バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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はいストック切れましたwww

「開幕草生やすな、除草剤をくれてやる!」

ちょっ、龍二君止めてよ‼︎
今は草生やさないとやってけないんだから‼︎

「この駄作者は何を言っているのか………天星さん、AM sさん、感想ありがとうございました。
フラグ乱立中の明久君達だけど果たして………?」

あ、因みにこの回でブライトの知り合いが第2期辺りで出るフラグが立ちます。
賛否両論所か何故出すしとかツッコまれますが、まあ彼が〈ゴールドパラディン〉の先駆者なのはもうイメージで決まってましたので………割と最近に決まった事ですが。
なのでその辺はどうかご容赦下さい。

「では、第1期ラスボス戦、及び真実暴露回スタートだ」


第六十四話「光と闇と真実」

惑星クレイの荒地、〈ロイヤルパラディン〉と〈シャドウパラディン〉、両クランに所属する者達が一堂に会する中、二つの光がそれぞれの前に降り立ち、二匹のハイドックに憑依する。

 

「『ういんがる・ぶれいぶ』‼︎」

 

「『フルバウ』‼︎」

 

明久と瑞希、二人の先導者が来た事で両軍は一斉に二人を囲む様に戦闘を始め、その中心で先導者達は覇気をぶつけ合う。

イメージから現実に戻すと、場所は全国大会の会場内、二人の周りは観客と、自分達を支えてくれたチームメイト達が居た。

そのチームメイト………康太と久保、秀吉と優子、雄二と霧島もファイトを始めており、目の前の相手に集中していた。

そして、ファイトが始まり歓喜の声を上げており、既に会場内は先程以上の熱気に包まれていた。

 

「………やっと此処まで来れた。

 瑞希ちゃんと全力でぶつかるこの時が………」

 

「私も待ってました、この時を………さあ行きますよ、明久君!!

  私のターン、ドロー!!

『ブラスター・ジャベリン』にライドします!

  フルバウ、ジャベリンのスキルを発動、ジャベリンは常時パワー8000、更にデッキから『ブラスター・ダーク』を手札に加えて、ターンエンドです!!」

 

早速ブラスター・ジャベリンにライドし、連携ライドを成功させる。

此処で瑞希の連携ライド成功率を補足すると、彼女は今までのファイトでブラスター・ジャベリン以外にライドした事が本当に少なく、その確率は10%未満。

つまりはブラスター・ジャベリンにライドする確率は90%を優に上回るのだ。

 

「ドロー!

『小さな賢者 マロン』にライド‼︎

ういんがる・ぶれいぶは後ろに移動させて、マロンでヴァンガードにアタック!『ブラスター・ブレード』」

 

それに対して明久はマロンにライドし、パワーで対抗しつつブラスター・ブレードを引き当てる。

明久の手札は『友誼の騎士 ケイ』、『ブラスター・ブレード・バースト』、『忠義の騎士 ベディヴィア』、『湖の巫女 リアン』、『未来の騎士 リュー』と、ブラスター・ブレードが無かったのだ。

しかし、これで明久もブラスター・ブレードにライドする確率は90%を下回らずに済んでいたりした。

 

「ドロー。

……明久君、貴方がこの場に立ったのでしたら、私に答えを見せて下さいね。

殲滅せよ、私の分身‼︎

『ブラスター・ダーク』にライド‼︎

ブラスター・ダークはジャベリンがソウルにあれば、パワーは常時10000になります!

更に『髑髏の魔女 ネヴァン』をコールしてカウンターブラスト(1)、『アビス・フリーザー』をドロップして2枚ドローします!

そして、ネヴァンを後ろに下げて、ブラスター・ダークでアタック!

ドライブチェック『アビス・ヒーラー』『治』ゲット、ヒールトリガー!

ダメージを回復します!」

 

「回復されたか………ならドロー‼︎

立ち上がれ、僕の分身‼︎

『ブラスター・ブレード』‼︎

『友誼の騎士 ケイ』、『忠義の騎士 ベディヴィア』をコール!

そして、ういんがる・ぶれいぶのブースト、ブラスター・ブレードでヴァンガードにアタック‼︎

ドライブチェック‼︎『幸運の運び手 エポナ』『☆』

クリティカルトリガーゲット‼︎

パワーはベディヴィア、クリティカルをブラスター・ブレードに与える!

更にういんがる・ぶれいぶが『ブラスター』をブーストし、そのアタックがヴァンガードにヒットしたのでスキル発動!

ソウルに移動し、デッキから『ブラスター』を1枚手札に加える。

『エクスカルペイト・ザ・ブラスター』を手札に‼︎」

 

クリティカルトリガーを引き当て、一気にダメージを与える明久。

しかし、瑞希の二枚目のダメージがクリティカルだった為、パワーを上げていないケイのアタックはヒットしなくなってしまう。

 

「ならベディヴィアでアタック‼︎」

 

「ダメージチェック『ファントム・ブラスター・オーバーロード』では、私のターンですね。

ドロー!

呪われし竜よ、出でてその邪悪な力を振るえ!

ライド・THE・ヴァンガード、『ファントム・ブラスター・ドラゴン』‼︎」

 

そして、瑞希は切り札の一つであるファントム・ブラスター・ドラゴンにライドする。

その瞬間、PSYクオリアが自動発動し、瑞希の中にイメージが溢れ出る。

その中には当然ながら勝利のイメージもあり、内容は『明久のブラスター・ブレードがファントム・ブラスター・オーバーロードの凶刃の前に倒れる』である。

そのイメージを見た瑞希は、手札を確認した後にデッキを見る。

今ある手札では勝利のイメージには届かず、又それが完全な物かも分からないもの。

もしかしたら勝利のイメージの『先』があるかもしれない、そんな可能性をPSYクオリアのイメージを見る時に何時も持っているのである。

 

「くっ、今のイメージ…………ファントム・ブラスター・オーバーロードがブラスター・ブレードを………」

 

対する明久も瑞希と同じイメージを見てしまいゾッとしていた。

そう、明久もPSYクオリアが自動発動していたので瑞希のPSYクオリアと共鳴し、相手のイメージが見えたのであった。

 

「明久君も見たのなら、このイメージの信用度は4割から7割半に変わりますね。

でも、それに到達するにはファイターの腕次第………ですね」

 

明久の反応も見て、このイメージに信憑性が一応あると判断した瑞希は、何としても必要なパーツを手札に加える事を決める。

が、PSYクオリアが発動していればファイトの大体の流れは解る筈なのに瑞希は解ってはいなかった。

実は瑞希は勝利のイメージが見えたとしても信憑性が無ければそのイメージを幻と判断し、又ファイトの大体の内容に関しては見ない様に心掛けており、殆ど素の状態でファイトしているのと変わらないのだ。

何故なら、『結果が見えようが、過程が無ければそれは幻と変わらない』ので、瑞希は『自分の力で勝利のイメージへの過程を作り、それを最良の形で再現する』事を決めてるのである。

PSYクオリアで全てを見て、その通りになぞろうが真の勝利と、実力向上には到達しないのを痛い程知っている彼女ならではのPSYクオリアの利用法である。

 

「さあ明久君、貴方もこんなイメージにならない様に全力で私を倒しに来て下さい。

そして、貴方の求める物が何なのか示して下さい‼︎」

 

この瞬間、二人は周りが見えなくなり、自分らだけしかその瞳には映らなくなり、声も互いの言葉しか届かなくなる。

それ程までにファイトに集中し、相手に自分の考えを示す事に全力を尽くしているのだ。

そして、ファイトは更に激化の一途を辿って行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ、いよいよアンタの目的が聞けるのか。

じゃあ、何で明久達をモルモットの様に使っていたのか、くだらない目的だったらぶん殴るぜ?

勿論アンタだけじゃなく、ブライト………アンタもだ」

 

場所は変わりVIPルーム。

其処でカイトは遂に目的を須川らに話す事にし、須川らも今までの疑問や怒りをぶつける気である。

それはカイトのみならず、明久の近くで動き、やり方がかなり違えど結果的には明久達を利用していたのと変わらないブライトにもである。

 

「………ええ、殴られる覚悟なら出来てますよ。

ですがその前に根本君、この話を西村さんにもメールで伝えて下さい。

彼も吉井明久達を支えた者の一人、知る権利は十分にあります」

 

「ああ」

 

「く〜っ、遂に謎のベールに包まれたカイトの目的が白日の下に曝される!

ゲームだと完全に終盤まっしぐら、クライマックスまで止まらないぜのノリだよねー‼︎」

 

「ネプ子、茶化さない」

 

「………このノリ、如何にかならないのかしらね」

 

「無理ね、私の勘がそう答えてる」

 

………しかし、矢張りネプテューヌの一言で緊張感やシリアスが消え、真面目な話をする空気では無くなってしまう。

が、これが彼女の狙いであり、この様に緊張感を失くせば少しはその場に居る全員の肩の荷が下りるからだったりする。

 

「……まあ良いでしょう。

さて、この話をするにあたって一言、『僕の言う事は全て真実である』事を承知して下さい」

 

「ああ、良いぜ」

 

「ふむ、では話しましょう。

何故僕やブライトがPSYクオリアを持つ者を戦わせようと躍起になっていたかを」

 

カイトは一つの前提を踏まえて話し始める。

自分らの真の目的を。

 

「結論から言えば、僕の目的は『この星と惑星クレイにあるあらゆる危機の排除』です。

その為にも、僕らはPSYクオリアの使い手である『先導者』の資格を持つ者、候補者を見つけだし、彼らを戦わせようとしたのです」

 

『…………はぁ?』

 

だが、カイトの口から出て来た言葉は信じられない内容だった。

惑星クレイや地球の危機の排除、つまりは救済ではあるが惑星規模の救済、引いては惑星クレイと言う架空の存在を救うと来たのだ、無理も無かった。

 

「おいおい、惑星クレイを救うとか………子供でも騙せない事を言うんじゃ」

 

「いいえ、事実です。

惑星クレイは実在する。

それを証明する物も吉井明久達が持っています。

そう、普通では考えられない異能の力、PSYクオリアです。

あれこれが惑星クレイの存在を証明するただ一つのファクターです」

 

「いや、幾ら何でも信じられないぞ!」

 

しかし、常識的に考えてもカイトの言う事は須川達には信じられない物である。

何故なら、惑星規模の危機であるならば世界中が黙ってはいられずに騒ぎになる上、惑星クレイはヴァンガードの背景物語の舞台。

信じるにも無理がある。

 

「………一つ話をしましょうか。

惑星クレイでの話を」

 

するとカイトは、PSYクオリアを発動して須川達に惑星クレイの風景のイメージを見せつける。

そう、『現在』の惑星クレイの風景を。

 

「何だこりゃ⁉︎」

 

「空は曇天、周りは黒い霧が立ち込めてる…………これは一体何なんだよ?」

 

「今の惑星クレイの姿です。

現在惑星クレイでは、謎の勢力………虚無の力と意思とも言うべき物により侵略を受けています。

奴らが侵食した箇所は時が静止し、着実に、ゆっくりと滅びへと向かい始めます。

そしてそれは、最早惑星クレイ全体を覆い尽くすのも時間の問題となっているのです」

 

カイトは現在のクレイの状況を説明し始めるが、流石にこの話に付いて行けない須川達は戸惑うばかりである。

が、そんな彼らを御構い無しにカイトは話を進める。

 

「勿論クレイの各国家やクランはこれを良しとせず、対抗すべく各クランが一同に会し、対策を取り決めようとしていました。

しかし………」

 

すると風景が変わり、何処かの建物内に場面が切り替わる。

其処には各クランの長が居り、対策を講じている所であった。

 

「全てのクランが我ら〈シャドウパラディン〉に与し、その命を捧げるのであるならば、我らは必ずや勝利を齎すであろう‼︎」

 

「駄目だ‼︎

全クランが力を集結させなければ本当の勝利は訪れない‼︎

何かを犠牲にする事を前提とした対策案は認められない‼︎」

 

しかし、二つのクラン………〈ロイヤルパラディン〉と〈シャドウパラディン〉は完全に意見を対立させ、対策案が纏まらなくなっている。

更に場面が変わり、ユナイテッド・サンクチュアリ郊外の荒地で二つのクランが激突し、激しい戦闘を繰り広げていた。

 

「ご覧の通り、〈ロイヤルパラディン〉と〈シャドウパラディン〉が対立してしまい、まともに対策を講じられない状況となってしまいました。

なので、惑星クレイにある全ての意思は古来から決められている習わしを行う事にしたのです。

そう、惑星クレイと最も接し、互いに影響し合う星、地球に居る『先導者』…………惑星クレイの住人達をより良い方向に導く者達に戦ってもらい、今後自分らが何をすべきか決めて貰おうと」

 

カイトが其処まで言い切ると、惑星クレイの風景が消え、元のVIPルームに戻る。

そしてカイトはまだ話を続ける。

まだ話は半分も終わっていないのだから。

 

「さて、先ずは『先導者』についてですが、これは単純にPSYクオリアを持つ者です。

そしてその人物は複数現れて、必ず戦う宿命にあります。

惑星クレイの運命を決める使命がある故に。

今で言えば吉井明久と姫路瑞希がそれに当たります。

そう、〈ロイヤルパラディン〉と〈シャドウパラディン〉の『先導者』としてね」

 

「………」

 

「更に言えば、PSYクオリアとはカードの声を聞き、ファイトの流れを支配したりする力ではありません。

その力の本質は『惑星クレイとリンクし、地球とクレイに影響を齎す』事です。

カードの声やファイトの流れが分かるのは、実際のクレイでファイトの内容と全く同じ戦いが起きているからです。

これがPSYクオリアの真実であり、僕の目的…………惑星クレイと地球を救う事に繋がります」

 

カイトの口から信じられない言葉が次々と出て来て、須川達は矢張り理解が出来ずにいた。

そもそも、何故惑星クレイの事柄を地球の住人である明久達に結末を決めて貰う必要があるのかすら分からずにいた。

 

「だ、だったら何で明久達にそれを決めて貰う必要があるんだよ!

そんな必要、何処にも」

 

「いえ、あります。

何故ならばPSYクオリアを持つ者は、クレイの意思を受け取った地球の意思が選別し、クレイで起きている戦いと最も似た状況にある者がPSYクオリアを得ます。

吉井明久と姫路瑞希、二人は結果論で言えば意見が分かれ、惑星クレイで対立中のクランを最終的に使っている、なので最も似た状況に該当します。

そして如何しても彼らに決めて貰う訳、これは惑星クレイの未来が関わるからです。

更に、惑星クレイは地球とお互いに影響し合う事でその存在を保っています。

逆に言えば、惑星クレイでの事柄も地球に影響を与えます。

惑星クレイが滅びれば、地球もその影響により滅びへと向かう事になるでしょう…………だからこそ、僕は吉井明久達に戦って貰わなければならなかった。

惑星クレイと地球の未来を、虚無の力と意思に如何に立ち向かうかを決めて貰わなければならないのです‼︎

最早、惑星クレイだけではこの事態を解決出来ないのです………‼︎」

 

カイトの言葉は衝撃的な内容しか無かった。

惑星クレイの滅びは地球の滅亡にも繋がる…………つまりは、明久達は知らず知らずの内に世界の存亡を懸けた戦いに巻き込まれていたのだ。

それを改めて聞いて須川亮はカイトらに対する反感がピークに達してしまう。

明久達に、友人達に重い使命を勝手に背負わせ、それを伝えずに利用した事に。

 

「ふっざけんなよこの野郎‼︎

お前らは人を何だと思ってやがる‼︎

明久達はお前らの道具でも何でもない、一人の人間だぞ‼︎

それをお前らは……………大体、其処のブライトもPSYクオリアを持つ奴だろ‼︎

だったらブライトにやって貰えよ‼︎」

 

「………それは出来ません、出来ないのです。

確かにブライトもPSYクオリアを持ちますが、彼はこの事案で選ばれた者では無いのです。

該当する者が戦わなければ、惑星クレイにその結果が伝わりません。

そして今回の事案で選ばれたのは吉井明久と姫路瑞希の二人………いえ、火野龍二と言うPSYクオリアを持たないイレギュラーな選ばれし者も入れれば三人です。

この三人の戦いが、惑星クレイの未来を決める事になってました」

 

その上、龍二すら選ばれし者だと言うカイト。

しかし此処で疑問が生まれる。

何故龍二がPSYクオリアを持たないのに選ばれたのか?

選ばれし者の前提はPSYクオリアを持つ事である筈が、その前提が成り立たない龍二がと言う矛盾が出てしまった。

が、これをブライトが代わりに話し始めた。

 

「龍二君が選ばれた訳はね、龍二君が明久君達の『先導者』だったからだよ。

二人がヴァンガードを始める切っ掛けになり、二人の絆を強めたから。

正に二人の前に立って、二人を導いたからこそ、彼は本来選ばれない筈なのに、この星の意思が選んだんだよ。

偶にあるんだよ、そう言った事は。

僕の時も二人、PSYクオリアを持ってないのに選ばれた人が居たんだ。

その二人は真逆の性格でね、片や英雄的で、片や効率的で喧嘩が絶えない二人だったよ。

でも、その二人のお陰で僕は最後の最後で間違わずに済んだんだ。

この〈ゴールドパラディン〉も、その英雄的な人………僕の憧れの人から譲り受けたデッキなんだよ」

 

ブライトにも龍二の様な人が二人も居たらしく、更に〈ゴールドパラディン〉はその一人から譲り受け、使い続けていたらしい。

 

「そう、ブライトの例の様にPSYクオリアを持つ候補者の在り方を決めた人もまた、星の意思に選ばれるのです。

これが唯一の例外であり、極稀にある事です。

火野龍二が選ばれた理由はそれです。

先導者を導いたからこそ………」

 

二人の説明で龍二が選ばれた訳が、『先導者の候補者を導き、その道を決める切っ掛けとなった』事だと理解出来た須川達。

それを逐一西村にメールで送る根本だが、肝心の西村すら信じられないと返信している。

それも無理が無く、架空の惑星が存在し、それが地球にも影響を与えているなど理解に苦しむ事態なのだから。

 

「………じゃあ、明久達じゃなきゃ今回の出来事を解決出来ないんだな?」

 

「はい。

そして、このファイトが終われば彼らにこの事を話しましょう。

もう、彼らが戦わなければならない事態は起きないはずですから。

………ですから、今回の事を黙って見ていて下さい………」

 

カイトは明久達にこの事を話す事を誓い、須川達にこの戦いを見守る様に頭を下げる。

全てを聞いた須川達は、黙って席に座り、ファイトの動向を見ていた。

 

「………はぁ、やっぱり僕のやり方もベスト所かベターすら満たしていないね。

こうやって明久君達を利用しているのと変わらない訳だし………」

 

「ブライトはこうなる事を分かってて、しかもなるべくアッキーやリュー君が自分から道を選んで歩く様にしてきたよね?

しかもこれがベストだと思ってやったのなら大丈夫だって‼︎

それに私達は知っているよ。

ブライトは自分に似ているアッキーが道を間違わない様に見守ってた事。

利用と見守るじゃ全然違うじゃん!」

 

「それにブライト。

あんたが道を間違え掛けたのは間接的に私や魔理沙達の所為だったでしょ?

だからね、あんたが間違った選択をしようとした責任は私達にもあるわよ」

 

「ネプ子、霊夢………」

 

ブライトも自分の行動に対し責があると言うが、ネプテューヌが違うと言い、霊夢は過去の間違いは自分達の所為でもあると言い、彼を支える。

ブライトもまた、まだまだ未熟な『先導者』なのだ。

 

「さあいよいよ決まる。

惑星クレイの未来を決める『先導者』が………」

 

「………うん。

僕もまだまだ未熟だ。

あの人…………『黄金の鉄の塊で出来ているナイト』みたいにはまだなれないみたいだけど、皆が支えてくれるから道を間違わないで居られる。

君は如何なんだろうね、明久君、姫路さん……」

 

そして、ブライトとカイトも試合に目を再び向ける。

その試合は正に終盤となり、明久と瑞希の切り札が相対していた。

果たして何方が惑星クレイを導き、未来を担う『先導者』となるのか?

全ては明久と瑞希、二人の求めた物が決める………。




此処でブライトとカイトの行動の明確な違いを書きます。

ブライト
常に明久達の事を気に掛け、なるだけ道を間違えない様にそれとなく道標になり見守り、明久達のPSYクオリアに対する考え方に影響を与えた先輩役。


カイト
姫路さんと明久の何方が先にPSYクオリアが覚醒しようとも利用する算段であり、それを弾糾される覚悟で道を突っ走った調整者役。

さて、PSYクオリアの本来の能力である『惑星クレイとリンクして地球とクレイに影響を与える』が暴露され、それらで見た物は実際のクレイだったと裏付けされ、龍二も例外的な存在とされました。
そして新たなる伏線である『虚無の力と意思』によるクレイの侵食。
そして原作の背景ストーリーにあった二つの騎士達の激突も出せました。
後はいよいよ、二人の『先導者』の決着です。
勝負の行方に、注目です。
感想、指摘をお待ちしています。
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