バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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七十六話目、更新しました。
この小説には関係無いですが、今週は色々情報が自分にお得でした。。
スパロボ二作品の最新情報にラミーラビリンスのブースターパックが発売決定するなど嬉しい限りです。
そしてヴァンガードGでは明神リューズの野望で何が犠牲になるのか見えて来て、地球側が起こした事件としては最大規模の事件になりそうな予感がする今日この頃。
あ、ついでですがお気に入り登録が70人になってました。
この作品を見てお気に入りにしてくれた皆さん、そして閲覧してくれた読者の皆さん、改めてありがとうございます!
少々更新速度が遅いですが、どうか今後ともよろしくお願いします。
では、どうぞ。


第七十六話「アリス、華麗なる喜劇」

「スカル・ジャグラーのブースト、ミラー・デーモンでヴァンガードにアタック!「防御します、ソウルに入った『ナイトメアドール ありす』を見逃したと思いましたか?」

なら狭間を超える少女のブースト、エレファント・ジャグラーでアタック!

ドライブチェック『夜空の舞姫』ターンエンド」

 

アリスは二枚目のダメージを妖夢に与える。

対して妖夢は二枚目のダメージが『ブラックキャノン・タイガー』、クリティカルトリガーの為手痛いダメージを負ったと少しだけ考え、直ぐに気を持ち直してアリスに思いっ切り手痛いダメージを与えれば良いとする。

 

「全ユニットを起立し、一枚引きます。

では行きます、猛々しき亡者の長よ、その牙を剥き圧倒し、噛み砕け‼︎

『軍竜 ラプトル・カーネル』に昇級します!

ラプトル・カーネルはラプトル・キャプテンがソウルにあれば攻撃力は常に11000!

更にラプトル・キャプテンの効果、ラプトル・カーネルがこのユニットの上に昇級すれば、山札の中からラプトル・キャプテンを一枚探してリアガードに呼びます‼︎

そして『翼竜 ビームプテラ』と『翼竜 スラッシュプテラ』を招来‼︎」

 

「(あれはバトルフェイズ中に退却したら他の〈たちかぜ〉のユニットにパワー+3000を与える二体………妖夢は次のターンで決めるみたいね)」

 

アリスは妖夢がコールしたユニットが他のリアガードをパワーアップさせるユニットと理解しており、また妖夢は防御系のスキルを持つユニットをデッキに組む位なら一太刀を入れるべくパンプ系ユニットを入れる傾向があるのも知っているので、次ターンが勝負所となる事を予測する。

そして、アタックフェイズへと移って行く。

 

「ラプトル・カーネル、その名にある階級の如く英傑を見せよ!

相手ヴァンガードに攻撃開始‼︎」

 

「(ふむ………ラプトル・カーネルはブースト無しで11000。

LB4(リミットブレイク)発動前までなら普通にガード出来るけど今はダメージ1、ガードするまでも無いし妖夢の引きならダブルクリティカルを引く可能性はかなり低い。

引かれなければこっちが不利になる訳無いし此処はノーガードね)ノーガード」

 

妖夢のアタックに状況と予測から余裕のノーガードを選び、スルーする。

しかしアリスは直後に余裕が崩れる事になるだろう、このノーガードは余りにも手痛過ぎるミスとなるのだから。

せめて10000ガードを出してリアガードにパワー振りを逸らさせていれば良かったと思おうと、宣言した以上もう遅く、アタックヒットが確定している。

 

「トリガー二枚確認‼︎

『竜鳥 ファイヤープテリクス』『☆』クリティカルトリガー招来‼︎

攻撃力はスラッシュプテラに、クリティカルはラプトル・カーネルに付与‼︎

『ブラックキャノン・タイガー』『☆』クリティカルトリガー招来‼︎

振り分けは先程と同じです‼︎」

 

「……………【えっ⁉︎】『ナイトメアドール ありす』『冥界の催眠術師』『エレファント・ジャグラー』

(え、ええええええええええええ⁉︎

ちょっ、ダブルクリティカルをこの場面で引くなんて予測外過ぎるわよ⁉︎

や、やらかした〜‼︎)」

 

此処で妖夢は何時もは引かないダブルクリティカルを気合で引き当ててアリスを一気に四ダメージに追い込む。

これにはアリスもやらかしてしまったと内心青ざめており、手札を見てまだガード札を切る訳には行かない為、ヒールトリガーが来るのを祈って勇気のノーガードをせざるを得なくなっていた。

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

スラッシュ・プテラで一閃‼︎」

 

「…………まあ此処はノーガードね(てかそれしか出来ないわよ‼︎)『ポップコーン・ボーイ』『治』

あら、ヒールトリガーね。

これはラッキーね、ダメージを回復するわ(危なかった…………ヒールトリガーが来なかったら今頃ネギトロめいた惨殺死体となってしまう所だったわ………)」

 

アリスは何とかヒールトリガーを引き当ててダメージを抑える事に成功する。

が、ダメージレースは4:2でアリスが完全に押されており、此処から逆転するには〈ペイルムーン〉の特性を活かして連続攻撃をするorクリティカルトリガーを引いて二枚以上のダメージを与えるをして妖夢の優勢を崩す以外に他無い。

 

「スタンド&ドロー。

銀の茨の竜使い(シルバーソーン・ドラゴンテイマー) ルキエ』にライド!

『レインボー・マジシャン』と『腹ぺこピエロ』をコールしてこのままバトルフェイズ。

もう一度スカル・ジャグラーのブーストを入れてミラー・デーモンでアタック!「『竜鳥 ファイヤープテリクス』でガード!」

狭間を超える少女のブースト、ルキエでラプトル・カーネルにアタック!「完全防御、対価はブラックキャノン・タイガー!」

(此処で完全ガード………妖夢ったら、熱くなりすぎて受けるべき攻撃も見誤ったわね………ならチャンス!)ツインドライブ『ポップコーン・ボーイ』『治』ヒールトリガー、ダメージを回復してパワーを腹ぺこピエロに、セカンドチェック『ダイナマイト・ジャグラー』『☆』クリティカルトリガー、効果は全て腹ぺこピエロに。

レインボー・マジシャンのブースト、腹ぺこピエロでラプトル・カーネルをアタック!「防御しません、ダメージを確認します『軍竜 ラプトル・カーネル』『餓竜 ギガレックス』トリガーは無いですね」

レインボー・マジシャンと腹ぺこピエロのそれぞれのスキル発動、レインボー・マジシャンはブーストしたユニットのアタックが、腹ぺこピエロは自身のアタックがヴァンガードにヒットした時にSC(ソウルチャージ)(1)、レインボー・マジシャンをデッキに戻した後シャッフルしてターンエンド」

 

アリスは妖夢がしたプレイングミスを見抜き、その上でヒール&クリティカルトリガーを引いてダメージレースも逆転させ、次のターンで一気に止めをさせる範囲まで妖夢を本人にはまだ気付かれない様に静かに追い詰める。

更に頭の中では既に腹ぺこピエロとレインボー・マジシャンのスキルでソウルに入ったユニットも活用して勝つ算段が立っていた。

対して妖夢は珍しくアリスにリードを奪った為か未だテンションが上がっており、自分が犯したプレイングミスに気が付かずに次ターンで決着をつける時でいた。

 

「では、私の手番!

一枚引きます…………うん、此処で決めます‼︎

『サベイジ・ウォーリア』と『餓竜 ギガレックス』を招来‼︎

攻撃に移ります………ビームプテラの支援、スラッシュプテラで一閃‼︎「ダイナマイト・ジャグラーでガード!」

では、ラプトル・カーネルで攻撃をします‼︎

そして手傷は四枚以上なので、ラプトル・カーネルは限界の壁を超えます………此処はブロントさん達に合わせましょう、LB4(リミットブレイク)発動‼︎

CB(カウンターブラスト)(1)を払ってスラッシュプテラとビームプテラを退却‼︎

ラプトル・カーネルはこの効果で退却させたユニットの攻撃力分パワーが上がります………よって合計27000‼︎

更にサベイジ・ウォーリアとギガレックスの効果、攻撃手番にて二体の〈たちかぜ〉リアガードが退却したので攻撃力+1000を二回発生します‼︎

更にスラッシュプテラとビームプテラの効果、攻撃手番で退却したので他の〈たちかぜ〉に攻撃力パワー3000を与えます……ギガレックスに全部付与‼︎」

 

ラプトル・カーネルがスラッシュプテラとビームプテラを喰らう事でパワーを上昇させ、ルキエにそのパワーで襲い掛かる。

その後ろにはスキルの多重発動でパワーアップしたギガレックスも控えており、止めを刺す気満々であった。

が、イメージ世界ではルキエ、現実ではアリスはそれに臆せずじっとそれを見つめノーガードで通す。

 

「トリガー確認‼︎『軍竜 ラプトル・キャプテン』『ブラックキャノン・タイガー』『☆』

クリティカルトリガー、クリティカルはラプトル・カーネルに、攻撃力はギガレックスに‼︎「ダメージチェック『銀の茨の竜使い(シルバーソーン・ドラゴンテイマー) ルキエ』『銀の茨の竜使い(シルバーソーン・ドラゴンテイマー) ルキエ』」

止めです、サベイジ・ウォーリアの支援、ギガレックスで攻撃‼︎

その攻撃力は合計31000、防げるものなら「ええ、防ぐわね、コストはポップコーン・ボーイで完全ガード」なっ………ふ、防がれた………絶好調且つ最大級の私の一閃を………」

 

「妖夢貴女ねぇ、気持ちが先走り過ぎて相手の手札枚数確認、勝負の仕掛け時、ガードするタイミングを悉く間違えてたわよ……ちょっとは冷静にファイトを進めなさいな(まあ完全ガード引けてなかったら危なかったけど……)」

 

「あうぅ………」

 

ギガレックスのアタックを難なく防がれた事で妖夢の頭は冷え、アリスのアドバイスに耳を傾けてやらかしたと思っていた。

かく言うアリスも先程やらかしていたのでこれを反省点にして次に活かそうと考え、又完全ガードを引けて良かったとも思っていた。

そして今の妖夢にはロクなガード札が無いと判断したアリスはこのファイトの幕を引くべくルキエのスキルをいよいよ発動させようとしていた。

 

「ドロー。

先ずは狭間を超える少女のスキル発動、CB(カウンターブラスト)(1)を払ってこのユニットをソウルに送り、ソウルからパープル・トラピージストをコール、トラピージストのスキル発動、ミラー・デーモンをソウルに送って『ナイトメアドール ありす』をコール!

ルキエのスキル、ソウルから〈ペイルムーン〉がコールされる度にパワー+3000!

そしてルキエのLB4(リミットブレイク)を発動、CB(カウンターブラスト)(3)を払ってソウルからグレード2、1、0の〈ペイルムーン〉をスペリオルコール!

腹ぺこピエロをエレファント・ジャグラーに上書き、その後列にもう一体のトラピージストをコール、グレード0は見送りするわ。

そしてトラピージストのスキル、一体目にトラピージストをソウルに送って狭間を超える少女をコール、ダメージはまだ一枚表向きなので狭間を超える少女のスキルをもう一度発動、エレファント・ジャグラーをソウルに送ってもう一体のありすをコール!

これによりルキエのパワーは単独で28000よ!」

 

「きっちり左右は16000ライン………ルキエの時点で防ぎようが無いです………ヒールトリガーに賭けます……」

 

アリスは散々貯めたCB(カウンターブラスト)を一気に使いルキエを大幅にパワーアップさせるが、実はこの時トラピージストのスキルでスカル・ジャグラーをソウルに送ってもう一度スカル・ジャグラーをコールすると言う手段もあったが、余計なトリガーを引き当てる率を下げる非効率な行動だったので頭から取り除き、現行でしっかりとラインを取れる様に調整してこんな布陣になったのである。

これには妖夢もプレイングミスを嘆き、ヒールトリガーを引くしか選択肢が無かった。

 

「じゃあ一思いにルキエでアタック、ツインドライブ『ポイゾン・ジャグラー』『☆』『ジャンピング・グレーン』さてと、妖夢のダメージは………ヒール無し、私の勝ちね」

 

「あうぅ…………今日こそ勝てると思ったんだけどなぁ…………」

 

この敗北に妖夢は少し静かではあるが本人なりにかなり悔しがっており、プレイングミスを犯した自分の未熟さを痛感していた。

アリスも少し追い詰められた所為か安堵の溜め息を吐きこの苦勝を忘れない様にメモしていた。

 

「兎に角、これで私は勝ったから後は坂本と忍者次第ね」

 

そう言ってその場を離れ様とするアリスだったが、妖夢に手を掴まれて立ち止まる。

その妖夢の目は新たにリベンジの炎が灯っており、これで妖夢が何の用で自分を引き止めたか理解する。

 

「アリスさん、今日のファイトは勉強になりました!

次はブロントさんや皆さんにも負けない様努力して、リベンジを果たします!」

 

「ええ、楽しみに待ってるわよ妖夢」

 

そう二人は言葉を交わして握手をし、互いに来た扉に向かって歩き出した。

このファイトはアリスの勝利で終えた為か、ブロントさん達が待つ外側の控え場所のモニターに『アリス、WIN』と表示されてそれをチームに知らせた。

 

「うみゅ、アルスがどうやらお有無に狩ったらしいな。

さすがにメイン進行役は格が違った!」

 

「それほどでもないわ」

 

するとアリスが戻って来て雄二と忍者が扉から出てくるのを待つ側に入る。

その表情は先程やらかしたとは思えない程冷静且つ穏やかでこの場に居る全員がアリスが余裕で勝ったと思ってしまうのであった。

しかし、此処でアリスは少し妖夢との会話を思い返して腑に落ちない部分を発見して思考に移る。

 

「(あれ?

妖夢、さっきの会話で誰に呼ばれて幽々子に行けと命令されたのか言ってたかしら?

…………言っていないわね、どう言う事?

私達の間では誰に呼ばれて『こっち』に来たのかはっきりと伝える習慣があったのに…………妖夢は几帳面だからちょっとした事も忘れない筈……………まさか、遠回しに『ブライト達(・・・・)に呼ばれてはいない』って事を伝えていた?

なら…………『紫』達に直接行けと命令された………?)」

 

この考えで他にも何個も疑問が浮かんでしまうが、これらの答えを出すには少々時間が掛かるのでじっくり考える事にするアリス。

そして他の面々はアリスが考え事をしている位にしか思っていなかったが、まさかこの考察が意味のある事だったとはブロントさんでさえも今は気付いていなかった……。




さて、頭脳担当の一人であるアリスが何かに気付き始めました。
これが何のフラグになってるのでしょうね〜?

次回もお楽しみに!
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