アルフィンの軌跡〜トールズ士官学院編〜   作:龍造寺

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第2章麗しき翡翠の都編18話です。


第2章ー麗しき翡翠の都編ー57ー18話ー旧校舎探索とサラの訪問者。

 

エレボニア帝国・トリスタ・トールズ士官学院・本校舎→旧校舎

 

七耀暦1204年5月23日・昼過ぎ・帝国・トリスタ・トールズ士官学院・旧校舎。

 

わたくしが本校舎から旧校舎の方へやって来ますと、すでにリィンさんとハチマンさん、そして……あれはステイルさん?

 

なぜステイルさんがここにいらっしゃるのでしょうか?わたくしの来訪に気づいたハチマンさんが、にやりと笑いました。

 

ハチマン「噂をすれば何とやらだな……」

 

ステイル「そうだな」

 

アルフィン【リィンさん、早めに昼休みを切り上げられたのですか?】

 

リィン「昼食を学生会館で食べて、委員長やサラ教官と話して、それでも時間があったからぶらぶらしてたら、ハチマンや用務員のステイルさんと話していたら、話に盛り上がって……」

 

アルフィン【あの〜、ステイルさんはとあるご職業(守護騎士)から用務員さんになられたんですね?】

 

わたくしは満面の笑みでステイルさんとハチマンさんを見つめました。お二人は少しおどおどしながら

 

ステイル「アルフィン、これには深い事情があってだな」

 

ハチマン「俺だって初耳だ。何も聞いていなかったんだから」

 

アルフィン【初耳ですか……】

 

わたくしたちの馴れ馴れしい会話に驚いたリィンさんが、

 

リィン「3人は以前からの知り合いなのか?」

 

ステイル「俺とハチマンは、各地を転々としてて、旅行好きのアルフィンといろんなところで会ったと言うか……何と言うかで……」

 

ハチマン「そうだな……ここに来てから安泰したような……ものだな……」

 

アルフィン【わたくしの家族は旅行が好きな両親で、いろんなところを回っていたんです。それで旅行先で彼らとよく会っていたんですわ】

 

苦し紛れの言い訳にしかなっていませんが、今のわたくしたちにはそれしか言いようがありませんわ。

 

リィン「そうなのか……俺はあまりユミル以外のところには行ったことないからな。だから特別実習先、どんなところに行くのか楽しみなんだ」

 

ハチマン「そうなのか……」

 

アルフィン【世間話もここまでにして、旧校舎の探索を始めましょうか】

 

リィン「そうだな。それじゃあ来てくれそうなメンバーに連絡してみる」

 

リィンさんは、来てくれそうなみなさんに連絡をなさいました。

 

そして10分後。

 

集まってくれたのは、アリサさん、ラウラさん、スハルトさん、エリオットさん、ガイウスさん、そしてわたくし、リィンさん、ハチマンさんの8人でした。

 

スハルト「旧校舎探索始める前に1つ聞いていいか?」

 

リィン「なんだ、スハルト?」

 

スハルト「なんだじゃねえだろ。というか誰だよ、こいつ」

 

ステイル「自己紹介がまだだったな。俺は用務員のステイル・アレフガルドだ」

 

アリサ「用務員さん? 私は別の用務員さんに会ったんだけど?」

 

ラウラ「私もユウ・ナルカミと名乗った用務員と会ったぞ」

 

ステイル「そう。用務員は俺ともう1人のユウ・ナルカミってやつが雇われたんだ」

 

スハルト「……!ユウ・ナルカミ!?」

 

スハルトさんが驚いた表情で、

 

エリオット「ど、どうしたの、スハルト?」

 

スハルト「ユウ・ナルカミってヤツなら俺も会った。いい釣り場所を知らないかってな!」

 

エリオット「教えたの?」

 

スハルト「まあ、1箇所だけなら教えたが……まさかあのイケメンが用務員だったとはな、驚きだぜ」

 

アルフィン【ユウさんなら、わたくしもトリスタの川沿いの邸宅のあるそばの釣り場で会いましたわ】

 

リィン「アルフィンも会ってたのか。俺はまだ会っていないが」

 

ガイウス「オレも本校舎の美術室にほとんどいたからな。だから会っていない」

 

エリオット「それを言うなら僕もだけど」

 

確かに室内、美術室や音楽室にいらっしゃるお2人に遭遇する可能性は限りなく低いですわね。

 

そういえば、用務員募集の張り紙が入り口近くの掲示板に貼られていましたわ。

 

用務員さんはお1人いらっしゃいますが、ご高齢の方ですので負担にならないよう、ステイルさんとユウさんが採用されたということですね。

 

そしてステイルさんは、この旧校舎を調査する目的も兼ねていると、わたくしは思いますわ。

 

リィン「みんな話はここまでにして、旧校舎の探索を始めないと、夕方までに終わらないかもしれない」

 

ガイウス「そうだな、前回も夕方過ぎまでかかってたからな」

 

エリオット「そうだよ、また旧校舎で何があるかわからないし……」

 

ハチマン「だな、警戒はしてた方がよさそうだ」

 

アルフィン【そうですわね。気を引き締めて行きましょうか。それでステイルさんは……どうなされるつもりで?】

 

ステイル「俺もついて行く。なあ〜に、足手まといにはならないさ」

 

ステイルさんが足手まといになるなんて、わたくしやハチマンさんは思いませんわ。

 

ラウラさんやリィンさんも、気配や雰囲気でなんとなく感づいていらっしゃる気もします。なにはともあれ、わたくしたちは預かっている旧校舎の鍵を取り出し、旧校舎内に入って行きました。

 

 

エレボニア帝国・トリスタ・第3学生寮

 

七耀暦1204年5月23日・昼過ぎ・帝国・トリスタ・第3学生寮・サラ教官の部屋(301号室)

 

サラ教官の部屋に、男女二人組の来訪者があった。男性はカズヤ・アレイスターやステイル・アレフガルドにやや似た雰囲気を持ちながらも、よりがっしりとした体格をしている。髪は赤みが強く、残りが茶毛。鼻の上に横の傷、頬に縦の傷がある。服装はラフだ。

 

その名はカズナリ・ヨツバ。

 

女性は白井黒子を大人びた容姿にしたような美人だった。ツインテールを赤いリボンで結び、ナイスバディに成長した体型をしている。髪は茶色と赤が混じった色合いだ。

パンツスタイルで動きやすい服装をしている。

 

その名はクロコ・シライ。

 

2人は数年間、カルバード警察に出向していた。

 

サラ「あんたたち、クロスベルに戻ってきたのね」

 

カズナリ「ああ、共和国でやれることはもうやったからな。それに任せられる人材も見つかったことだし」

 

クロコ「そうですわね。あとは彼らがどう導いていくかですが」

 

サラ「それは任せられた人間次第でしょうね。それで役目を終えたあんたたちは、クロスベルに戻ってきたってわけ?」

 

カズナリ「別に終わってなんかいなかったんだが、セルゲイ……クロスベル警察からとある部署に入ってくれないかって話が来てな」

 

サラ「クロスベル警察のとある部署? それって特務支援課?」

 

カズナリはサラ教官の部屋の窓から外を見ながら、ゆっくりと話し始めた。

 

カズナリ「そうだな。そこの課長から直々にお願いされてな。ま、そこの課長は昔世話になった人だから断れなくてな。それで俺とクロコで入ることを決めたんだ。それにあいつの弟もいることだし」

 

サラ「弟?」

 

カズナリ「いや、何でもねえ。それにしてもあんたが士官学院の教官やってるからな。そっちの方が驚きだぜ」

 

サラ「あたしもお願いされてやってるのよ。それよりあんた、とうとう結婚するわけ?」

 

クロコ「まだですわ。わたくしが20になるまでやらないとカズナリさんが……」

 

クロコは両手で頰を押さえながら、少し照れた様子でサラに答えた。

 

サラはため息をつきながらカズナリを見た。

 

サラ「あんた、意外に律儀よね……」

 

カズナリ「俺はクロコが大切なんだ。クロスベルが一段落したら、式を挙げるつもりさ」

 

クロコ「カズナリさ〜ん!! いいんですの? ガイさんを殺した相手を捕まえるまではしないって……おっしゃってましたのに……」

 

カズナリ「いつまでも君を待たせるわけにはいかないからな。それにアイツを殺したヤツは、クロスベルにいると裏情報で得たからな」

 

クロコ「そうでしたよね。だからクロスベル帰還を即答なされたんですものね」

 

サラ「そっちも色々と大変だったみたいね。まあ、結婚するなら幸せを裾分けしてほしいわね」

 

カズナリ「それと話は変わるが、スハルトもこの学院に通ってるんだろ? 元気にしてるか?」

 

カズナリたちがスハルトのことを知っているのは、以前彼がある二人組を探していたと話があったからだ。その二人組こそ、カズナリとクロコだった。

 

スハルトを助けてウルスラ病院に運んだのが、彼らである。

 

サラ「元気にしてるわ。なんなら会って行く?」

 

カズナリ「いや、いい。元気にしているのなら、いずれ会うことになるだろうしな」

 

クロコ「ふふっ、カズナリさんたら」

 

サラ「これからそっちのクロスベルも大変でしょうけど、頑張りなさいよ」

 

カズナリ「それはあんたもだろ。まあ、こんな激動な時代、互いに頑張っていくしかねえだろ」

 

クロコ「サラさん、これ、わたくしたちの新しい住所と連絡先ですわ」

 

クロコはサラに個人情報が書かれたメモ用紙を渡した。サラもクロコに秘密の連絡先を渡す。

 

サラ「とにかく何かあったら連絡しなさい」

 

クロコ「サラさん、ありがとうございますわ」

 

こうしてしばらく3人は話を続け、そしてカズナリとクロコはクロスベルへと帰っていったのだった。

 

 

エレボニア帝国・トリスタ・第3学生寮

 

七耀暦1204年5月23日・昼過ぎ・

帝国・トリスタ・第3学生寮・サラ教官の部屋(301号室)

 

サラ教官の部屋に、男女二人組の来訪者があった。男性はカズヤ・アレイスターやステイル・アレフガルドにやや似た雰囲気を持ちながらも、よりがっしりとした体格をしている。髪は赤みが強く、残りが茶毛。鼻の上に横の傷、頬に縦の傷がある。

 

服装はラフだ。

 

その名はカズナリ・ヨツバ。

 

女性は白井黒子を大人びた容姿にしたような美人だった。ツインテールを赤いリボンで結び、ナイスバディに成長した体型をしている。髪は茶色と赤が混じった色合いだ。

 

パンツスタイルで動きやすい服装をしている。

 

その名はクロコ・シライ。

 

2人はクロスベル警察の一課の若手捜査官だ。

 

しかし2人は数年間、カルバード警察に出向していた。

 

サラ「あんたたち、クロスベルに戻ってきたのね」

 

カズナリ「ああ、共和国でやれることはもうやったからな。それに任せられる人材も見つかったことだし」

 

クロコ「そうですわね。あとは彼らがどう導いていくかですが」

 

サラ「それは任せられた人間次第でしょうね。それで役目を終えたあんたたちは、クロスベルに戻ってきたってわけ?」

 

カズナリ「別に終わってなんかいなかったんだが、セルゲイ……クロスベル警察からとある部署に入ってくれないかって話が来てな」

 

サラ「クロスベル警察のとある部署? それって特務支援課?」

 

カズナリはサラ教官の部屋の窓から外を見ながら、ゆっくりと話し始めた。

 

カズナリ「そうだな。そこの課長から直々にお願いされてな。ま、そこの課長は昔世話になった人だから断れなくてな。それで俺とクロコで入ることを決めたんだ。それにあいつの弟もいることだし」

 

サラ「弟?」

 

カズナリ「いや、何でもねえ。それにしてもあんたが士官学院の教官やってるからな。そっちの方が驚きだぜ」

 

サラ「あたしもお願いされてやってるのよ。それよりあんた、とうとう結婚するわけ?」

 

クロコ「まだですわ。わたくしが20になるまでやらないとカズナリさんが……」

 

クロコは両手で頰を押さえながら、少し照れた様子でサラに答えた。

 

サラはため息をつきながらカズナリを見た。

 

サラ「あんた、意外に律儀よね……」

 

カズナリ「俺はクロコが大切なんだ。クロスベルが一段落したら、式を挙げるつもりさ」

 

クロコ「カズナリさ〜ん!! いいんですの? ガイさんを殺した相手を捕まえるまではしないって……おっしゃってましたのに……」

 

カズナリ「いつまでも君を待たせるわけにはいかないからな。それにアイツを殺したヤツは、クロスベルにいると裏情報で得たからな」

 

クロコ「そうでしたよね。だからクロスベル帰還を即答なされたんですものね」

 

サラ「そっちも色々と大変だったみたいね。まあ、結婚するなら幸せを裾分けしてほしいわね」

 

カズナリ「それと話は変わるが、スハルトもこの学院に通ってるんだろ? 元気にしてるか?」

 

カズナリたちがスハルトのことを知っているのは、以前彼がある二人組を探していたと話があったからだ。その二人組こそ、カズナリとクロコだった。

 

スハルトを助けてウルスラ病院に運んだのが、彼らである。

 

サラ「元気にしてるわ。なんなら会って行く?」

 

カズナリ「いや、いい。元気にしているのなら、いずれ会うことになるだろうしな」

 

クロコ「ふふっ、カズナリさんたら」

 

サラ「これからそっちのクロスベルも大変でしょうけど、頑張りなさいよ」

 

カズナリ「それはあんたもだろ。まあ、こんな激動な時代、互いに頑張っていくしかねえだろ」

 

クロコ「サラさん、これ、わたくしたちの新しい住所と連絡先ですわ」

 

クロコはサラに個人情報が書かれたメモ用紙を渡した。サラもクロコに秘密の連絡先を渡す。

 

サラ「とにかく何かあったら連絡しなさい」

 

クロコ「サラさん、ありがとうございますわ」

 

こうしてしばらく三人は話を続け、そしてカズナリとクロコはクロスベルへと帰っていったのだった。

ユウのヒロインは誰が良いでしょうか?

  • 1ーエマ
  • 2ーフィー
  • 3ートワ
  • 4ーサラ
  • 5ースミレ
  • 6ーそれ以外(アリサとラウラは除く)
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