バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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えーと、予め伝えておきます。
今回の話で他作品キャラも出るのタグが働きます。
そのキャラクターについてですが………批判は確実に来ると思っています。
なので、批判や指摘などもお待ちしています。


第八話「いつメンと決意と超ゲスト⁉︎」

ショップ大会から翌日、大会の優勝者は結局龍二になり、明久は瑞希と戦わなかった為決勝に強制進出したが、運は其処までであっさりボロ負けした。

因みに雄二と康太は龍二、島田に善戦したが惜しくも敗れた。

島田も龍二に挑み敗北。

こんな感じで終わったのだ。

現在は全員でファミレスにて食事中である。

 

「……つまり秀吉は、突然家にやって来た瑞希ちゃんにお姉さんと一緒にファイトを挑まれて負けたけどスカウトされたの?」

 

「うむ、姉上は兎も角ワシは惨敗じゃった。

それでもスカウトされたのは曰く「将来性がある」からと。

で、明久と龍二は姫路の幼馴染じゃったのか」

 

「世の中、分からん事があるんだな」

 

明久と龍二と秀吉は、互いの瑞希との接点を話し、互いに瑞希が繋いだ不思議な友人関係だなと痛感する。

しかし、瑞希の異変を知る明久と龍二にとってそれは複雑な気持ちにさせるのに十分だった。

 

「………それより、反省会」

 

「だな。

まず俺ら敗戦組だが……明久は論外としてこっちはデッキ構築が甘かった。

俺は『アシュラ・カイザー』が今の所の主軸だから、アシュラ・カイザーと相性の良いデスアーミーシリーズを入れるべきだと思った」

 

「ワシはデッキ構築は問題は無かったのじゃが、何分時の運が絡んだファイトじゃったからのう。

次に挑めばまだ勝てる筈じゃ。

姫路が今のままならの話じゃが」

 

「………『隠密魔竜 マンダラロード』を引けなかった。

引けてれば勝てた………‼︎」

 

「ウチはまた火野の連続退却をやられたから、リカバリー力を付けないと」

 

そう、今は反省会中なのだ。

明久以外の四人はそれぞれの反省点を挙げ、龍二はそれに納得する。

明久は論外にされた事を怒るが。

 

「何で僕は論外なん「ルール全部覚えろ、自分のデッキ把握しろ、スタンドフェイズをすっ飛ばすな、トリガーの割り振りを考えろ」論外でしたすみませんでした…」

 

反論しようとしたが、結局雄二に論破され、テーブルに頭を引っ付けて謝る羽目になる明久であった。

 

「まあ、互いにデッキを見直す必要性があるのは間違い無いだろうな。

俺もボーテックスを『デュアルアックス・アークドラゴン』と入れ替えてみようと思う。

全国大会で待つと言われたからには、俺も団体戦にでなければならないからな」

 

「そうだよね、僕達は全国大会に出ないとね。

僕の反省点は雄二が上げてくれた奴以外にも、ギャンブルに走り過ぎる部分がある事。

反省点が多いけど、頑張らないと」

 

勝ち組の龍二も、反省点が多い明久もモチベーションが上がり、デッキの見直しや反省点改善を目標にする。

負け組もそれに頷き、それぞれの課題を解消しようと決める。

 

「でだ、龍二に聞きたいんだが全国大会は誰と出る?

控えも合わせれば俺ら全員でギリだが、如何なんだ?」

 

「無論お前達と出る。

………正直、お前達以外で俺と組んでも本気の覚悟を出さない輩が多い。

そんな奴らとは組みたく無い」

 

龍二は結局、明久や雄二達と組むと意思表示をする。

今まで龍二が下位ファイターと組んでみたものの、それら全てが本気の覚悟を見せなかった為落胆してるのだ。

 

「だよな……となると、戦う奴はくじで決めるか。

龍二ばかりに頼るのは反則だからな。

自力で勝つ事に専念するんだ」

 

「そうね、ウチ達が頑張らないとね」

 

全国大会で戦う者はその都度くじで決める方針にする明久達。

と、此処で明久が瑞希の今の実力が気になり、全員に聞く事にした。

 

「ねえ、瑞希ちゃんはどれ位強いの?

敵を知る……何だっけ?」

 

「敵を知るには先ず己からな。

だが例えからそもそも間違ってるぞ。

まあ、姫路の実力を知りたいのは間違いじゃないな。

じゃあ『では此処で、姫路瑞希選手の名勝負ダイジェストは最後の一試合、世界大会決勝最終戦のチームシーカーズリーダー、ゴールドパラディン使いのブライタルスト・フェアリア選手とのファイトだ‼︎』おっ、この店良いな。

テレビ完備か。

しかも丁度世界チャンピオンとのファイトを放送してるな」

 

雄二が最新式携帯電話、画面スライドやタッチ式操作で有名な物で動画を見ようとした時、ファミレスに置いてあったテレビに姫路瑞希の特集番組が放送されてた。

 

「おお、丁度良かったね」

 

「そうね、ウチ達の知りたい事が知れたし、今度から話し合うならこの店に「失礼します、此方に座らせて貰いたいのですが」?

良いですけど」

 

其処に帽子を深々と被った二人の人物が明久達と同席する。

良く見ると、周りは既に満席になりこの場所しか二人分の席が空いていなかった。

 

『行きます、ファントム・ブラスター・ドラゴンのアタック‼︎』

 

『マルクで完全ガード‼︎

僕のターン、『大いなる銀狼 ガルモール』でアタック‼︎

リミットブレイク、パワー+5000‼︎

合計パワー26000‼︎』

 

テレビ内で瑞希と世界チャンピオンが鎬を削り合い、互いに手札が枯渇し、最後はトリガー一枚突破の状態にまでなり、その一枚突破をチャンピオンが成し遂げて優勝を果たした。

 

「………次元が違うな」

 

「僕の知る頃の瑞希ちゃんよりもずっと強いや。

勝てるかな?」

 

次元の違う強さに龍二以外は溜め息を吐いてしまう。

が、それを見た同席者二名が口を挟む。

 

「ちょこっと良いかな?

戦う前にネガティブな考えを持つのは止めた方が良いよ。

それやっちゃうと本来の実力が発揮出来なくなるよ」

 

「後さ、最強なんか時代と共に変わるんだよ!

例えば最強のMSと称された前シリーズの機体なんか後々の時代の機体に負けるなんてしょっちゅうなんだからね!

もっと分かりやすく言えば、龍の玉を探す物語の最強の敵は章が変わるとザコに成り下がるんだよ!

ヴァンガードだって同じなんだから諦めちゃダメダメ!

諦めたらそこで試合終了です、なんだから!」

 

「お、おう……」

 

二人の指摘に溜め息を吐くのを止めた明久達。

すると龍二は、この二人の声を聞いて驚いていた。

 

『いや〜激しいファイトでしたね!』

 

『はい、そしてあの後にまた戦おうと互いを讃えあった二人は正にヴァンガード界の英雄です。

彼らが見せるファイトには何時もドッキドキです〜!』

 

「だってさ、英雄君?」

 

「恥ずかしいよバカネプ子」

 

その放送を見てた二人の内、ネタをちょくちょく入れて来た方が真面目な方をからかい、真面目な方はそっぽを向いてしまう。

 

「凄いね、英雄か〜。

………あれ、英雄君?」

 

「………矢張りか」

 

「うん、久し振りだね龍二君」

 

明久が英雄君と言う一文が気になった所、真面目君が龍二と知り合いとアピールしながら帽子を取る。

すると其処には、あり得ない事に世界チャンピオンが居た。

しかも実物、生で目の前にだ。

 

「ブ、ブライタルスト・フェアリアさん⁉︎

世界チャンピオンが何で此処に⁈」

 

「…………∑(゚Д゚)」

 

全員、そして店に居た客も全てあまりの事態に驚き、言葉を失う。

すると、チャンピオンと一緒に来た片方も帽子を取り、顔を見せた。

 

「ヨーロッパサーキット第二位、チームディメンションヴィーナスのネプテューヌか」

 

「やっほー!

原作ゲームやアニメとかで皆に愛されて、作者の趣味で急遽出る事が決まった主人公・オブ・主人公のネプ子さんだよ!」

 

帽子を取った途端明るく、メタい発言を繰り出すヨーロッパ第二位の少女ネプテューヌ。

対するブライタルストはやれやれと言った感じで手を上げた。

 

「あ、あの………ブライタルストさ「ブライトって呼んでよ。

長ったらしいし」はい、ブライトさんは何でこんな場所に?」

 

「悩めるヴァンガードファイターの前に僕らあり、君達は姫路瑞希さんに勝ちたいんだよね?

それについて少しアドバイスをね。

偶然入った店に彼女を目標にする人が居てちょこっと嬉しくなったからね」

 

明久の質問にブライトはアドバイスと答え、フレンドリーさを見せる。

何故か明久はブライトに不思議な魅力を感じ、彼の話を黙って聞く事にした。

 

「うんとね、姫路さんに勝つには龍二君みたいな本気の覚悟を持ち、彼女の雰囲気に呑まれない様にしないと先ずダメ。

実力云々は幾らでも埋められるけど、気持ちは本人次第だから僕でも如何にもこうにも出来ないから。

これが一番大事な事、忘れない様にね!」

 

「は、はぁ……」

 

ブライトのアドバイス、気持ちで負けるなを聞いてメモする明久達。

確かに気持ちは他人にどうこう出来ないものの為、説得力があった。

 

「して、何故お前達が此処に?」

 

「うん、公式以外での黒星の借りを返して置きたいから、わざわざ日本に来たんだよ。

サーキットも今年の分が終わって暇になったからね」

 

「後、この後の話にもちょくちょく絡むから何故外人のわたし達が居るのか理由付けの為でもあるよ!」

 

龍二の疑問に答えて、臨戦態勢の空気を出すブライトとメタ発言をするネプテューヌ。

何故か二人は逆性質の持ち主なのに妙に仲が良いらしく、ツッコミのブライトとボケのネプ子と言う事で専ら有名である。

 

「………兎に角、気持ちで負けないで。

諦めない限り道はあるんだから」

 

「は、はい!」

 

「よし、明日から特訓開始だな!

目指すは打倒姫路瑞希だ。

宣戦布告された分は返さないとな!

やってやるぞお前ら‼︎」

 

『おー‼︎』

 

「お、おー……」

 

雄二の喝入れに気合を入れる明久達。

龍二は慣れないらしく少し外れ気味になったが、やっといつメンのモチベーションが最高潮に達したのであった。

 

「じゃあその特訓に僕らも付き合うね。

一人でもライバルが増えたら僕も嬉しいから」

 

「ぬっふっふ、このネプ子さんに一体どれだけ付いて来れるかな!」

 

如何やらヨーロッパ最強の二人も特訓に付き合うらしい。

明久は「この二人は学校は大丈夫なのかな」と思ったが、結局口にする事は無かった。

 

「チャンピオン‼︎

サイン下さい‼︎」

 

「ネプ子さん服にサインを‼︎」

 

「ブライトきゅんこっち向いてー‼︎」

 

『う、うわぁ⁉︎』

 

……しかし、その前に最大にして最強の難関、ファン達のもみくちゃの洗礼に巻き込まれ、なし崩し的にそれを突破しなければならなくなった明久達だった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう、何とかなった……」

 

その後、ブライトとネプテューヌはファンの壁を潜り抜け、やっと店から離れた場所へ着いた。

 

「でも良いの?

本当の目的は言わないにしても、『先導者』候補の片方に力を貸して?」

 

「僕がやる以前に、彼は姫路さんに力を貸しているんだよ。

なら僕がこっちに手を貸さないと公平な結果が反映されないよ」

 

ブライトとネプテューヌは、日本にやって来た本当の目的について話し始め、シリアスな空気を作り出す。

会話の中に、瑞希に力を貸す人物が居るらしく、彼らの思惑に反する事が起きそうな為にもう片方に力を貸すらしい。

 

「それに………僕と同じ、彼を分身って言う()に他人とは思えない何かを感じてね。

だから、今は力を貸そうかなって思ったんだ」

 

「……ブライトはお人好しだよね〜。

でも、だからこそ『先導者』に選ばれたんだよね」

 

「………此処(・・)じゃ、無いけどね」

 

他人とは思えない()に力を貸す理由を話したが、直後の会話で悲しい雰囲気を醸し出すブライト。

何故彼が悲しい雰囲気を出すのか、『先導者』候補とは何か、瑞希に力を貸す人物、ブライト達の真意は?

これらの答えはまだ、闇の中である。

そう、()と瑞希の何方かが『先導者』に選ばれるその日まで………。

 

 

 

 

 

 




ブライタルスト・フェアリア
性別:ブライト
使用クラン:ゴールドパラディン、???
フェイバリット:月影の白兎 ペリノア、???
出典:オリキャラ
概要
チームシーカーズのリーダーにして、ヨーロッパサーキット及び世界大会チャンピオン。
見た目は中性的で、良く女子と間違われる事が多い。
『先導者』と呼ばれる者の候補者に力を貸すべく日本に来た。
が、龍二に対するリベンジもまた目的らしい。
謎多き人物だが、悪意は無い。

ネプテューヌ
性別:女性
使用クラン:オラクルシンクタンク、???
フェイバリット:バトルシスター くっきー、???
出典:超次元ゲイムネプテューヌシリーズ
概要
超次元ゲイムネプテューヌシリーズより出典。
本人曰く「原作ゲームやテレビアニメ、ラノベ等で皆から愛されている主人公・オブ・主人公」。
チームディメンションヴィーナスのリーダーで、ヨーロッパサーキット第二位。
ブライトと共に『先導者』候補者に力を貸すべく日本に来た………筈だが、持ち前のネタやメタ発言せいで真面目な様子が見られない(一応本人は真面目)。
ブライトとはボケのネプ子、ツッコミのブライトのコンビで呼ばれる事が多いが、ボケとツッコミが逆転する場合も多い。


はい、やらかしました(汗)。
前書きの通り批判や指摘、更に感想をお待ちしています。
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