バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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「おいィ?
何いきなりミスしてるわけ?」

面目ないです……まさか前書きが途中なのに投稿するとは………バカやらかしました。

「次はこんな事無い様にね〜。
さて、天星さん、感想ありがとうございました。
あのやり取りはブロントさんに慣れてないと理解し難いよね〜」

あ、それとこの作品のUAが20000超え、お気に入りが60になりました。
此処まで閲覧してくれた皆さん、お気に入りにしてくれた皆さん、感想をくれた皆さん、本当にありがとうございます‼︎
じゃあ改めて始まり始まり〜。



第六十八話「黄金の鉄の塊で出来ている至高の獅子」

「スタンドアップ・ヴァンガード!」

 

「スタンドアッポ・THE・ヴァンガード!」

 

二人は早速ファイトを開始する。

明久のFVは決勝と変わり何と『ばーくがる』。

『ソウルセイバー・ドラゴン』をメインに使う為かソウルが必要になる為の措置+合理的なユニットである。

対するブロントさんのFVは………。

 

「『紅の子獅子 キルフ』でいいんだが!」

 

「えっ、〈ゴールドパラディン〉⁉︎

ブロントさんは本選の時は〈ロイヤルパラディン〉だった筈………」

 

瑞希の記憶にない〈ゴールドパラディン〉だった。

そう、彼女と戦った時は〈ロイヤルパラディン〉、クランやデッキその物が別物になっているのだ。

 

「ひ無印が懐古主義の情報に停滞している間に時代は進んでいる。

ライトパワーで結束したナイトから黄金の鉄の塊で出来ているナイトにヴァージョンアップした事で今まで神秘のベールに包まれていたナイトの真の力が披露宴を迎える。

この圧倒的なパワーの前に貧弱一般ファイターは「存在があまりにも大きすぎた」「これでは勝てない!勝ちにくい!」と諦めが鬼になるあるさま。

さすがナイトは格が違った!」

 

如何やらデッキを変えて更に強くなった事を言いたいのを何となく理解する明久は、瑞希の反応を見て先程のデッキ交換はこれではないかと思いブライトに聞こうとする。

すると霊夢、魔理沙がそれに口を挟む。

 

「ああ、ブロントさんがこう言ってるけど、本当はただデッキを戻しただけだから。

ブライト共々、ね」

 

「ああ、だから気にすんな」

 

「…………はい?」

 

その説明に明久は訳が分からなくなるが、更に補足説明をし始める。

 

「実はね………僕の本当のクランは〈ロイヤルパラディン〉なんだ。

でも、過去に僕は間違いを犯しかけてね………僕が『先導者』に選ばれた事件が終わった後、僕はブロントさんに頼んだんだ。

間違いを犯さない程に強くなれた時、僕に改めて〈ロイヤルパラディン〉のデッキを戻して欲しいって。

そしたらね……」

 

「どちかと言うと大反対だな。

デックの私肩にもそれなりのやり方があるでしょう。

一方的にフレのデッキを貰うなんて【出来ません】。

にゃらばここは俺もdeckを渡すのがFA!

英語で言うとtrade。

だから【デッキを交換しましょう】」

 

「ってね」

 

如何やらブライトは訳ありでブロントさんとデッキ交換をしていたらしく、修行を終えてブロントさんがブライトが強くなったら返す事になっていた。

そして、話を振り返ってみるとブライトはデッキを交換した状態で世界大会を優勝し、逞しく成長した事になる。

なので、ブロントさんもデッキを返す気満々だったらしい。

 

「………自分のデッキでは無いのに世界大会を制したのか。

末恐ろしい奴だ………それにブロントさんも自分のデッキでは無いのに瑞希と………」

 

「では、今のデッキこそブロントさんの本当の………」

 

龍二と瑞希はそんな二人を見て何か恐ろしい才能の様な物と努力を肌で感じてしまう。

何故なら、〈ロイヤルパラディン〉と〈ゴールドパラディン〉は確かに仲間を増やして強くなる点は同じだが、コール方法も違えば確実性、爆発力も何もかもが違うのだ。

そして、自ら作ったデッキでは無い物で自分の使い易い構築を見つけた上に調整までしていたのだ。

ブロントさんとブライト、二人は互いに切磋琢磨し合い成長した良い例であった。

 

「んじゃ、俺のタァーンオdロー‼︎

『聖斧の奏者 ニムエ』にライド!

キリふはニンウエの後ろにクールだ!

俺はこのままターンエンドでいいんだが?」

 

「………でも、ブライトさんとのファイトで〈ゴールドパラディン〉のスキルは散々知ってる!

だから何を当てちゃいけないかも分かる………ドロー!

『小さな賢者 マロン』にライド!

ばーくがるは左後ろにコールしてスキル発動、デッキから『ふろうがる』をスペリオルコール!

ふろうがるのブースト、マロンでアタック!『若年のペガサスナイト』

ターンエンド!」

 

明久はブライトとのファイトでニムエや『ロップイヤー・シューター』などの情報を得ていた為、〈ゴールドパラディン〉の中でアタックを通してはならない物を理解し、警戒出来る様になっていた。

だが、ブロントさんはそれを見て笑みを浮かべているだけで無言である。

何故ならその程度の事は想定内だからだ。

 

「ふむ、じゃあ俺のターンだな。

ドロー。

『神技の騎士 ボーマン』にライドし、『美技の騎士 ガレス』をコール」

 

「あ、あれはヤバイ」

 

次のターン、ブロントさんはボーマンにライドし、ガレスをコールしてキルフと並ばせる。

すると、それを見たブライトは苦笑いをして明久に同情をする。

更に天子達もそれぞれの反応をしてブロントさんを応援したり明久に合掌していた。

が、当の明久は何故同情やら合掌やらをされるのか理解していない。

何故なら………明久はキルフを初めて見たので、そのスキルを理解していないからである。

 

「じゃあ、イkルウのスキル発動!

こいつとガリスをSoulに異同させるとデックからあるユニットにスペリオールライドが認可される‼︎

黄金の鉄の塊で出来た灼熱の獅子よ、そのフレイムパワーを以って絶望に挑むフレの希望の盾となれ‼︎

ライド・THE・ヴァンガード、『灼熱の獅子 ブロンドエイゼル』‼︎

ちなみにブロンドエイゼルはブロントさんと名前が似てるので至高のナイトである事は確定的に明らか‼︎」

 

ブロンドエイゼル:P10000、C1、グレード3

 

ブロントさんは通常のファイターよりも2ターン早くグレード3へとライドし、その爆発力の差を見せつける。

因みにこのスキル系列はキルフサイクルと呼ばれ、先攻ならばほぼ場を制圧出来るサイクルなのだが、ヴァンガードとリアガードを揃えないと発動しない為、ギャンブル性の互いサイクルとなっていた。

 

「更に『聖弓の奏者 ヴイヴィアン』、『すれいがる・ダガー』をコール!

すれいがるのブースト、ヴイヴィアンでアタッコ‼︎

…………うむ、ヒットしたからピビンアンのskill発動!

CB(カウンターブラスト)(1)デックの上から一枚を公開して、それが黄金の鉄の塊で出来ているナイト、英語で言うと〈ゴールドパラディン〉だったらスペリオルコールする!

『ロップイヤー・シューター』だったのでスペリオルコール!

更にこいつのスキルも発動!

デッキからクールされたら手札を一枚ドロッボして、〈ゴールドパラディン〉をデッキの上から三枚の中からコールする!

………うむ素晴らしい連鎖だすばらしい。

『真実の聴き手 ディンドラン』をコール!

ディンドランのスキル、SB(ソウルブラスト)(1)を払って一枚ドロー!」

 

ブロンドエイゼルへのキルフサイクルによる早期ライド、ヴイヴィアンからロップイヤー、そしてディンドランに繋ぎ、アド差を既に4つ以上広げてしまうブロントさん。

その圧倒的爆発力に明久はマジェスティデッキで対戦すれば良かったな〜と考え始め、最早逆転不可となっていた。

 

「………ブロントさん、やり過ぎ。

仕切り直し。

後明久君、マジェデッキで挑みなさい。

下手なペンドラゴンデッキじゃ実力を発揮出来ないでしょ?」

 

「なずぇ⁉︎」

 

「えっ⁉︎

何でペンドラゴンデッキって「ダメージ」…………あ、ペンドラゴンが落ちてた」

 

しかし、余りにも酷いファイトだった為かブライトがストップを掛けて仕切り直させる。

試合では無くフリーファイトならではの自由振りであり、皆で和気藹々と出来る要因である。

そして仕切り直しとなった後、布陣はこうなった。

 

明久:布陣

 

ブラブレ、マジェスティ、ブラダ

ケイ、マロン、リアン

 

ブロントさん:布陣

 

ボーマン、Bエイゼル、ヴイヴィアン

ガレス、ちゃーじがる、ニムエ

 

「ブラスター・ブレードでアタック‼︎

ダメージは五枚同士…………このターンで決める‼︎「『サイレント・パニッシャー』で下段ガード‼︎」

くっ、ブラスター・ダーク‼︎「敵の攻撃を「なんだこれは?」と避けまくるしたまに危ない攻撃も「ほう」とガードとインターセプトで受け流す!」

なら、マジェスティでアタック‼︎

スキルでリアガードのブラスター・ブレードとブラスター・ダークをソウルに入れて合計パワー30000だ‼︎「『光輪の盾 マルク』で完 全 防 御 ‼︎」

…………うそん」

 

「そして俺のファイナルターン‼︎

ブロンドイエズルのLB(リミットブレイク)だ‼︎

リアンガードゥが四体以下の時にCB(カウンターブラスト)(2)を祓い、デックトッポから〈ゴールドパラディン〉をコール!

『大いなる銀狼 ガルモール》をコール‼︎

更にエイゼルはこのスキルでコールしたユニットのパワー分パワーアップする!

このままちゃーじがるのブースト、ブロンドエイゼルでグランドヴァイパを放つ‼︎

このグランドヴァイパによりダメージは更に加速する‼︎「…………ガード値が足りない、ノーガード‼︎」

ついげきのツインドライブ‼︎『灼熱の獅子 ブロンドエイゼル』『美技の騎士 ガレス』」

 

ファイトは明久が六枚目のダメージを負ってしまい敗北した。

が、ブロントさんもかなり危ない橋を渡っていたので汗をかいていた。

 

「ふう………ナイトの防御力が無ければやられていた感。

いや、マジでsYレならんしょそのパワー。

あもりにも破壊力ばつ牛ンなのでうまれてこの方あまりビビった事はないが今のはビビってしまった。

お前全力で自信持って良いぞ十分強い事を証明したので誇れる」

 

「いやいや、ブロントさんもかなり凄いよ!

ブロンドエイゼルのLB(リミットブレイク)で出すユニットは何時もグレード1以上で、トリガーを出した事が全く無いって豪運ですよ‼︎」

 

「ほう経験が生きたな。

また後でジュースをおごってやろう」

 

互いに互いを尊重して褒め合い、ブロントさんはジュースを奢る約束をし、再びファイトを開始する。

それを見ていた幼馴染二人とブライト達と忍者達は、ほのぼのとした光景の中で明久とブロントさん………二人は本質が似ていると感じ、仲良くファイトをしているのを見て笑っていた。

そう、二人の本質とは…………仲間や友を想い、それらの為になら命を懸け、それらを守る為の剣となり、盾となる事である。

 

「マジェスティでアタック‼︎『幸運の運び手 エポナ』『☆』『未来の騎士 リュー』『☆』

やった、勝てたぞ‼︎」

 

「おいィィィィィィィィィィ⁉︎

いや今のはハメでしょ俺のシマじゃノーカンだから!

大体ハメはズルと同じだろ!

ズルをすると赤バケツに連れて行かれて強制垢BAN食らって裏世界でひっそりと幕を閉じる事ぬなる!」

 

明久らを含めてこの場に居た全員は思った。

新たにファイト仲間となったリベレイターズとDRAK、更にAL4はこれからもこんな日常を続けて行き、平和の中で絆を強く結び合って行くのであろうと。

だが……………この日常はそんなに長くは続かなかった。

明久達のリベレイターズと、ブロントさん達のDRAK、瑞希達のAL4。

この三つのチームを巻き込んだ新たなるヴァンガードの『裏側』が、クレイと地球の運命を懸けた新たなる戦いによって唐突に、そして突然崩される事になるのが、三つのチームのリーダーが出会った時点で決まったのであるのだから…………。




ブロントさんのクランは〈ゴールドパラディン〉となりました。
それとブライトとブロントさんの設定の補足。
ブライトは〈ロイヤルパラディン〉を確かに使っていましたが、ブライトが『先導者』となる事件の際に誤った選択をしてクレイと『???』に悪影響を齎しかけましたが、ブロントさんと汚い忍者の説得(ファイト)により正しい選択をして事無いを得ました。
しかし、ブライトは再び過ちを繰り返すのを防ぐ為に自分のデッキを封印し、違うデッキを使って戦い続けて経験を積み、精神とファイト力を鍛えようとしましたが、ブロントさんがそれをノーカンとして敢えてブライトと同じ事をして彼も精神とファイト力を鍛える事を図り、互いに切磋琢磨し合う道を歩いて行きました。
そして今に至ります。

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