撃てない女と撃ちたがらない女と撃たない女   作:タク-F

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実里の所属部隊と、基本戦術の紹介回です




実里プロフィール(BBF風)

 未来さんの失踪から3ヶ月が経った。その過程で私達の関係に大きな変化があった。最初に大きな変化があったのは二宮隊だった。

 

「あの二宮さんが出水さんに頭を下げて合成弾を教わるとは思わなかった。今までのトリオン任せの力尽くで制圧する戦い方も格好良かったけどアレは1つの転機だった。二宮さんの戦術が変わると犬飼君と辻君の立ち回りが大きく変わった。今までは3人固まって未来さんが援護する戦法が軸だったのに二宮さん単身での行動が増えたよね。結果今までの戦い方との違いが明確になって二宮隊としての戦術幅が広がった」

 

「そうそう! 二宮隊のパワープレイって今までは二宮さんを抑えて辻君・犬飼君を倒してポイントを獲得したら死守すればランク戦は大分後手に回る事が大きくなったけど、今は浮いた駒が初期転送位置以外では起こらないからねぇ〜!」

 

「流石里見先輩! 二宮さん信者!」

 

「それほどでもあるねぇ! でも実里ちゃんも理解度高いねぇ!」

 

 ボクは今草壁隊所属のNo.1銃手(ガンナー)の里見先輩と草壁隊の隊室で二宮隊トークに興じていた。この人と二宮さんについて語り合うのは凄く楽しいけど、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。だから辛い事もあるのが……

 

「…………にしても意外だね。君がよりにもよってあの部隊に所属するなんて」

 

「そうですか? ボクが所属するならソコしか無いと思います。というより逆にソコ以外には所属しませんでした。それにボクが誓ったんです」

 

「誓った……ねぇ。その言葉ウソじゃないよね? もしウソなら()()()()()()()()()()()()()よ。そのエンブレムに恥じない行動が出来るって言うんだよね?」

 

「じゃないとここで二宮の信者である貴方の前に出てきません」

 

「…………そういう事にしておくよ」

 

 里見先輩はボクの所属部隊のエンブレムを見て告げた。

 

「確かにボクは未来さんと違う人間だ。でもB()()1()()()()()()()()……この称号に恥じない活動をします。そして上層部に納得させます。二宮隊の役割は正しかった……と」

 

 ボクは自分のトリオン体のエンブレムを示し誓って部屋を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅かったな」

 

「戻りました。ミーティングの時間ですね」

 

「まぁまぁ二宮さん。時間3分前っすよ? 迷惑なんて全然かかってませんって」

 

「…………俺もようやく慣れてきました。まぁ久代は何というか……近いんですよね。距離感とか女子のそれじゃないんです。こう……同級生男子の距離感なんで」

 

「でも彼女の意思の強さは二宮さんも認めたじゃないですか。もう少し優しくしてあげても良いのでは?」

 

「養護ありがとうございます辻先輩、氷見先輩。でも大丈夫です。ボクがこの部隊に於いて新参者な事も事実です」

 

「………………フン。フォーメーションを組め。連携を強化しなければAには通じないぞ!」

 

 今日も二宮さんの号令で配置についた。仮想トリオン兵からの防衛戦プログラム相手にボク達は幾つかのフォーメーションを組みいづれも完全に撃破した。

 

「こんなものか。今日は解散だ」

 

「速いっすね。なんかありましたっけ?」

 

「犬飼先輩……二宮さんが次の上位ランク戦の解説に呼ばれてるんです。切り上げるのは当然かと」

 

「あ〜そういえば。で、相方は誰だっけ?」

 

「東さん。東さん以外で二宮さんが相方に選べるのは三輪君ぐらいでは? 加古さんなら断るでしょうし……」

 

「ハイハイ。二宮さんを遅刻させる訳にはいかないから片付けるよ」

 

「了解です氷見先輩」

 

 ボク達は手早く片付けた。そして二宮さんは不服そうな表情も込みでランク戦ブースへと向かった。ちなみに今回対戦する組み合わせは

 

【荒船隊】VS【那須隊】VS【柿崎隊】VS【鈴鳴第一】の四つ巴対戦らしい。ちょっと後で見に行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どういうつもりなの実里さん!」

 

「…………ユズル君の知った通り()()()()()()()()()()()よ。今の二宮隊は未来さんが所属していた頃と同じフォーメーションを維持した上で、ボクにしか出来ない形で行動している。でもそれは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。悪いけど止めないで欲しい」

 

 廊下に出たボクにユズル君が壮大な怒りを顕にしていた。

 

「失望したよ実里さん! アンタはクズだ! 鳩原さんの元で狙撃技術を学んだクセに悩みに寄り添わなかった! 自分の事しか興味がなかったんだ! 鳩原さんが悩んでいた時に何もしなかった! アンタに鳩原さんの何がわかる! いや……わかってたまるかよ!」

 

「ごめんユズル君……多分これからボクの言う事は受け入れられないだろう。でも聞いて貰う」

 

 胸ぐらを掴んだユズル君の手を払いボクはユズル君を睨んで答えた。

 

「同じ師匠の弟子として言わせて貰う。()()()()()()()()()()()()()()()()。そもそも未来さんは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。少なくともボクは未来さんが二宮隊で狙撃手として壁に当たっていた事を知った時に考えた事があった。でも当時のボクには実践出来ない技術だった。ユズル君にも狙撃技術の劣っていた当時のボクの言葉じゃあ未来さんを説得出来なかった!」

 

「そういう……話じゃあ……」

 

「終わりだよ? 未来さんは失踪前にボク達に相談しなかった。理由はどうあれね?」

 

 ユズル君はボクの胸ぐらから手を離したけどボクへの憎しみが向けられる。ボクが二宮隊に所属した時から覚悟をした事だ。たとえ決別になってもボクはユズル君と向き合う。そして未来さん……弟子の心を傷つけた貴女には相応の責任を果たして貰う。ボクも目標が捻れるくらい影響を受けているんだよ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【名前】 久代 実里

【性別】 女

【年齢】 18歳

【誕生日】 11月27日

【星座】 とけい座

【血液型】 B型

【職業】 高校生(三門第一高校3年生)

【家族構成】 父、母、姉(県外の大学へ進学済)

【好きな物】 ドーナツ、シューティングゲーム、TRPG

【学業成績】 中の中(素点は低く無いが出席率が低め)

【所属歴】 2年前〜

【所属部隊】 二宮隊

【ポジション】 狙撃手

【パラメーター】  TOTAL 59

 内訳)

 ・トリオン 10

 ・攻撃 2

 ・防御及び援護 8

 ・機動 8

 ・技術 12

 ・射程 8

 ・指揮 5

 ・特殊戦術 6

【トリガー構成】 

 メイン)

 ・イーグレット

 ・シールド

 ・炸裂弾

 ・FREEE TRIGGER

 サブ)

 ・炸裂弾(メテオラ)

 ・シールド

 ・バッグワーム

 ・FREEE TRIGGER

【所有ポイント】

 ・イーグレット 10027 

 ・炸裂弾 4136

※備考 獲得ポイント上ではNo.3狙撃手

【二宮隊基本戦術】

 戦術①) 釣り

 攻撃能力が低い実里を囮に敵を誘い二宮・犬飼の射程攻撃で撃破。実里の生存は考慮されない。

 戦術②) 待ち

 二宮と実里が合流し、スパイダーで相手の動きを制限し挟撃を含む射程攻撃で撃破。

 戦術③) 交換

 ①及び②の派生。実里が狙撃地点をスパイダーで要塞化の後に炸裂弾の置き弾を配置。その地点を射程持ちが起爆し実里と侵入したと相手の交換で頭数を減らす。

 戦術④) 力押し

 旧二宮隊時代の戦術。二宮が会敵した相手を各個撃破。他メンバーが二宮をフォローする。

 

 防衛任務やランク戦では実里の【FREEE TRIGGER】枠をカメレオン・グラスホッパー・エスクード等で調整する。




置き弾の起爆で【人を撃たない】狙撃をしてますが、個人ポイントを稼いでいた時は結構人を撃てているので千佳や鳩原さんとは明確に違う狙撃手と本作は定義します。

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