エレボニア帝国・バリアハート・《宝飾店ターナー》→オーロックス峡谷道
七耀暦1204年5月29日・昼・帝国・バリアハート・オーロックス峡谷道。
オーロックス峡谷道は、北クロイツェン街道と違い、中世的な雰囲気が漂う場所ですわね。この先にはオーロックス砦しかありませんから、最低限度の手入れしか道も舗装されておらず、中世の橋梁がそのまま残っているわけですしね。
バスソルトの岩塩、手配魔獣もオーロックス峡谷道の途中にありますから、ここで全ての課題を終わらせることもできますね。わたくしたちは、手配魔獣がいるオーロックス峡谷の中間地点の崖上へやって来ました。
魔獣【フェイトスピナー】は崖上に鎮座していますね。みなさん、自分の得物で構えました。リィンさんの号令のもと、フェイトスピナーと戦うことになりました。
わたくしとエマさんで戦術リンクを結び、リィンさんとフィー、マキアスさんとユーシスさんを結びました。ただマキアスさんとユーシスさんの戦術リンクは見ていて、儚い感じがします。フェイトスピナー自体はさほど強くはなく、全員で戦えば苦もなく倒せましたが、マキアスさんとユーシスさんの戦術リンクが戦闘の途中で途切れる事案が発生しました。
あれはどちらかが拒絶などした時に起こるはずですわ。つまり、マキアスさんかユーシスさんのどちらかが……
マキアス「はぁ、はぁ…」
ユーシス「……」
リィン「手強かったが、全員で戦ってなんとかなったな」
アルフィン【そうですわね】
エマ「ええ、でもなんとかなりました」
フィー「ヒヤヒヤなところもあったけど、なんとかなったね」
わたくしたちは安堵の気持ちになった時に、マキアスさんとユーシスさんが先ほどのこと、戦術リンクが途切れたことで言い争いになっています。
マキアス「どういうつもりだ!ユーシス・アルバレア!どうしてあんなタイミングで戦術リンクが途切れる……?」
ユーシス「こちらのセリフだ……マキアス・レーグニッツ……戦術リンクの断絶……明らかに貴様の側からだろうが」
お2人とも取っ組み合いのケンカになり始めました。マキアス「一度協力すると言っておきながら、腹の底では平民をバカにする……結局それが貴族の考え方なんだろう!」
ユーシス「阿呆が……!その決めつけと視野の狭さこそが全ての原因だとなぜ気づかない……!」
リィン「よせ、2人とも……!」
エマ「お、落ち着いてください!」
マキアス「うるさい、君たちには関係ない!」
ユーシス「この際、どちらが上か徹底的に思い知らせてやろう!」
マキアスさんとユーシスさんが本当に喧嘩を始めてしまいますわ。リィンさんと協力して2人を止めないと!
そう思った時、先程のフェイトスピナーがお二人を狙っていますが、リィンさんがお二人を押して背中に攻撃を受け
リィン「……ぐぅ……」
大賢者【告、マスター!別方面から3人を狙った攻撃が!】
アルフィン【何ですって!】
わたくしは自分の目で別方面からどこからか伸びてきた腕が3人を捉えているのがわかりました。わたくしは考えるよりも前に体が動いていました。
大賢者【解、マスター!何を!?無茶です!】
大賢者が止めに入ってくれましたが、わたくしはそのまま3人の前に立ち塞がって、背中に鈍い痛みを感じて意識がここでなぜだか途切れてしまいました。
???・???
七耀暦???・?月??日・?・??・??・???。
………あれ?わたくしは、オーロックス峡谷道の中間地点の崖上でフェイトスピナーを倒して、その倒したと思っていたフェイトスピナーにリィンさんが!そして別方向から来た攻撃をわたくしは3人をかばって……それで……
それにしてもここも一体どこでしょうか?
アルフィン【大賢者、ここは一体どこでしょうか?】
大賢者に話しかけましたが、応答がありません。
アルフィン【大賢者!返事をして!】
大賢者がわたくしの呼び掛けに答えてくれない。これは一体どういうことなのかしら?
まさか天国?わたくしさっきの攻撃で?何もない空間をわたくしは見渡していると、突然何かの風景が現れました。
アルフィン【こ、この風景って!?】
そう、わたくしがまだ光井和也として生きていた時、
和也【どうやったら、世界が平和の世の中になるんだろう……】
達也「和也、その答えは永遠に出ないかもしれないぞ?」
和也【
達也「確かにそうだな。人類は、有史以来ずっと何かしらと戦っていることが多いからな」
和也【俺も……否応なしに人間の嫌なものをたくさん見てきた……1回はマジで絶望しかけたこともあった。だけど、❝上条当麻❞という男が俺のモヤモヤしていた気持ちをあの右手……
達也「上条当麻、和也にとってその男とは……」
和也【上条のことか?そりゃあ……友でもあり、何よりもアイツと……アイツの隣に並び立ちたい……ずっと憧れの背中を追っかけてたからな……俺はアイツみたいなヒーローになりたいのかもしれない……】
達也「和也、お前は何者でもない、光井和也だろ?ほのかの兄で、雫の兄貴分で、七草先輩の幼なじみで、深雪もお前を……俺やレオ、幹比古もお前を友だと思っているんだからな。それにあのトリニティ・セブンの面々もそう思っているだろう」
和也【フッ、達也から友と言われたことには光栄だな。トリニティ・セブンの面々だって俺にとっては友だからな。友と言うより戦友か】
達也「………友だから言わせてもらう。だから2度とあんな真似はするな、1人で何でもかんでも抱え込むな。必ずお前の後ろには仲間がいることを……」
和也【あはは……ありがとう、一方通行、達也……】
さっきまでの光景が突然消えました。
教えて下さい……
そう思った時に別の声が響き渡りました。
??「お前が選べよ……このままお前の信念を貫き通すのか、何もできないと悟って尻尾を巻いて逃げるのか、それとも俺の手を借りて協力してほしいのか……お前自身は何をしたいのかよ?傲慢だろうが何だろうが!胸を張れるものを自分で選んでみろよ!」
上条さん!!わたくしの目から一粒の涙が零れ落ちていくのがわかりました。絶望して悪党になりかけていた前世のわたくしに上条さんは、おっしゃってくれたのです。そして右手でそけぶされまして、いろんなものが消えてなくなって体が軽くなったんです。
ふふっ、❝傲慢でも何だろうが……胸を張れるものを自分で選んでみろよ❞ですか。
上条さんから聞かされた言葉の中で1、2を争うほど好きな言葉ですわ。
アルフィン【……ふふっ、上条さん、わたくしを励ましてくれてありがとうございます】
そう、わたくしが問いかけた時、どこからか大賢者の声がしてきました。
大賢者【解、マスター、マスター、いらっしゃいましたらお返事ください!】
アルフィン【大賢者!わたくしはここよ!】
大賢者【解、マスター、よかったです。私は何度も問いかけましたが、全然答えてくれませんでしたから】
アルフィン【わたくしも大賢者を呼びかけましたけど、全然と答えてくれませんでしたよ?】
大賢者【解、マスター、ここは人々の記憶の界のようです。マスターは先程の攻撃を受けて、精神がこちらの方へ連れてこられたようですね】
アルフィン【え?今のわたくしは、肉体と精神が切り離されてるって事なの?】
大賢者【解、そうです。色々解析してここまでやってきたのです。少々時間がかかったことは……ご了承ください】
アルフィン【……いいわ、その代わりに忘れていたものが思い出しましたから】
大賢者【解、昔の思い出?とにかく今は肉体に戻ることは先決です。このままでは……私が誘導するのでついてきてください】
アルフィン【わかったわ】
わたくしは先ほどの光景が現れた場所を向いて一礼してから大賢者の導くままにそちらの場所へ向かうのでした。
ユウのヒロインは誰が良いでしょうか?
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1ーエマ
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2ーフィー
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3ートワ
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4ーサラ
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5ースミレ
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6ーそれ以外(アリサとラウラは除く)