バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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またストック書き上げてないのに最新話を更新しちゃったよ………。

ブライト「駄作者、ちゃんとストックを書きなさい!」

ゴメンなさい………。

フラン「じゃあ感想返しとして、天星さんいつもありがとうございます。
恐竜大スキーズ………何者だろうね?」

まあ、彼らは一定の活躍………するかなぁ?
じゃあ改めて、『バカテスファイト‼︎ヴァンガード、テイクオフ』


第五十三話「康太と恐竜と忍びの道!」

康太、島田、雄二はそれぞれファイトテーブルに着くが、康太が何故かチーム恐竜大スキーズのリーダーと当たってしまう。

しかし、この程度で気負いする訳も無く、また須川戦で明久に相手をさせた事を気にしており、今度はもう情けない姿は晒さないと思っていた。

 

「ふっふっふ、我が恐竜軍団を相手して無傷でいられると思うなよ!」

 

「………勝つ‼︎」

 

対して島田、雄二は康太の意気込みに反応し、自分らも負けていられないと思い、全力を出す事にする。

そして全ての準備を終え、ファイトを開始させた。

 

『スタンドアップ・ヴァンガード‼︎』

 

「………『忍獣 イビルフェレット』!」

 

「『ブラウユンガー』‼︎」

 

「スパークキッド・ドラグーン』‼︎」

 

『『ドラゴンエッグ』‼︎』

 

「『軍竜 ラプトル・ソルジャー』‼︎」

 

早速FVが立ち上がるが、一人異様なFVをスタンドアップさせていた。

そのFVの名は『軍竜 ラプトル・ソルジャー』。

現在日本てはまだ発売されていないブースターパックに収録されている〈たちかぜ〉だ。

 

「な、あれは『軍竜 ラプトル・ソルジャー』⁉︎

まだ日本では発売してないのに…………あのファイター、まさか〈たちかぜ〉のテストファイターなのか⁉︎」

 

「おいよ、つい先日選ばれたばかりの新人テスターだぜ‼︎

先攻、ドロー!

そして俺は、ライドスキップ………」

 

明久達は過剰に驚き、相手がカッコ良くなる様に演出したのだが…………ライド事故を発生させたらしく、ライドスキップしていた。

その為、派手にびっくりして観客に期待を持たせた選手達は居た堪れなくなり、観客も白けてしまう。

しかし、これもヴァンガードの醍醐味でありほぼ確実にある事なので誰も〈たちかぜ〉ファイターやな明久達に悪口は言えないのだ。

 

「………だが、今が好機!

ドロー!

………………『忍獣 リーブスミラージュ』にライド」

 

リーブスミラージュ:P6000、C1、守護者(センチネル)

 

それを見て好機と思った康太は攻勢に出る………予定だったが、結局何時かのライド事故と全く同じリーブスミラージュ(完全ガードユニット)にライドして、周りに何とも言えない空気を作り出す。

それを側で見ていた雄二、島田はと言えば外方を向きながらボソッと何かを呟いていた。

無論康太は聞き耳を立ててそれを聞く。

 

『………だが、今が好機!(笑)』

 

「………………イビルフェレットはヴァンガードの後ろに移動し、イビルフェレットのスキルも発動。

………イビルフェレットをデッキボトルに移動させ、手札から『隠密魔竜 マンダラロード』をスペリオルコール」

 

心の中で涙を流しているが、それでもめげずにファイトを進める康太。

だが、対戦相手は康太が順当(?)にライドした事に焦り始めていた。

 

「………リーブスミラージュ、アタック『隠密魔竜 マンダラロード』「チェック『砲撃竜 スレッジアンキロ』『引』ドロートリガー‼︎

一枚ドロー!」次、マンダラロード「………チェック『砲撃竜 スレッジアンキロ』『引』またまたドロートリガー‼︎」………マンダラロードを手札に戻して、

ターン終了」

 

康太は順当に二枚のダメージを与えたが、何方もドロートリガーだった為、相手にハンドアドを与えてしまってもいた。

これには康太も迂闊だったと反省する。

 

「よっしゃ俺のターン‼︎

俺は『アークバード』にライド‼︎

ラプトル・ソルジャーは後ろに移動(泣)」

 

アークバード:P6000、C1、守護者(センチネル)

 

………そして対戦相手も完ガユニットにライドしてしまい、流石の解説役や実況者、心の広い観客でさえ泥試合になると予想した。

 

「アークバードでアタック‼︎『竜鳥 ファイヤープテリクス』『☆』

クリティカルトリガー‼︎「………ダメージチェック『決闘龍 ZANBAKU』『忍獣 キャットローグ』『引』」

ターン終了!」

 

「………ドロー。

『忍獣 チガスミ』にライド。

………メインフェイズ、ミッドナイトクロウ、『静寂の忍鬼 シジママル』、左前にブラッディミストをコール」

 

チガスミ:P8000、C1

 

シジママル:P8000、C1

 

次に康太が攻勢に出るべく手札を活用してユニットを展開。

幸いにも相手はアークバードにライドしたのでミッドナイトクロウのグレード2としては低いパワーでもヒット圏内だ。

しかし、この時誰も気が付いていなかった…………チガスミのクランが〈むらくも〉ではない事に。

 

「………ヴァンガードでアタック『忍獣 キャットローグ』『引』トリガーのパワーはリアガードに、一枚ドロー………。

………リアガードのミッドナイトクロウでアタック「『竜鳥 ファイヤープテリクス』『☆』無駄クリティカルか………」………ターン終了」

 

ファイトの実況は康太が優勢で、特等席に居る工藤はこれを見て柔かになっている。

しかし、対戦相手………ムラクはドローした瞬間に笑みを浮かべて康太を見る。

 

「俺は『軍竜 ラプトル・キャプテン』にライドして『サベイジ・シャーマン』をコール。

そして手札の『混沌竜 ディノカオス』のスキル発動‼︎

俺のヴァンガードが〈たちかぜ〉でグレード2の時、自分のリアガードを二体退却してこのユニットを公開。

そしてそのままスペリオルライド‼︎

更に『軍竜 ラプトル・カーネル』を二体、『ブラックタイガー・キャノン』を二体、『竜鳥 ファイヤープテリクス』をコール‼︎」

 

ディノカオス:P10000、C1

 

ラプトル・カーネル:P10000、C1

 

ブラックタイガー・キャノン:P4000、C1、『☆』

 

ファイヤープテリクス:P5000、C1、『☆』

 

何といきなりグレード3にスペリオルライドし、リアガードを一気にコールすると言う防御無視の大技を披露するムラク。

流石の康太も相手が順当にライドしたのと同じタイミングでグレード3になったり、リアガードの大量展開(ハンドディスアド多し)には度肝を抜かされてしまう。

 

「さあ、ブラックタイガーのブースト、ディノカオスでアタック‼︎『竜鳥 ファイヤープテリクス』『☆』『ブラックタイガー・キャノン』『☆』

ダブルクリティカルトリガー‼︎

左右のラプトル・カーネルにパワーを、クリティカルは勿論ディノカオスにプラスだぁ‼︎」

 

「………この場面でダブルクリティカル⁉︎

ダメージ、チェック『忍獣 ミリオンラット』『忍獣 リーブスミラージュ』『忍竜 ドレッドマスター』……………トリガーが出ない⁉︎」

 

康太が追い詰めた筈が逆に追い上げられ、ダメージレースを逆転されてしまう。

横から見ていた雄二達や控えに回った明久達も空いた口が塞がらなくなってしまう。

これを特等席から見たカイトは勝負ありと判断する。

何故なら、康太のハンドにはキャットローグ以外にはマンダラロードが二枚と、明らかにガード値が足りない最悪な手札と化している。

須川やブライト、レミリア達も流石に凌ぎ切るにはヒールトリガーが必要だと分かっており、顔色が優れなかった。

 

「さあさあ止め行くぜぇ‼︎

ブラックタイガーのブースト、ラプトル・カーネルでヴァンガードをアタック‼︎「………くっ、キャットローグ、『忍妖 ユキヒメ』でガード‼︎」

しぶといが、今度こそが最後だ‼︎

ファイヤープテリクスのブースト、ラプトル・カーネル‼︎」

 

ラプトル・カーネル:総合パワー20000

チガスミ:P8000

必要ガード値:15000

 

特等席の葉月や工藤は先程までの明るい表情が消え、絶望感に包まれた様な表情が見られる。

因みに工藤がここまで康太に肩入れし、康太を個人的に応援しているのかは本人も何となく気に入ったからとしか考えていなかったりする。

視点を康太に戻し、ミッドナイトクロウの目の前にラプトル・カーネルが迫りつつある。

それに対して康太は俯き、ガードする気があるのか分からなかった。

 

『ムッツリーニ‼︎』

 

「土屋‼︎」

 

「康太‼︎」

 

「だ、ダメなのか………⁉︎」

 

チーム全員や西村が康太に話し掛けるが、結局俯いたままで何に対しても反応を示さずにいる当本人にもうダメかとすら思えてしまう。

 

「………ムッツリーニ君‼︎」

 

工藤もとうとうソファーから立ち、声を上げてしまう。

そして、遂に攻撃が当たりそうになる……………だが、何故か康太以外の物が全てスローモーションになり、康太はその中で瞳を閉じ、険しい表情を浮かべているが、その表情は諦めでは無く、何かに抗う時に見せる表情だ。

 

「…………忍びの道は…………」

 

すると、康太は声を出して前を見始めた。

更に手札に手を掛け、何かを出すつもりでもあった。

だが、誰もが予想し得ないユニットをガードに使おうとは、この時は本人しか分からなかった。

 

「………忍びの道は………忍びの道は、修羅の道‼︎

『忍獣 ハガクレ』二体でガード‼︎」

 

忍獣 ハガクレ:P5000、C1、シールド(以下、S)10000

 

「………えっ?」

 

康太が出したユニットは『忍獣 ハガクレ』、〈むらくも〉のユニットでは無く、もう一つの忍者部隊である〈ぬばたま〉のユニットである。

そして現在〈ぬばたま〉は、今のままのスキルで世に出せばファイト環境を破壊し兼ねない為にイラスティングが余り成されず、ハガクレを入れて四体しか居ないクランになっている。

 

「………ハガクレのスキル、ガーディアンとして場に出た時、〈ぬばたま〉のヴァンガードが居て俺の手札がお前の手札より少なければ………カウンターブラスト(1)を払い、お前は自らの手札を選んで捨てなければならない‼︎」

 

「アイエエエエエエ⁉︎

〈ぬばたま〉⁉︎

〈ぬばたま〉ナンデ⁉︎」

 

ムラクは余りにも唐突なハガクレ登場に急性〈ぬばたま〉リアリティショックを引き起こし、発狂していた。

更に今の康太の姿は某版権ロボット達が勢揃いするお祭りSRPGの経験値泥棒と賞される某忍者ロボの登場シーンとダブってしまい、本当に忍者に見えてしまっていた。

…………但し、ハガクレでガードした時点で康太は早着替えして忍び装束に着替えていたので、ダブって仕方無いのは無理もなかった。

 

「………ドロー。

戒めの鎖を用いて、敵対者の力を奪え。

『隠密魔竜 マンダラロード』にライド‼︎

………コール、マンダラロード。

………ヴァンガードのマンダラロード、アタック‼︎『忍獣 ムーンエッジ』『☆』『忍獣ムーンエッジ』『☆』

………ダブルクリティカル返し。

俺の………勝ちだ………‼︎」

 

「ナンテコッタイ\(^o^)/『軍竜 ラプトル・サージェント』」

ダブルクリティカルでムラクを下す事に成功した康太。

それと同時に、島田や雄二も勝利し、本選一回目の試合はリベレイターズの串刺し勝利に終わる。

一方、康太に負けたムラクはと言えば。

 

「もう嫌だ………忍者クランとは戦いたくない………」

 

『リーダーしっかり‼︎』

 

完全にさっきのファイトがトラウマとなり、〈むらくも〉などとは戦いたくないとボヤいてしまっていた。

それを見た康太は手を合わせ、合掌していた。

 

「………単一クランで試合をしてとは指定されていませんが、まさかの〈むらくも〉デッキに〈ぬばたま〉を入れるなんて…………」

 

「………康太め、技術力などでは俺や島田に及ばないのを重々承知して応用力で勝負するとは………汚いなさすが忍者きたない」

 

明久や龍二も康太のデッキ構築に驚き、迂闊には戦いたくないと思えてしまっていた。

因みに龍二の俄か程度にしか理解していない言語の流石忍者きたない発言を聞いた康太の反応はと言えば…………。

 

「………汚いは褒め言葉だ………」

 

これまたテンプレの汚い忍者の一言だった………。




あ、そう言えば自分『東方紅魔郷』デビューを果たしました。
腕は察して下さい(泣)

さて、ネタバレと告知をしますが実は全国大会本選は余り書く事も無く、また明久や龍二達は明らかにLVアップし過ぎて本選レベルのファイターでは相手にならなくなり、ムッツリーニの起こしたライド事故がまた無い限り苦戦はせずにそのまま勝ちます。
なので、次回で本選を終わらせるか、クダグダと続けるかは検討してみるので、更新はかなり遅れます。

感想、指摘をお待ちしています。
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