前回も書きましたが、東方のキャラは原作≠登場キャラとなり、設定もかなり弄ってます(例えば妖怪が人間だったり、年齢や人物関係などなど)。
それを踏まえて小説を見てください。
くどい様で済みません(泣)
追記
まさかの深夜テンションで書いた修正前の物を投稿してました………閲覧してくれてる皆様にはご迷惑をお掛けしました………穴があったら入りたいかも………。
明久と龍二は、車で港まで案内されて其処で驚くべき物を見た。
何と、極々一般的な港に豪華客船が停まっているのだ。
大きさは明らかにロイヤル・クラス級であり、明久や龍二には一生縁が無い様な物だった。
「…………」
「………なんじゃこりゃ………」
そんな物を見た明久達は口をあんぐり開けて驚きを隠せないでいた。
一般市民がロイヤル・クラス級の豪華客船を見たら誰でも反応が出来ず、ただただ驚くだけなので二人の反応は当然である。
「さあ、どうぞ中へ」
「は、はい……」
メイドに言われるがまま船に乗船する明久と龍二。
すると直ぐに雄二や西村達、更にはカムイや霊夢と黒と白の服が特徴の少女が居た。
「あ、雄二に先生、それにカムイ君や霊夢さんまで」
「よう明久………何か、場違いな感じがするよな、この豪華客船はよ」
「ふむ………ロイヤル・クラスの客船は初めての乗船だな」
「ウチも少し縁が無かったから……」
「ワシもじゃ。
こうして見ると、この船を寄越したお嬢様とやらは本当にワシらとは違う世界に住んでおるのう」
「…………豪華」
「俺、こんな船をに乗るのは始めてですよ………」
雄二達もこの豪華客船には驚きを隠せない様子で、未だ惚けていた。
そんな中、霊夢と黒と白の服を着た少女が明久に近付く。
しかも少女はにこやかな笑みを浮かべてだ。
「明久、時間通りに来たわね。
で、早速だけど紹介したい人が居るわけ。
一応私の友人の…」
「霧雨魔理沙なんだぜ。
お前が霊夢が言っていた面白い奴か………確かに、バカっぽくて面白そうだな!」
「初対面の人にすらバカ認定………吉井明久です。
よろしくお願いします、霧雨「魔理沙で良いぜ」じゃあ、魔理沙さん」
さりげなく初対面の少女、霧雨魔理沙にバカ認定を受けたがそれ以上は何も思わず笑いながら魔理沙と握手を交わした明久。
こうして明久のいつメンの友人にまた一人新たな人物が加わり、意外と賑やかになり始めた。
「にしても、『レミリア』も何でこんな手の凝ったイベントを考えたんだ?
人を巻き込むようなイベントを突拍子も無く出す事もあるけど、関係の無い奴とかは無干渉だった筈だぜ?」
「『レミリア』にも考えがあるんでしょ。
明久や他の奴とか私達をごった混ぜにして参加させた事がそれを証明しているわ」
霊夢や魔理沙の口から出る人物名『レミリア』。
如何やらこの企画の主催者らしいが、面識が無い為どんな人物か全く不明だった。
しかし、龍二はこんな大それた企画を考えた人物が小物の訳が無いと判断しており、早くお目に掛かりたいと思っていた。
「皆様、他のお客様とお嬢様がお待ちしております。
ファイトスペースにて皆様へのご挨拶を兼ねまして小ファイト大会がありますので、そちらへとご案内させていただきます」
すると、明久達を連れて来たメイドがお嬢様………『レミリア』や他の客人の下へと案内し始めた。
しかも会話の中に小ファイト大会があるらしく、合宿は既に始まっていると言う雰囲気が明久達を支配した。
そんな若干重い空気の中、ファイトルームに到着した。
その中には何と須川達が居り、龍二を含めたリベレイターズ全員は驚く。
『ええー⁉︎
何で須川/須川君達がここに居るの⁉︎』
「なーはっはっは!
実は予選の後は合宿に参加しようと決めてたから、この企画のホームページが開いた直後に申し込みを入れたのさ‼︎」
「そして例の如くその時巻き込まれたチームメイトだよチクショウ‼︎」
如何やらまたしても須川の独断専行に根本達は巻き込まれたらしく、根本は完全に愚痴り、他のチームメイトは最早このノリがずっと続くと半ば諦めていた。
「カムイさん、俺達も居るっす!」
「KOIっす!」
「おお、レイジとエイジ!」
如何やらカムイの知り合いも居たらしく、ファイトルーム内が一気に賑やかになる。
と言っても、ファイトルームに居るのはこの人数+αしか居ないのだが。
「お集まりの皆様、大変お待たせしました。
只今より当企画の主催者、レミリア・スカーレット様からご挨拶が始まります。
ではお嬢様、マイクを」
「ええ、ありがとう咲夜。
お集まりの皆様、初めましての方は初めまして。
顔見知りの方はお久しぶり。
私が今回の強化合宿企画者にして、最高責任者のレミリア・スカーレットです」
ファイトルームの奥から咲夜と咲夜に連れられた青み掛かった黒色のドレスを着こなし、気品を漂わせた霊夢達や今は居ない瑞希よりも若干背が低い少女、レミリアが現れ明久達を見渡しながら挨拶をする。
「さて、早速ですが貴方達には今からファイトを始めて貰います。
このファイトのルールは勝ち抜き戦、此方が選んだ組み合わせでファイトをし、勝った方はこれから着く島の宿泊施設の部屋を決める権利が与えられるわ。
なので、早く勝てば良い部屋を独占出来るし、遅ければ相部屋に一人切りになる場合もある。
だから、出来るだけ早く勝つのを心掛けて欲しいわ」
その次に小ファイト大会の詳細を説明し、自分達の前に部屋番号と見取り図を用意していた。
しかも唐突にだ。
「質問、何でそんな事を?」
「良い質問ね。
このファイト大会をする理由はただ一つ、欲しい物は自らの力で勝ち取れよ。
部屋割りの選択権利の争奪がそれよ。
好きな物を勝ち取る為には実力を付けるのみ………そんな初歩的な事を分かって貰う為でもある………」
雄二の質問にレミリアは答えた。
明久はレミリアの口から出た言葉か頭の中で、好きな部屋は誰よりも早くファイトを制して勝ち取れと説明された事を簡素に纏める。
だが、勝ち抜き戦故に勝ち抜いた者勝ちでドンドンファイトをしないとならない為、色んな意味で大変なのだ。
勝つのが遅ければ良い部屋を取られてしまうからだ。
「さて、組み合わせは………これよ。
心置き無くファイトしなさい」
以下、組み合わせ。
龍二VS須川
明久VSレイジ
島田VS秀吉
康太VS魔理沙
エイジVSメイド
小山VS玉野
霊夢VS雄二
根本VSカムイ
「………何か一番当たりなのは龍二か?」
「須川じゃあ相手不足にも程が、なぁ……」
「ワシは島田とか………よろしく頼むのう」
「勿論、手加減無しで行くわよ!」
「俺の相手は中学生かよ」
「中学生だからって舐めるなよ!」
それぞれ指定されたファイトテーブルに着き、FVを展開、そのままスタンドアップさせてファイト開始。
勝ち抜き戦故に全員早目早目のプレイングを心掛け、更にミスを犯さない様に細心の注意を払いファイトを進めた。
そして、一番初めにファイトが動いたのは康太からだ。
「………マンダラロード、アタック‼︎」
「残念、完全ガードだ!
そして行くぜ!
ブレイジングフレア・ドラゴンでアタックだぜ‼︎」
「………くっ、ノーガード‼︎」
ブレイジングフレアのアタックを防ぎ切れずそのままノーガードを宣言する康太。
しかし魔理沙はトリガーを引けなかった為、四枚のダメージを受けていた康太に止めを刺せなかった。
「あちゃー、仕留め切れなかったか!」
「………行くぞ、マンダラロード‼︎」
次に康太のアタックを魔理沙はノーガード。
しかし、此方はちゃっかりトリガーを引き当てた為そのまま六枚目のダメージを受け、あえなく敗北した。
「ありゃりゃ、負けちまったか…………まっ、こんな日もあるよな!
良いファイトだったんだぜ。
また今度よろしくな!」
「………(グッ)」
互いに気持ちの良いファイト為、最後は良い笑顔でファイトその物を締めた。
次に明久が動き出した。
「ばーくがるのブースト、イーグルナイトでアタック‼︎「ガードっす‼︎」
まだまだ‼︎
ぽーんがるのブースト、パワーアップしたガンスロッドでアタック‼︎「わぁぁぁ!!?」」
如何やらファイト中にばーくがるコンボを決めようとしたが、先にブラスター・ブレードが来た為かばーくがるがリアガードにそのまま残って居た。
最も、ファイトの決着自体は明久のガンスロッドが決めた為別段問題は無かった。
その間に島田、雄二達の方もファイトが動いた。
「ブレイク・オーバー・THE・リミット‼︎
全てを穿つ断罪の雷、ヴァーミリオン・サンダーボルト‼︎」
「うぬぅ………ワシの負けじゃ」
「うわぁ‼︎
チクショウ、負けた‼︎」
「まあまあ良いファイトだったわ。
地区予選決勝のファイトが嘘みたいだったし………次にあんな事にならない様にデッキを本格改造するのをオススメして置くわ」
霊夢は本来使わないロイヤルパラディンデッキ、しかも明久のデッキに近い構築のもので雄二に快勝していた。
それとほぼ同時に島田が秀吉のツクヨミを倒していた。
霊夢は本来は秀吉のデッキとほぼ同じ内容のデッキだったが、敢えて違うデッキを使って雄二を翻弄した上で倒し、その雄二にデッキ構築の変更を勧め、当の本人もそれが必要だと再確認した。
更にカムイ、エイジの方も決着が付いたらしい。
「ちっ、ノヴァグラップラーに『メガコロニー』のスタンド封じは余り意味が無いか……」
「へへ、俺様のノヴァグラップラーにはスタンド封じは通じないぜ!」
「うひゃぁ⁉︎
何このメイドさん滅茶苦茶強い‼︎
UNMMTっす‼︎」
「如何な物でしょうか?
私のシャドウパラディン………『始原の魔道士 イルドーナ』の力は?」
根本VSカムイはノヴァグラップラーの特性を活かし切ったカムイが勝利し、対するエイジはメイドの圧倒的な実力に終始押された挙句敗北。
そのファイト内容は一方的であり、グレード2になった時点で勝敗が決していたらしい。
最も、これは当の本人達にしか分からない事である。
「さて、これでファイトに勝った人は半分位になったよね?」
「ああ、それにもう龍二が待っているだろう………」
明久達は既に龍二が居るであろうレミリア達の前を見るが、其処には龍二は居らず、居るのはレミリアと咲夜のみ。
それに違和感を覚えた明久、島田は周りを見渡して探す。
すると、龍二は直ぐに見つかった。
「……嘘」
しかし、居た場所に問題があった。
龍二が居たのはファイトテーブルの前、しかも現在進行形でファイト中である。
そう、相手の須川に苦戦しているのだ。
しかも珍しく龍二が汗をかいていた。
「………そうか、これが」
「ああ、そうだぜ。
この俺の………本気だぜ」
そして須川も須川で、何時もの様なふざけた雰囲気が一切無く、ただただ相手を倒す事に全力を注ぐファイターの顔を見せ、更に龍二の闘気にも負けない程の闘気を滲み出していた。
そう、今の須川はグレード3を大量に詰め込んだデッキを使っていた須川では無い。
今居る須川は自らの全力を発揮し、楽しみが無いとして使うのを禁じたデッキを使い龍二と対峙する上位ファイターであった。
「あれが………自称チームリーダーの実力かよ………」
今までの須川とは違う何かを覗かせる今の須川に冷や汗をかいてしまう根本。
否、根本だけでなく須川のグレード3詰め込みデッキを使っていた須川を知る者達は全員息を呑んでファイトを見ていた。
「さーて、行くぜ………これが俺の本気のファイトだ‼︎」
須川は更に闘気を燃やし、龍二を自分のペースに引き摺り込もうとする。
しかし、何故須川がこうなったかを知るには時を少し戻さねばならなかった。
さて、レミリアと咲夜は明久達より一歳年上で、霊夢と魔理沙は明久達と同い年になっています。
更に霊夢と魔理沙は文月学園に通っているので、今後文月学園での日常を書く事になれば出て来ると思います(しかし文月学園の話はまだ先に………)
次回、遂に本気を出した須川が龍二と互角のファイトを繰り広げる⁉︎
感想、指摘をお待ちしています。