アルフィンの軌跡〜トールズ士官学院編〜   作:龍造寺

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第3章鉄路を越えて編1話です。

第3章鉄路を越えて編は、特別実習から改編します。改変と言っても大幅に変わるものではなく、誰とは言いませんが、原作キャラの1人が違う班Ⅱとか…色々と。




第3章ー鉄路を越えて編〜蒼穹の大地〜
第3章ー鉄路を越えて編ー77ー1話ー中間テスト前。


 

エレボニア帝国・トリスタ・トールズ士官学院・Ⅶ組教室

 

七耀暦1204年6月15日・昼・帝国・トリスタ・トールズ士官学院・Ⅶ組教室。

 

5月の特別実習から約2週間が過ぎました。季節は春からあの世界の日本の梅雨のような時期にトリスタは入っています。5月の特別実習が終わった後、A班、B班共にお互いの情報交換をしましたわ。

 

まず、わたくしたちA班は、わたくしとマキアスさんが連行されて牢屋に入っていた時にフィーが士官学院に来る前に猟兵稼業をしていたことを告白してたみたいです。助けに来る際に、爆薬を使って扉を壊したそうです。

 

その時にリィンさんがフィーのことを疑問に思って聞き出したみたいです。これで今までのことが納得できると言うか、うまく説明ができると言いますか。フィーの身体能力は入学式のオリエンテーリングの時から発揮されていましたからね。

 

あとはマキアスさんがB班のみなさんにセントアークのことを聞いていらっしゃいました。それとユーシスさんの身の上話もユーシスさんが自らB班のみなさんに話されました。

 

わたくしたちA班はこんなもんですね。

 

B班からの報告は、スハルトさんの身の上話をB班のみなさんに話されたようで、彼もフィーと同じ猟兵稼業をされていたみたいです。そしてシズカという年上の女性の恋人もいたそうです。いたという過去形なのは、すでにその恋人さんが亡くなっているからです。スハルトさんのお話では、シズカさんは遊撃士であり、遊撃士の職業に誇りを持っていたそうです。

 

しかし国家間の謀略に巻き込まれた人たちを守るために……自分の命と引き換えに人々を守ったそうです。

 

ハチマンさんは何か気になる点があったらしいですけど、スハルトさんはそれ以上話してくれなかったみたいです。

 

それとスハルトさんを慕っていた後輩さんが、セントアークで行商人をしていたらしいですね。なんでもケルディックの大市で行商人修行をしているらしいです。ケルディックの実習の時には、いらっしゃらなかったので、それ以降にケルディックに来られた可能性は高いわけです。それでこの時は、セントアークで行商人をしてお金を稼ぐこととお店の知名度を上げる宣伝活動をしていたようです。

 

スハルトさんは、後輩さんが別の人生を歩んでいることに安堵してたらしいです。

 

きな臭いこと、セントアークでも貴族派の方々はいらっしゃったようで、反フレデリック派の方々が暴動を起こそうとしていたようです。

 

首謀者はサルバイ伯爵という貴族派の一味らしいです。どうやら裏でアルバレア公爵ともつながりがあったとされていますが、アルバレア公爵はつながりがないとか、なんとかでそのことを否定されているようですね。ですので、サルバイ伯爵が単独で行動を起こそうとしたということで方をつけられたようです。

 

ハイアームズ侯爵家としてもアルバレア公爵家と全面的に争うつもりはないようで、サルバイ伯爵だけを処罰したということになっていますね。B班のアリサさんたちは、それで幕引きしたことをあまり納得はしていません。

 

しかし、これ以上何もできないのを事実ですね。

 

そして、共和国の方ではシアゲさんやサナダさんたちが、ロアアーム社の経営陣の逮捕からの起訴まで持っていったみたいです。

 

ロアアーム社は、経営破綻したみたいですね。何も関係のない社員の人たちは、他の企業が1人残らず採用したということになってますね。

 

後はアリスさんたちは、生徒会に入ってくる依頼や学校周辺の依頼を順調にこなして知名度を上げていらっしゃるみたいです。

 

わたくしの問題は、タナトスが未だに行方不明なのが気がかりですが、合成魔獣の方は、クロイツェン州に確保していた合成魔獣は、ルーファスさんが全て破棄したと報告されたようです。

 

これでわたくしがわざわざ出向いて潰す必要がなくなりました。トールズ士官学院の話題と言えば、第2学生寮に住むようになられたユウさんの❝寮飯❞がかなりの評判で、学生会館の学生食堂で食べる生徒より学生寮にいち早く帰って食べる生徒が増えたと言われていますね。

 

ちなみに昼間は、学生食堂で昼食を作っていらっしゃいますね。

 

同じく、ステイルさんも用務員のお仕事をされながら、❝自分のお仕事❞をされてるみたいですね。

 

ざっとこんなもんでしょうか。

 

それにわたくしたちには、重大なイベントが待ち構えているのです。

 

それは中間テストというものですが。ここでわたくしの回想は終わりますね。

 

サラ「さて、前から予告していた通り、明日から《中間テスト》になるわ。ま、基本は座学のテストだから、あたしには何の力にもなれないけど。一応試験官として暖かく見守るからせいぜい頑張ってちょうだい」

 

リィン「完全に他人事ですね」

 

ハチマン「リィン、サラ教官は、そういうことはいつも他人事だろ」

 

アリサ「私たちの成績が悪かったら教頭に嫌味を言われるんじゃ?」

 

サラ「フフン、このクラスには結構成績優秀者が多いしね。せいぜい結果を楽しみにさせてもらうわ。そうそう。試験結果の発表は来週の水曜日よ。個人別の総合順位も掲示板に貼り出されるから」

 

スハルト「いちいち貼り出さなくてもいいっつうの」

 

エリオット「はあ…憂鬱だなぁ…」

 

フィー「…超絶めんどくさい」

 

マキアス「むむ、今度こそはエマ君に勝たなくては…」

 

エマ「あはは…」

 

アルフィン【入学試験で負けましたけど、マキアスさん、今度こそ勝たせてもらいますわ】

 

マキアス「アルフィン、君まで一緒に燃えなくていいから」

 

サラ「はいはい、仲のいいことで。それともう1つ。クラスごとの平均点なんかも発表されたりするのよね〜」

 

ガイウス「クラスごとの平均点…」

 

ハチマン「はたまためんどくせえことを」

 

スハルト「そうだな、めんどくさいこの上ない」

 

ユーシス「フン、クラス同士の対抗心に火をつけるのが狙いか」

 

ラウラ「ふむ、それはそれでやりがいがありそうだが…」

 

サラ「さて、まだ昼過ぎだけど、今日のHRは以上よ。残って試験勉強でもするか、寮に帰るかは君たちに任せるわ。委員長、挨拶して」

 

エマ「はい、起立、礼」

 

こうして、いつもより早い放課後が始まります。さてと、わたくしは何をしましょうかね。図書館で勉強しますか、みんなと一緒に勉強を教え合うのもいいでしょうね。その前に見回りも一通りしないといけませんし。今日は簡単に回るくらいで構いませんよね。

 

みなさん、それぞれに分かれて勉強を教え合うみたいです。

 

アリサさんとラウラさん、マキアスさんとエリオットさんハチマンさん、ガイウスさんとユーシスとスハルトさん、エマさんとフィーと綺麗にグループが分かれましたね。

 

最初はアリサさんもエマさんに古典を教えてもらうつもりだったのですが、ラウラさんはフィーがいらっしゃるので、自分は1人で勉強するみたいにして、教室から出て行かれました。アリサさんはラウラさんが心配ということで、最初に言ったとおりに彼女の方へ行くみたいです。

 

ラウラさん、フィーのお話を聞かれてからずっと彼女を避けているような感じがするんですよね。

 

マキアスさんとユーシスさんの問題が片付いたかと思ったら、次なる問題…ラウラさんとフィーの問題ができました。

 

2人の問題、これは他のみなさんから聞いたのではなく、大賢者から教えてもらったのです。

 

ただ、マキアスさんとユーシスさんみたいにああいうのではなくて、何て言ったらいいのでしょう…言葉に詰まりますわ。

 

わたくしとリィンさんは、見回りもあることを含めてどこにも名前がないですが、まあ、どこにでも行けるという利点もありますけどね。

 

わたくしは、誰かのとこに行くかもしれないので、その時はよろしくお願いしますと言って分かれましたわ。みなさん、それぞれのとこで勉強するため、教室から出て行きました。残ったのは、わたくしとリィンさんだけです。

 

リィン「俺は、見回りながら誰かのとこで勉強すると思う。アルフィンもそうするだろ?」

 

アルフィン【ええ、わたくしも見回りを終えてから、どこか寄らせてもらうと思いますわ】

 

リィン「そうか、何かあったら連絡してくれ、それじゃ俺は行くから」

 

そうおっしゃると、リィンさんは教室から出ていかれました。雨の降りしきる音が聞こえる中、教室にはわたくしだけになりました。

 

アルフィン【さてと、わたくしも見回りに行くとしますか】

 

自分の席から立ち上がって教室から出るのでした。

ユウのヒロインは誰が良いでしょうか?

  • 1ーエマ
  • 2ーフィー
  • 3ートワ
  • 4ーサラ
  • 5ースミレ
  • 6ーそれ以外(アリサとラウラは除く)
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