食文化研究部のうまし日々   作:naogran

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幼少期の夏。まこ、しのん、ゆな、ひよりの仲良し4人組はとある喫茶店のパフェを見ている。

しのん『わぁ〜!ねぇ!皆幾ら持ってる!?』

ひより『私100円。』

ゆな『私は50円。』

ひより『まこっちは?』

まこ『私も50円しかないよ?おしんこは?』

しのん『おしんこはねぇ〜・・・どんぐり4つ!』

まこ『どんぐりじゃ何も買えないよぉ・・・』

ゆな『パフェ食べたかった・・・』

まこ『私も・・・あ!じゃあ私の家でクッキー作る?』

しのん『え!?まこっちクッキー作れるの!?』

ひより『凄ーい!』

まこ『えへへ〜。焼くのは無理だけど、お母さんに言えば手伝ってくれるはず!』

ひより『ゆなどうする?クッキーだって!』

ゆな『まこっちのクッキー食べたい食べたい!』

しのん『よぉし!じゃあまこっちの家まで全速力ーーー!!』

ゆな・ひより『おーーーーー!!』

まこ『皆ー!待ってー!私走るの遅いから待ってーーー!!』






そんな懐かしい夢を見ていたまこが朝に目覚めた。

まこ「・・・夢か・・・」

8月に入り、本格的な夏が始まった。


メニュー7・ずっと忘れないと思う

食文化研究部部室。

 

まこ「でね?小学校の時にパフェ食べられなくて、クッキー作った夢見たんだよ?」

 

しのん「あ〜。そんな事あったな〜。」

 

まこ「しのんちゃんの子供の頃の一人称も思い出して。懐かしかった〜。」

 

しのん「子供の頃の一人称?えっと確か・・・おしん。・・・謀ったなマコっち。」

 

まこ「何かごめん。」

 

浩一「プクククク・・・・」

 

しのん「笑うな浩一。」

 

浩一「ごめんごめん・・・」

 

つつじ「ななもお金足らず、パズル買えなくて泣いてた事ありましたよね〜。」

 

なな「あ〜あったあった。懐かしい〜。」

 

まこ「へぇ〜可愛い!いつの事?」

 

なな「去年だよ!」

 

まこ「去年!?」

 

稜子「英太なんてバイクの免許取った時、姉ちゃんとツーリング行けるってはしゃいでたもんね〜。」

 

英太「や、止めろよ恥ずかしい・・・」

 

まこ「英太君にも子供っぽい一面があったんだね。」

 

英太「子供って言うな・・・」

 

しのん「それより、明日は合宿だから皆遅れないようにね!」

 

なな「分かってるって。」

 

つつじ「楽しみですね。」

 

しのん「浩一は真歩誘った?」

 

浩一「ああ。既に招待済みだぜ。」

 

くれあ「・・・・・」

 

まこ・稜子「?」

 

1人だけ落ち込んでるくれあにまこと稜子が不思議がる。

 

 

 

 

 

 

夕方。家に帰ったまこが明日からの合宿の準備をしている。

 

まこ「明日から合宿かぁ〜。(そう言えば、今日の古舘さんちょっと寂しそうだったけど、どうしたんだろう?)」

 

 

 

 

 

 

合宿1日目。八王子駅に全員集合。

 

しのん「合宿キターーーーーーー!!!」

 

つつじ・なな・浩一・真歩「おおおーーーーーー!!」

 

しのん「今日は待ちに待った食文化研究部の合宿の日です!皆気合い入れて行きましょう!つつじさん、あなたの意気込みを聞きたいですわ!」

 

つつじ「意気込み〜。」

 

しのん「よし!」

 

英太「違う、そうじゃない。」

 

しのん「それでは点呼取ります!1!」

 

くれあ「あ。皆居まーす。」

 

なな「ねぇ、ここからまずどの駅に行くの?」

 

しのん「お!任せて!全部調べて来た!」

 

まこ「しのんちゃん、いつになく気合い入ってるね。」

 

くれあ「だね。」

 

英太「部長らしいな。部長だけど。」

 

くれあ「サークル作った張本人として、皆に楽しんで欲しいらしいよ。」

 

まこ「そうなんだ。」

 

稜子「流石部長さんだね。」

 

しのん「それにしても、雲1つもない青空だ〜!私旅行の時はいつも雨が降る雨女だったから。」

 

つつじ「そろそろ行った方がいいんじゃないですか?」

 

浩一「電車時刻過ぎちまうぞ?」

 

しのん「確かに!よし、駅行こう駅!」

 

まこ(このまま合宿中は晴れが続きますように。)

 

食文化研究部は東海道新幹線に乗った。

 

 

 

 

 

 

熱海駅に降りた。

 

真歩「着きました熱海ー!」

 

しのん「えーでは!この駅でレトロ電車に乗り換えまーす!」

 

つつじ「レトロ電車ですか!早く行きましょう!」

 

くれあ「おー!」

 

なな「ねえねえ。」

 

英太「どうした?」

 

なな「まこっちゃんが、凄い目付きでお弁当見てる。」

 

キリッとした目で駅弁見てるまこ。

 

しのん「あー。」

 

英太「また飯の目になってる。」

 

つつじ「あれはトンビが獲物を狙う目付きですよ。」

 

稜子「鳶に油揚げを攫われそう。」

 

浩一「いやまこは攫う側だけど。」

 

しのん「まだ時間あるし、お弁当買っとくか。」

 

 

 

 

 

 

熱海駅。

 

まこ・なな「わあー!」

 

真歩「電車来たー!」

 

伊豆急行2100系電車が来た。

 

つつじ「おぉ〜!格好良いですね〜!」

 

くれあ「テンション上がる〜!」

 

英太「伊豆急行2100系かぁ。」

 

 

 

 

車内。

 

まこ「内装も綺麗〜。」

 

しのん「ここにしよう!」

 

つつじ「席2人ずつだと、1人分かれちゃいますね。」

 

英太「俺達はあっちの席に座るから。」

 

浩一「マリカワールドしようぜ!」

 

しのん「じゃあ私達はじゃんけんで席決めるか。」

 

なな「え〜!?私1人の席嫌だー!」

 

しのん「ななよ。時には避けられない試練があるのだ。そして私も1人席になるつもりは毛頭ない!いざ尋常に勝負!」

 

なな「そ、そんなぁ・・・」

 

しのん「じゃあ皆行くよー!じゃんけん!」

 

勝敗が決まり、それぞれの席に座った。

 

まこ「もうお弁当食べていいかな〜?」

 

くれあ「まだ早いって。」

 

つつじ「バンガローに行く前に観光するらしいですよ?」

 

なな「ほう。何処ー?」

 

つつじ「しのん。何処を観光するんでしたっけ?」

 

しのん「えーっとですね・・・」

 

結局1人席になったしのん。若干不貞腐れてる。

 

 

 

 

一方英太達は、マリオカートワールドでグランプリやってる。

 

浩一「この野郎トゲゾー喰らえ!」

 

英太「あー!ちくしょうやりやがったな!」

 

稜子「退いて退いてー!巨大デイジーが来るよー!」

 

真歩「ぎゃー轢かれたー!」

 

 

 

 

 

 

電車が伊豆にやって来た。

 

つつじ・なな「わぁー!」

 

 

 

 

 

 

伊豆急下田駅に到着。

 

城ヶ崎海岸の吊り橋を渡る。つつじは高所恐怖症なのか、しゃがんで怖がっている。稜子が後ろからつつじを抱いて安心させる。

 

下田温泉海遊の足場の足湯で足を癒す。

 

他にも下田の観光スポットを回った。

 

 

 

 

そしてバンガローに着いた。

 

なな「ここが今日泊まるバンガロー!?」

 

くれあ「そうだよ!」

 

浩一「立派な造りだな〜!」

 

英太「彼処にピザ窯があるから、今日の晩飯はピザパーティーだ!」

 

なな「楽しみー!」

 

しのん「早く入ろー!」

 

 

 

 

 

 

バンガローに入った。中にはキッチン、大型テレビ等色々設備されている。

 

なな「わっはー!凄い綺麗な部屋ー!」

 

しのん「頑張って良いバンガロー探しましたよ!」

 

浩一「コイツは良いな。今日はマリパジャンボリーパーティしようぜ!」

 

真歩「パーティ2回入ってる。」

 

くれあ「少し休憩したら、ピザの下拵えする?」

 

まこ「そうだね。生地寝かせる時間も欲しいし。」

 

だが、外で異変が。

 

つつじ「・・・・・」

 

しのん「どうしたのつつじ?」

 

つつじ「雨・・・」

 

しのん「え!?嘘ぉ!うわあマジじゃん!何でー!?さっきまで晴れてたのにー!」

 

英太「あ、サイト調べたら静岡の天気、午後から雨ってなってた。」

 

しのん「そんなぁ!」

 

くれあ「あー。結構強くなってきてる。」

 

稜子「これじゃあピザが使えないよぉ・・・」

 

まこ「明日作ろうとしてたカレーあるし。今日はそっちにする?」

 

英太「俺も明日唐揚げ作る予定だったから、今日に前倒しするか。」

 

なな「朝までに晴れるかな?」

 

つつじ「明日は海で泳ぐ予定ですしね。」

 

英太「明日晴れだし、海は明日にお預けだな。」

 

しのん「そんなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

夕飯後。

 

つつじ「やっぱり旅先で飲むエナドリは最高ですねー!」

 

まこ「英太君の作ったハンバーグ美味しかったよ〜。」

 

英太「だろ?」

 

そんな中くれあはスマホで番組表を調べている。

 

くれあ「お!この前ヒットした映画やるんだって!テレビ皆で見る?」

 

まこ「うん!」

 

しのん「映画か〜。雨降ったからって湿っぽくしてられないし。皆で鑑賞会するか!」

 

つつじ「ななも映画観ますか?」

 

なな「映画ー?観る観るー!」

 

大学デビュー前の髪型のなな。

 

浩一「誰だ君は!?」

 

英太「いやななだろ。大学デビュー前の。」

 

なな「はいそうです。」

 

しのん「あー。そのパターンの髪型初めて見た。」

 

テレビで大ヒット?したゾンビ映画の鑑賞会。

 

 

 

 

 

 

鑑賞会の後、皆で遊びまくる。

 

ジェンガ。しのんの負け。

 

ババ抜き。つつじがジョーカーを引いた。

 

スーパーマリオパーティジャンボリーでレッツパーティ。

 

 

 

 

 

 

遊んだ後、敷いた布団の上に寝転がる。

 

しのん「まだ雨降ってるなぁ・・・」

 

くれあ「だねー。」

 

英太「これじゃあ明日晴れるか分かんねぇなぁ。」

 

しのん「本当に私、こう言う泊まりの時は雨女になるんだよなぁー。修学旅行とか、家族で旅行する時も雨だし・・・」

 

まこ「あー確かに。小学校の時、修学旅行雨だったかも。」

 

しのん「でしょー!?」

 

浩一「俺と真歩の場合、晴れ時々通り雨だったな。」

 

真歩「うん。でも通り雨だったからすぐ晴れて助かったよ。」

 

しのん「通り雨かぁ〜。そっちの方が良かったなぁ〜。」

 

稜子「私達はツーリングの日はずっと雨だったもんね。」

 

英太「うん。お陰で良い旅になったよ。」

 

しのん「良いな〜。晴れの日のツーリング気持ち良さそう。」

 

つつじ「雨ですかー。そう言えば高校の体育祭が何度も雨で延期になって、急遽近くの市民体育館でやる事になったんですけど・・・」

 

 

 

 

 

 

つつじとななの高校時代。体育祭当日は雨になった為、八王子スポーツセンターで体育祭が開かれた。

 

リレーでななが走っている時、足を滑らせてバトンを落とし、そのまま滑り飛んで校長にクリーンヒットした。

 

体育祭は中断になり、ななと校長は救急車に乗せられ病院へ搬送された。

 

 

 

 

 

 

しのん「えー?何それマジで?」

 

英太「相当パニックになってただろ?」

 

つつじ「はい。まだあの雨音と悲鳴が耳に残ってます。」

 

なな「ちょっとひつじちゃん!いきなり何の話してるの!」

 

つつじ「なな、あれからどうなったんですか?」

 

なな「知らなーい。」

 

まこ・稜子「?」

 

1人寂しそうなくれあをまこと稜子が見てる。

 

しのん「ねぇねぇ!くれあの高校の頃はどうだったの?」

 

くれあ「え?わ、私?」

 

つつじ「そう言えばくれあの高校の頃の話聞いた事ありませんね。」

 

なな「聞きたーい!」

 

真歩「私も聞かせて!」

 

くれあ「あー・・・私の高校結構厳しくてさー。文化祭でやる事が学力テストだよ?」

 

浩一「え、それマジで!?」

 

くれあ「マジマジ!それでさー。」

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

しのん「皆ー!めっちゃ晴れたー!」

 

昨日の大雨が嘘だったかのように快晴になってる。

 

しのん「ねぇねぇねぇねぇ!ねぇー!晴れてるのー!海で遊べるしピザも食べられるー!」

 

まこ「あ、本当だ!」

 

 

 

 

起きたまこが洗面所で歯磨き。

 

 

 

 

着替えてリビングへ行った。

 

まこ「あ。古舘さんおはよう。」

 

くれあ「おはよー。」

 

英太「おはようまこ。」

 

稜子「まこちゃんおっはよー!」

 

まこ「おはよう英太君。稜子さん。ご飯の準備?」

 

くれあ「うん。今の内に生地作っとこうと思って。」

 

まこ「私も手伝うよ。」

 

4人でピザ生地を作る。

 

まこ「あの、古舘さん。」

 

くれあ「ん?」

 

まこ「昨日寝る前に話してた時、何かあった?」

 

くれあ「え!何で?」

 

まこ「あ、いや。何だか寂しそうな顔をしてたから。」

 

稜子「うん。私も気になってた。くれあちゃん、1人だけ寂しそうにしてたから。」

 

くれあ「あ・・・えっと・・・その、本当につまらない事なんだけど。河合さんとしのんは幼馴染みで、つつじとななは同級生で、英太と稜子さんは姉弟で、浩一と真歩ちゃんも兄妹じゃん?」

 

まこ「うん。」

 

くれあ「私はさ、仲の良い同級生は皆大学違うから、そう言う昔話出来るの良いなぁーって。」

 

稜子「そ、そうだったんだね・・・」

 

まこ「ご、ごめん。私全然気付かなくて・・・」

 

くれあ「あ!いやいや!謝らなくていいから!私が勝手に思っちゃっただけで・・・ごめん、変な事言っちゃった・・・今の忘れて・・・」

 

英太「くれあ?」

 

まこ「・・・・」

 

 

 

 

 

 

水着に着替えて浜辺へ。

 

しのん「海綺麗ー!」

 

つつじ「晴れて良かったですね!」

 

真歩「青い空に白い雲!そして輝く太陽!最高の海日和だよー!」

 

なな「ひゃっほー!」

 

浅瀬ではしゃぐなな。

 

浩一「よし真歩!ビーチバレー勝負だ!」

 

真歩「うん!負けないよ!」

 

兄妹でビーチバレー対決。

 

まこ「冷たーい!」

 

くれあ「気持ち良い〜!」

 

まこ「・・・」

 

なな「2人共何してるのー!もう一気に入っちゃおうよー!」

 

沖まで行ったなな。

 

まこ「も、もうちょっと慣らしてから!」

 

なな「大丈夫だってー!見ててー!ん?」

 

泳ごうとした時、巨大な波がななに迫った。

 

なな「ぐああ!ゴボボボボボボボボボ!!」

 

波に流され砂浜に打ち揚げられた。

 

しのん「あっははははははは!」

 

まこ「だ、大丈夫?ななちゃん?」

 

 

 

 

英太「・・・・」

 

稜子「どうしたの英太?」

 

英太「姉ちゃん、ジェットスキーって乗ってみたくない?海見てると乗ってみたくなって。」

 

稜子「う〜んそうね〜。」

 

英太「俺今度特殊小型船舶操縦士取ろうかな?」

 

稜子「車とかフェリーとか取らないの?」

 

英太「いや、俺はバイクが性に合ってる。」

 

 

 

 

浮き輪で海に浮かぶつつじ。

 

つつじ「はぁ〜。良い気分です〜。」

 

海からしのんが海星を持って上がった。

 

しのん「つつじ!この下に海星いた!あげるー!」

 

つつじ「いえ。結構です。」

 

しのん「いらないってさ。バイビー。」

 

海星を海に帰した。

 

つつじ「しのん。」

 

しのん「何?」

 

つつじ「勝手に部長にしてすみません。」

 

しのん「え?別にいいよ。」

 

つつじ「合宿計画してくれてありがとうございます。お陰でとても楽しいです。」

 

しのん「・・・え、えへへ・・・そ、そう・・・?いきなりそんな事、い、言われたら・・・照れるじゃーん!」

 

照れてつつじに水をぶっ掛けた。

 

つつじ「・・・やりましたねぇ?お返しです!」

 

しのん「どわぁーーー!」

 

まこ「ジュースあるけど飲むー?」

 

しのん「あ!飲むー!」

 

 

 

 

 

 

夕方。ピザ窯に薪を入れて火を起こす。

 

つつじ「ピザ窯の火起こし出来ましたよ。」

 

まこ「ありがとーつつじちゃん。」

 

くれあ「お疲れー。つつじは休んでてー。」

 

しのん「お!じゃあウクレレ弾いてよ!」

 

つつじ「おお!任せて下さい!」

 

真歩「あ。私初めてかも。つつじちゃんのウクレレ。」

 

浩一「んじゃ真歩はつつじのウクレレ聴きながら飯出来るの待っていろ。」

 

真歩「はいほー!」

 

まこ「それじゃあ皆、料理始めようか!」

 

英太「っしゃ!」

 

 

 

 

今日のメニュー『金目鯛のピザ』

 

材料(直径30cm程度1枚)

 

ピザ生地・・・1枚

ホワイトソース・・・80g

マヨネーズ・・・40g

金目鯛のスライス・・・12枚

トマト・・・1/2個

パプリカ(赤、黄)・・・各1/4個

ブラウンマッシュルーム・・・2個

シュレッドチーズ・・・1カップ程度

 

 

 

 

寝かせたピザ生地を伸ばし、トマト、パプリカ、マッシュルーム、鮭、チーズを乗せてピザ窯に入れる。

 

しのん、なな、浩一はバーベキューコンロで手羽先や手羽元や焼き鳥を焼く。

 

英太はピザ窯で焼いてるピザの焼き加減を見る。火で汗をかいてる英太に稜子がタオルを渡した。

 

 

 

 

そして、夕飯が完成した。出来立てのピザと手羽先と手羽元の唐揚げと焼き鳥、そして瓶コーラ。

 

しのん「ピザ美味しそー!」

 

つつじ「良い感じに焼けてますねー。」

 

なな「めっちゃ良い香りがするー!」

 

真歩「お兄ちゃん!つつじちゃんのウクレレ心地良かった!」

 

浩一「だろ?つつじのウクレレは世界一ィー!」

 

しのん「よーしそれじゃ!」

 

食文化研究部・真歩「頂きまーす!」

 

ピザカッターでピザを切って食べるまこ。

 

まこ「ん〜!」

 

瓶コーラの栓を開けてコーラを飲むしのん。

 

しのん「ぷっはぁー!」

 

手羽先を食べるつつじ。

 

つつじ「!」

 

なな「美味しいー!」

 

しのん「ーーー!」

 

英太「ん〜。チーズが伸びるー。」

 

稜子「美味しいよ〜!」

 

浩一「美味ぇ〜!」

 

真歩「焼き鳥も旨し!」

 

 

 

 

全て完食。

 

なな「お腹いっぱーい。」

 

食文化研究部・真歩「ごちそうさまでしたー!」

 

完食!よく食べました!

 

 

 

 

つつじ「この後はどうしますか?」

 

しのん「じゃあその辺散策しよ!」

 

くれあ「私も休んでるね。」

 

英太「俺も休んどく。」

 

 

 

 

 

 

まこ、くれあ、英太、稜子は休んで星空を眺める。英太と稜子は椅子に座って星空を眺めている。

 

稜子「星空綺麗だねー。」

 

英太「だなー。」

 

 

 

 

くれあ「星綺麗だねー。」

 

まこ「うん。私の地元より綺麗かも。」

 

くれあ「河合さんの地元って田舎の方なの?」

 

まこ「ん〜。ちょっと外れの住宅街みたいな?」

 

 

 

 

稜子「田舎かぁ。今度ツーリングで行ってみない?」

 

英太「良いな。風情があって。」

 

 

 

 

まこ「・・・・あ、あのさ古舘さん!」

 

くれあ「ん?」

 

まこ「昨日の昔話の事なんだけど、私小学校の頃はしのんちゃんや他にも友達がいて、毎日よく遊んでたんだ。でも、皆と違う中学校へ行く事になって、それから周囲とあんまり馴染めなかったから・・・思い出も殆ど無かったんだ。でも、古舘さんが・・・このサークルに入る切っ掛けを作ってくれたから、昔みたいに皆と毎日会って、色んな所に行ったり、色んな物を食べたりして・・・だ・・・だからね?小学校の頃の思い出みたいに・・・このサークルでの出来事、ずっと忘れないと思う。」

 

くれあ「・・・・」

 

まこ「だ、だからその・・・今がいつか思い出になるから気にしなくても良いと言うか・・・えっと、何と言うか・・・そ、その・・・」

 

くれあ「ぷっ!あはははは!もしかして凄く気にしてくれてた?」

 

まこ「え!?あ、あれ!?」

 

くれあ「だって私つまらない事って言ってたじゃん?そんな大袈裟にする事じゃないし!・・・本当にちょっと、寂しかっただけ・・・でも、ありがとう。気にしてくれて。」

 

 

 

 

稜子「くれあちゃん・・・・」

 

英太「な、何で泣いてんの姉ちゃん?」

 

 

 

 

しのん「おーい皆ー!」

 

まこ・くれあ・英太・稜子「ん?」

 

散策に行った5人が戻って4人を呼んだ。

 

しのん「向こうで花火大会やってるみたいだから見に行こー!」

 

なな「早くー!」

 

くれあ「え?何処行くのー!?」

 

しのん「そこの裏山回った所ー!」

 

なな「ダッシュダーッシュ!」

 

つつじ「急ぐと転びますよー!」

 

浩一「レッツゴーゴー!」

 

真歩「ヒアウィーゴー!」

 

5人が花火大会が見える場所へ走った。

 

くれあ「ちょっと!って、行っちゃった。もうあの5人は・・・」

 

英太「やっぱ元気だなぁ〜。」

 

稜子「私達も行こ!ゴーゴー!」

 

英太「おい姉ちゃん!夜に走るのは危ないぞ!」

 

くれあ「気を付けてよー!」

 

英太「分かってるー!」

 

七海姉弟が花火大会が見える場所へ走って行った。

 

くれあ「・・・あのさ。」

 

まこ「え?」

 

くれあ「私もサークルの事、ずっと忘れない。だからもっと・・・沢山思い出作って行こうよ!まこ!」

 

まこ「・・・・!」

 

くれあ「花火早く見に行こ!」

 

まこ「・・・うん!くれあちゃん!」

 

今まで苗字で呼び合ってた2人が遂に名前で呼び合った。

 

 

 

 

花火大会が見える場所へ2人も走る。

 

まこ(こんな光景・・・ずっと前にも、何処かであった気がする。いつの頃だっけ?)

 

 

 

 

それは、夢で見たまこの家へ走る光景だった。走るの苦手だったまこは、走っている内に楽しくなり、しのん、ゆな、ひよりの後を走る。

 

 

 

 

まこ(そうだ・・・あの頃と一緒だ!)

 

 

 

 

 

 

花火大会が見える浜辺。夜空に無数の花火が咲き誇っている。

 

食文化研究部・真歩「おぉー!」

 

しのん「綺麗ー!」

 

なな「あ!また上がった!」

 

つつじ「風流ですねー。」

 

浩一「たーまやー!」

 

真歩「かーぎやー!」

 

稜子「良いね〜花火。」

 

英太「花火綺麗だなー。」

 

くれあ「皆で合宿来れて良かったね!」

 

まこ「うん!」

 

楽しい合宿を過ごした食文化研究部と真歩であった。

 

『END』




         キャスト

      河合まこ:嶋野花
     古舘くれあ:加隈亜衣
     小川しのん:青山吉能
     比嘉つつじ:乾夏寧
       星なな:会沢紗弥
        ゆな:長江里加
       ひより:長谷川育美

      七海英太:安田陸矢
      日下浩一:榎木淳弥
      七海稜子:岩田陽葵
      日下真歩:日岡なつみ

次回・エアコン・・・壊れた・・・?
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