「お帰…………って、ブライトさん若返ってるーー⁉︎
主に1〜2歳位⁉︎」
ああ明久、其処の方は平行世界の『ブライト』であって、今作の『ブライトさん』とは関係ありそうで無いよ。
「そ、そうなの…………?」
「僕を少しだけ知りたいなら既に投稿されてる『東方光剣輝』を見てください………って駄作者が言ってたよ。
あれもヴァンガードを主体とした作品で、こちらではまだ無い
「う、うらやましい………」
はいはい。
では改めまして、天星さん、F/U駄文製造機さん、AMsさん、感想ありがとうございました!
「バミューダ………出すタイミング逃したのが辛い………」
「まあ大丈夫だとは思うよ、別作の主人公君?」
ではでは、本日もよろしくお願いします‼︎
あ、東方光剣輝は第4話までしかまだないですよ(ボソッ)
そして、場面を明久の方へと戻し…………明久の瞳は今、たった一人の人物に向けられている。
特殊な力を有さず、ただの努力で姫路瑞希に勝ち得る可能性を持つ者の一人…………光定ケンジ、その人にだ。
「こうしてファイトをするのは初めてだね………君とはいつか本気で戦いたい、僕の全てを以って倒しに行くと決めていたよ‼︎」
「僕も光定さんと全力全開で戦える日を楽しみにしてました!
悔いの残らない全力中の全力………今僕が持っている全部をこのファイトで出し切ります‼︎」
短く言葉を交わした瞬間、明久はPSYクオリアをいきなり発動し、それを雰囲気で察した光定は笑みを浮かべ明久を見る。
その間に二人は既にファイト準備を終え、何時でも戦える様にしていた。
「………では、始め‼︎」
『スタンドアップ・ヴァンガード‼︎』
「『ういんがる・ぶれいぶ』‼︎」
「『イニグマン・フロー』‼︎」
ういんがる・ぶれいぶ:P5000、C1
始めの言葉を合図にFVを力強くスタンドアップし、イメージ世界に小さな身体に勇気を秘めた〈ロイヤルパラディン〉のハイビーストと、〈ディメンジョンポリス〉のヒーローが現れる。
この時PSYクオリアの影響で、明久のイメージが他人にも伝わる様になっており、ファイトの相手である光定はそれを見て良いイメージだと思っていた。
「先攻は僕、ドロー!
『イニグマン・リプル』にライド‼︎
連携ライドが成功したので、リプルは常時パワー8000、デッキから『イニグマン・ウェーブ』を一枚手札に加える!」
イニグマン・リプル:P6000→8000、C1
「連携ライド成功………ドロー!
『小さな賢者 マロン』にライド‼︎
ういんがるをヴァンガードの後ろにスペリオルコールし、このままアタック‼︎『まぁるがる』『引』」
光定の連携ライドに対抗すべく、明久はパワー8000のマロンにライドし、次のターンでういんがる・ブレイブのスキルを発動させる為にヴァンガードの後ろにコールしていた。
因みにこの陣形は、手札に『ブラスター』の名を持つユニットがある際に使う理想陣形で、相手がういんがるのスキルを発動されたくない場合に対してのガード強要になるのでスキル自体使えなくても良い方に運べる。
「僕のターン、『イニグマン・ウェーブ』にライド‼︎
リプルがソウルにあるので、イニグマン・ウェーブは常時パワー10000になる!
『カレンロイド・デイジー』を左前列に、ヴァンガード後列と右後列に『コスモロアー』をコールし、コスモロアー二体のスキルを発動!
レストし、イニグマン・ウェーブにパワー+2000を二回与える!」
しかし、光定もブースト要員のコスモロアーのスキルを使い、イニグマン・ウェーブのスキルを発動させガード強要を行う。
「イニグマン・ウェーブ、ヴァンガードをアタック‼︎
さあ、ヒットさせるかさせないか………好きな方を選んで「ノーガード」………即決だね。
ドライブチェック『アーミー・ペンギン』『引』ドロートリガー、一枚ドローし、デイジーにパワーを!
更にイニグマン・ウェーブのスキルで一枚ドロー!」
ドライブチェックも含めて三枚もドローをし、コールして消費した手札をリカバリーする光定。
しかし、今は序盤なので明久も余り気にしてもいなかった。
寧ろ、これがグレード3でやられでもしたら危なかったとすら思っていた。
「ドロー、立ち上がれ、僕の分身‼︎
ライド、『ブラスター・ブレード』‼︎
更に、『友誼の騎士 ケイ』と『忠義の騎士 ベディヴィア』をコール‼︎」
友誼の騎士 ケイ:P7000、C1
忠義の騎士 ベディヴィア:P9000、C1
明久は順当にブラスター・ブレードにライドし、更にアタック時にヴァンガードの名に『ブラスター』があれば、パワー+3000が追加されるケイとベディヴィアをコールする。
因みに、これで明久は相手がグレード1で段階でも単発10000を余裕に出し、その上質の良い速攻が可能と手を晒してもいた。
「ケイでデイジーをアタック!
ケイはヴァンガードに『ブラスター』の名を持つユニットが居る時、アタック時にパワーが+3000される!
そしてういんがる・ぶれいぶのブースト、ブラスター・ブレードでヴァンガードをアタック‼︎「ノーガード!」
ドライブチェック『ブラスター・ブレード・バースト』
アタックヒット、この時ういんがる・ぶれいぶのスキルが発動する‼︎
『ブラスター』の名を持つユニットをブーストして、そのアタックがヴァンガードにヒットすれば、デッキから『ブラスター』の名を持つユニットを一枚サーチし、手札に加える‼︎
僕がサーチするのは、『エクスカルペイト・ザ・ブラスター』‼︎」
「此処で吉井選手、ういんがる・ブレイブのスキルを駆使してエクスカルペイト・ザ・ブラスターを確保!」
「今のドライブチェックで『ブラスター・ブレード・バースト』も入手していますねぇ。
これならば、ケイとベディヴィアのアタック時スキルを常時発動可能になり、また、エクスカルペイトで〈ディメンジョンポリス〉の弱点である展開力不足とキーカードの殲滅を一挙に準備しました。
エクスカルペイトを出してその場でフィニッシュすれば最高なのですが、決め切れなかった時のディスアドバンテージも気になりますし、それに次にライドするユニットが何かを吉井選手は晒していますし………うーん、どちらが有利かも言い切れない上、予想は出来ても結果を測る事が難しいファイトですねぇ〜」
実況と解説がファイト内容と要点を掻い摘んで説明し、今どちらもまだ拮抗し合っていて、しかし明久の方が多くの手を晒している事を伝える。
この説明にVIPルームの葉月が反応する。
「あのー、光定お兄ちゃんのキーカードって何なんですか?」
「ああ、葉月ちゃんは〈バミューダ
「よしキター‼︎
コウテーが使っているクランはヴァンガードがアタックステップに入る時にスキルが発動するタイプよね?
その〈ディメンジョンポリス〉のキーカードは今並んでいるユニットで言えばコスモロアーだね。
あれ、レストしてパワーを引き上げてヴァンガードのスキルを発動させる支援ユニット、あると無いとじゃ『イニグマン・ストーム』や『超次元ロボ ダイユーシャ』のスキル発動率が思いっきり違うんだよねー。
それこそザクに角があると無いとで補正の力が違うみたいにね!
後は『コマンダーローレル』、ヴァンガードをスタンドさせるスキルを持つあのユニットだね。
まぁ、全部潰すなら〈かげろう〉かロイパラのメガブラストユニットの『斬魔の騎士 ローエングリン』を使うのが一番だよ」
「エクスカルペイトでは使える状況がローエングリン以上に制限されるからね………他では状況次第ではアモンも行けるわ」
葉月の質問にブライト達は説明し、ネタも混じりはしたが葉月はちゃんと理解し、光定や明久の次の行動を見る事にする。
「僕のターン、勇猛を振るえ、無敵の超人!
ライド、『イニグマン・ストーム』‼︎」
連携ライドが成功しているので、イニグマン・ストームは常にパワー11000となる。
更に『ツイン・オーダー』をコールして、コスモロアー二体のスキルを発動、イニグマン・ストームにパワーを集中する!」
イニグマン・ストーム:P11000→15000、C1→2
コスモロアー×2:レスト、ブースト不可
「ツイン・オーダーで、ケイにアタック‼︎「……ノーガード!」
イニグマン・ストーム、ヴァンガードをアタック‼︎
アタックステップ開始時にイニグマン・ストームのパワーが15000以上になっていればクリティカル+1、これは受けるか受けないかな?「リューでガード‼︎」
ツインドライブ『コマンダーローレル』『超次元ロボ ダイユーシャ』…………パワー15000とシールド19000ではヒットしない、ターンエンド!」
明久は冷や汗をかきながらもガードに成功する。
本当はまぁるがるも使うべきなのだが、まだダメージには余裕があり、まぁるがるはエクスカルペイトのスキルを考慮して使わない事に決めていたので、結局ガードには使われなかった。
「僕のターン、閃光の剣を炸裂させよ、僕の分身‼︎
ライド、『ブラスター・ブレード・バースト』‼︎
コール、ベディヴィア、『湖の巫女 リアン』‼︎」
明久:手札、四枚
布陣
ベディ、ブラブレ、ベディ
リアン、R、R
ブラスター・ブレード・バーストにライドし、両前列にベディヴィアを配置し、左後列にリアンを出す。
更に、ブラスター・ブレード・バーストの後列に敢えてリアガードを配置しないのは配置してもリアン以外は無駄だからである。
バーストは『騎士王 アルフレッド』と同様ブーストを受け付けず、スキルでしかパワーアップしないからだ。
「ブラスター・ブレード・バースト、アタック‼︎
スキル発動、ヴァンガードのブラスター・ブレード・バーストは相手のヴァンガードにアタックした時、パワー+3000‼︎
更に〈ロイヤルパラディン〉のダメージを裏向きにする、エスペシャルカウンターブラスト(2(以下ECB))をアタック時に払う。
これで、前列の〈ロイヤルパラディン〉のリアガード二体の元々のパワー分、ブラスター・ブレード・バーストはパワーアップする‼︎
計21000プラスで31000‼︎」
一気にシールド最低要求値25000までパワーが跳ね上がったブラスター・ブレード・バーストはイニグマン・ストームに斬りかかりに行く。
しかし、その眼前を『ダイヤモンド・エース』が阻み近付けなかった。
「そのユニットで来る事は予測出来たから切らせて貰うよ、完全ガードを!」
「ダメージ2なのに完全ガードを………チェック『沈黙の騎士 ギャラティン』『世界樹の巫女 エレイン』『治』ヒールトリガー‼︎
危ない、ベディヴィアで先にアタックしていたら回復出来なかった………パワーは後列が居ないベディヴィアに!
二体のベディヴィアでアタック‼︎「『ダイヤモンド・エース』『ジャスティス・レディ』『治』こちらもヒールトリガー、回復させて貰うよ」
簡単にダメージ四枚目は割らせないか………!」
矢張り光定のファイト能力はかなり高く、今までならグレード3にライドした後のアタックでダメージ四枚は高確率で与えられたが、今回はそれが出来なかった。
この時点で、光定は今までのファイターとは比べ物にならない程強い事が確定している。
しかし、光定も明久が今まで本選や予選で戦ってきた者達とはレベルが違うと思っていた。
「今のは危なかったよ、ヒールトリガーが来なければダメージが四枚になっていたよ………やっぱり君は、僕達の予想通りの
互いにファイトして切磋琢磨し、より高みへと向かうライバル………うん、僕達は君達とのファイトを楽しみにしていたけど、思った以上に楽しめるよ!
まあ、楽しいのは君も、君達も一緒だね………!」
「………はい‼︎」
明久と光定は他愛の無い会話を交わし、このファイトが今まで以上に楽しいと雰囲気で見せる。
それを見た観客達もまたテンションを上げて来る。
VIPルームの須川、ブライト達もそんな二人を見て笑みを浮かべている。
そして、本来なら明久に勝って貰わないと困るカイトも明久達を見て目的を忘れ、ファイトを見入っていた。
「僕のターン、ドロー…………明久君、此処から僕は君を倒しに行く!
僕達のライバルなら、今からやる『ディクタトル最終支配』を耐え切って、もっともっとファイトを楽しもう‼︎」
光定が遂に強気な発言を明久に向け、雰囲気もより鋭くなる。
それに合わせて明久もより本気になり、真っ向から勝負に出る態勢を取る。
果たして、『ディクタトル最終支配』と言う行動とは…………。
さて、少し切りが悪いですが前後編に分けて貰いました。
だって、これ合わせると1万字位行っちゃいそうでしたし………。
次回、明久が勝ち、決勝に進むか⁉︎
それとも光定が勝ち、延長戦に持ち込むか⁉︎
感想、指摘をお待ちしています。