古きゲヘナの王者に拾われた半分グラニュート   作:鋼色

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三話 お菓子とゲームはワンダフル!

352:名無しの転生者

イッチどこ行ったんやろ…

 

353:クソゲーエルフ

あの子仮面ライダーみたいだし、仮面ライダー専門のスレに連れて行かれたんじゃない?

 

354:熊の世界に時王

ビンゴだ、ゾルトラークネキ

ゴーストが誘ってくれていたらしい

それ、本来は俺の役目なんだが……本当、あいつは役立つ事しかしないな

 

355:名無しの転生者

……時王ニキ、やっぱりあのスレメンバーと何かあるん?

関わってる時、おかしい言動してるで?

 

356:熊の世界に時王

さぁな……時が過ぎれば分かるというものさ

そろそろイッチを映すぞ

 

              LIVE中

 

「仮面ライダーパラドクス……レベル50」

 

「仮面ライダーガヴ……行くよ!」

 

 

357:熊の世界に時王

マジか!パラドニキと一緒にいるとは……

これは、ゴーストの提案か?最高じゃねえかよ

 

 

ミオにとっては二度目の変身。本来なら強烈な身体能力強化に慣れるのには相当な時間と回数が掛かるはずだが、ミオは既に慣れていた。

それはただ転生特典に選ばれただけじゃないと……その持ち前のセンスで神々の使者になったのだと証明していた。

そのセンスは今まさに化け物たちへと牙を剥こうとしていた。

 

大切な友人や家族を奪おうとする愚者たちに対して躊躇いはない。

生徒たちに行うような容赦はない。ミオは侵攻者たちを完全なる敵だと認識しているから。

仮面の上からでも分かるほど、敵意で燃えていた。

 

「…来て」

 

なんとなくだった。己の腹から出てくるであろう武器……ガヴガヴブレードを取り出せたのは。

理性で理解はしていなく、勘が「そう行動すれば良い」と訴えかけていたのだ。

 

「ぐきっ!?」

 

ミオの腹から勢いよく飛び出してきたガヴガヴブレード。それはミオを除くこの場の全員が予想外であり、目の前に立っていた怪物も例外はない。

突然飛び出してきた武器に対して驚きを隠しきれず、不意打ちを喰らってしまった。

 

それに興じて追い打ちをかけようとしたミオであるが、二回目はさすがに防がれてしまった。

殴りにきた拳を上手くキャッチされ、強烈なパワーで壁まで投げ飛ばされてしまった。

あまりに強すぎる衝撃で装甲は崩れ、本体の黒い部分が露わになる。

 

「ふぅ……強いね、アナタたち」

 

走行が削れるとは思っていたが、こんなにも早く削れるとは思っても見なかった。

敵意と怒りで判断が鈍っていたのだろうか。

 

368:名無しの転生者

まずくね!?装甲取れちゃったよ! 

 

369:熊の世界に時王

いいや、問題ない……仮面ライダーガヴのPOPPN GUMIフォームの1番の特徴は…

 

「それじゃ、治そっか」

 

肩に乗っかっているポッピングミゴチゾウをガヴに食わせ、減った装甲を回復させる。

砕けたはずの鎧の回復に怪物は驚き、パラドは感心し、ジオウは笑顔を見せていた。

 

ダメージには弱いけれど、回復される。どんな攻撃も回復され、永遠に終わらないのか、そんな思考が浮かぶ。

どうしたら終わらせられるか……それは、間違いなく余計な思考。

刺されないはずがなく、思考を行っている間に攻撃は成された。

 

「げぶらっ!げぶらっ!」

 

意趣返しと言わんばかりに吹き飛ばされた自身の体。

その現状に対して怒りを抱かない訳がない……侵攻者たちは、どこまで行っても自分本位であるから。

 

ゆえに、先ほどの痴態を誤魔化そうと前は出てくる。

あまりの単純さに目を丸くしつつ、新しいゴチゾウをガヴに対してセットする。

 

GUMIー!

 

EAT GUMIー!EAT GUMIー!

 

PUCNHIN GUMIー!JUICY!

 

「まず……一体…」

 

ハンドルをグルグルと回し、必殺技を発動する。

 

384:名無しの転生者

えっ、こわ

 

385:名無しの転生者

イッチ、躊躇いがなさすぎるでしょ……

命を奪うっていう初めての行為はずだろ?

 

386:名無しの転生者

これが……コテハン組…

 

387:クソゲーエルフ

……イッチちゃん…

 

「なるほど、強いな!仮面ライダーの力を速攻で発揮している。時王ニキが選ぶだけはあるか…」

 

「さてと!それじゃ俺も仕事しますか!」

 

「マッスル化!高速化!剛鉄化!」

 

パズルの姿を利用し、辺りに散らかって()()()()()()()のエナジーアイテムを拾い上げ、自己強化を促す。

3種バラバラなアイテムであるが、レベルが低い侵攻者相手にはこれで十分であった。

剛鉄化によって攻撃は効かず、先に行動をしてもパラドの方が最優先。

 

そして……どんな強力な防御を以てしても圧倒的なパワーで体を抉られる。

 

間違いなく…これは間違いなく……蹂躙であった。

 

「おっと……すまない。少し力が強すぎたみたいだ」

 

パラドが拳を振るった先の景色がない。目の前にあったはずの廃ビルが跡形もなく消し飛んでいる。

灰すらも残さず、完璧に。数多いる侵攻者たちを消し飛ばした。

 

これが、仮面ライダーパラド。たまたま正義にいるだけの理不尽。

 

折れることのない不屈なウイルスであり

 

全てを守り抜く大人であり

 

世界が認める最強のゲーマー

 

シャーレの先生、パラド

 

そして……

 

天国に最も近いと称される男

 

「さあ、ゲームの続きをしよう」

 

「お菓子もいっしょに食べようね!」

 

KNOCK OUT!FIGHTER!

 

ZAZAKUKU CHIPS!




・老害ゾルトラーク
ゾルトラークを使える魔法使い全員の魔法を扱える特典。
見た目は完全にフリーレン。最初に転生した世界はドラえもん。
最初はドラえもんの世界を楽しく見ていたが、地球が崩壊してしまってからやる事がなくなったので、別の世界に移動し、楽しんでいた。
今はある程度落ち着き、シャングリラ・フロンティアの世界で普通のおばあちゃんとして世界とゲームを堪能している。
名前は陽務家の祖母である。夫は何回も転生しているヒンメル(最初から転生者)くん。
ヒンメルと会い、身を固めるまで男性関係は爛れており、色々な世界に行っては男を誑かしていた。
一応やっぱTSよニキと致したことがある。その関係で仮面ライダー関連ではまあまあ詳しい。
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