バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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ネオンメサイアを見たいなと思う今日この頃。

ブライト「だったら劇場版ヴァンガードのBDやDVDを買おうね。
天星さん、感想ありがとうございました。
………ど田舎会場、アレを見た瞬間僕は内装だけでも綺麗にしないといけない様な気がしたんだよ……」

明久「フランちゃんは今日はお休みだから僕が来たぞ‼︎
じゃあ、『レディセット・ヴァンガード‼︎』


第四十七話「雄二と牛ちゃんと闘士魂‼︎」

明久達は順番を決める為にくじ引きをするのだが、今回西村は観客席(と言う名の隅っこ)で待機しているためか、代わりに明久がくじを持って全員に引かせた。

その結果は雄二、島田、秀吉となった。

 

「んじゃ、早速俺が行くぜ。

このブラウ軸を早く回したくてウズウズして来てんだ」

 

「分かったわ坂本。

でも、新デッキだからって回し損ねて負けたなんて事は止してよ」

 

「お主が負けると後が無くなるからのう」

 

雄二が早速前に出てファイトをする為にデッキを出すが、島田と秀吉はそれを見て忠告(と言う名のからかい)をする。

これに対して雄二は黙ってデッキを持っていない左手を無言で挙げて答える。

その反対側では小さいオッサン顏の少年(?)が他の二人の前に出て雄二と戦う気が満々である。

 

「初めましてだね。

僕ちゃんの名前はギュウタロウ、皆から牛ちゃんの愛称で親しまれているIQ400もある超天才中学「あー分かったから早くファイトしようぜ。

お前も御託並べるよりファイトで天才を証明するのが一番良いだろ?」………よろしい、ならファイトだ」

 

自分の知能指数を話して自慢するギュウタロウに、雄二は冷ややかにファイトを勧める。

勿論、早くファイトして相手と白黒付けたいと言う気持ちが先走りした為にこんな会話になったのだ。

それを察したギュウタロウはファイトの態勢に入る。

 

『スタンドアップ・ヴァンガード‼︎』

 

「『ブラウユンガー』‼︎」

 

「『バトルライザー』!」

 

ギュウタロウはFVのバトルライザーをスタンドアップさせる。

それを見た観戦中の龍二、レミリア、フラン、ブライト、島田は〈ノヴァグラップラー〉のデッキを幾つか予想する。

すると、その答えがギュウタロウの口から出る。

 

「地区予選第一部決勝、地区予選の範疇を超えたファイトを中継だが見てたぜ。

それと、地区予選の入賞チームのデッキレシピ、ヴァンガードファイト協会に載ってた奴もな。

俺は試合前に警戒対象チームのデッキを一つ一つ研究してミラーデッキを作るんだよ。

そして、それを自分流のアレンジし、その相手にぶつける……これが牛ちゃんのファイトのやり方さ!」

 

「成る程、相手を知り尽くした上でミラーデッキをぶつけて精神的な動揺を与えて、更に過去の自分を乗り越えなきゃ勝ち上がる資格無しか………やってくれるじゃねえか」

 

ギュウタロウが雄二とのファイトで使っているデッキ、それは以前の雄二デッキである。

しかもデッキ研究の一環でミラーデッキを作るのは正当行為であり、其処にアレンジを加えているとそれを参考にしつつ更に向上させようとする思惑があるとされている。

が、これを嫌う者も多く、理由も自分のデッキを覗かれてるのと同じ様な物だからだ。

 

「さて、僕ちゃんのターン……『ライザーカスタム』にライドする。

ターンエンド」

 

「俺のターン、ドロー。

『ブラウパンツァー』にライドだぜ!

ブラウユンガーのスキル、パンツァーが上にライドした瞬間にデッキの中から『ブラウクリューガー』を一枚手札に加える!

更にブラウパンツァーはユンガーがソウルにあればパワーが常に8000になる!」

 

ブラウパンツァー:P6000→8000、C1

 

「『タフ・ボーイ』をコールし、パンツァーてアタック‼︎『シュテルン・ブラウクリューガー』

更にタフ・ボーイでアタック「ダメージチェック『ラウンドガール クララ』『治』ヒールトリガー、これはラッキー」このターンではダメージ一枚だけか……ターン終了」

 

結果的だが互いにダメージ一枚だけに止まり、状況から見るとボードは雄二が、ハンドはギュウタロウが勝っている。

これが後々如何響くかが勝負の分かれ目となる。

 

「僕ちゃんのターン、『ハイパワードライザーカスタム』にライド!

ハイパワードのスキル、同じ縦列の後ろにバトルライザーが入れば僕ちゃんのターン中パワーが16000になるぜ!」

 

ハイパワード:P8000→16000、C1

 

「更にハイパワードとバトルライザーをコールしてリアガードのハイパワードでアタック「ダメージチェック『ザ・ゴング』『引』ドロートリガー、パワーはヴァンガードに与えてドロー」じゃ、ヴァンガードで殴り合おうかな?『パーフェクトライザー』ターンエンド」

 

「次は俺の番、スタンド&ドロー。

『ブラウクリューガー』にライド‼︎

ブラウクリューガーもパンツァーがソウルにあればパワーは常に10000だぜ!

『デスアーミー・ガイ』、『デスアーミー・レディ』、『ジェノサイド・ジャック』をコール‼︎

ジャックのカウンターブラスト(1)、拘束を解除してアタック可能状態にする‼︎」

 

雄二は返しのターンで大量展開し、更にジャックのスキルを使いアタックを三回分用意する。

 

「ジャックでリアガードをアタック「シャウトでガード」次、ブラウクリューガーでアタックだ‼︎「………ノーガード」ドライブチェック『武闘戦艦 プロメテウス』『☆』

クリティカルトリガーゲット‼︎

パワーはレディに、クリティカルはヴァンガードにプラスだ‼︎

更にブラウクリューガーのスキル、こいつがアタックがヴァンガードにヒットすれば裏向きのダメージを一枚表向きにする‼︎

ヴァンガード時限定だがな」

 

ブラウクリューガーのアタックをヒットさせ、ジャックのスキルコストを帳消しにする雄二。

だが、この展開はギュウタロウにとって見れば予定調和に過ぎず、次のアタックはダメージに落ちた『ターボライザー』、スタンドトリガーによって手札消費は一枚のみになった。

更にギュウタロウの手札には既に切り札がある為、次からファイトが動く事が確定している。

 

「じゃ、僕ちゃんのターン!

究極にして完全無欠、これの前に立つ奴は全員ノックアウト‼︎

『パーフェクトライザー』にライド‼︎

ライド時スキルで、リアガードの『ライザー』を全てソウルイン!

そしてソウルにある『ライザー』の分パワー+3000、オマケにソウルに『ライザー』が四枚以上あればクリティカルも+1を得る‼︎」

 

パーフェクトライザー:P11000→24000、C1→2

 

パーフェクトライザーにライドし、ヴァンガード単体のパワーを引き上げるギュウタロウ。

しかし何故かパワーが−2000されており、明久と観客席の葉月はそれを見て頭に?を浮かべる。

 

「島田妹だけで無く向こうに居る吉井までも………パーフェクトライザーは、場に他の『ライザー』が居なければ永続的にパワーが−2000される。

だから自ターンでのパワーアップの分返しのターンでのリスクが高くなるんだ。

それをカバーするには……」

 

「グレード0か1の『ライザー』を配置してパワーダウンを無くせば良い。

けど西村さん、何で知っているんですか?」

 

「紅魔館でパチュリー・ノーレッジからヴァンガードのユニット知識を大体叩き込まれたならな。

これ位なら分かる」

 

まさかの西村がユニット解説をして観客席の全員は驚き、更にしれっとユニット知識が大体揃っている事をほのめかした為更に驚きを隠せない応援組。

そして葉月は疑問が解決し、控えの明久も龍二に同様の説明を受けて納得した。

「ライザーカスタム、パーフェクトライザーをコール。

これでパワーダウンが消えた訳だ………さて、パーフェクトライザーでアタック‼︎『レッド・ライトニング』『☆』『ジェノサイド・ジャック』

クリティカル3のアタック、受けて貰うぜ‼︎

牛ちゃんパーフェクトアタック‼︎」

 

パーフェクトライザーの単発アタックをモロに受け、ダメージを三枚受けてしまい後が無くなる雄二。

しかし、途中でヒールトリガーが落ちた事でこのターンは手札から10000ガードを出して事無きを得る。

 

「ふう………スタンド&ドロー。

行くぜ……銀河に轟け、我が闘志‼︎

『シュテルン・ブラウクリューガー』にライド‼︎

シュテルンのスキル、こいつもブラウクリューガーがソウルにあればパワーは常に11000になるぜ‼︎」

 

シュテルン:P10000→11000、C1。

 

シュテルン・ブラウクリューガー、このユニットはファントム・ブラスターなどと同じ『フルバウ連携ライド』互換の最終形態であり、スキルはヴァンガード時に相手ヴァンガードにアタックヒットでカウンターブラスト(2)と手札の〈ノヴァグラップラー〉を二枚ドロップして自身とその後列をスタンドする物だ。

その代償にツインドライブが出来なくなるが、トリガーの効果を持続したまま二回もアタックするのでかなり厄介なユニットには変わりない。

 

「『ザ・ゴング』をシュテルンの後ろにコール、ジャックの拘束を解除、行くぜ‼︎

ジャックでリアガードをアタック‼︎「リアガードを潰しに掛かるか、ノーガード」

次、シュテルンでヴァンガードを「残念、完全ガード!

シュテルン・ブラウクリューガーのスキルは把握済みだよ」ちっ、ならツインドライブ『レッド・ライトニング』『☆』『ラウンドガール クララ』『治』クリティカル&ヒールトリガー‼︎

ダメージ回復、パワークリティカル共にレディに付与‼︎」

 

シュテルンのアタックは防がれたが、レディのパワーを増強する事に成功してそれをヒットさせる。

流石に今のダブルトリガーはギュウタロウにとっても予想外だったらしく苦虫を噛んだ様な表情をしていた。

 

「まあ、やるじゃないか……でも、この程度で勝ったと思うのは大間違いだ‼︎

僕ちゃんのターン、『デスアーミー・レディ』、『デスアーミー・ガイ』、バトルライザーをコール‼︎」

 

ギュウタロウ:布陣

 

レディ、PR、RC

ガイ、R、BR

 

「それ、ガイのブーストでレディのアタック‼︎「『ザ・ゴング』『引』ドロートリガー」

またドローかよ…………牛ちゃんパーフェクトアタック‼︎「完全ガード」

ツインドライブ『アシュラ・カイザー』レディ、ガイをスキルでスタンドしてセカンドチェック『ジェノサイド・ジャック』トリガー……無し。

レディ、もう一度アタック‼︎「ジャックのインターセプト」

ならライザーカスタム、バトルライザーのブーストでアタック「ガード」ヌググ…ターンエンド!」

 

雄二はシュテルンのスキルを囮に手札にガーディアンを蓄え、ギュウタロウのアタックをダメージ一枚に止めて返しのターン、しかも両者後が無いので雄二にとって、このターンはファイナルターンと同義である。

ギュウタロウもそれは承知しており、このターンを凌ごうとしている。

 

「スタンド&ドロー‼︎

このままヴァンガードで殴り合いだ‼︎

ザ・ゴングのブースト、シュテルンでパーフェクトライザーにアタック‼︎「ジャック、『ターボライザー』でガード‼︎」

二枚突破……諦めてたまっか‼︎

ツインドライブ『ラウンドガール クララ』『治』ヒールトリガー‼︎

パワーはシュテルンに、セカンドチェック‼︎」

 

ザ・ゴング+シュテルン:P16000→21000

 

最早ヴァンガードから先にアタックし、ダブルトリガーでガールを貫通しない限り逆転すら不可能に近い状況と化した今、雄二は最後の希望を乗せて二枚目のトリガーチェックに入る。

そして、そのカードは………。

 

「………『レッド・ライトニング』『☆』クリティカルトリガー‼︎

全部シュテルンに乗せるぜ‼︎」

 

「ヤバイ‼︎

ダメージ『ハイパワードライザーカスタム』『ラウンドガール クララ』『治』ヒールトリガー………だ、だが、今回復してもシュテルンのスキルが………‼︎」

 

「スキル発動、カウンターブラスト(2)と手札から〈ノヴァグラップラー〉を二枚ドロップして、シュテルンとザ・ゴングをスタンドするぜ‼︎」

 

シュテルン:P21000、C2

 

遂にシュテルンのアタックがヒットし、そのスキルが真価を発揮する。

更にダブルトリガーで単発パワー21000とクリティカルが2、その上でザ・ゴングのブーストも復活する。

ツインドライブはスタンドした際に失われたが、合計パワー26000のアタックをギュウタロウが現時点の手札で防げても、後のリアガードのアタックが防げず詰み状態になる。

 

「もう一度ザ・ゴングのブースト、シュテルンでアタックだ‼︎「………防げっこねぇよ、ノーガード‼︎」

ドライブチェック『シュテルン・ブラウクリューガー』」

 

ギュウタロウは防ぎ切れない事を悟り、ノーガードを選択。

こうして〈ノヴァグラップラー〉同士の対決、更に雄二の過去デッキ(改良型)に打ち勝ち雄二は腕を掲げ、勝者の喜びを身体で表したのであった。

 

「よし、雄二が勝った‼︎」

 

「なら、次はワシが」

 

雄二が勝った瞬間に明久達もガッツポーズをしたりと喜び合い、次に秀吉が前に出て雄二とバトンタッチする。

秀吉もデッキを調整しているので過去の対策は通用しない。

対してチーム牛ちゃんはナナちゃんと呼ばれる少女が出る。

そして両者共に闘志を燃やしてこのファイトに臨むのであった。

 




牛ちゃんのモデル、分かる人は分かりますね。
でもあっちと比べたら卑怯な事が無い分綺麗な方………なのか?

感想、指摘をお待ちしています。
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