バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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さて、七十三話になりますが矢張り前回同様「どうしてこんな展開にしたんだ!」的展開のオンパレードとなっています。
どうかご了承下さい(震え)

AM sさん、感想ありがとうございました。
調査組は今後こんな感じの展開orヴァンガードファイトとなっています。

では、急展開その二が始まります。


第七十三話「幻想調査チーム〜DRAK〜」

ブロントさん達が飛行機に乗り込みシンガポールに旅立ってから約30分後、喫茶店にてブライトは何故綿月姉妹が此方に来たのかを説明する様に求められていた。

 

「で、何故このチート姉妹がこんな場所に居て、俺達に協力する事になっているんだ?

納得が行く説明を要求するぞ」

 

「YTS、『八意様の頼みだから仕方無い』。

これ以上の理由は無いよ?」

 

「いやいや、説明不足にも程があるって⁉︎

確かにあいつの頼みならこいつらが来ても可笑しくは無いが、其処へ至る根本的な何かが欠けてるんだって!」

 

だがブライトは少々はぐらかし気味に答える為か、魔理沙が業を煮やして台パンをしてしまう。

それを見たブライトは台パンNGと思いつつちゃんとした説明に入り始める。

 

「………最悪の事態を想定して、だよ」

 

「最悪の事態?」

 

「そ。

皆も知ってる通り僕もPSYクオリアを使える。

しかも僕の立ち位置は『あっち(・・・)』じゃあカイトと同じ様なものだった上で『先導者』だった。

だから見ちゃったんだよ………『こっち(・・・)』に来る5日前………数年前の今日だね。

クレイとのリンクでユニット達が弾き出した予言、『最悪の未来』をね………因みにカイトも同じ情報を持ってるよ、僕以上にね」

 

ブライトはその口から『最悪の未来』なる単語を出し、浮かべていたニヤけ顏を真剣なものに変え全員を見つめている。

 

「最悪の未来………だと?」

 

「うん、それもレミリアちゃんから言わせれば全世界ナイトメア、僕と『あの人(・・・)』から言わせれば………世界滅亡、『こっち(・・・)』も『あっち(・・・)』も関係無く全ての滅び、だよ」

 

「………それってもしかしなくても、虚無の力と意思の所為だよな?」

 

「そう。

ただ、その過程については結果の予言しか無い状態で、今から詳細な物を弾き出す所だったんだ。

でも、その矢先に今回の事件が起きてそれらの演算に関する事すら修正されてやり直し状態な訳。

しかも明久君達が直接狙われた事は完全に想定外だよ。

まさか地球の側に虚無の刺客を送って来て、奴らがこっちに干渉する方法があるとは………言い訳がましいけど、完全に後手に回った上にしてやられたよ」

 

ブライトは今聞かれた事に対して返答し、次の質問が来るのを待ちつつも頭を押さえて思慮をする。

すると次にネプテューヌから質問が入る。

 

「あのさ………もしかしてブライトはさ、初めから全国大会が終わっても今回の事件は何かしら続くって考えてたの?

ほら、私らは『クレイの内乱を止めればそれで終わり』としか言われてなかったじゃん?

さっきからアッキー達が消えたのは予想を超えてたみたいだけど、さっきの予言とか何とかで………」

 

「うん、何かしらの関連した事件は起きるだろうから対策を練っていたんだよ。

敢えて皆に内緒にしたのは情報漏れを避ける為。

明久君達には、まだ暫くは平和な日常の中にいて欲しかったから………明久君は兎も角、龍二君や瑞希さん、雄二君辺りは妙に鋭いから絶対に対策に関わってくる、それはNGだったから話さなかったんだけどね………」

 

「じゃあ、話してたら状況は変わってた?」

 

「多分変わらない、寧ろ悪化する可能性があった、今回の事件の事を視野に入れるとね。

例えば瑞希さんを介してAL4の皆も対策を知って狙われてしまうとかね。

ただ、その対策も今となっては白紙だけどね」

 

更に明久達にこの案が漏れると状況悪化を招くとして例題を挙げ、自分の判断は正しかったと言うブライト。

しかし、明久達が消えた事実がある為か説得力は皆無な上、もっと他にも手があった筈だと綿月姉妹以外は思っていた(射命丸は合流早々調査に入り一時別行動中)。

 

「うーん、でも………なんかねぇ………」

 

「それに『あの人(・・・)』………管理者も対策案に賛同してた。

『最悪の未来』を回避する為の準備を。

それをするのには『こっち(・・・)』の先導者を決める必要があると」

 

「………結論から言えばずっと前から対策案を講じたのか、お前は。

しかし、そうでありながら後手に回ったと…………油断ならんな」

 

一部メンバーはブライトの行動に難色を示すが、オリオンは間違いは無いので難色は示さずにいた。

更に彼の頭の中には既に起きた事は無くこれからの事しかなく、難色を示していたメンバーにもこれからの事を考える様にと促し始める。

 

「それよりも、現状はブライトが立てた明久達の救出作戦しか行動基準が無いんだ。

ならばそれに従うのは当然の帰結だと思うんだが?

それに、起きてしまった事よりもこの後如何するかを考えて行くのが先決、違うか?」

 

「そりゃ、まあ…………うん、分かった。

けど次からは私らにも情報開示をしろよな?

こっちだけ除け者とかはもう勘弁だからさ」

 

「うん。

正直こんな事になったのは僕の責だし、犯人に借りが出来たから返さないとね」

 

話が少し纏まり、漸く次の事案に入り始める。

しかもその事案には綿月姉妹と射命丸が大きく関わり、更にブライト達の『能力』も関わって来るのである。

それも少しでは無く、ほぼ全てである。

すると、別行動を取っていた射命丸が合流してブライトに報告を始める。

 

「ブライト君、今戻ったわ」

 

「首尾は?」

 

「情報丸っ切り無し、まさか伝統ブン屋の私が情報アクセス権を持ちながら何ら成果が無いとは………やれやれ、今回のは手強いですな」

 

「……ふむふむ、見立て通りか」

 

如何やら情報アクセス権…………カイトからブライト達に与えられた世界の修正前、つまりは明久達が消える前までの情報を見る権利を行使して何らかの情報を得ようとしたのだが、結局何も得られず終いになったらしく射命丸は少し悔しがっていた。

しかし、ブライトはそれを見立て通りと言い、予想が付いていた事を告げる。

するとフランがそれに対し質問をする。

 

「ねえ、何でそれが見立て通りなの?」

 

「答えは簡単、カイトから情報アクセス権を貰って修正前の情報を僕らは見れるのに、相手が何かして来ない訳が無いんだ。

で、その何かして来るは予測で二つあった。

一つは今みたいに情報の抹消、もう一つは………自分の情報を得ようとする者の一網打尽。

まあ、後者をやるには戦力がある程度無ければならないし、一人ずつやれば良いと思っても相応の物が返って来るから無理、よって後者はあり得ないと思ってたよ。

それに、僕らは依姫さん以外は『能力』の使用許可が常時下りているんだ、やられる事なんて滅多にあり得ないさ。

………まあ、明久君達を消した時点で勝率さえあれば相手は何して来てもおかしく無いけどね」

 

ブライトの答えに納得するフラン。

確かに最初の明久達は初めから狙っていたとしても、後のブライトやブロントさん達の内誰かを狙えばその後の報復やら何やらが相当なものになる為メリットも無ければデメリットしか無いのである。

よって現時点で射命丸を動かしたブライトは正しい判断をしたのである。

「……それで、私達を呼んだ訳は?

其処のは情報収集役なのは分かるけど私達は何をするのよ?」

 

「豊姫さんは僕らの移動をサポートして欲しいんです。

恐らく、明久君達を消した相手は未開の地に潜伏してるかもしれないし。

その為に各主要都市、山脈や遺跡の場所を把握して貰いましたし。

依姫さんは戦闘を。

絶対穏便に済まないからね、今回は。

現に射命丸さんもつけられたみたいだし」

 

「あやや⁉︎

何時の「振り向かない、そのままでいて下さい」………つけられていたとは、この射命丸文一生の不覚………!」

 

ブライトは綿月姉妹にやって貰いたい事を教え、更に射命丸がつけられていたのを看破してその何者かが居る位置を把握、そのまま全員をそちらに視線を送らせずにし、相手に気付かれた事を悟らせない様にした。

 

「………で、如何するんだ?」

 

「人気の無い場所に。

流石に無関係な人を巻き込めない」

 

「………だな」

 

ブライト達はそのまま喫茶店から出て人気の無い場所に移動し始める。

するとその尾行者もブライト達の後を付いて行き、一定の距離を置いていた。

流石に此処まで露骨な尾行に全員気配を察知し、しっかりと付いて来ていると把握する。

そして………人気の無い場所に入り、ブライトは合図を送って全員を振り向かせた。

が、先程まで居た尾行者が姿を消し、気配すら無くなっていた。

 

「居ない⁉︎

さっきまで後ろにいた筈…‼︎」

 

「上よ」

 

尾行者が姿を消した事を魔理沙は驚くが、豊姫が尾行者の居場所を言い、ブライト達が確認すると上から空間が歪んで尾行者が現れた。

しかもその尾行者はシミター状の剣を装備して居り、明らかに殺る気満々である。

それをブライトは籠手と具足に身長にそぐわない大きな剣を出現させて受け止める。

すると魔理沙は直ぐ様懐から手の平サイズの八卦炉を取り出し、それを構えて尾行者に向ける。

それを確認したブライトは尾行者を空中に叩き上げて自分も魔理沙の『砲撃』に巻き込まれない様にする。

 

「よし、狙いバッチリだ!

喰らいな、『マスタースパーク』‼︎」

 

八卦炉からレーザーが発射され、尾行者を呑み込む。

此れが魔理沙の十八番、マスタースパークである。

レーザーの仕組みはミニ八卦炉に自身の魔力を収束して発射するもの。

そして、魔力を行使する彼女は努力家の『魔法使い』である。

 

「流石魔理沙、見事な黒魔ぶりだとは思うがどこも「当たってないわよ、次は博麗霊夢、貴女の正面よ」って警戒‼︎」

 

「分かってるわ………タイミングは今、昇天脚!」

 

魔理沙の砲撃が直撃していないのを察知した豊姫によりブライト達はいち早く警戒態勢に入り、正面に来ると伝えられた霊夢は持ち前の勘で転移直後の尾行者にサマーソルトキックを顔面部にヒットさせ一瞬の隙を作り出す。

しかし、この時霊夢は謎の違和感を覚え、余計な追撃を止めて見に入る。

 

「斬る……!」

 

「おりゃあ、ネプ子さんのパワースラッシュ‼︎」

 

其処に依姫とネプテューヌが追撃でシミター状の剣に対して斬撃を加えようとする。

が、それを察知していたのか否か尾行者は直ぐ様空間転移をして一同から距離を置く。

そしてブライト達は尾行者の特徴を漸く確認出来る様になる。

尾行者は黒のロングコートを羽織り、フードで顔を隠しているが、不自然に目の部分が赤く光り、シミター状の剣も赤黒く妙なオーラを放っている。

更に空間転移を駆使している為明らかに『こっち(・・・)』の『人間』では無い可能性が高かった。

 

「うーん、あれって何なんだろうね咲夜?」

 

「分かりません。

しかし、唯の人間でないのは確定的に明らかですわ」

 

「なら殴って確かめる!

先にやって来たのはあっちだしね‼︎」

 

早速ブライトが殴り掛かるべく一旦剣を地面に刺して突撃し、尾行者はそれをカウンターで斬り下ろす。

が、それをあっさりと避けて剣を持つ腕に足を掛けて剣を地面に刺し尾行者の身動きを一瞬封じ、その直後にブライトは目にも留まらぬスピードの拳を十発叩き込み、尾行者は堪らず剣を手放してしまった上に数m飛ばされる。

するとブライトは、殴り掛かった拳に違和感を感じ確認するとまるで機械を全力で殴った様に皮膚が裂け、籠手の隙間から少量の血が流れてしまっていた。

更に殴った時の感触、音からも判断して相手は人間では無く機械であると予測を立てた。

 

「ふむ、相手は機械か………で、今現在まともに動ける人は挙手」

 

「多分マスパはまた避けられるし、他も厳しいかな?」←魔理沙

 

「うーん、霊力を人避け結界に集中してるからスペカに回せないわね」←霊夢

 

「私、太陽があるから………」←フラン

 

「妹様の日差し避けに」←咲夜

 

「……まともに動けない子が居るから私はそっちの守りに入るわ」←依姫

 

「私、移動要員だから戦闘は厳しめですよー(棒)」←豊姫

 

「私も調査員なので(以下略)」←射命丸

 

「………あれ?

サボりのネプ子さん以上に働かない方がいらっしゃる?

てかあややもとよちゃんもぶっちぎり戦闘員待ったなしっしょ!

私の剣をあっさりと避けれる上に『当たらなければどうと言う事はない』の後カウンターキック余裕じゃん!

私にも『ネプテューヌは伊達じゃない!』を言わせろー‼︎」←ネプテューヌ

 

「………と言う訳で、『まともに』動くのは俺とお前だけだ」←オリオン

 

これの対処を決めるべくまともに動けるメンバーを選出しようとしたが、前半はまともな意見で動けないが残りはサボりorツッコミ+ネタ発言で動かずにいる為オリオンしか動いてくれないと言う情けない状況になってた。

 

「………メンバー選出を一部間違えたかも………まぁ兎も角、あの機械は壊そう。

そうすれば相手はこっちにタゲ取るしブロントさん達がサーキットに集中出来るし………それに明久君達を消された鬱憤晴らしも兼ねられるしね。

だからオリオン、派手に、はっちゃけて壊そう」

 

「………良いんだな?

じゃあ魔理沙、妹様の両目と両耳を塞いでくれ。

此処から先は少し見せられないし聞かせられない内容だ」

 

「………あぁ………分かった」

 

しかしブライトは直ぐに気持ちを切り替え、オリオンと二人で『全力』で目の前の機械の尾行者を破壊する事にする(一部理由が不純ではあるが)。

それを聞いたオリオンは魔理沙にフランの両目両耳を塞ぐ様に言いながら50口径はあろうかと言うハンドガンタイプの銃を二挺両手に持ち、ブライトの横に立つ。

すると依姫、豊姫、フラン以外は何が起きるのか察したのか苦笑いを浮かべて生物では無いから痛みや恐怖が無いとは言え、尾行者に対して同情の念を送っていた。

それを見た依姫、豊姫は何事かと思いつつ見守る事にする。

 

「魔力カートリッジ充填完了………さて、何処を撃ち抜いて欲しい?

5秒だけ待ってやる」

 

オリオンは銃を構えて尾行者に撃って欲しい箇所を問い、返答を待つ。

しかし、相手は機械な上にコミュニケーション機能が付いていないのか何も答えず空間転移し、オリオンに斬り掛かる。

だが、オリオンは冷静にそれを避けた上にブライトと合わせ蹴りを浴びせて再び距離を離す。

 

「時間切れだ………ふっ!」

 

そうこうしてる内に5秒が過ぎオリオンは相手の全身に魔力弾を大量に浴びせながら尾行者に近付く。

途中でカートリッジ内の魔力残量が切れてしまうが、それを袖に付けた手甲に取り付けてあるホルダーから予備カートリッジを少し先の地面に射出して上手く立て、前転をしつつカートリッジ交換を済ませてしまいそのまま追撃を加えて尾行者に次の行動をとらせない様にする。

 

「ぶった斬る‼︎

止められるなら止めてみろ‼︎」

 

ブライトがその魔力弾の嵐の中を突っ切り正面から尾行者を体重を乗せながら斬る。

するとロングコートから身体が露出、ブライトの予測通り機械であった。

が、今の二人には最早そんな物は関係無く相手は倒されるのみである。

更にオリオンも背後から銃を突き立て何発も零距離で撃ち込み、その機械の身体から火花が飛び散り爆散寸前まで損傷する。

 

「まだまだぁ‼︎

お楽しみは、これからぁ‼︎」

 

「人の言語を理解する機能があるかは知らんが、一応言ってやる………ゲームオーバーだ!」

 

そして二人はお子様には少し見せられない素敵な笑顔を見せつつ止めと言わんばかりに連続で斬撃、銃撃を叩き込み尾行者はそのまま原型と止めない程に爆散、細かい部品やシミター状の剣のみがその場に残るだけだった。

 

「………確かに、派手にやったわね………」

 

「普段大人しい子ほどキレると何するか分からないとは良く言った物ね〜」

 

「いや、あれでもまだまだ自重しているぞ?

本気で自重を止めたらもっとヤバイ。

ブロントさんすら引いていた」

 

『………えっ?』

 

それを見た綿月姉妹は確かに派手だとは思ったが別段驚く程では無いと判断した………が、魔理沙の一言で表情が固まる。

あれ程やりたい放題をしていたにも関わらずまだ自重していると言うのだ。

しかも本当に自重を止めれば更に上を行く自重の無さが見れるとも取れる発言をしていた。

 

「………ち、因みにどんな感じでヤバイのかしら?」

 

「地獄」

 

「…………えっ?」

 

「地獄、これ以上に形容する言葉が見当たらない」

 

そして魔理沙はその状態の二人を『地獄』と言う単語で片付け、それしか表現出来ないとした。

最早この時点で二人の理解を超えてしまっていたが、この魔理沙の言葉を二人は後々嫌でも知る事になる。

 

「さて、残った細かい部品はメモリー部以外は破棄、剣も回収………と、その必要も無いか」

 

やるだけの事を終えたブライトは回収する物を回収しようとしたが、それをする瞬間に剣とメモリー部と思しき部品が『目の様な物が覗き、両端にリボンが結んである空間の裂け目』に落ちて行き、ブライト達の手に触れられなくなる。

 

「………あのスキマ、今までのを把握しながら援護出さなかったな」

 

「でも、剣とメモリー部を『あの人(・・・)』が回収したって事はこっちの手に余る物って感じだろうね。

(まあ確かに回収直前まで剣とメモリー部には妙なオーラが出っぱなしだったし、触れてたら何が起きてたやら………)」

あの人(・・・)』の対応に魔理沙は少々愚痴るが、ブライトはそれをフォローしつつ、異常しかないメモリー部と剣には触れなかった方が良いとまで言葉には出さないが考えていた。

しかもその判断に至ったのはオーラと言う情報のみならず、本能的に近寄ってはいけないと感じたからである。

だからこそ、ブライトは『剣には触れず尾行者の腕部や身体にしか触れなかった』のだ。

 

「………さて、さっきの尾行者は十中八九明久君達を消した相手と関係があるね………なら、とっとと他の場所にも行こうか。

此処に居てももう情報は無さそうだし」

 

「そだねー。

で、何処に行く訳?」

 

「うーん………なら、最初は………」

 

しかし、そんな考察を後にしブライト達は次の行動に入る。

尾行者は明久達を消した犯人と関係があるのは明白であり、もう目を付けられたと言う事を暗に示しているのだ。

つまり、囮としての役割を果たし始めたと言う事にもなるので相手を引っ掻き回すのみならず、隙あらば正体を突き止める為にも行動するのだ。

そうして、ブライト達の行く場所が決まり豊姫の力でその近場の主要都市に転移する。

果たして、ブライト達の次に行く場所に待つものとは………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当、貴方達は真面目過ぎてうかうか寝てもいられないわ。

でも、流石にこれには触らせる訳には行かなかった………ブライト、これは貴方が想像した以上の危険な代物なのだから……ね」

 

大量の目の様なものが上下左右360°に犇く足場の無い空間にて、ブライトが『あの人(・・・)』と呼ぶ女性が空間の裂け目に落ちた尾行者の剣とメモリー部を特殊な力の結界に包み、封印作業に入っている。

そう、この剣とメモリー部は本当の意味で危険なのである。

何故ならば、一度直接これに触れてしまえばその身を虚無の支配下に置かれてしまうのだから…………。




追加キャラの綿月姉妹、及び射命丸に関してですが、彼女達もヴァンガードさせますよ?
次回は番外編を予定していて、依姫の使用クランが判明します。
因みに『あっち』に関しては色々ぼかしながらも確定しています………まあ、あそこまで露骨に描写したら分かりますよね〜。
後、ブライトとオリオンの自重しないで派手にやらかすに関しては元ネタが存在します。
元ネタは………『コウムイン』と言います。

因みに尾行者はアンドロイドの様な存在ですが、具体的にどんな感じだったかと言いますと………TD11の人型ユニット全般、特にグレード1、P8000のバニラユニットを連想して下さい。

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