「なんで,,,,,なんでや!!なんでディーゼルはんを見殺しにしたんや!!」
ボスが居なくなり明るさを失った部屋にドスの効いた怒声が降りかかった、それは最後にディーゼルさんを助けられなかった私に向けられたものではなく奥の方で疲れきっている、
キリトに向けられているものだった、
「見殺し?」
「そうや!!アンタは最後にボスが使った技、知っていたやないか!!」
キバオウはディーゼルさんが死んだのはキリトが予めボスの情報を伝えていなかったからだと言うことだろう
「きっとアイツは元ベータテスターだ!!だからボスの使うスキルも知っていたんだ,,,知ってて隠していたんだ!!」
誰かがキリトの事を悪人だと決めつけていく
「他にもいるんだろベータテスター共!!出てこいよ!!」
あたりの雰囲気は喜びから一転誰もが他人を疑う空気に変わってしまった、誰もが近くの人の顔を見てはにらみ続けている
「おいお前さん」「貴方たちね」
エギルさんとアスナがキバオウ達を食い止めにいっている、しかし聞く耳を持たずに剣を構えている,,,,,このままではベータテスターと初心者の間にいさかいが、ディーゼルさんの願いが叶わなくなってしまう・・・そのとき
「フッフッフッフッ、アーッハッハッハッ俺が元ベータテスターだって?笑わせてくれるな、俺をあんな素人連中と一緒にしないでくれ」
キリトだった、彼は不適な笑みを浮かべキバオウ達へと近寄る
「確かに俺は元ベータテスターだ、しかし俺はあいつらとは違うあいつらはベータの抽選枠1000人に見事当選した強運者だ,,,,しかしその1000人のなかの大半はレベリングのやり方さえもしらないただの素人だった・・・今のアンタらの方がマシさ
そして俺がボスの刀スキルを知っていたのはベータの時に誰も到達しなかった層に到達していたからだ,,,,だから他にも色々知っているぜ情報屋なんて当てにならないくらいにな!!」
「なんやそれ?もうベータどころの騒ぎじゃないやろうがチートやチーターやろ!!」
「ベータとチーター合わせてビーターだ!!」
「ビーター?いいなだなそれ、これからはありがたく使わせてもらうぜ,,,それとあと俺は第二層のアクティベートをしにいくがついてくる奴はいるか?」
キリトは恐らくLAボーナス品だと思われる黒いコートを羽織り歩き出し始めた、そうキリトはベータと初心者のいざこざを無くすために一役買ってくれたのだ、それはありがたかったしかし私の良心がそれを許さなかった
「待ちなさいよ」
階段を登る音が途絶える
「キリトあなたの言うことは正しいところと間違っていることがあるわ、まず最初にキバオウさん達はバカなの?あいつ一人をけなすような事を言って実質あいつがいなかったらボスは倒せていなかったのよ、そしてキリトあなたも一人で責任を負う必要なんてないわよそもそも最初にこんなデスゲームを作り出した茅場が責任を負うべきなんだわ,,,,いい私たちは囚われて第百層まで登りきれと言われて1ヶ月経っていったのよその間にも1000人余りの人が死んだ、
私たちは死者を出さずに第百層まで登りきってゲームをクリアする、そのためには協力が必要じゃないの?ディーゼルさんは死に際に私にプレイヤーを解放できるように頼むと言ったわ
それなのにベータがなんだとか言っていていいのかしら?」
私はありとあらゆる思いを乗せてみんなに訴えた、しばらくの沈黙
「け,,,けどワイは」
「じゃがしいだよぉボケェ!!!俺はそういう奴が一番嫌いなんだよこの世界では協力が必要なんだだから仲たがいなんてしてんじゃねぇ!!!,,,,,,とかディーゼルさんなら言いそうじゃないか?」
ディアベルさんだった、彼もまたベータテスターでありキリトに責任を押し付けることはできないんだろう
「ほら仲直りしよう、そしてディーゼルさんの意思も加えてプレイヤーを解放しようじゃないか!!ほら握手して」
私は言われるがままにキバオウと握手をした、別れ際に
「ワイは絶対諦めへん絶対にベータなんて」
と言われた、こいつはなにかまた起こすなと思いながら、
「アスナ」
「アニエス、ねぇキリトくんしらない?」
「キリトなら第二層の階段を登っていったわよ」
「えぇ!!どうしようまだ言いたいことがあったのにな」
「行ったあげなよ、私も少ししたら二層に行くから」
「うんありがとう、それじゃあ」
タッタッタッタッと階段を走るアスナの後ろ姿を見て私はあの二人将来が楽しみだなとと思った
そしてそれが二年後、仮想世界の中でほんとうに起こるとは誰も思わなかったし私自身も思いもよらなかった、
そのお話はまだ先のお話で言おう。
前回と同じくSAOデッドオブグレートセイバーを見てくださいね
そして感想くださいなにもないと悲しいです
あとお気に入りもできればおねがいします!!