エレボニア帝国・トリスタ・トールズ士官学院・図書館→旧校舎
七耀暦1204年6月15日・昼過ぎ・帝国・トリスタ・トールズ士官学院・旧校舎。
わたくしは、テスト勉強で頭は結構使ったので、気分転換に旧校舎方面に来てみました。もちろん雨が降っているので赤い傘をさしてですけど。先ほどよりも若干弱くはなってありますが、それでも降っていることには変わりはないので。
それにしても雨の日の旧校舎、薄気味悪くてちょっといい気分ではありませんね。あれ?旧校舎の出入り口のとこに誰かがいらっしゃるようですけど、一体誰ですの?あれって、サラ教官ではありませんか?何か気になることでもあったんでしょうか。単独で何か調査でもされていたんでしょうかね。
アルフィン【サラ教官、お一人で旧校舎の探索ですか?】
サラ「アルフィン、軽く流す程度だけどね。安心なさい、先月の調査依頼、大きな変化が起きていないみたい。あたしやマユミ、ユウやステイルも調査に入ったからね」
アルフィン【サラ教官たちがお調べになって何もなかったというのなら、一応は一安心ですね。わたくしたちは中間テストがあるので。それにしてもここって一体何なんでしょうね…】
サラ「それがわかるかどうかは今後の君たちの調査次第ね〜まあ、実習を重ねてきた。君たちならなんとか突き止められる気もするわ。そろそろ戦術リンクの次のステップにも進めそうな感じだし」
アルフィン【次のステップですか…】
サラ「
サラ教官のおっしゃってることが本当だとしたら、
本当なら喜ばしいことでしょうけど……。
そういえば、エマさんとフィーとお勉強会を開いていませんわね。あのお2人ならおそらく学生会館の学生食堂にいらっしゃるのではないでしょうか。わたくしはサラ教官に挨拶を済ませて、もう一度、学生会館の方へ向かうことにしました。
エレボニア帝国・トリスタ・トールズ士官学院・旧校舎→学生会館
七耀暦1204年6月15日・昼過ぎ・帝国・トリスタ・トールズ士官学院・学生会館。
先ほどもトワ会長に会いに行くために学生会館のここを通りましたけど、今は結構な人数が勉強をされていますね。えーと、エマさんとフィーはどこの席にいらっしゃいますか……。
あ、学生会館の奥のテーブルでお勉強をされてますね。歩いてそこへ向かいました。どうやらお2人は帝国史をされてますね。
アルフィン【エマさんとフィーは帝国史をされているんですね】
フィー「…暗記とか苦手。なんでこんなものがあるのか理解できない」
あはは…フィーに帝国史は難しいのでしょうね。猟兵の知識は、わたくしたち以上の知識ですが…それも生きていくために覚えるしか無かったのでしょうが。
エマ「ま、まあまあ、フィーちゃん。そうだ、良かったらアルフィンさんも一緒にどうですか?フィーちゃんもいい気分転換になると思いますし」
アルフィン【ええ、構いませんわ。中間テストの範囲は、《獅子戦役》前後でしたわね】
エマ「ええ、もう一度冒頭から復習してみましょう」
わたくしは、フィーの隣の席に座って勉強会を始めました。帝国史は得意中の得意ですので、フィーに分かりやすく教えられればいいのですが…。
フィー「その後、ドライケルス帝はノルド高原で挙兵…帝都を解放して獅子戦役が終わったのか、七耀暦952年、だっけ」
アルフィン【フィー、正解ですわ】
フィー「ん、なんとか覚えた」
エマ「ふふっ、ちなみに終戦は7月、ちょうど来月ですね」
アルフィン【これは言い伝えですが、その時の帝都も今日の天気の雨だったと言われていますね。ドライケルス帝が帝都に足を踏み入れた途端にお空が晴れ渡り太陽の光が降り注いだと言われています】
フィー「へーちょっと面白いかも」
エマ「記憶に残るエピソードですね。アルフィンさん、教えるのがお上手ですね」
アルフィン【わたくし、弟がいまして、お勉強を教えたりしてましたから。教え方も色々と工夫したりしてましたからね】
エマ「そうですね、勉強は楽しんでやると身につき方を違いますから」
アルフィン【エマさんも努力家ですわ】
エマ「それを言うならアルフィンさんもですよ」
アルフィン【あはは…みなさん、優秀な方々ばかりですので、置いていかれないようにしているだけですわ】
エマ「ふふっ、そういうことにしておきますね」
アルフィン【エマさん、とにかく残りの範囲も復習していきましょう】
フィー「うん、お願い」この後も、フィーに分かりやすく説明しながらわたくしやエマさんはひたすら帝国史を復習していきました。
『わたくしとエマさんとフィーとの仲が深まりました』
わたくしは、エマさんとフィーに挨拶を済ませてから、学生会館を後にするのでした。
エマさんたちと分かれた後も、各教科の担当教官の下を尋ねて、教えてもらうことにしました。わたくしはテストであっても全力で挑みたいからですから。学年1位だって取ってみたいですしね。
学年1位のエマさんと学年2位のマキアスさんが同じクラスにいらっしゃいますから、良きライバルとして切磋琢磨していきたいと思ってます。マユミ教官に教えてもらった後に、夕方であるチャイムが学院内に鳴り響きましたので、わたくしもそろそろ帰るとしましょうか。
エレボニア帝国・トリスタ・トールズ士官学院・学生会館
七耀暦1204年6月15日・昼過ぎ・帝国・トリスタ・トールズ士官学院・学生会館。
リィンもまた、みんなと勉強会を開いていた。最初はユウから話しかけられ、テスト勉強をはかどっているかと聞かれ、「ぼちぼち」と答えたら、自分のわかる範囲で教えられると言われたので、教わることにしたのだ。特に導力学が一番教えて欲しいので、ユウから導力学を教えてもらう。もちろん誰もいないⅦ組教室で。
導力革命以降にどのような世界が変わってきたのか、という歴史を丁寧に教えてもらったのだ。テスト勉強が終わった後にも雑談をしたりして、ユウとリィンは親密度を深めたのだ。
ユウ「こうやってテスト勉強をしていると、学生時代を思い出すな…」
リィン「ユウさんの学生時代はどうだったんですか?」
ユウ「俺の学生時代?そうだな…学校生活と非日常の戦いとの両立……いや、なんでもない。普通に楽しんでいたさ」
リィン「……?(非日常の戦い?一体何のことだ?)普通に楽しんでたんですね…」
ユウ「親友と遊んだり、彼女を作ったり…そう言えば、リィンは彼女とかいないのか?」
リィン「ぶっ!!彼女!?い、いませんよ…残念ながら…」
リィンは苦笑いをしながらユウにそう言ったのだ。
ユウ「そうか…いないのか。俺から見れば、リィンってモテそうな感じはするけどな」
リィン「モテるって、1度もそんな……モテるようなことはなかったですよ」
ユウ「今はそうでも、いずれモテる気が来ると思うな」
リィン「俺のことより、ユウさんはどうなんですか?彼女いるんですか?」
ユウも苦笑いをしながら、窓際の方に行って雨の降る外を見ながら
ユウ「恥ずかしながら、俺も彼女も恋人もいない。学生時代にはいたんだかな」リィン「別れたとかですか?」
ユウ「別れたと言うか…自然消滅に近いかな…互いに仕事が忙しくなって会う機会が減っていたからね。彼女も別のいい男性と出会ったみたいだから、俺としてはその人が幸せになってほしいかな」
リィン「へぇ〜ユウさんって大人なんですね」
ユウ「大人なんですねって、俺は成人してるんだぞ」
リィン「ははっ、そうでしたね」ユウ「さてと、もうそろそろ第2学生寮に帰らないとな。生徒たちの夕食を作らなきゃいけないからな」
リィン「ユウさんの料理ってなんだか懐かしい気分というか…故郷の味というか…」
ユウ「俺はカルバード人といっても東方…日本からの移民系の子孫だからな。カルバードでは、日本料理とも言われているかな」
リィン「国籍を聞かなければユウさんって帝国人でも通用すると思いますよ」
ユウ「まあな、他の生徒たちもそう言われたな。リィンも日本料理が食べたかったら第2学生寮に来ればいい、歓迎するよ」
リィン「ええ、その時にはお世話になります」
ユウ「雨がひどくならないうちにリィンも帰った方がいいぞ」
リィン「一度学院中を見回ってから帰るようにします」
ユウ「そうか、じゃあテスト頑張れよ」
リィン「はい」
ユウは、それだけ言うとⅦ組教室から出て行ってしまった。
リィン「ユウさん、なんだかお兄さん的な存在だな…」
誰もいなくなったⅦ組教室で、リィンは自分の席から立ち上がると教室を後にするのだった。
ユウのヒロインは誰が良いでしょうか?
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1ーエマ
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2ーフィー
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3ートワ
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4ーサラ
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5ースミレ
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6ーそれ以外(アリサとラウラは除く)