バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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うーん、イメージ力が落ちて更新速度が更に遅くなり始めた………いい加減リミットブレイクを本格導入したり〈アクアフォース〉を出してさっさとブレイクライド環境に移行しないと不味い事に………失速はしても失踪はしませんが(キリッ)

オリオン「駄作者がカッコつけても気持ち悪いだけだな。
天星さん、感想に感謝する。
カイトもぶっちゃければ頭のネジが何本か吹っ飛んでいるからな………はぁ」

咲夜「何とも言えない残念感…………さて、それでは」

『全ファイターTHE族化計画、始動‼︎』


全国大会編
第五十二話「全国大会、開始」


宿泊施設で一日休暇+ファイトによるデッキ調整を行い、準備万端で次の日を迎える明久達。

早速朝食を済ませて会場の選手集合場所に向かうと…………観客席に人が多勢おり、本選開始を今か今かと待っていた。

 

「スゲェやこれ……」

 

「これが全国大会だ………さて、デッキは確認したな?

大会開始以降、デッキ変更が行えるタイミングは本選終了時と決勝戦前しか無い。

しかも二つ共に前の試合終了からのタイムラグは一日しか無いから実質デッキ変更をしても試し回しが出来ないからぶっつけ本番になるが、本選は今のデッキ構築で大丈夫だな?」

 

『OK‼︎』

 

龍二の注意事項が明久達の耳に届くが、全員一緒にデッキ調整をしていたので本来は確認するまでも無かった。

しかし、敢えて聞いて意思確認の意味もあったので口にし、明久、雄二、秀吉、康太、島田はそれを察して答えた。

それを見て龍二は大丈夫と判断し、前を向いた。

すると、タイミング良く大会の試合解説と実況係が舞台に立ち、周りを見渡していた。

 

「さー、いよいよ全国大会本選が始まろうとしておりみゃ〜す!

見て下さいこの歓声、この雰囲気、正に全国大会に相応しいものでしょう‼︎」

 

「この大会の為に東、西、北、南、あらゆる地区の予選を持てる力全てを出し尽くして来た猛者達。

彼らが見せるファイトは注目間違いなしですね〜。

今でもドッキドキが止まりませ〜ん!」

 

その解説に実況も興奮気味で、早く開会宣言をする主催者が来ないか選手並にソワソワしていた。

其処に、大会関係者専用口からカイトにセイナ達が現れて舞台に登る。

すると、今まで響き渡っていた歓声などが止み、選手達はカイト達に注目する。

 

「…………うん、これより、ヴァンガードファイト全国大会の開会式を執り行います。

先ずは今年度全国大会本選のルールを説明しますので、選手と観客の皆様はモニターをご覧下さい」

 

カイトがマイクを持って開会式の始めの言葉を述べ、次にモニターを見る様に指示する。

すると、モニターにA〜Dの枠が現れ、Aにはリベレイターズ、BにはAL4、Dにはカエサルと第4部を勝ち抜いたのか、男前の名もあった。

 

「この枠はAブロックからDブロックを表し、ブロック内で最も勝ち数が多いチームが決勝トーナメントに進出する事が出来ます!

A〜Dまでにあるチーム数は固定で4つ、二回チームの黒星が出た時点で敗退は決まりますが、全国大会ベスト16までのランキングにはしっかり残り、ランキング順に参加賞などが授与されます!

そして、チームの勝ちを決める方式は、参加チームの限界人数による一斉ファイトです!

一斉ファイトで勝ちが多ければ白星、負けが多いなら黒星になります!

例えば三人チームと四人チームが当たった場合、三人チームは三人が限界人数となり、四人チームはそれに合わせる。

そして、三人一斉にファイトを始めてその内二人が勝てば白星が上がります!

四人同士ならば四人の内二人が先に勝てば良いです!」

 

「………えっとつまり、三人チームと僕らが戦ったら代表三人を決めて三人同時にファイト、それで二人勝てば◯。

四人の場合は四人の内二人が早く勝てなきゃ✖︎のスピード勝負になるの?」

 

「まあそうだな」

 

明久が聞いたルールの要約を龍二に話すと、龍二はその認識で良いと判断して再び前を向く。

因みに大会のチーム戦は最高六人の為、最大の六人同士のファイトなら六人中三人が素早く勝たなければならず、プレッシャーも中々の物となっている。

 

「………では、開会宣言を遠峰セイナさん、工藤愛子さん、清水美春さんにして貰いましょう。

三人共、マイクを」

 

『は〜い!

それでは皆さん、只今より全国大会本選を始めま〜す‼︎

良い結果を、優勝を目指して頑張って下さい‼︎』

 

そして、遂に全国大会が始まる。

選手達は一斉に解散して各ブロックに分かれ始め、明久達も同様にAブロックへと向かい始めた。

 

「吉井君、火野君!」

 

「全国大会に辿り着く事が出来たんだな。

流石は、俺達チーム男前に勝っただけはあるな!」

 

「あ、ゴウキさんに光定さん!」

 

其処に光定、ゴウキが現れ、リベレイターズに全国大会出場を喜んでおり、また明久達も照れ臭くなった。

だが、それも一転して全員笑顔だが真剣な表情になり会話を進める。

 

「………だが、次に決勝トーナメントで会った時にはライバル同士。

本気で勝たせて貰うぞ!」

 

「はい!

でも、光定さんかゴウキさんの何方かとしか決勝で会える可能性が無いなんて寂しいですね」

 

「うん、僕もゴウキ君とは決勝トーナメントで戦いたかったけど、予定より早く戦えるとも思えるし、何より何方か一方しか決勝に行けないのなら喜んで全力を尽くせるよ。

君達も、決勝トーナメントに行きたいなら此処で躓かない様にね」

 

「ふっ、お前達こそ油断して決勝に行けなかったなんて笑えないぞ。

全員を倒して来いよ」

 

「………決勝で、待つ‼︎(グッ)」

 

「じゃあ吉井に火野、そろそろ行こっか。

皇帝に大文字さん、また決勝で!」

 

互いに叱咤激励をし、それぞれのブロックへと赴くファイター達。

この中で勝ち残れるのはたった四チーム、しかも二つは何方かが本選で敗退する事が決まっている。

だが、それでも彼らは悔い無く全力でファイトをする。

それこそが、真のヴァンガードファイターとしての姿なのだから。

 

「……尚更負けられなくなったな」

 

「じゃが、それは元々だった筈じゃろう?

なら、ワシらのやるべき事に一つ」

 

「絶対に勝って、光定さんや瑞希ちゃん達と決勝で会うんだ!」

 

「ああ。

………着いたぞ」

 

そうこうしている内にAブロックに到着。

そのままファイトテーブル前に立ち、相手を待つ。

因みにモーションフィギュアは決勝トーナメントで漸く使用されるので、それ以外は通常のファイトテーブルでお預けである。

 

「さて、対戦相手は…………チーム恐竜大スキーズ?

ジュラシックアーミーのパクリか?」

 

「パクリとは失礼な‼︎

我々はジュラシックアーミーよりも0.5秒チーム登録が早かったんだぞ‼︎

因みに奴らとは毎年全国大会で何方が真の恐竜チームを名乗るに相応しいか勝負していたが…………今年は、AL4や男前と地区予選で当たったのが運の尽きだったなぁ〜…………しかも我々はチームリベレイターズと言う強豪候補と………嬉しいけど残念とか微妙な気分なんだよな………」

 

「それを俺達に言われても困るぜ……」

 

何かを話そうとしていた時に相手がやって来て、更にその相手との会話で両者が微妙な気分になり、ツッコミが少し不在となりグドグドし始めてしまう。

が、直ぐに雄二が気を持ち直して恐竜大スキーズを見た。

 

「ま、兎も角ファイトしようぜ。

さっさとしないと、後の相手が待ち惚けするしよ」

 

「む、そうだな………なら、早く終わらせるぞ‼︎」

 

 

三対三でのファイトで、誰がファイトをするのかをいつものくじ引きで決めた明久達。

ファイトするのは康太、島田、雄二に決まり、三人が前に出た。

そしてデッキをシャッフルしてファイトの準備を終わらせようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、須川達応援組は観客席で明久達を応援しようとしていたが、其処にいきなりカイトが現れて全員を別の場所に任意で連れて行っていた。

その場所は、カイトとセイナ達が利用するVIP専用リクライニングルームだった。

 

「スゲー高級感……」

 

「あら、私の寝室並の設備はあるのね」

 

「皆さん、このツボ大きいです!」

 

「葉月ちゃん、それ落としたらお姉さんが卒倒するから少し離れようね。

なんなら僕がファイトの相手をしてあげるよ」

 

それぞれほのぼのとしながらVIP専用ルームを堪能している応援組。

それを見てセイナは少しだけ呆れていた、

自分らの仲間がこれから猛者達とファイトするのに応援を真面目にする気があるのかと思っていたのだ。

 

「……遠峰セイナ、私達は別に不真面目って訳じゃ無いわよ。

ただ、明久達なら勝つって信じているから落ち着いていられるのよ」

 

「……私、まだ口にしていないわよ」

 

そんなセイナの気持ちを勘で言い当てた霊夢に応援組全員が同じ気持ちと言わんばかりに頷き合う。

逆に言い当てられたセイナは、直接応援みたいな事をしなくても必ず勝ってくれると信じている応援組に対し、そんなものもあるのかと思っていた。

 

「でも、相手は全国大会出場者。

吉井クン達が必ず勝つ見込みがあっても予想外な事があったりする「無いぜ、予想外なんざ」………うん、じゃあ、ボクもそうなのかなと思いながらも応援しようかな?

個人的に土屋康太クンが気に入っているし、何よりリベレイターズの雰囲気自体が好きだからね♪」

 

其処に工藤も茶化そうとして発言したが、須川の力強い言葉で考えを改めて自分もリベレイターズの応援に回る。

因みにカイトはこの事自体は何も言わないが、せめて緊張感位は持って欲しいと考えていたりした。

 

(だが、これで舞台は整った。

吉井明久と姫路瑞希は必ずファイトをし、その何方かが真の『先導者』となる。

これで僕の目的も漸く叶う………後は君達がどんな答えを出すか、見させて貰うよ、 若き『先導者(ヴァンガード)』達よ……)

 

カイトは己が目的が漸く叶う事に安堵し、二人のヴァンガードファイター………PSYクオリアを持つ明久と瑞希がどんな結果を齎すのか楽しみにしていた。

そして、時計が試合開始の時刻を示したその瞬間、ヴァンガードファイター達は一斉にFVをスタンドアップさせる。

会場、観客席、VIP専用ルームに緊張が走りつつ、遂に全国大会が本当の意味で始まった。

果たして誰が勝ち、誰が負けるのか、それは神のみぞ知る………。

 




さて、今回は本当に遅れてすみませんでした。
ネタ探しやらに時間をかけ過ぎました…………。

感想、指摘をお待ちしています………。
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