4月2日事件(勝手に命名)でモチベが下がってしまい、中々更新に踏み切れなかったバカ作者”蒼龍”です。
やっと次話を投稿するのでよろしくお願いします。
天星さん、感想ありがとうございました。
ガンスロッドが抜けたのは矢張りパワーが低い所為で他意はありません。
それと匿名希望さん、リクエストありがとうございます。
姫路さん達の日常やらは………クオリティが低いので期待はしないで下さい。
じゃあ、始まりです。
昼食後、明久達+フランはご満悦しながら食堂から出て来た。
如何やら昼食に出た料理が美味しかったらしく、また食べたいと思っていた。
だが龍二は明久達とは違う考えを持っている。
しかもおどろおどろしい雰囲気を雄二に放っているので、全員何か起きると察した。
「さあ雄二、お前のデッキ調整だ。
問題点はファイトで指摘してやる。
無論俺達もファイトをするが、そんな中でも応援してやる。
だから安心するんだな………」
「あ、ああ………相談する相手を間違えたか、俺……?」
「いやいや龍二、何ヤバイ雰囲気出してるのさ!」
龍二の雰囲気に雄二の気分が重くなったが、明久達いつメンが何とか持ち直させた。
が、雄二はこの後は絶対に何か悪い事が起きると思い、緊張がピークに達していた。
そして、ファイトルームに連行された。
「うん?
火野君に吉井君………後は君達のチームメイトだね?」
「な、ななな………光定ケンジだ‼︎」
「光定さんだけじゃない、臼井ユリさんや弟のガイさんまで⁉︎」
「………カエサルの皇帝‼︎
そして女帝に
「ビ、ビッグゲストじゃ………」
ファイトルームに光定、更にそのチームメイトである臼井ユリ、ガイ姉弟も居た。
そう、チームカエサルの勢揃いである。
因みに明久、龍二は光定から他の二人がフランにイタズラされてダウンしていた事を知ってるので、復活したのかと察していた。
「………チームカエサルか。
雄二、丁度良いデッキ調整の相手が見つかったぞ」
「そんな事だろうと思ったよ‼︎」
光定達を見た龍二は、デッキ調整の相手を彼らに頼む事にした。
しかも雄二だけではなく、自分や明久の分も頼もうとしていたのだ。
通常は図々しいのだが、ヴァンガードではデッキが命の為、またヴァンガ脳が大量にいるのでデッキ調整の相手などは寧ろ大歓迎なのである。
「うん?
デッキ調整の相手探しかな?
なら、僕らが手伝いをしよう!
丁度ヴァンガードファイトをしたくてね………チームAL4に善戦したチームなら尚更ね!」
「話が分かるな、皇帝」
「なら、私は貴方と戦うわ」
「あ、どうも」
「じゃあ、君が僕の相手だね」
「
この会話にて対戦相手が決まる。
先ず龍二は光定と、明久はユリと、雄二はガイとファイトする事に。
無論明久達は相手が強豪と言う事もあって一定の緊張感を持った。
そして、いざファイト開始である。
『スタンドアップ・「THE・」ヴァンガード‼︎』
『『イニグマン・フロー!』』
「『ぶるうがる』!」
「『リザードソルジャー コンロー』!」
「『ブラウユンガー』!」
光定達は『ディメンジョンポリス』、次元犯罪者や宇宙からの侵略者と戦う謎多き正義の部隊を使う。
中でもイニグマン・フローはシャドウパラディンの『フルバウ』と同じスキルを持つ互換ユニットであり、現在主軸となるFVだ。
雄二の新たなFV、ブラウユンガーもフルバウ互換であり、ヴァンガードがテキストスキルでスタンドする通称『Vスタンド』を備えたユニットが主軸となる。
「私のターン、ドロー!
『イニグマン・リプル』にライド!
イニグマン・フローのスキル、リプルがライドしたらデッキから『イニグマン・ウェーブ』を一枚探して手札に加える!
更にリプルはフローがソウルにあればパワーは常に8000になる!」
イニグマン・リプル、P6000→8000、C1。
「僕のターン、『湖の巫女 リアン』にライド!
ぶるうがるは左前へ移動させ、その後ろに『すのうがる』をコール!」
リアン、P7000、C1。
ぶるうがる、P4000、C1。
すのうがる、P6000、C1。
「すのうがるのブースト、ぶるうがるでアタック!「ダメージチェック『ミラクル・ビューティ』」
次はリアン、ヴァンガードをアタック!『まぁるがる』『引』ターンエンド!」
明久はソウルからリアガードサークルに移動したぶるうがるを左前へ出し、無理矢理感があるがユリにダメージを二枚与えた。
それを見たユリは、明久のデッキが速攻デッキであると判断する。
「ふーん、ドロー。
『イニグマン・ウェーブ』にライド!
更に、『カレンロイド デイジー』をコールし、二体でヴァンガードをアタック!『ジャスティス・コバルト』『☆』
クリティカルトリガーなので、ダメージ三枚が確定するわ!」
しかし直ぐにユリが反撃し、ダメージ数を逆転する。
が、これも明久の予想通りなのて慌てない、寧ろ面白くなって来たとさえ思っていた。
「ドロー!
立ち上がれ、僕の分身!
『ブラスター・ブレード』‼︎
更に『ハイドッグブリーダー アカネ』をコールし、カウンターブラスト(2)を払ってデッキからロイヤルパラディンの〈ハイビースト〉をスペリオルコール!
僕はブラスター・ブレードの後ろにすのうがるをコール!
すのうがるのスキル、場に他のすのうがるが居たら自ターン中互いにパワー+1000!」
すのうがる、P6000→7000。
グレード2からスペリオルコールも駆使してリアガードを展開し、残ったリアガードサークルはヴァンガードの後ろのみになる。
そしてその場所に配置するリアガードは当然ながらすのうがるだ。
理由は簡単で、もしすのうがるが場に三体居たらパワーは自ターン中8000まで上昇する。
リアガードを焼き払う事が得意なクラン以外ではこの布陣を崩す事が難しく、上手くすのうがるをダメージゾーンに送らねばならないのだ。
「すのうがる………ガルモール軸ね」
「そうですよ!
アカネの後ろに『まぁるがる』をコールし、アカネでデイジーをアタック!「リプルでガード!」
ブラスター・ブレード、すのうがるのブーストでアタック!
ドライブチェック『静かなる賢者 シャロン』『醒』スタンドトリガー、アカネにパワーを付与してスタンド!
そのアカネでヴァンガードにアタック!『ガイド・ドルフィン』『醒』あちゃー、最後のアタックが当たらないや」
明久のドライブチェックで今まで見た事が無いスタンドトリガーが捲れる。
その名はシャロン、まぁるがると同じスキルを持つユニットで、明久が1ターン中に
「シャロン?
確かにふろうがるよりも実用的なユニットだけど……」
「でも、良いユニットでしょ☆」
島田の疑問、それはスタンドトリガーの存在である。
通常ならクリティカルに有用性があるクランにはクリティカルトリガーを八枚入れるのだが、明久は敢えてスタンドトリガーを入れている。
確かにロイヤルパラディンさん展開力があり、スタンドトリガーとの相性も良好なのだが………一撃を重くし、必殺に変えるクリティカルとスタンドトリガーの混在、一見何らかの思惑を感じさせる構築だが、島田はスタンドトリガーを余り使っていないのでその意味が分からないでいた。
しかも、明久の現時点においての構築すら把握していなかった。
「まさかこの構築は………ドロー!
『イニグマン・レイン』にライド!
更に『ミラクル・ビューティ』、『ツイン・オーダー』をコールし、ミラクル・ビューティで「アカネのインターセプト!」ならツイン・オーダーはぶるうがるをアタック!
そしてイニグマン・レインでヴァンガードをアタック!
ツインドライブ『コスモビーク』『アーミー・ペンギン』『引』ドロートリガー!」
「ダメージチェック『世界樹の巫女 エレイン』『治』ヒールトリガー!
ダメージは同じ枚数だから一枚回復するよ!」
四枚目のダメージがヒールだったのでダメージ枚数は変わらず、カウンターブラストの数が一枚回復する結果となる。
そして此処から、明久のデッキが本格的に回り始める。
「よし、スタンド&ドロー!
大地に立て、絆を結ぶ獣の騎士!
『光の牙 ガルモール』にライド‼︎
ガルモールのスキル、場に出た時に手札を一枚ドロップすれば、デッキからすのうがるかぶるうがるをスペリオルコール出来る‼︎
まぁるがるの前にコール!
そのまぁるがるのスキルを発動!
ソウルに移動して、パワー+3000を左後ろのすのうがるに与える!
そして『ぽーんがる』をコールしてカウンターブラスト(1)、デッキから『ソウルセイバー・ドラゴン』を手札に!
そのソウルセイバーと、『爆炎の剣士 バロミデス』をコール‼︎」
明久:布陣
SSD、ガルモ、バロミ
すのう、すのう、すのう
手札:2
ダメージ:1/3
ソウル:4
手札を消費し、布陣を完全に整えた。
更に良く見ると、全ラインがパワー21000になっていた。
そう、明久はこのラインを作る為にガルモール軸に変えたのだ。
瑞希のネヴァンによる手札交換を崩し、ファントム・ブラスターの防御力を上回る為に。
「ガルモールは場のすのうがる、ぶるうがるの数だけ自ターン中パワー+1000……全ラインが21000を超えるなんて、早々無いわよ」
「これが僕のガルモール軸、すのうがる達によるブリザード・フォーメーションを最大限に活用する速攻デッキだ‼︎」
ドヤ顔をしつつユリに自信満々でデッキの主旨を暴露する。
島田も此処まで極端に退却スキルに弱いが攻撃力が高いデッキを見たのは余り無い。
だが、まだまだ彼女の驚きは止まらない。
「ソウルセイバーでヴァンガードにアタック!
さあ行くよ、すのうがるのブーストを入れたガルモールでアタック‼︎「『ダイヤモンド・エース』で完全ガード‼︎」
ツインドライブ『静かなる賢者 シャロン』『醒』スタンドトリガー、ソウルセイバーをスタンドしてパワーも上げるよ!
セカンドチェック『ふろうがる』『醒』スタンドトリガー、ソウルセイバーの後ろのすのうがるをスタンド、ソウルセイバーにパワーを与えるよ!」
「えっ⁉︎
スタンドトリガーが二種類⁉︎
ま、まさか………クリティカルトリガーを抜いてるの⁉︎」
「し、しかもレフトラインが総合パワーが31000になっておるぞ‼︎」
島田は二種類のスタンドトリガーに驚いてしまった。
更に、総合パワーが31000になりユリも驚く。
その上アタックした筈のレフトラインが再びアタック可能になっており、何時でもユリに止めの一撃を与える準備が出来ていた。
「……やっぱりスタンドトリガー重視のデッキね。
でもまさかダブルスタンドを決めて来るなんて思っても見なかったわ。
君、中々強いね」
「そう言うユリさん達はまだ少し手加減している感じですね。
まあでも、デッキ調整を手伝うのにも適度ってのがあるから仕方ないね」
しかし明久はユリが、光定が手加減している事を知っており、何時かは全力を出させたいと考えていた。
しかし、ガイと雄二のファイトはと言うと。
「おらぁ‼︎
『シュテルン・ブラウクリューガー』でヴァンガードにアタックだ‼︎」
「通す訳には行かない、完全ガード‼︎」
何方も本気と書いてマジなファイトを繰り広げており、見ている秀吉達が苦笑を浮かべていた。
「ガイ………あんたは何本気を出しているのよ!
今はリベレイターズのデッキ調整を手伝っているんでしょ!」
「い、いやぁ………坂本君が強くてつい熱が………」
その光景を見た明久、龍二も苦笑を浮かべ、特に龍二はやれやれだと思っていた。
「うん、フランが見る限り欠点みたいなのが無いね!
ヨシイのは手札消費が激しいけど、ロイヤルパラディンだから仕方無いね☆
ヒノは………何だが凄そうなデッキに仕上がってるかも。
サカモトも中々だし、デッキ調整は概ね終わったね!」
「フランちゃんが何か足りないって言ってくれたお陰で、デッキをかなり見直せたよ。
ありがとう!」
「じゃあファイトは「最後まで‼︎」でしょうね!」
フランが三人のデッキを客観的に見た結果、別段気になる部分が無く、特に明久のデッキを見て足りないと思っていた何かが消え、デッキが輝いているのを感じた。
そして明久達はまだファイトを続け、見直して改めて作ったデッキの感覚を確かなものにし始めたのであった。
やっぱり4月2日事件は衝撃的でした、悪い意味で。
ですが、何時までも地べたに這い蹲る趣味は無いので、気分を一新して行きます。
感想、指摘をお待ちしています。
追記
あ、忘れていましたがUAが10000を突破しました。
今まで閲覧してくれた読者の皆さんには大変感謝しています。
これからもよろしくお願いします‼︎