バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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くっ、不定期更新とは言え更新が遅れてしまうとは……!

ブライト「駄作者本来のズボラさが出始めたね。
このまま三週間後に更新して作者失踪とか言われるんじゃない?(黒笑)」

くっ、落ち着け!
あんな安っぽい挑発に乗るな!

フラン「とりあえず霧はアトリームに帰った方が良いよ?
じゃあ感想返しで、天星さんに断空我さん、感想ありがとうございました!
PSYクオリア、間違った使い方をしなければ大丈夫だと思うよ」

ブライト「エクスカルペイトはマジェスティとは別の進化形態で、マジェスティの前に出た設定ので、折角だからこれを流用しちゃえって感じで話を作ったらしいよ。
因みに作者もエクスカルペイト、と言うよりブラスター・ブレード系列は一番好きな系列だよ」

じゃあ早速、『のりこめー^ ^』


第五十一話「そして全国大会へ………!」

亮とのファイトから一時間後、明久は保健室で目を覚まし、その周りには気絶した明久を心配して龍二や応援組、亮達が集まっていた。

 

「明久、目が覚めたか⁉︎」

 

「吉井、大丈夫⁉︎」

 

「……大丈夫みたい、良かったぁ〜……ヨシイに何かあったら大変だもん」

 

「ふう、生徒が無事でなによりだ」

 

「………?」

 

明久は何があったのか分からず、頭に?を浮かべていた。

其処で龍二が今までの事を説明する。

 

「明久、お前はファイトが終わって俺達の下に来る途中で倒れたんだ。

覚えていないのか?」

 

「………あー、何となく」

 

龍二に言われて思い出す明久。

だが、何故気絶したのか明久達は全く分からずにいた。

しかし、それをブライトが補足説明をする。

 

「原因は十中八九PSYクオリアだよ。

あれは使い慣れていない人が使うと物凄い疲労が襲って来るんだよ。

多分人間の脳の使われていない領域を使っているからだと思うよ、僕は」

 

「あちゃー、PSYクオリアを今まで使っていなかったツケが来ちゃったんだ」

 

「便利そうで不便なんだな、PSYクオリアって」

 

フランや魔理沙はブライトの話を聞いてやっちゃった感や不便さを知った。

因みに今この場に居る全員は明久達の口からPSYクオリアの話を聞いているので余り疑問には思っていなかったりする。

 

「………でも、勝った事には変わりないね。

地区予選通過おめでとう、これで全国大会への扉が開いたよ。

須川君達も惜しかったね………来年こそ出場出来る様に頑張ってね」

だが、そんな事よりも優先すべき労いの言葉をかけるブライト。

それを聞いた須川達は今年は駄目だったが、来年こそ出場しようと決意を固める。

対して明久達はそうだったなと思い出し、改めて予選通過の喜びを感じていた。

 

「まあ、あの試合……特に最後の方はどっちが勝っても可笑しく無かったのぜ。

須川は明久のリアガードを徹底して潰して反撃の機会を与えず、明久はソウルを貯めてエクスカルペイトのパワー底上げを助長して、リア潰しで手札を使い込んだ須川のシールドを上回らせた………地区予選じゃ余り見れないワクワクするファイトで楽しかったんだぜ」

 

「うんうん、ヨシイもスガワもお疲れ様☆」

 

「確かに、わたしも久々に燃え上がっちゃったよ!

この気持ちは、超人気ゲームの最新作を予約して三徹して買った達成感に匹敵するよ!」

 

「ネプ子さん、その例えは流石に微妙なんですがそれは」

 

ブライトの労いで場が和み、全員和気藹々と話し始めた。

中にはネタを話してはツッコミが入ったり、明久達のファイトで熱くなったりとそれだけ二つのチームのファイトに魅せられたのだろう。

 

「それにしても………明久、PSYクオリアと向き合う為にそれを使う気になったんだな」

 

「うん、何時までも見向きせずそのままだと駄目だと思ったし、間違った使い方をしなければ良いってね」

 

「そうか………無茶はするなよ?

それで可笑しくなっても誰も喜ばないからな」

 

「分かってるよ、龍二」

 

そんな中、明久と龍二はPSYクオリアを今後如何するか短く話し、明久がPSYクオリアにのめり込んだ訳では無く、ただ純粋に向き合う事を確認し、そして無理をさせない様に釘を刺す龍二。

もう目覚めた当初の瑞希と同じ状態にはしたくない、そんな思いがあった為こんな話をしたのである。

 

「………うむ、吉井はもう平気みたいだな。

今日はもう帰宅して二日後の全国大会に備えるぞ」

 

「了解だ、先生」

 

明久は会話を終えると直ぐに立ち上がり、その様子を見た西村は大丈夫だと判断して帰宅を指示して、全員を和気藹々な空気の中帰らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、行きで利用したバス停に到着したが………何故か其処には見慣れない高級バスが駐車しており、その前にはカイトが柔かに手を振っている。

それを見た西村や秀吉以外の男陣と霊夢などの一部女子の反応は……。

 

『リリース((p(-_-)))』

 

まさかのリリース+右親指を下に向けるであった。

 

「……分かってたさ、こんな反応が来る事は(泣)。

さ、 さて、僕が此処に来たのは他でもない君達を迎えに来たんだ。

そう、地区予選優勝チームを全国大会の会場と全国大会期間中に利用する宿泊施設がある人工島に案内する為に、ね」

 

「………つまり、俺らを今から人工島に?」

 

「ええ、その通りです」

 

カイトに警戒して中々バスに近付かない明久達だが、カイトの説明を聞く限りでは余り害は無い様にも思えた。

そんな矢先にブライト、レミリアはその言葉を聞いてバスの中に入り始めていた。

 

「ぶ、ブライトさん、レミリアさん!」

 

「心配は無いよ。

カイトは嘘を吐く事は絶対にあり得ないから………誤魔化しや情報秘匿はあれど、ね」

 

「まあ、カイトが何かして来る様なら私達が黙っていないから安心なさい」

 

二人の言葉に安心したのか、明久達は後に続いてバスに乗り込む。

席順は以下である。

左側、通路、右側

ブライト、ネプテューヌ、(通路)、レミリア、フラン

西村、カイト、 (通路)、須川、根本

霊夢、魔理沙 、(通路)、玉野、小山

龍二、明久 、(通路)、咲夜

秀吉、島田、(通路)、雄二、康太

葉月、(通路)、カムイ

 

そして、全員が乗り席に座った瞬間にバスが発車し、そのまま高速道路に入る。

現在時刻はPM16:13。

 

「カイト、人工島に到着するのには後どれ位なの?」

 

「まあ、大体で言えば2、3時間程度。

渋滞に引っ掛ると前後するから絶対とは言えないけれどね」

 

カイトの説明を聞き、後数時間する移動を如何するかと悩む明久達。

すると葉月が手を挙げて何か言いたそうだった。

 

「はいはい、時間まで葉月もバカなお兄ちゃん達とファイトしたいです!」

 

「葉月、バスの中じゃファイトは「出来ますよ、このバスはヴァンガード協会保有のファイト専用バスなんです」ファイト出来たの⁉︎」

 

島田は、葉月の少し無茶な要求に難色を示し、バスを降りてからと注意しようとしたが、カイトのまさかの発言にビックリする。

因みにこの間他の全員もビックリしている。

すると、カイトは指を鳴らし、その瞬間目の前の席の背面が一部展開し、最小のファイトテーブル半面と小型モニターになる。更に小型モニターはタッチパネル採用型らしく、他の小型モニターとチャンネルを変える要領で中継が可能だった。

これにより、円滑にファイトが出来る様になった。

 

「流石はヴァンガードファイト協会、無駄にお金が掛かりそうな物でさえあっさり作るその太っ腹振りには頭を下げざるを得ないな」

 

「因みに資金出資者の代表は僕です。

理由は勿論、ファイターの皆様がどんな場所でもヴァンガードファイトを楽しめる様にする為です。

僕も、一ヴァンガードファイターですし楽しみたい気持ちは一緒ですから」

 

龍二、更に明久達は皆ヴァンガードファイト協会の出資理由やお金の使い方には汗を流し、苦笑いすら浮かべていた。

だが、その際にカイトが浮かべた喜びともとれる不思議な表情に、明久達はカイトが本当にヴァンガードが好きな人物だと感じる。

そして、きな臭い所はあるが根は良いのだとも思った。

 

「バカなお兄ちゃーん、ヴァンガードファイトをするですー!」

 

「おっと、葉月ちゃんのモニターに合わせて………じゃ、スタンドアップ・ヴァンガード!」

 

「霊夢、ファイトを頼めるか?」

 

「龍二とファイトね………良いわ、やるわよ」

 

『スタンドアップ・THE・ヴァンガード‼︎』

 

「霊夢もTHE族なのか⁉︎」

 

こうしてバス内でほのぼのとしたファイトが繰り広げられ、カイトは満足気な笑みを浮かべた。

それを見たブライト、レミリアは過程は違えど最後に行き着く目的が一緒で、尚且つヴァンガードをこよなく愛する彼に対し、いつかはちゃんと仲良くファイトをしたいと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後、全国大会が行われる人工島に到着する。

その途中でトイレや食事を済ませたので、後は宿泊施設で寝るだけなのだが、既に葉月は眠っていた為に静かに下車してホテルの部屋に入る。

 

「じゃあ、俺様達はもう寝るぜ。

明日はお前らもゆっくり休めよ!」

 

「じゃあ雄二先輩、お休みなさい!」

 

カムイや応援組と合流した須川達はベッドに入り、眠り始めた。

一方、明久達リベレイターズと霊夢達はホテルから一旦出て全国大会の会場を見に行く。

其処は明久達が出た予選第一部の会場に似ていたが、大きさが段違いで更に多くの人が入れる構造になっていた。

 

「凄いでしょう?

此処で全国大会が本選、決勝トーナメントと行われて初めて全国一のヴァンガードファイターが生まれるんです。

それを見る為に日本中からこの人工島に直接来たり、或いは予めこの人工島の一般客用のホテルで夜を明かして観客席に行く方も多いです。

………そう、それ程見たいのです、全国のヴァンガードファイターの頂点に立つ誰かを。

だからこそ僕は日本ヴァンガードファイト協会と連携してこの島を作り、ヴァンガードファイトの環境を整えているのです。

勿論、誰かの笑顔やヴァンガードの為に」

 

明久達の後を付いて来たカイト、更にいつの間にかカイトと合流したセイナ達は明久達の前に立ち、自身の想いを語る。

その姿は不思議と夜の風景にマッチし、明久達を魅了する雰囲気を醸し出していた。

 

「………矢張り来ましたね、明久君」

 

「⁉︎

………瑞希ちゃん」

 

「姫路………」

 

すると、明久達の後ろに瑞希達が立っており、真剣な表情でジッと明久達を見ていた。

 

「明久君、全国大会運営局のホームページにある出場選手、及びチーム一覧にリベレイターズの名前がありました。

取り敢えず、予選通路と全国大会出場、おめでとうございます。

………次は、決勝トーナメントまで当たらない様にしたいです。

明久君達とファイトをするのは、今年の大会での一番楽しみにしている事の一つですし、何より本選の段階では決着をつけるのに相応しい舞台では無いですから」

 

「だな。

俺達や明久に龍二がお前らAL4と戦うべき舞台は決勝、それまでにヘマなんかするなよ」

 

「それは僕らのセリフさ。

……君達の活躍、期待しているよ」

 

明久達と瑞希達は短いながらも決勝で戦いたいと確認し合い、そのまま互いに離れる。

両チーム共に、闘志を鈍らせない様に話し合うのを避けた結果である。

 

「明久君、龍二君、私はもう弱くない………明久君達とマトモにファイト出来て、隣に立ち合える事を証明しますよ………この大会で。

だから、勝ち上がって下さいね………」

 

「勿論さ………」

 

「………」

 

その際に明久、龍二、瑞希は再び会話し、そして離れる。

この間に三人は思った。

自分らの決着の時は近いと。

自分達の目的が達成されると。

そして…………二日後、遂に因縁の決着を付ける為の戦いが、幕を開けた。




告知します。
次回からは第一期最終章の全国大会編に突入します‼︎
何故最終章なの?と言う質問が来るかもしれませんが、自分には全国大会を年に二回開催させる技量が無いのです(泣)
そして、これが予め頭の中で構成した物語の流れでもあるからです(メメタァ)
しかし、予定ではサーキット編(仮)もやる予定なのでまだまだこの作品は始まったばかりです。
完結出来るの何時になるか分かりませんが、そこまで付き合ってくれるのなら幸いです。

感想、指摘をお待ちしています。
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