少しペースが早いですが、今後はこんな調子は無いと思います。
断空我さん、雷神さん、感想ありがとうございました。
試合に出て来るチームや明久が行く道を心待ちにしていて下さい。
では第十八話目です、どうぞ‼︎
ドーム内の観客席に続く道、其処をブライト、ネプテューヌ、ネプテューヌに良く似た少女、髪がボサボサで履いているものがスリッパの眠たそうな顔をした少女、ネプテューヌ達よりも小さい狸尻尾が付いた服を着た女の子が走っていた。
しかも息を切らしながら。
「はぁ、はぁ、試合始まってる⁈」
「あ、まだ始まっていないです!」
「ま、間にあったぁ〜………」
「さ、流石のネプ子さんもクロックアップなんて出来ないから全力疾走してヤーハーしたけど、40ヤード4.2秒を毎時やると疲れるよ〜…」
「?
ぴぃつかれてないよ??」
ブライト達はやっと観客席に着いて座り、試合が始まっていないのを知ると安心した。
因みに自身をぴぃと呼ぶ女の子『ピーシェ』は本当に疲れていなかった。
『スタンドアップ・ヴァンガード‼︎』
ブライト達が席に着いた直後試合開始。
明久の試合ともあり、ブライト達は真剣に見入っていた。
「僕は、ばーくがるにライドするよ!」
「私は、『スターダスト・トランペッター』にライドします!」
明久
手札:G3、1、0、3、1
玉野
手札:G3、2、1、2、1
スターダスト・トランペッター(以降ぺったん)、P6000、C1。
玉野は如何やら明久と同じくロイヤルパラディンのデッキを使っているらしく、最初期のFVであるぺったんを繰り出して来た。
先攻は明久となる。
「ドロー。
小さな賢者 マロンにライド!
ばーくがるは左後ろに移動し、スキルを発動してふろうがるをヴァンガードの後ろにスペリオルコール!」
R、マロン、R
ばーく、ふろう、R
玉野は明久のFVがばーくがるだった事について考えた。
ばーくがるはブラスター・ブレードサポートのユニットにしてスペリオルコール(以降スペコ)要員。
しかし、ブラスター・ブレードは往年のレアカードにして伝説級のカード、誰彼持っている訳が無いカード。
ならばばーくがるとシナシーがあるユニットはリアガードの数だけパワーアップする騎士王アルフレッドのみ。
よって、明久のデッキをアルフレッド軸と推察した。
「ドローします。
私もマロンにライドして、アタックします!『未来の騎士 リュー』『☆』クリティカルトリガーです!
全効果をマロンに振ります「ダメージチェック『ソウルセイバー・ドラゴン』『まぁるがる』『引』ドロートリガーだから一枚ドローするよ!」⁉︎
ソウルセイバー・ドラゴン………フィニッシャーにするにしても、あのユニットを使いこなすにはばーくがるの連携を完成させないと………」
玉野は明久のダメージにソウルセイバー・ドラゴンが落ちた事に驚く。
ソウルセイバー・ドラゴンはソウルブラスト五枚を払えば自身のリアガード三体のパワーを+5000するG3。
しかし、ソウルを五枚貯めるにはまぁるがるやソウルセイバーサポートの『ぽーんがる』を使う位しか本来は無いので、入れるにしてもそれらをガン積み(四枚フル投入)しなければならなくなるからだ。
「ドローするよ!
よし、ライドフェイズを破棄してメインフェイズに移行するね!」
「おや⁉︎
吉井選手はライドフェイズを破棄してしまったぞ!」
「本来ならライド事故と片付けますが、FVがばーくがるだった事を考えるとある可能性が浮上しますねぇ」
司会も明久のライドフェイズ破棄に驚き声を上げるが、解説が冷静に明久の布陣を分析し、ある可能性、ブラスター・ブレードがデッキに投入されている事を指摘した。
そして、それは現実のものとなる。
「ばーくがるのスキル、レストしてリューをスペコする!
そしてリューのスキルを発動して、場の三体をソウルに移動させ、デッキからブラスター・ブレードを一枚選んでスペリオルライドする!
立ち上がれ、僕の分身‼︎
ブラスター・ブレード‼︎」
明久
R、ブラブレ、R
R、R、R
明久がデッキからブラスター・ブレードをスペリオルライドさせた途端、会場が湧き上がった。
この会場内でブラスター・ブレードを見た事があるのはブライト達や龍二達、更に瑞希達だけであり、他は見た事が無いのだ。
「ブラスター・ブレード⁉︎
伝説級のレアカードが目の前に………‼︎」
「一番弟子があのレアカード持ってたなんて、師匠は誇り高いぞ‼︎」
「更にギャラティンチース‼︎
二体でアタックだ‼︎『騎士王 アルフレッド』
『此処は私に任せろマイ・ヴァンガード!
おりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』」
明久は玉野に2ダメを与え、ダメージ2対2の状態に持ち込んだ。
惚けていた玉野も流石に正気に戻って自分のターンに移った。
次に玉野はギャラティンにライドし、ギャラティンをコール。
そのままアタックして明久のダメージを四枚にした。
「状況は明久がダメージ四枚、ソウル四枚。
しかも手札は次ターン開始で八枚、アルフレッドも手札にあるからダメージ数では負けても、ボードアドは明久の方が有利だね」
「一方の玉野美紀さんは手札は六枚でダメージ二枚、ダメージ数では勝ってますけどあの手札から譜面を埋めるには吉井明久さんより1ターン如何しても遅れます。
やっぱりばーくがるとダメージに落ちたまぁるがるが上手い具合に吉井明久さんに流れを掴ませてます」
ブライトとネプテューヌに似た少女『ネプギア』は、明久と玉野の状況を分析し、何処が有利で何処が不利なのか指摘する。
「むむう、このネプ子さんを差し置いて主人公補正を出しまくるとか、アッキーのくせに〜‼︎
なんでわたしは主人公じゃないのさ〜‼︎」
「まあ君は今作では主役じゃ無いからね。
次回作に期待なさい」
「頑張れ〜、吉井くん〜!」
明久の主人公補正を見てネプテューヌは何故自分は主人公
じゃ無いのか大声で叫び、髪がボサボサな少女『プルルート』はおっとり笑顔で明久を応援した。
この間に、状況が動き出す。
「降臨せよ、騎士達の主!
悩み傷付く戦士を導け‼︎
ライド‼︎
騎士王 アルフレッド‼︎」
明久はアルフレッドにライドし、勝負に出始めた。
アルフレッドのスキルを完全発動はやれば出来るが、明久は敢えてやらずに手札を温存する戦略を立てる。
「アルフレッドのスキル、カウンターブラストを三枚払う事で、デッキからグレード2以下のロイヤルパラディンをスペコする!
僕は天空のイーグルナイトをコールし、ヴァンガードの後ろにマロンをコール‼︎」
明久
ギャラ、アルフ、イーグル
R、マロン、R
「アルフレッド、アタック‼︎
ツインドライブ『孤高の騎士 ガンスロッド』、『湖の巫女 リアン』トリガー無し。「ダメージ『断罪の騎士
ボールス』
ギャラティンで相手のリアガードギャラティンをアタック‼︎『自分にやられtぎゃぁぁぁぁ!!!』
…………えっと、イーグルナイトでアタックしてスキルを発動、パワー+3000『幸運の運び手 エポナ』ターン終了」
………しかし、モーションフィギュアシステムのせいでよりギャラティンが叫ぶ様になったのでモチベーションが一気に下がった。
ギャラティン、沈黙の騎士の肩書きが最早皆無だった。
「えっと………私のターン、スタンド&ドロー。
………気を取り直して、この世全ての咎人に裁きの刃を突き立てて!
ライド‼︎
『断罪の騎士 ボールス』‼︎
ボールスの後ろに『湖の巫女 リアン』、ボールスの横にアルフレッドをコール‼︎
アルフレッドのスキルを発動して、デッキからギャラティンをコールします‼︎」
玉野
アルフ、ボールス、ギャラ
R、リアン、R
玉野は状況を打開すべくアルフレッドのコールし、スキルを駆使してギャラティンをコールする。
が、明久は考えた。
今のはアルフレッドにライドすべき場面だったと。
それを確認すべく玉野に確認を取った。
「あの、今のはアルフレッドにライドするのがセオリーの筈ですよね?
何でボールスにライドしたんですか?」
「あ、はい。
普通ならそうするのが当たり前なのは知っているんですけど、私はボールスがお気に入りのユニットなんです。
それに……」
明久にボールスへライドした経緯を説明する玉野の口が止まり、言葉が詰まった。
そして、少し経って出て来た言葉は………。
「………受けと攻めって、大事だと思うんですよ。
私がボールスにライドして、吉井君のアルフレッドを攻めたてる………何か来ませんか?」
その言葉で明久は理解した。
ああ、この人は腐女子に当たる女の子なんだ、と。
ギャラティンの事もあり、更に残念な気持ちになる明久であった。
「では、行きますよ!
ボールス、リアンのブーストでアタックします‼︎
ボールスはアタック時にカウンターブラスト一枚を払えば、パワー+3000です!
ツインドライブ『小さな賢者 マロン』『断罪の騎士 ボールス』「ダメージチェック『ぽーんがる』」
アルフレッドでアルフレッドをアタックします「リアンでガード!」
ギャラティンでアタック「まぁるがるでガード‼︎」
ターン終了です!」
明久はヴァンガードのアタックをスルーするギャンブルに勝ち、後の攻撃を守り抜いた。
そして、返しのターンに入った。
「ドロー。
………ダメージ五枚、此処で決めるのが一番だね。
騎士達の神よ、出でてその神秘の力を振るえ‼︎
ライド‼︎
『ソウルセイバー・ドラゴン』、降臨‼︎」
ギャラ、SSD、イーグル
R、マロン、R
明久は温存したソウルセイバー・ドラゴンにライドした。
青と白を基調とし、女性の身体付きをした聖なる守護竜が戦場に降臨し、その場に居た全ての戦士達はその姿に畏怖した。
「ソウルブラスト‼︎
ヴァンガードに登場した時にコストを払えば、僕のロイヤルパラディンの仲間三体はパワー+5000を得る‼︎」
ギャラティン、P10000→15000。
イーグルナイト、P8000→13000。
マロン、P8000→13000。
更に明久はギャラティンの後ろにエポナをコール、完全に玉野にトドメを刺す気満々だった。
「イーグルナイト、ヴァンガードをアタック‼︎『騎士王 アルフレッド』
マロンのブースト、ソウルセイバーでアタック‼︎
合計パワーは26000だよ‼︎」
26000と言う驚異的パワーに玉野は完全に言葉を失う。
今ある手札は五枚、完全ガードは残念ながらデッキ内に埋れており使えず、ほぼ全ての手札を使えばソウルセイバーのアタックは防げるが、次のギャラティンの計パワー20000アタックは防げなくなる。
よって、玉野の選んだ道はただひとつだけだった。
「ノー………ガード」
「ツインドライブ『幸運の運び手 エポナ』『☆』クリティカルトリガー!パワーはギャラティンに付与してクリティカルはソウルセイバーに!
セカンドチェック『ふろうがる』『醒』スタンドトリガー、イーグルナイトをスタンドしてパワーも付与‼︎
ソウルセイバーのシャイニング・フェザー・アタック‼︎」
クリティカル2のアタックが玉野がライドしたボールスにヒットし、玉野は2ダメを受けてしまう。
一枚目は何とエレイン、ヒールトリガーだったが次は『ハイドッグブリーダー アカネ』、G2のユニットだった為負けが確定した。
「玉野さん、ありがとうございました‼︎」
「あわ、こちらこそありがとうございました‼︎」
玉野は負けてデッキを片付け、そのまま控え席に戻ろうとした時に明久に挨拶され、慌てて後ろを向いて挨拶し返して戻って行った。
「皆、勝ったよ‼︎」
「よし、残りの一勝だ。
木下、次はお前の番だ!
悔い無くファイトして来い!」
「はい!
……次はワシの出番じゃな。
この新デッキで勝利を齎すのじゃ!」
明久は控え席に戻り全員にハイタッチし、勝利を喜び合う。
そして西村の采配で次は秀吉が出る事になり、秀吉は顔を引き締めた。
そして相手は如何やら小山らしく、根本が小屋に声を掛けて居た。
明久達が第二戦に進むまで後一勝、秀吉はその一勝の為に今、足を進めた。
閲覧ありがとうございます。
ギャラティンさんはこの作品ではこんな立ち位置です。
流石は皆のアイドルですね。
そして追加キャラについてですが、予想出来たでしょうか?
次回は秀吉のファイトです。
秀吉がどんな活躍を見せるか、楽しみにしていて下さい!
感想、指摘をお待ちしています。
追記
マイページを色々弄っていたらブロックユーザーやちゃってました。
申し訳ありませんでした。