バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

3 / 91
第二話です。
タイトルが最終回みたいな感じだと思ったら、それは気のせいです。

因みに後書きにお知らせがあります。


第二話「光剣と暴竜とファイナルアタック‼︎」

地球に良く似た惑星『クレイ』。

その大地の一角、周りが谷で囲まれた程良く開けた戦場に二つの霊体が現れる。

一つは青い霊体、もう一つは赤い霊体。

それぞれが一度は踊る様に宙を漂ったかと思えば、次の瞬間地面に向かい、其処に居た惑星クレイの住人であるユニットに憑依した。

 

「『ばーくがる』‼︎」

 

「『リザードソルジャー コンロー』‼︎」

 

明久が憑依したユニットはばーくがる、聖域連合『ユナイテッドサンクチュアリ』の正規軍『ロイヤルパラディン』所属のハイビースト。

 

龍二か憑依したのはリザードソルジャー コンロー。

ユナイテッドサンクチュアリと国を二分化し生まれた帝国

『ドラゴンエンパイア』の軍隊『かげろう』所属のドラゴンマンである。

 

此処でイメージから現実に戻り、ファイトテーブルを見るとこんな配置になる。

龍二

R、R、R

R、コンロー、R

コンロー、P(パワー略)5000、C(クリティカル略)1。

 

明久

R、ばーくがる、R

R、R、R

ばーくがる、P4000、C1。

である。

ファイトテーブルマットを敷くとこんな風にヴァンガード同士が向き合い、より一層戦う雰囲気を作り出すのだ。

因みにテーブルマットは龍二のサービスだったりする。

 

「…ねえ龍二、もしかして学校にまでテーブルマットやデッキを持ってきてるの?」

 

「当たり前だ。

ヴァンガードファイターたる者、如何なる状況であろうとデッキを手放す事は無い。

デッキを手放す、それはヴァンガードファイターとしての生命を絶った時だけだ」

 

この台詞を聞いて明久は思った、(ああ……こいつガチなヴァンガ脳だ……末期に入ってる)と。

 

「今俺をヴァンガ脳だと思ったな。

まあ間違っては無い、俺はヴァンガ脳で中毒者だ。

さて、明久はルールが分からんからな、俺が先攻を取りながらルールを解説するぞ。

先ずターン始めにレスト、横倒しになったユニットを縦倒しに戻すスタンドフェイズとドローフェイズがあるが、今はレストしたユニットは居ないのでこのままドローだ」

 

龍二はマットを確認しつつルールの一つを解説、更にデッキから一枚ドローする。

その時の手札は……実はこうなっている。

龍二

G(グレード略)1、3、3、3、0、2

である。

しかも手札を入れ替えずこれだ。

縛りプレイをしてるのが露骨に分かる手札だが、相手の手札が見えない明久には一生分からない悲しい事実だった。

 

「次のフェイズだが、それは手札から今のヴァンガードのグレードより1上か、同じグレードを選びヴァンガードの上に重ね昇級させる。

それがライド‼︎

俺は手札からグレード1、『鎧の化身 バー』を選びライド‼︎

と、此処でコンローのスキル、他のかげろうのユニットがコンローの上にライドした時、コンローはリアガードサークル、この五つのRの中から一つに移動する‼︎

コンローをバーの後ろへ‼︎」

 

鎧の化身バー、P8000、C1。

 

初心者や復帰者にも容赦無くコンローのスキルを発動し、場のアド取りを行う龍二。

譜面はユニットが居ない左右を抜かすとVにバー、V裏にコンローが居る事になる。

 

「そしてアタック……は先攻に権限が無いから後はやる事が無い。

ターンエンドだ」

 

「次は僕の番か………。

ドローして……(手札は1、2、0、3、1、2か)

僕はグレード1、『小さな賢者 マロン』にライド‼︎

えっと、ばーくがるもコンローと同じスキルを持ってるから………よし、左後ろへ移動させるね!」

 

「明久が賢者(笑)………ああ、魔法使いの派生か」

 

「コラ其処、サラッとバカにするな!」

 

小さな賢者 マロン、P8000、C1。

 

明久の場はこうなった。

明久

R、賢者マロン、R

ばーくがる、R、R

 

此処でばーくがるのスキルを説明する。

ばーくがるはコンローと同じ移動スキルがあるがもう一つ、自身をレストして『ふろうがる』、又は『未来の騎士リュー』をデッキからRに出す事が可能なのだ。

しかし、明久はばーくがるのスキルを余り理解せず感覚だけで動かしただけで二体の内一体すら呼び出せないのだ。

 

「で、アタックは確か……相手の前側ユニットを選んて宣言しつつユニットを横倒しだったね。

マロンでバーをアタック!」

 

「ふむ、ヴァンガードがアタックした時はデッキの上一枚を捲ってトリガーか確認する作業がある。

それが『ドライブトリガーチェック』だ。

そして捲ったカードは手札に加えるんだ」

 

「あ〜、あったねその作業。

トリガー確認『未来の騎士 リュー』あれ、何か右上にアイコンが付いてる」

 

明久が引いたのはクリティカルトリガー、ユニットのCを1アップし、パワー5000も与えるトリガーである。

アイコンは『☆』である。

 

「クリティカルトリガー、簡単に言えば相手に与えるダメージを1増やすんだ。

さて、俺のヴァンガードに攻撃が当たった。

ヴァンガードが攻撃を受けたらクリティカルの数値分ダメージが入る。

ダメージもデッキ上から一枚ずつ捲りトリガー確認する。

今は2点だな、『バーサーク・ドラゴン』、『ワイバーンガード バリィ』G2と1、トリガー無しだ」

 

明久はターンを終了し、龍二にターンが移る。

 

「ドロー、ライド・THE・ヴァンガード!

『ドラゴンナイト ネハーレン』!」

 

ネハーレン、P10000、C1。

 

「さて、アタックする時に前列ユニットの後ろにG0か1のユニットが居れば攻撃力のブーストが出来る。

こんな風にな。

コンローのブースト、ネハーレンでアタック‼︎

チェック・THE・ドライブトリガー『希望の火 エルモ』

トリガー無し」

 

「ブースト……ばーくがるで出来るね。

ダメージチェック『まぁるがる』あ、『引』ってアイコンがあるから………これ一枚引いて良いの?」

 

「ああ、それはドロートリガーだからな。

おさらいすると、トリガーはダメージとヴァンガードアタック時に確認し、出れば発動する。

だから引いて良いぞ」

 

明久はしっかり手札を引き、更に自分のターンが回りもう一枚ドローする。

しかし、明久はここでユニットをスタンドさせる事を忘れる。

 

「ああ‼︎

ユニットをスタンドさせるの忘れたぁ‼︎」

 

「ヴァンガードはライドすれば自動でスタンドするから安心しろ」

 

此処でお助けマン龍二の解説が入り、明久は安心……しなかった。

リアガードが起きない、攻撃力を前列のユニットに足せない。

それがどんな意味を持つか忘れたが、何故か安心が出来ないでいる。

 

「なら、『沈黙の騎士 ギャラティン』にライド‼︎」

 

次に明久は騎士にライドする。

しかし、沈黙と言いつつ「てりゃ!」や「はぁぁっ‼︎」とうるさ……騒ぐのはネタである。

 

ギャラティン、P10000、C1。

 

「此処で一つ、リアガードをコールする時はヴァンガードと同じグレードまでしか出せない。

役職が上の奴が下の奴の命令など聞かない、と覚えて置け」

 

「ならばーくがるの前にギャラティンさんチィース!

リアガードのギャラティンさんでネハーレンをアタック‼︎」

 

リアガードのギャラティンがネハーレンを斬ろうとする。

が、何故か龍二がトリガーチェックで引いたエルモに阻まれる。

 

「はい⁉︎

な、何が起きて」

 

「ふっ、ただ攻撃を受けるだけがこのゲームの概要じゃない。

手札のヴァンガードと同じグレードまでのユニットを盾として使う………これがガード‼︎

そしてヴァンガードの原則ルール、アタックしたユニットの攻撃は、同じパワーかそれ以上しか当たらず、攻撃を守る時はアタックして来たユニットのパワーを上回る様にガードする‼︎

そしてガードに使ったユニットはドロップゾーンに送られる‼︎」

 

龍二が高らかに宣言し、ドヤる。

それに対して明久はガードを理解し、計算するだけで必死だった。

 

「ガ、ガードの計算………ダメだ、計算法が分か「計算法は、カードイラストの横にシールドと書いてる筈だ。

その数値+アタックされたユニットのパワーだ」あ、そう。

えっと、ネハーレンはパワー10000、ギャラティンも10000、エルモはシールド5000……うん、さっきの宣言通りなら当たらない………かも」

 

「当たらん。

10000対15000だからな」

龍二の解説と一言でやっとガードを理解し切ったのだが、今のでギャラティン一回分の攻撃が無駄になった。

 

「ならヴァンガードのギャラティンで「『ドラゴンダンサー モニカ』でガード、シールド5000‼︎」またかよ‼︎

トリガーチェック『未来の騎士 リュー』しかもまたクリティカル⁉︎」

 

「トリガーはパワーを5000足す。

15000対15000、アタックがヒットした上クリティカルが2か。

ダメージチェック『ドラゴンナイト ネハーレン』、『ワイバーンガード バリィ』しかもキーカードばかりがダメージ、か」

 

このファイトは魔物が巣食っているらしく、どちらも引きが可笑しい様だ……と、明久だけは思った。

龍二は大体こうなるなと既にイメージが出来ていた為か、余り慌てた様子は無かった。

 

「成る程な、数年間ファイトをしなかったからルールを忘れては居る。

が、身体に染み付いた経験だけは本物だ。

要所要所でトリガーを引き当て、此方を追い詰めている…………ならば、今こそこのユニットを出す時‼︎」

 

「龍二の雰囲気が変わった?

次はグレード3へのライド………龍二のグレード3、まさか‼︎」

 

此所に来て明久は思い出した事があった。

龍二のフェイバリットカードは殆どG3の枠に埋まっており、中でも良く使うユニットが居たと。

 

「ライド・THE・ヴァンガード‼︎

見るが良い、此れが俺の分身であり、俺の真の姿‼︎

この世の物全てを焼き尽くす、黙示録の炎‼︎

『ドラゴニック・オーバーロード』、降臨‼︎」

 

龍二の譜面

R、オバロ、R

R、コンロー、R

手札

G3、3、0、2

 

龍二は高らかに口上を言い、分身とすら呼ぶドラゴニック・オーバーロードにライドする。

その巨体と左手に持つ黙示録の剣、更に紅い肉体は見るものを圧倒すらした。

 

「コール・THE・リアガード、『ボーテックス・ドラゴン』、『連撃のサザーランド』、『槍の化身 ター』‼︎」

 

「て、手札を一気に使って来た⁉︎」

 

龍二は残りの手札が一枚になるまで使い、譜面を埋めた。

 

龍二の譜面

ボーテ、オバロ、サザーランド

R、コンロー、ター

更に、龍二はオーバーロードのスキル発動を行う!

 

「オーバーロードよ、受けたダメージを力に変えろ!

カウンターブラスト3‼︎

カウンターブラストは、受けたダメージを裏向きにし、能力を発揮するスキル‼︎

オーバーロードのスキルは、相手のリアガードに攻撃がヒットすれば、オーバーロードはまたスタンドしてアタックが可能となる‼︎」

 

「お、思い出した………オーバーロードの必殺スキル、エターナルフレイム‼︎

僕は何度此れにやられたか…」

 

明久もオーバーロードを見てある種の思い出が蘇り、その副次作用の為かヴァンガードのルールをある程度思い出す事に成功する。

だが、今は龍二のターンなのでガード以外は役に立たない。

 

「オーバーロード、リアガードのギャラティンをアタック‼︎」

 

「………ギャラティン、ゴメン‼︎」

 

イメージ世界で、ギャラティンがオーバーロードの口から吐いた炎のブレスで焼かれてしまう。

 

『うわぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

………沈黙の騎士の肩書きを忘れ、断末魔の悲鳴を上げながら、である。

 

「ふふふ、グレード3の特権『ツインドライブトリガー』、スタンド能力を得た為に失っているが、一回でもトリガーを引ければ十分‼︎

そしてそこで出たのは槍の化身ター……ターはクリティカルトリガーだ‼︎

よって、オーバーロードにクリティカルを1プラス、パワーはボーテックスに降り当てる‼︎」

 

(そう言えばトリガーって、何の効果を与えるか振り当てが出来たね。

すっかり忘れてたなあ〜)

 

明久は遠い目をしてやらかしたと思っていた。

そう、明久は初手でG1にライドした時に手札からG1をコールすればパワーを振り当てて、またアタック出来た筈。

だが……ルールを忘れた為にチャンスを逃したのだ。

 

「喰らえ、エターナルフレイム‼︎

『バーサーク・ドラゴン』か」

 

クリティカルが上がったオーバーロードの攻撃を受けた明久は2ダメを受けてしまう。

出たのは『まぁるがる』、ギャラティンだった。

 

「ボーテックスもアタック「リューでガード‼︎」次、ターのブースト、サザーランド‼︎「此れもリューでガード‼︎」

ふむ、本来は5000のシールドで十分だが、まあ良いか。

ターンエンド」

 

やっと龍二のターンが終わり、明久の番が始まるが……明久は考えている事がある。

何故さっきの場面で手札を使い切る寸前までコールしたか、何故エターナルフレイムを発動したか、である。

自分の手札は余っており、ダメージも2だった。

つまりはさっきの行動は無駄撃ちである。

 

「如何した、お前のターンだぞ」

 

「う、うん。

今度こそスタンド、ドロー……あれ?

これ、行けるかも!」

 

如何やら明久は良いユニットを引き当てたらしく、今頭に浮かんだ事を実践する。

 

「龍二もやった口上、久々にやりますか!

降臨せよ、騎士達の主!

ライド、『騎士王 アルフレッド』‼︎」

 

ギャラティンが光に包まれたと思えば、次に現れたのはグレード3のユニット、アルフレッドだ。

しかも顔が明久を大人にした感じになっている。

 

「アルフレッドか。

スキルは場に居るロイヤルパラディンのリアガード一体につきパワー+2000、最高パワー20000になるレアカードか」

 

「まだまだぁ‼︎

今こそ立ち上がれ、僕の分身!

『ブラスター・ブレード』、ばーくがるの前にコール‼︎」

 

更に、戦場に光の騎士が現れ、オーバーロードと相対した。

ブラスター・ブレード、明久が一番気に入ったユニット、仲間を思い、仲間と共に立ち向かい、揺るがない勇気で苦難を乗り越える騎士だ。

 

「カウンターブラスト2枚払って、サザーランドをドロップゾーン送りにする‼︎

更にアルフレッドの後ろに『世界樹の巫女 エレイン』、アルフレッドの右隣に『爆炎の剣士 バロミデス』、バロミデスの後ろにマロンをコール‼︎」

 

明久の譜面

ブラブレ、騎士王、バロミ

ばーくがる、エレイン、マロン

 

場を全て埋めた明久はこのターンに全てを賭ける。

龍二や瑞希との関係改善、その第一歩を踏み出す為にユニットに手を掛ける。

 

「ばーくがるのブースト、ブラスター・ブレードでアタック‼︎パワーは13000!「バーサークでガード!」

ちっ、ならアルフレッドでアタック‼︎パワー20000のアルティメットアタック‼︎」

 

戦馬を乗りこなし、全速力で戦場を駆け抜けてオーバーロードの下に向かうアルフレッド。

手にした剣で、帝国の暴竜を討ち取る為に。

 

「………明久、俺はお前と関わる資格が無い。

幾ら昔の様に戻りたいと思っても、俺がそれを壊したんだ。

今更戻る訳には「逃げる気?」……何?」

 

「逃げる気なの?

そうやって壁作って、僕から、瑞希ちゃんから、思い出から逃げるの?

そんな弱腰の龍二は龍二じゃない、僕の知る龍二は僕らを導いたリーダー、先導者だよ」

 

明久はきっぱりと今の龍二が龍二らしく無いと告げ、一歩を踏み出すきっかけを作ろうとする。

ファイトでは、龍二は次のバロミデスの攻撃を防ぐ為に5ダメージ目を受ける意思を見せている。

 

「………なら、何をしろと?」

 

「決まってるよ、また昔みたいにバカやろうよ、龍二!

ちゃんと瑞希ちゃんも入れてさ!」

 

龍二の問いを屈託の無い笑顔で返し、更にアルフレッドのツインドライブで『ふろうがる』、スタンドトリガーを引き当ててブラスター・ブレードに全効果を振り当てていた。

今の龍二の手札はG0、3しか無く、更にG3のユニットにはシールドが無い。

そしてブラスター・ブレードのパワーは14000になっており、バロミデスはマロンのブースト、更に自身のスキルで単発13000、マロンブーストで21000になる。

ヴァンガードは同じパワー、シールド数値だと攻撃は防げない。

つまり、龍二は詰んでしまったのだ。

 

「ブラスター・ブレード、龍二の意地っ張りをぶっ壊せ‼︎」

 

最後にブラスター・ブレードがオーバーロードに斬り掛かり、その攻撃はヒットした。

そして、龍二は6ダメージを受けた。

ヴァンガードの勝敗は先に6ダメージを与えた方が勝ち。

龍二は初めて明久に負けたのだ。

 

「……ネハーレンが最後に落ちたか。

まさか、俺が負けたとはな……」

 

「でも、縛りプレイしてでしょ?

アルフレッドにライドする前に気付いたよ、僕を試していた事」

 

流石の明久さえ縛りプレイに気付いたらしく、龍二に少しニヤケ顔を見せていた。

そんな明久につい心の底からの笑顔を見せてしまう龍二。

なんだかんだ言っても幼馴染の絆は簡単には切れないのだ。

 

「………分かった。

お前の気持ちが痛い程な」

 

「龍二「だが!」?」

 

「今のお前はまだまだ弱い。

姫路に話を付けるならもっとファイト力を付け直さなければ無理な話だ!

よって、またファイトするぞ明久!」

 

しかし、龍二は明久の実力をダメ出しし、またファイトを仕掛けて来る。

しかも、今度は本当に手加減無しのトラウマ確定鬼プレイでだ。

 

「えっ⁉︎

龍二、学こ「時間が許す限りやるぞ、スタンドアップ・THE・ヴァンガード」話聞いてよー‼︎」

 

こうしてまたファイトが始まった。

朝早くから公園でヴァンガードファイトをしてる奴が居ると噂され………遅刻まで後少しになるまでその場から動かなかった。

 

「喰らえ、エターナルフレイム‼︎」

 

「あーー‼︎」

 

しかし、二人の顔にはもう蟠りは無い。

そう、数年前には当たり前だった関係が、今は二人だけだか漸く戻った瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明久君、龍二君………」

 

その二人を遠くから見ている、ピンクのロングと少しふわふわした髪が特徴の少女が居たのにも気付かずに、である。




此処で、ユニットの情報を出します。


ばーくがる:P4000のノーマルグレード0。
他のロイヤルパラディンがライドした時リアガードサークルに移動し、リアガード時に自身をレストしたらふろうがるかリューを呼び出す。
ブラスター・ブレードの愉快な仲間達その1。

リュー:P4000のクリティカルトリガー。
アイコンは『☆』。
リアガード時にカウンターブラスト一枚を払い、次にふろうがるとばーくがる、リュー自身をヴァンガードのソウル(ヴァンガードの下に貯まるカード束)に入れてデッキからブラスター・ブレードをスペリオルライド(効果ライド)させる。
しかし、自分のヴァンガードのグレードが1の時限定である。
ブラスター・ブレードの愉快な仲間達その2。

ふろうがる:P5000のスタンドトリガー。
アイコンは『醒』。
スキルは無い。
ブラスター・ブレードの愉快な仲間達その3。

まぁるがる:P4000のドロートリガー。
アイコンは『引』。
スキルはリアガード時に自身をソウルに入れて、他のロイヤルパラディンのユニットをパワー+3000する。
第二話では使用機会が恵まれなかった。

世界樹の巫女 エレイン:P5000のヒールトリガー。
アイコンは『治』。
ヒールトリガーは相手とダメージ数が同じか、それより自分のダメージ数が多いなら、ダメージを一枚回復するお助けトリガー。
しかし、デッキに四枚しか入れられない。

小さな賢者 マロン:P8000のスキル無しユニット。
意外と前列でも活躍する。

ブラスター・ブレード:P9000のグレード2。
カウンターブラスト二枚を払えばヴァンガード時は相手のリアガードを好き放題狙え、リアガード時はグレード2以上をドロップゾーン送りにする。
実はこの世界でのブラスター・ブレードはかなりのレアカードの為日本では明久しか使い手が居ない設定である。

騎士王 アルフレッド:P10000のグレード3。
本編で解説したスキル以外に、カウンターブラスト三枚を払えばグレード2以下のユニットをデッキからリアガードサークルに呼ぶ。
明久の切り札その一。

爆炎の剣士 バロミデス:P10000のグレード3。
スキルは場に自身を含めたグレード3のユニットが二体以上居れば、アタック時にパワー+3000される。
マロンブーストで21000になるのはこのスキルのせい。

沈黙の騎士 ギャラティン:P10000のグレード2。
スキルは無いが人気は高い。
皆のアイドル、沈黙なのによく叫ぶ。

リザードソルジャー コンロー:P5000のノーマルグレード0。
スキルはカウンターブラスト一枚を払い、このユニットをドロップゾーンに送ればデッキからグレード1以下のユニットを手札に加えられる。
実はこれを使えば龍二は明久に縛りプレイの中勝てたと言う裏設定が……。

槍の化身 ター:P5000のクリティカルトリガー。
スキル無し。

ドラゴンダンサー モニカ:P5000のドロートリガー。
基本P5000のトリガーユニットはスキルが無い。

鎧の化身 バー:P8000のマロンのかげろう版。

ワイバーンガード バリィ:P6000のグレード1。
スキルはガードに使われた時手札のかげろうユニットを一枚ドロップし、アタックされたかげろうユニットをどんなに高いパワーからでも一回だけ守る守護神。
コンローのスキルを使えば手札に加えた上デッキを再シャッフルしたので、矢張り勝てていた筈だった。

ドラゴンナイト ネハーレン:P10000のギャラティンのかげろう版。
しかしギャラティン程の異様な人気は無い。

ボーテックス・ドラゴン:P10000のグレード3。
スキルはカウンターブラスト五枚に加え、ソウルのカードを吐き出すソウルブラストが八枚コストに必要。
発動すれば相手のリアガードを三体ドロップゾーン送りにする扱い辛いユニット。
再ライドは必須。

ドラゴニック・オーバーロード:Pは何と11000のグレード3。
カウンターブラスト三枚を払えばリアガードにアタックがヒットすると、またアタック可能になる。
リアガード時でもこの効果は使える為捌き方を間違えたら危ないユニット。
しかし、他のかげろうユニットが居ない時P9000にダウンするボッチになると寂しい子。
更にスキルを使うとツインドライブを失うなどデメリットもある。
龍二の切り札でブラスター・ブレード程では無いがレア度が異様に高く、日本でもほんの数人しか使い手が居ない。

以上です。
最後にあの子が明久達を見てましたが果たして……。
次回は美波のイベントを早速消化します。
早めに後の原作Fクラスを集めたいので……。

以下、お知らせです。
この回にある様に、ばーくがるの制限などがありません。
アニメでもこれは制限であるとは記憶上言われていないので、その方向で行きます。
因みにばーくがるは後々フェードアウトしますので安心して下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。