結構な駄文です。
ご都合主義も激しいです。
とある県のとある公園、其処に三人の子供が居た。
一人はこの物語の主人公、吉井明久。
一人は明久の幼馴染、姫路瑞希。
一人は明久のもう一人の幼馴染、火野龍二。
三人は公園のテーブルでカードゲームを楽しみながらやっている。
このカードゲームは、最近巷で話題になっている次世代カードゲーム、『カードファイト‼︎ヴァンガード』である。
ヴァンガードを始めた理由は龍二が好きだから、龍二がやっていた為興味を持ったからだ。
「行っけぇ、『ブラスター・ブレード』‼︎
龍二の『ドラゴニック・オーバーロード』を倒せ‼︎」
「甘いな!
行け、『ワイバーンガード バリィ』‼︎
完全ガード‼︎」
明久はパワーが9000だが、トリガーシステムや攻撃力ブーストでパワーアップしたブラスター・ブレードで攻撃するが、龍二は手札に残したガード用のユニットでガードする。
「そして此処でファイナルターン‼︎
くらえ明久、ドラゴニック・オーバーロードのエターナルフレイム‼︎」
「あーーー⁉︎」
「あ、明久くん………」
そして返しのターンでまさかのファイナルターンを宣言された上、龍二のエースカードであるドラゴニック・オーバーロードのパワーアップスキルを使い、更にトリガーを引き当ててオーバーキルを行った。
こうして明久の全敗記録は更新されたのであった。
「ま、また負けたー!
龍二はやっぱり強いよ」
「はい。
私はまだ一勝も出来てません………」
「まあ、お前ら飲み込みが早いから強くなってるよ。
いつかお前らに負けちまうかもしれないな!
……ま、今じゃないけどな!」
三人は笑い合いながらもヴァンガードの勝敗、飲み込み具合を語り合う。
勿論、ヴァンガードで先輩の龍二はまだまだ余裕があり、明久達の成長を見守る立場ではあるが……それでも何時かは自分を追い越すのに期待し、今か今かと待ち続けている。
「明久、瑞希。
忘れるなよ。
イメージは」
「分かってるよ。
イメージしろ!」
「イメージは、何時でも私達の力になる……ですよね」
「ああ!」
三人のこの会話は後々大事な場面にて重要な役割を担う事になるとは、三人はまだ知らない。
そう、後々…………三人の未来を左右する戦いが待ち受ける事すら………。
その会話が交わされた数年後、明久は文月学園に入学し、現在入学式に出席する為に登校中である。
………完全に遅刻しつつ、姉にセーラー服を着させられながら、ではあるが。
「姉さんのバカー‼︎
ついでに遅刻なんかした僕のバカーーー‼︎
お陰で高校デビューが台無しだー‼︎」
こんな絶叫をしながら全力疾走で文月学園に向かう明久。
そんな彼は今、とある事情でヴァンガードを止めてしまっていた。
あの時の会話は明久の中に残ってはいたが、ヴァンガードを止めてしまった為、少し寂しいながらも過去の記憶として割り切ってしまっていた。
そして、明久が文月学園に着くまで、後数分……。
場所を変え、文月学園の屋上。
明久の幼馴染の一人、火野龍二は入学式をサボタージュし、屋上に寝転がり空を見上げていた。
「………つまんねぇ。
ヴァンガードも強い奴はこの地区には居ねえし、大会に出ても弱い奴ばかり。
………あーあ、強い奴と戦いてー」
たった数年で全国、否、世界クラスのヴァンガードファイターになった為か、龍二の周りには弱いヴァンガードファイターしか居なくなっていた。
そう、ヴァンガード世界大会への切符をかけた大会『アジアサーキット』でさえ、彼を満足させるには足りなくなっていたのだ。
「………明久、お前がヴァンガードを続けていたら、俺を燃え上がらせたのか?
あんな事が無ければ、俺達三人は………いや、最早、過去の事だな………」
そう呟くと、龍二は瞳を閉じて本格的に寝始めた。
何が彼を燻らせ、何が明久をヴァンガードから離れさせたか……それは、明久と龍二が再会し、歯車が回り始めた時に語られるだろう。
「うわー‼︎
完全に遅刻したーーー‼︎」
「コラ貴様‼︎
入学式早々遅刻とは何事だ‼︎」
「?
…………ふっ、面白い事が舞い込んだな」
その時、明久がやっと文月学園の校門をくぐり、この学園で鉄人と恐れられる西村宗一に捕まった所を龍二が目撃する。
意外にも、運命の歯車は早く回り始めたらしい………。
以上がプロローグです。
人に見せる小説は初めての為、誤字脱字が多くなるかもしれません。
感想とご指摘、お待ちしています。