくて・・・」
”ぐぅ〜〜〜”
なな「泣かないでまこっちゃん!!!」
まこ「あ、今鳴いたのは私のお腹だよ。」
英太「上手い事言わんでええ。」
なな「よし決めた!私運動不足だし!一緒に運動しよう!」
英太「だったら俺もそれに協力するよ。大学の近くに俺と姉ちゃんが通ってるジムがあるし。浩一もやるか?」
浩一「いや俺、食っても太らないタイプだから。」
英太「そうだった。くれあもしのんもやっとく?」
くれあ「ああ、それが何か書類作りがあって・・・」
しのん「事務員さんも何で私とくれあに言うんだろう?やっぱり人望がそうさせるのかな?」
稜子「破天荒でムードメーカーな人に人望なんてあるのかな?」
つつじ「あー。それはあれですよ。しのんが部長。くれあが副部長だからじゃないですか?」
しのん「へ?」
くれあ「そんなの初めて聞いたんだけど。」
つつじ「あー、サークル申請した後、事務員さんに役職を聞かれたのでお2人の名前を伝えたのですが・・・」
くれあ「何で確認取ってくれなかったの?」
つつじ「えっと・・・それは・・・そのぉ・・・面倒臭かったからです。」
稜子「それだけ?」
くれあ「なな。英太。つつじもたっぷり運動させてあげて!」
つつじ「え!?」
なな「オッケー!」
つつじ「あの私運動が苦手なんですが!」
なな「だからトレーニングするのー!」
英太「この際だ。運動不足解消の為にフィットネスやるぞ。」
なな「よーし!まこっちゃんひつじちゃん英太稜子さん!早速明日からジム行くよー!」
まこ「う、うん!」
つつじ「そ、そんな殺生な・・・」
その夜。まこの家。
モコ太郎『皆ー!今日は特製すき焼きを作るモ』
動画視聴中にまこがスマホを切った。
まこ「ダメだ・・・すぐに食べ物の事を考えちゃう・・・」
ハンガーに掛けてるスカートを見る。
まこ「いやいや!ななちゃんもつつじちゃん、それに英太君と稜子さんが協力してくれるんだし!頑張って体重を落とさなきゃ!よーし!頑張ろう!」
翌日。早速5人が大学近くのジムへ訪れた。
なな「おおー!いっぱいあるねー!」
英太「ここには色んな器具があるから好きに運動してくれ。」
まこ「どれから使おうかな・・・あ!私、あのランニングマシン使って来る!」
なな「了解ー!私達もその辺りでトレーニングしてるー!」
稜子「じゃあ英太、私ヨガへ行って来るよ。」
英太「ああ。また後でなー。」
ランニングマシンへ行ったまこと、ヨガへ行った稜子。
英太「んじゃ俺は・・・アレ行くか。」
なな「ん?」
チェストプレスを見付けたななが座る。
なな「よぉーし!ふんっ!んんんんんん!!!」
力を振り絞るが、最低負荷の6キロも持ち上げられない程腕が貧弱。
なな「ぶはぁーーー!!はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ん?」
腕を見て声を上げた。
なな「筋肉付いちゃったかも!!」
バランスボールをやってるつつじの方へ走った。
なな「ひつじちゃーん!腕鍛えて来たー!」
つつじ「それ腕鍛えるマシンじゃないですよ。」
なな「お?ひつじちゃん。そんな大きいバランスボール何処にあったの?」
バランスボールに座ってるつつじ。
つつじ「共有ブースにありました。これで体幹を鍛えるみたいです。見てて下さい。はいっ!」
両足を上げてバランスを保つ。
なな「おおー!凄ー!」
”ガシャン!”
つつじ「うわっ!」
だが謎の金属音と共にバランス崩して後ろへ倒れた。
なな「あれ!?ひつじちゃんがいない!?」
つつじ「な、成る程・・・これがバランスボール・・・」
なな「あ、いた。」
一方の稜子は、ヨガルームでヨガをやってる。
稜子「ん〜。前より身体が柔らかくなったかも〜。」
そして英太は、フィットネスバイクを最高負荷で漕いでる。
英太「良いぞ〜!30分で300キロカロリー到達ー!自己ベスト更新したぜ!」
一方のまこはランニングマシンで全力で走ってる。
なな「まこっちゃん頑張ってるな〜。」
つつじ「貧弱三銃士の私達の中で、1番エースの風格がありますね。」
なな「私様子見て来る。」
ランニングマシンを走ってるまこの様子を見てみる。
なな「まこっちゃん頑張ってるね〜。え?」
しかしまこは限界を超えながら走っている。
まこ「た、助けて・・・・!!はぁ・・・はぁ・・・もう・・・限界なのに・・・止め方が・・・分からない・・・」
なな「止め方!?そこのディスプレイにない!?」
まこ「それが何処にも・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・あ!」
足を滑らせて転んでしまった。
なな「まこっちゃーーーーーん!」
※ランニングマシンを使う際は安全クリップを付けましょう。
英太「ふぅ〜。」
汗をかいた英太がホエイプロテインを飲む。
英太「かぁ〜美味え!」
一方、くれあとしのんは。外を歩きながらハンバーガーショップのクーポン券を見ている。
しのん「大家さんから貰ったハンバーガーのクーポンがあったんだけど。マコっちダイエット中だし皆で行き難いなぁ〜。」
くれあ「1人で行くとか誰かにあげるとか?」
”ピコン”
しのん「ん?つつじからだ。」
くれあ「なんて?」
つつじからのLINEを読む。
しのん「貧弱三銃士にエースはいませんでした。だって。」
くれあ「どゆ事?」
その夜。しのんが古舘家にお邪魔した。
しのん「おぉ〜!くれあの部屋意外と乙女チック〜!」
くれあ「もぉ、ジロジロ見ないでよ。さっさと書類作りするよ。」
部屋で書類作りを始める。くれあがノートパソコンを開く。
くれあ「私パソコン打ち込むから、まず紹介文を考えて。」
しのん「考えてって言ってもなぁ・・・」
くれあ「頑張って。部長。」
しのん「紹介文なぁ・・・ダミーサークルだった我が食文化研究部ですが・・・」
くれあ「却下却下!提出しないといけないんだから真面目にやって。」
しのん「事実なのだが?」
くれあ「ほら。一通りやったら夜食ママに頼んであげるから。」
しのん「おお!やる気出て来たー!任セロリ!」
夜食のおにぎり、たくあん、唐揚げ、ウインナーを携えて書類作りが終わった。
くれあ「っと。これでホームページ資料の作成は終わりかな?」
しのん「写真は今まで撮った奴使えば良いよね?」
くれあ「後は夏の活動の企画資料かぁ。しのんが余計な事言わなければもう終わってたのに。」
しのん「えぇ〜?夏に何かやりたいじゃーん!それにさ、私達の作ったサークルにマコっち達が入ってくれたんだよ?どうせなら、いっぱい楽しんで貰いたいじゃん。」
くれあ「まぁ確かに。・・・しゃーない!何やる?」
しのん「え!?えっとねえっとねー!山合宿か海合宿か川合宿!」
くれあ「合宿しかないじゃん!」
ダイエットから数日後。ジムで3人は頑張ってダイエットと運動不足解消と体力作りに励んでいる。
まこ「ほっ。ほっ。ほっ。」
まこはランニングマシンを前に比べて長距離走れるようになった。
なな「んー!・・・んー!」
ななはチェストプレスを動かせるようになった。
つつじ「っ・・・!っ・・・!」
つつじは上体起こしをやってる。
英太「よっ!・・・ほっ!」
英太はラットプルダウンを60キロ上げてる。
稜子「ん〜〜〜〜〜〜。」
稜子はヨガで身体を更に柔らかくする。
一通りフィットネスが終わった。
まこ「ふぅ〜。良い汗かいた〜。」
英太「ぷはぁ〜美味い。」
まこ「あ。プロテイン。」
ホエイプロテインをゴクゴク飲む英太を見た。
なな「まこっちゃん筋肉痛とか大丈夫?」
まこ「あ。うん大丈夫!」
なな「凄いなぁ〜。私この前ジムの後腕が筋肉痛になっちゃって・・・でもこれって鍛えられてるって証拠だよね!」
英太「だな。筋肉痛は筋肉を成長させるサインだし。」
つつじ「なな、腕鍛えてなかったはずなんですが・・・」
なな「あ!それよりシャワー浴びに行こ!」
まこ「賛成〜。もう汗でベトベト〜。」
稜子「英太。また後で合流ね。」
英太「おう。また。」
男湯と女湯に別れた。
女湯。
まこ「良いお湯〜。」
稜子「潤う〜。」
なな「生き返る〜。」
つつじ「所で、湯船も良いのですが、私前々から気になる物があるんですよね。」
まこ「もしかしたら、同じ事を考えてるかも。」
つつじ「じゃあ行ってみます?」
気になってる場所へ行ってみた。それはサウナだった。
まこ「おお!熱〜。」
なな「おおー!サウナだー!」
稜子「サウナサウナー♪」
4人がサウナに座る。
まこ「私サウナ初めて。」
なな「私も〜。」
つつじ「私もです。」
稜子「え?皆サウナ初心者なの?」
まこ「うん。稜子さんはサウナやった事あるの?」
稜子「勿論だよ。英太と温泉宿へツーリングしに行った時にサウナに入るからね。」
まこ「温泉宿へのツーリング、気持ち良さそう。」
なな「誰が長くいられるか勝負しちゃう?」
まこ「負けちゃうからしな〜い。」
稜子「え、やるの?」
数分後。3人がボーッとしてる。
まこ・つつじ・なな「・・・・・・」
稜子「・・・熱い、限界。もう私出るね。」
一足先に稜子がサウナから出た。
更に数分後。現在の温度は90度。
まこ・つつじ・なな「・・・・・・」
未だに誰もリタイアしない。
まこ「さ、流石に熱いね・・・」
なな「どうする・・・?もう出る・・・?」
まこ「うん、もう少し位なら・・・ん!?」
つつじがサウナの中を徘徊している。
まこ「つつじちゃん!大丈夫!?」
つつじ「だ、大丈夫ですよ・・・少しあったまって来た位で・・・やっぱり出ます!!」
サウナを飛び出した。つつじに続いてまことななも出た。
水風呂に3人が入る。
つつじ「ガクガクブルブルガクガクブルブル・・・・・・」
まこ「冷た〜。」
なな「これを何セットか繰り返せば良いんだって〜。」
稜子(え?まだやるのあの子達・・・?ヒートショック起こすよ・・・?)
サウナと水風呂を交互に何度も入った。
4人でかいきよくでリラックス。。
まこ「外気浴気持ち良い〜。」
なな「だね〜。」
まこ「アイス食べたいけど我慢我慢。」
なな「我慢のし過ぎは良くないよ〜・・・」
するとつつじの頭に何かが起こった。
頭の中の銀河系が突然活発になった。
頭の中の惑星つつじ『エナルル〜〜〜〜〜!』
つつじ「ーーーーーーー」
全身が銀河系のように光り輝いた。
なな「おお〜。整ってる整ってる〜。」
夕方。フィットネスジムを出た。
なな「じゃあまこっちゃんまたねー!」
つつじ「ではでは〜。」
英太「また明日な〜。」
稜子「またねまこちゃん。」
まこ「うん。皆もまたね〜。」
帰り道。まこはスキップしながら帰る。
まこ(うん。何だか頭も冴えてるし、身体も凄く軽くなった気分!)
家に帰ってスカートを穿いてみる。ファスナーが最後まで閉まって穿けた。
まこ「あ!は、穿けた!!やったー!スカート穿けたー!くぅ〜!これで第1関門突破!そうだ!ご褒美にお菓子・・・いや、あくまで目標は入学時の体重に戻す事。こんな所で甘えちゃダメ!まだ!まだ足りない!」
お菓子を食べたいと言う欲を抑えてダイエットを続けると決意した。
翌日。くれあとつつじが事務室にホームページ用の資料と企画書を提出した。
まゆみ「うん。確かに。資料受け取らせて頂きます。」
資料と企画書が無事受理された。
しのん「よーし終わり終わりー!くれあ!部室行こ!」
まゆみ「あ、ちょっと待って。」
しのん「ん?」
くれあ「何か?」
まゆみ「うん。ホームページに載せる写真さ。確かに良い写真ばかりなんだけど。折角の食文化研究部なんだし、皆でテーブル囲んで食事してる写真が欲しいからって。お願い出来る?」
後日。キャンパス内を歩くまこ。結構窶れてる。
まこ「さ、流石に・・・もやししか食べず・・・朝マラソンはやり過ぎたかな・・・?」
極端なダイエットに堪えている。
食文化研究部部室に窶れたまこが来た。
まこ「皆〜・・・おはよ〜・・・」
全員「・・・・・・・」
窶れたまこを見て全員が驚く。
まこ「へ・・・?何・・・?この感じ・・・」
英太「まこお前、窶れてね?」
まこ「え・・・?そ・・・そうかな・・・?」
英太「タンパク質とか摂ってる?」
まこ「タンパク質・・・?大丈夫・・・もやしは食べてるから・・・」
稜子「それ絶対危ないダイエット法だよ!?栄養摂らないと!」
英太「食事制限が極端過ぎない!?逆に太るぞ!」
まこ「そ、そうかな・・・それで・・・この空気は・・・一体・・・」
しのん「えっと・・・実はですね・・・」
以前大家から貰ったハンバーガーショップの20%OFFのクーポン券を見せた。
まこ「へ・・・?ハンバーガーを食べに行く・・・?」
しのん「今までご飯の写真を撮ったけど、事務員さんに食べてる所も欲しいって言われて撮影に行くんだ。急だけどマコっちもどうかな・・・と。」
まこ「ハン・・・バーガー・・・ゴクリ。あ・・・で、でも私ダイエット中だし・・・」
しのん「それはそうなんだけど・・・」
つつじ「まぁ、まこっちダイエット頑張ってましたもんね。躊躇する気持ちも分かります。」
まこ「で、でしょ!つつじちゃん!」
つつじ「そんなまこっちに聞いて貰いたい言葉があります。」
まこ「こ、言葉・・・?それは・・・」
つつじ「チートデイ!!」
早速ハンバーガーショップでハンバーガーを食べる事に。真歩も誘って。
まこ「わぁー!」
ハンバーガー、ホットドッグ、サラダ、手羽先、マカロニグラタン等の豪華フルコースがテーブルに並べられた。
浩一「美味そー!」
真歩「フルコースだー!」
まこ「ほ、本当に食べて良いの!?」
英太「まこが無理をしない為のチートデイだ。それに過度な食事制限は体に毒だからな。」
しのん「写真も撮るから豪快に行っちゃって!」
まこ「・・・・」
持ったハンバーガーを見て躊躇う。だが意を決してハンバーガーに齧り付いた。
まこ「・・・・・・!」
あまりの美味しさに涙が溢れ出た。
真歩「まこちゃん!?」
くれあ「泣いてる!?」
浩一「泣く程美味いのか!?」
まこ「美味しい・・・美味しいよ!もっと食べたい!もっと食べていい!?」
しのん「いいよいいよ!写真撮るからいっぱい食べてー!」
真歩「あ!私が皆の食べてる場面撮るよ!」
しのん「お!じゃあ真歩ちゃん頼むよ!」
真歩がしのんのスマホを借りて、皆が食べてる写真を撮った。
くれあがサンドイッチ、なながホットドッグ、稜子がサラダを食べる3ショット。
まこが手羽先を食べる写真。
しのんがジュースを飲む写真。
つつじがポテトを咥えてサムズアップしてる写真。
英太と浩一がハンバーガーを豪快に食べる写真。
そして完食した写真。
ハンバーガーとサイドメニューを全て完食。
まこ「ふぅ・・・幸せ・・・」
なな「だね〜。」
稜子「ちょっと食べ過ぎちゃったかな・・・」
英太「大丈夫。姉ちゃんはずっとスタイル良いから気にしないで。」
稜子「そお?ありがとう英太♪」
つつじ「あ、まこっち。」
まこ「ん?」
つつじ「あのスポーツジムの近くに美味しそうなお店があったんです。今度ジムの後行ってみませんか?」
まこ「え?」
つつじ「英太の言った通り、食事制限もやり過ぎは毒です。適度に運動して、適度に食を楽しむ。それ位が丁度良いんです。これからもスポーツジム付き合いますから。」
まこ「あ。・・・・うん!ありがとうつつじちゃん!」
英太「もし良かったら、俺がオススメのプロテイン紹介しようか?」
まこ「プロテイン・・・確かに、それもアリかも!」
くれあ「はい!皆のお陰でホームページに載せる写真撮れたし。最後に皆で食べる所撮ろ?」
真歩「それなら私が撮ってあげるよ。」
くれあ「助かるよ真歩ちゃん。」
まこ「はっ。私全部食べちゃったけど・・・」
浩一「大丈夫だ。ポテト残ってるしコレで撮ろうぜ?」
くれあが真歩にスマホを貸した。
真歩「それじゃあ行くよー!せーのっ!」
食文化研究部「ごちそうさまー!」
ポテトを食べる写真でシメた。
完食!よく食べました!
その夜のまこの家。風呂上がりのまこが冷蔵庫から緑茶を出して飲んだ。
まこ「ハンバーガー美味しかったな〜。ちょっと食べ過ぎちゃったけど、運動してるし平気、だよね?英太君からプロテイン貰ったし。」
英太からオススメのソイプロテインを貰ってる。
まこ「よし!これからもジム頑張ろう!ん?」
箱に封印されてるお菓子を見て目の色が変わった。
まこ「少し・・・位良いよね?ジム行ってるし。へへ、へへへへ・・・」
入学時の体重に戻れるのか、はたまたリバウンドするのか。それは誰にも分からない。
『END』
キャスト
河合まこ:嶋野花
古舘くれあ:加隈亜衣
小川しのん:青山吉能
比嘉つつじ:乾夏寧
星なな:会沢紗弥
太田まゆみ;福原綾香
星るな:黒木ほの香
七海英太:安田陸矢
日下浩一:榎木淳弥
七海稜子:岩田陽葵
日下真歩:日岡なつみ
店員:本村玲奈
モコ太郎:もえのあずき
次回・ずっと忘れないと思う