バカテスファイト‼︎ヴァンガード   作:”蒼龍”

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第八十一話を更新しました。
夜中のテンションで作ってましたので所々可笑しいかも知れません。
加えてうちの紫さんは有名な説(二次創作)が使われており、また幽々子様以外にももう一人の………が居ます。
更にブライト達は怒りが有頂天となって思いっきりヤバイカード群を使ってます。
それらの点を注意事項としてご了承下さい。
そして後でブライト達が使ったデッキレシピをそれぞれ活動報告に載せます。

天星さん、Exバインmk2さん、感想ありがとうございました。
今回は時系列がアレですが、ブロントさん達の話はしっかりと書きますよ………?
では、どうぞ。


第八十一話「策士・八雲紫/マエリベリー・ハーン」

ブライト達が『レオン』の従者二名の襲撃を受けてから一週間が経過し、現在彼等は『レオン』一味が恐らく中国圏内の何処かに居ると予測をして目撃情報を集めている所である。

それと別にブライトは借り部屋にて、八雲紫が自分らにある程度の自由行動の権限を与えて置きながら自分は何らかの目的で早苗達を動かしているので、その思惑が何なのかをこの一週間の間ずっと考えていた。

そして、自分が知る八雲紫の性格と彼女のブライトしか知らない…………否、親友である西行寺幽々子と『もう一人の隠者(ワスレテハナラナイタイセツナヒト)』が知る彼女の内に秘めた感情を考察する材料にする事である程度は纏まるも、一体何が目的なのかまでは霧が掛かっているかの様に見えず更にあくまで憶測故に誰にも話さずにいた。

 

「ブライト君、今戻りましたよ」

 

「おっと射命丸さんにオリオン、咲夜さん。

首尾は如何ですか?」

 

「ふふふ、色々と調べたらすっごく情報が集まりましたよ。

彼等はまるで誰にも自分達を捕まえられないと思っているのですかね〜?」

 

すると其処に文、オリオン、咲夜が借り部屋に来てブライトに報告を始める。

文は写真を、オリオンと咲夜は資料を取り出し、それらに目を通すとブライトは『レオン』達の正体などを知る事が出来た。

 

「ふむ………『蒼龍レオン』に『ジリアン・チェン』と『シャーリーン・チェン』姉妹………三人で『チームドレッドノート』としてアジアサーキット香港ステージ予選を全勝無敗で突破、多くの優勝候補を下した上に誰も見た事が無い伝説のクラン〈アクアフォース〉の使い手か…………確かに〈アクアフォース〉はこっちではまだ見た事が無く、幻想郷でも『あの門』の恩恵で使えた特別なクランであり、僕も右手の指で数えられる程度にしか戦っていない………そしてこの三人は嘗て世界を征したとされる『蒼龍の民』と呼ばれる一族の末裔…………うん、色々と彼らの目的が分かったし、合点が行くね」

 

「〈アクアフォース〉は封印されたクラン、蒼龍の民はその影響で消え去り、一度は幻想郷へと来る事を約束されたがそれを拒んだ忘れ去られた者達…………か」

 

ブライトとオリオンがレオンや蒼龍の民、〈アクアフォース〉の事を口にしながら資料に目を通しだし、其処から得た情報からレオンらの目的やその過程などを全て憶測を立て切ったブライトは目を険しくし、レオンの写真を手に取っていたがそれを強く握ってしまった為クシャクシャになってしまう。

すると文がブライトの肩を叩き、写真を握っている手に指を指して写真から手を離させてテーブルに置く。

それを機にブライトは冷静さを取り戻してスマホで魔理沙達に連絡して部屋に呼び、全員が揃ってからこの先の話をする様に決める。

 

「………それにしても、ブロントさん達の戦績が意外よね。

まさかあんな」

 

「射命丸さん?

その事はあまり話さないで下さい、少し頭が痛くなります」

 

文が部屋の空気を変えようとブロントさん達の戦績………アジアサーキット前半の事を振り返ろうとすると、ブライトはレオン達に対する感情とはまた別の、不満や呆れなどと言った負の感情をあからさまに見せて文にその事を口から出さない様にする。

これを見たオリオンと咲夜はブライトの態度に口を出す。

 

「ブライト、文はお前が険しい表情をしているからブロントさん達の話をして気分転換をさせようとしたんだぞ?

幾らお前の思った展開にならなかったと言っても仲間に当たるのは違うと思うぞ?」

 

「文に謝りなさい、今直ぐに」

 

「あっ………そうだね、ごめんなさい」

 

「いえいえ、こちらも少し話題選びが下手でしたから気にしないで下さいな」

 

ブライトは二人に注意された事で平常心を取り戻し自分の大人気ない態度を反省し、文に謝る。

しかし文も気にしていないらしくウインクをしながら話し、その場の空気を流す。

すると連絡を受けた魔理沙達が部屋に入って来来て話が始まる。

 

「…………ほうほう、成る程成る程。

明久達を消したのはやっぱりこの襲撃者達か。

で、如何するの?」

 

「勿論蒼龍レオン達は捕縛する。

アジアサーキットの参加者だとしても今回彼らはやり過ぎた、悪いけど押えさせて貰うとするよ」

 

魔理沙がレオン達の情報を見た上でブライトに対応を聞くと、その口からレオン達の捕縛………大会本選出場を物理的に阻止する事が語られ、他のメンバーもそれに頷き賛同する。

それもこれも全ては明久と瑞希と龍二、三人を救う為には仕方無い事なのだ。

 

「………それで、居場所は?」

 

「この街よ。

それでサーキットのステージ本選に出るとなると、今日の夜にでも香港に向かうわ。

で、本選受付は明日の朝9:00締め切り。

移動手段は船、この位置からするとちょっと先の港に移動し、且つこの手段でしか香港には締め切り時間までには間に合わない。

狙うなら其処がチャンスよ」

 

依姫がレオン達の居場所を聞くと、この街からかなり離れた位置にある一つの街を文が指し、後数時間で移動を始めると予測を立てて全員を見やる。

するとブライト為には頷き、潜伏先の近くに移動を始める。

蒼龍レオン捕縛作戦が開始される。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその街をから離れた場所の高地。

丁度其処から街を眺められるのでブライト達にはうってつけの監視地点であった。

そしてブライト達はあんパンなどを食べながら監視している。

 

「さて、レオン達はまだ移動していないな?」

 

「間違い無いわ、彼らが泊まってる宿の部屋にジリアンが怪しまれない様に部屋の外を見てる。

しかも数分前にもやっていて部屋に電気が点いているからまだ移動はしてないですな」

 

オリオン、文が宿の部屋、宿の近くを見ているがまだレオン達は其処に居るらしく、こちらもまだ動かない様にする。

因みに作戦は簡単な方法、街から出て少ししたら豊姫の能力を使い一気に目の前に移動、そのまま確保すると言うものである。

普通に飛んで近付いても良いのだが、それをすると前回同様レオンがユニットを召喚して抵抗し、船に乗ってしまうだろう。

そうなると一般人の目についてしまうので確保し辛くなってしまう。

なので今回の作戦はレオン達が港に着き、船に乗ってしまう前に完遂する必要があるので豊姫の能力を使うのだ。

 

「豊姫さん、準備は?」

 

「私も依姫も先日月に一度帰還して穢れを祓って来たから万全よ。

それよりも貴方達は………と聞くのは愚問ね」

 

如何やら豊姫も準備は出来ており、後はレオン達が動くのを待つばかりである。

すると、宿の電気が消えた上に数分後に宿からレオン達が出て来る。

それを見たオリオンは合図を出して突入態勢を整える。

そして…………街からレオン達が出て、街から距離が出来て人目がつかなくなる瞬間が訪れた。

 

「今だ豊姫、能力を‼︎」

 

「ええ、行くわ……………っ⁉︎」

 

オリオンが声をあげ、それに反応して豊姫も能力を使おうとする。

だが…………途中で豊姫は能力の使用を止め、険しい表情を浮かべていた。

 

「如何した豊姫、早く能力を‼︎」

 

「………ごめんなさい、今使えなくなったわ。

…………割り込みが入ったわ……ッ‼︎」

 

そして豊姫の口から彼女の能力に対して『割り込み』が入ったと言う言葉が出て来る。

その割り込みと言う単語を聞いた途端ブライトの頭がフル回転する。

 

「(割り込みだって⁉︎

バカな、豊姫さんの『海と山を繋ぐ程度の能力』は事移動に関しては最強ランクの能力、とてもじゃないけど僕の『雷と光を操る程度の能力』を全開にして移動しても先回りor行き先変更をされるのに………………割り込み…………移動系…………ああ、そうか。

僕らが準備をしている間に、貴女も仕込みの準備ををし、それを気付かれずに整える時間は十分にあったと言う訳ですか‼︎)」

 

「ブライト………まさか、これはあの賢者の仕業か‼︎」

 

「…………間違い無い‼︎

本当に、貴女は何を考えているんだ、紫さんッ‼︎」

 

ブライト、オリオンはこの豊姫の異常が八雲紫の仕業と気が付き憤慨。

特にブライトは空を見上げて叫び声をあげ、その怒りを露わにする。

これに対して霊夢と魔理沙は冷静に今の状況を確認し、ブライトに次の指示を促す。

 

「ブライト、今は紫に構っている暇は無いわ!」

 

「次は、豊姫の移動がダメなら次は何なんだ!」

 

「………こうなったら仕方無い、僕らが直接近付いて蒼龍レオン達を確保する‼︎

ネプ子、今直ぐ変身して空から、射命丸さん、フランちゃんと一緒に行って‼︎

依姫さんと豊姫さんはここから迂回してレオン達の横から‼︎

残りは僕と一緒にこのまま正面から近付く‼︎」

 

「はいよ、じゃあ‼︎」

 

ブライトがそれぞれに指示を出し、3方向からレオン一味を囲んで確保する作戦を即席で立てる。

それに応じてネプテューヌは懐から電源ボタンの様な物体を取り出すと光に包まれ、その光は元のネプテューヌの形から徐々に変化して行き、光は消えると其処にはネプテューヌでは無く、ネプテューヌに似ているが大人びた容姿にヘビーレオタードと妖精を思わせるウイングと鋭い眼光などが特徴の女性………ネプテューヌのもう一つの姿である存在『パープルハート』に変身する。

それと同時にフランは自身に掛けていた認識阻害魔法を解除、本来の姿である幼い容姿と骨を思わせ、宝石の様な物が付いた翼を生やした吸血鬼となり、全員本気モードになる。

 

「う〜ん、やっぱり何時もの姿の方が私らしいよね!」

 

「準備は完了よブライト、いつでも行けるわ」

 

「………ネプテューヌ、あんた本当にその姿になると色々変わるわよね?」

 

「あら?

これでも私はいつも通りよ、変化なんてちょっとしたものでしょう?」

 

「はいはい、無駄口はもう終わりだよ。

では、散‼︎」

短い会話の後、ブライトは散開を命じると全員指示通りに別れて行動を開始。

この際ブライト、オリオンはその足で走り出す………のだが、足が早く動き過ぎて一般人には最早足の動きが肉眼で捉えられず、其処から生み出される速度は明らかに車よりも速く、上半身が全くぶれずに走っていた。

魔理沙と霊夢と咲夜はそれを地面スレスレで飛びながら追尾している。

 

「全く紫の奴、何で私らの行動を邪魔するんだ!

明久達を解放しないとクレイの先導者不在で来たる最悪の未来って奴に対策が立てられないんじゃ無いのかよ‼︎」

 

「そう、だからこそこの事件は一刻も早く解決する必要がある!

なのにあの人は僕らに対して妨害行動に出た、しかも自由行動をさせておきながらね!

だから色んな意味で解せない、妨害行動に出る位なら何故僕らに行動をさせたのか‼︎」

 

「ふん………妖怪の賢者様は俺達の見えない先すらも見ているらしいが、今回ばかりはそんなのは免罪符にすらならん‼︎

蒼龍レオン達を確保した後、じっくり目的を吐かせてやる‼︎」

 

「勿論私達全員で誰にも邪魔させずに、ね」

 

「全力でやってやるわよ」

 

ブライト達はそれぞれ紫に対して不満などを漏らし、事が終わり次第彼女から全部を吐かせる気が満々であり、ブライトは身体に電気を迸らせ、魔理沙はミニ八卦炉に魔力をチャージし、オリオンは二丁の銃に魔力を溜め込み、咲夜はナイフを取り出して目を座らせ、霊夢も陰陽玉が7つ浮遊させているなどその怒りの度合いがかなりのものだと思わせていた。

そしてブライトは迂回している依姫達や空を飛ぶネプテューヌ達を見て、無事を確認してレオン達にそのまま近付いて行く。

 

「よし、そろそろ追い付くぞ‼︎」

 

「このまま確保‼︎」

 

そうしてブライト達は武器を構えてレオン達を確保する態勢を整えてそのまま走る。

だが、それをブライト達が居た高地から見ている女性が居た。

 

「でも、もう此処までよ。

悪いけど、貴方達にはこのまま此処に戻ってもらうわ」

 

すると、その女性………紫はブライト達の足元にスキマを展開、そのままブライト達を落とそうとする。

しかし、ブライト達は引っ掛かってしまうもスキマを感知した豊姫は依姫と共にスキマの目の前で止まり、落ちない様にする。

 

「ふふ、こんな古典的な手で私達綿月姉妹を落とせるとでも思いで、八雲紫?」

 

「うん、落ちるね♪」

 

すると依姫達の後ろから突如女性の声が聞こえ、そのまま二人を押してスキマに落とす。

その直前に二人の視界にその女性の姿が映る。

その女性………否、ブライト達と同い年位の少女は白いYシャツと黒のロングスカート、赤いネクタイと黒い帽子が特徴のややボーイッシュな感じが特徴的であった。

そしてスキマ内部……幾つも不気味な目が浮かぶ空間と空間の境を落ちていき、数秒後には元の高地に出てしまう。

しかも全員ほぼ同時にだ。

更に調査チーム〜DRAK(ダーク)〜の目の前には依姫達を落とした少女と、扇子で顔の下半分を隠しながら紫が隣り合いながら立っていた。

 

「くっ、八雲紫………‼︎」

 

「ふふふ………」

 

「………貴女、月面戦争とかでは見なかったわね。

何者かしら?」

 

「おっと、貴女達月の姉妹とは初対面でブライトに霊夢、そして魔理沙ちゃん以外とは数回しか会っていなかったわね。

初めまして&お久しぶり、私の横に立っている賢者さんの大親友の超パーフェクト美少女、『宇佐見蓮子』ちゃんで〜す!」

 

紫の親友と名乗る蓮子と、当人の紫はそれぞれフレンドリーな雰囲気を出してブライト達を見ている………が、ブライト達はと言うと敵意剥き出しで紫達を睨んでもいた。

 

「何で、何で邪魔するの⁉︎

私達、ヨシイ達を助ける為に蒼龍レオン達を‼︎」

 

「ええ、分かっているわよフランちゃん。

でも、貴方達の役目は此処までなのよ。

彼らの正体を暴き、アジアサーキットの前半が終わった時点でもう私の計略は完成したのよ。

だからこれ以上の行動は必要無い、このまま幻想郷に戻って貰うわ」

 

「ふざけろ‼︎

何が計略だ、そんな物をするよりも俺達が奴らを確保した方がよっぽど早くこの異変は解決する‼︎

お前達の干渉の方が必要無い、とっとと消え「黙りなさい」………ッ‼︎」

 

フラン、オリオンが憤慨する中で紫はブライト達に帰還を命じ出し、不満を爆発させて抗議する二人の口を一睨みで塞ぎ、そのまま感情を映さない瞳と表情でブライト達を見ながら言葉を紡ぐ。

 

「良い事貴方達、今回の事柄は既に『賢人会議』で対応が決定したわ。

そう、アジアサーキット前半が終了し、且つ私の用意した駒とカイトが送った者達が残った時点でね。

もう貴方達やブロントさん達に出来る事は私の指示があるまで待つ事のみ、余計な行動はかえって事をややこしくするだけよ。

もう一度言うわ、貴方達にはこのまま幻想郷に戻って貰う、これは私達が決定した事であり、幻想郷の総意でもある。

歯向かう事は許されないわ………分かったなら帰るわよ、私達と貴方達の幻想郷、そして月の都に」

 

「………分かる訳が無い………‼︎

僕らのこれ以上の行動が事態を重くするなんて事も、貴女の計略も、何もかも‼︎

だから今、貴女の命には従わない、貴女の思い通りには動かない‼︎

貴女達二人を此処で突破し、蒼龍レオン達を確保する‼︎」

 

紫の理解し難い説明にブライトは怒りを爆発させながら立ち上がり、身体から電気を発し、更に空から落雷を起こしてそれを自分に纏わせてそのまま雷と同じ物と化す。

それを見て他のメンバーも立ち上がり、それぞれ紫と蓮子を見据えながら武器を構えていた。

これに対して紫は苦笑いを浮かべながら溜め息を吐き、蓮子もやれやれと言わんばかりに両手を挙げていた。

 

「………もう、仕方無いわね。

聞き分けの無い子はしっかりと叱らないとね。

但し、こっちでね」

 

すると紫はスキマから、蓮子は懐ろからヴァンガードのデッキを取り出し、そのままスキマから四つのファイトテーブルを繋いだ物を出して来る。

これを見たブライト達は、このファイトテーブルがタッグファイト………2対2用のものだと理解し、ネプテューヌは変身を解き、ブライトとオリオンを除いた全員が後ろに下がり、ブライトとオリオンも何時も使うデッキとはまた別のデッキ………外の世界では使用が許されていない、まだ幻想郷にしかないカード群を使ったデッキを取り出して、ファイトの準備を終える。

これを見た紫は少し悪戯っぽい笑みを浮かべ、すると彼女の身体が少しずつ透けて行き、一瞬存在が認識出来なくなったと思うと紫と瓜二つの、蓮子と同い年の紫色の服と白い帽子が特徴の少女が其処に居て、蓮子と一緒にファイトの準備を終えていた。

 

「………僕とオリオンが勝てば、このまま僕達は蒼龍レオン達を確保する。

貴女達二人や幻想郷の人達は邪魔をするな!」

 

「ええ、それで良いわ。

但し、貴方達二人が私と蓮子の無敵コンビに勝てたらね♪」

 

「舐めるなよ…………幾ら貴様らが強くとも、俺達とファイトをすればほぼ五分五分だ‼︎

なればこそ、俺達が負ける前提の話などある訳が無い‼︎」

 

「んふふ、本当にそう思ってるの?

初々しくて可愛いね〜♪」

 

ブライト達が勝った時の条件を叩き付け、紫(?)達は余裕を見せながらそれを断る様子も無く、寧ろそれを楽しみながら二人を見ていた。

これにはブライトとオリオンもかなり本気の雰囲気を出し、更に二人を威圧している。

 

「じゃあ、今日も張り切って行くわよ『メリー』!」

 

「合点承知の助よ、蓮子!」

 

「行くぞブライト、こいつらを叩き潰す‼︎」

 

「勿論さ‼︎」

 

『スタンドアップ・『THE/ル・』ヴァンガード‼︎』

 

「『先陣の探索者(シーカー) ファイル』‼︎」

 

「『煉獄竜 ペタルフレア・ドラコキッド』‼︎」

 

「『錯綜の星輝兵(スターベイダー) カーボン』!」

 

「『情火の解放者(リベレイター) グウィード』!」

 

ブライト達と紫………否、彼女が人間だった頃の少女『マエリベリー・ハーン』達はFVをスタンドアップ。

其処にあるカード達は外の世界にはまだ何処にも存在しない、謂わば未来のカード………幻想郷にあるとある門から齎された物である。

そしてブライトは、メリーが使うカードを見て目を見開き、強烈な恐怖心が湧き出す。

 

「こ、このカードは………⁉︎」

 

「あら、あの門は未来とも通じているのよ?

だったらこのクラン………近い将来にこの世界に牙を剥くであろう侵略者〈リンクジョーカー〉を私が持っていても不思議では無いでしょう?

と言うより、このクランは私が使うメインデッキなのよ♪」

 

「………お前、このカードが俺達喧嘩チーム〜DRAK(ダーク)〜にどんな意味を持ち、ブライトに何を与えたのかを知ってて使っているのかッ‼︎」

 

「うん、このカード達自体には罪は無いからね〜♪

それにこれを見て如何思おうとそっちの勝手じゃない?

私やメリーには余り関係無いしそっちの勝手なイメージや思いを押し付けないで欲しいわね〜」

 

「貴様ら本気で潰す‼︎」

 

ブライトは恐怖心を煽られながらも前を見据え、オリオンは激しい怒りの炎をを燃やしながら蓮子とメリーのコンビに挑む。

対して蓮子達は正論、但し二人には受け入れ難い内容を言いオリオンの怒りなどを右から左に受け流し、余裕過ぎる態度を見せつけながらファイトに臨む。

そして霊夢達はこっそりレオンの下に行こうとしたが、スキマを展開されたりその中には幽々子などが居たりして動こうにも動けなかった。

かくしてレオン達への現時点での対応は、ブライトとオリオンの双肩に託されたのであった。

が、ブライトとオリオンは知らない。

二人も未来のカードを使っているが、蓮子とメリーはその一つ上のカード群を使っている事に…………。




八雲紫/マエリベリー・ハーン
使用クラン:〈リンクジョーカー〉
宇佐見蓮子の親友にして西行寺幽々子の親友、そして現妖怪の賢者の元人間の女性(少女)。
『境界を操る程度の能力』を持ち、はっきり言って現幻想郷において『最強の妖怪』。
今回の事件に計略を立てているらしいが…。

宇佐見蓮子
使用クラン:〈ゴールドパラディン〉
紫/メリーの親友にして今は生と死、幽霊と人間、存在と非存在の狭間にある少女。
こうなったのはメリーとずっと一緒に居る道を選んだ為であり、彼女が消えたら蓮子も同時に消えるらしい。
紫/メリーの計略に賛同してブライト達を幻想郷に送り返そうとスペカでは無くヴァンガードファイトを仕掛けて来るが真意は不明…。

うちの二人はこんな感じで、紫=メリー説を使っています。
こう言った設定が嫌いな方はごめんなさい。

次回もよろしくお願いします。
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