ここからも楽しみながら書いていきたいと思っております。
それでは、今回もお楽しみください。
「………」
俺達が最上階から降りて合流した時に見たのは、互いに傷だらけの状態で横になっている二人だった。
凍歌も想定していなかったのか何も言えず、何度か瞬きをして呆れたように肩を竦める。
「……実践じゃなくて、戦闘訓練、だよな」
二人の様子を見ると、その一言が漏れてしまう。
身体を起こした切子が乱れた髪を手で治しながら苦笑して言った。
「熱が入りすぎてしまってな…やりすぎてしまった」
「一画がボロボロにするまでにならねえだろ、普通……」
周囲を見ると、床や柱には切り傷と打撃痕が色濃く残っておりどれだけ激しかったか見て分かる。
俺が苦言の一つでも言おうとした時、傷だらけの部屋で何かが隅で動いた。
気のせいかと思ったが、その一言で片付けるには、存在感がありすぎる。
「…二人のことは頼む」
彼女も彼女も気づいたのか何か言おうとしたが、遮るように続けて駆け寄る。
すでにそこからはいなくなっており、砕けた柱や床の破片が散乱しているだけだ。
「…気のせいじゃないはずなんだが」
昼食を食べる前に職員室で聞いた事件のことが脳裏を駆け巡る。
俺達くらいの年齢の学生を狙った誘拐事件。
ここのことが分かっている以上、どこにいるのかも想定はつく。
プロに任せるべき、だが、俺達はもう無関係というわけでもない。
受験の日、あの日に感じた視線の正体はー
「…次の組がそろそろ来る、戻るぞ」
凍歌の言葉で意識が現実に戻る、実際、こうしてビルの中に俺たちが残っていたら授業が遅れてしまう。
胸騒ぎが消えないまま、四人でモニタールームへ戻ることにした。
-モニタールーム-
「後半の戦闘は、無理をして個性を使っているようには見えましたが」
四人でモニタールームへ戻り、次のペアの戦闘訓練を見ていると後ろから声を掛けられた。
声のした方向に振り返ると、鳥のような髪型の女子生徒が私を見ていた。
彼女の指摘通り、無理をして使っていたのは紛れもない事実。
痛いところを刺されて何も言えずにいると、兄と思われる男子生徒が割り込んでくる。
そして、フォローをするように言った。
「あれだけ良い戦いをしてたんだ、今はそれで良いだろ?」
彼の楽観的なところには慣れているのか、彼女は慣れた様子で言葉を続ける。
「…兄さん、これは実践訓練なんです。戦いのあとを想定してやるべきでは?」
それはそうだけどさ…と言いたげな表情を浮かべるが、彼女も全て否定的なわけではないようだ。
「ですが、近接格闘が得意なあなたが下層に来た彼女を抑える…それは良かったです」
そう言ってから彼女はモニターへ視線を戻した。
名前を聞きそびれて聞こうとしたとき、彼女の隣にペア相手と思われる短髪の男子生徒が近づいてきた。
「そろそろ俺達の順番だ、いくぞ」
彼について彼女が外に出たところで、兄さんと呼ばれた男子生徒が話しかけてくる。
「帳、あいつがペアだったのか。俺はあいつと戦いたかったんだけどな」
「帳…それが彼女の名前なんだ」
私が名前について聞くと、彼は慣れた様子で答えた。
「おう、それでさっきの奴…風切隼人は俺の中学からのライバルだ」
それを聞くと、妙に彼と戦いたがることに納得が出来た。
その後で私が名前を知らないことに気付いたのか、私の方を見て続けた。
「そういや…名前言ってなかったな、封隠壊刃だ。それで、帳は俺の妹。さっきみたいに冷たいし辛辣なところはあるけど優しい奴ではあるから安心してくれ」
「よろしく、壊刃くん。それじゃあ訓練の中継に戻ろう」
私の視線がモニターに戻ったのを見ると、彼も視線をモニターに戻す。
その時に視界に入ったのは、単独で空を飛んでいる男子生徒--風切隼人の姿だった。
-仮装ビル 最上階-
「これで、簡単には触れられないはず…」
ツインテールの髪型の女子生徒-術魔方陣-は手足に青い回路を走らせ、触れている床を操作してコンクリートの網を作り出していた。
核のハリボテを傷つけないように慎重に周りを囲う。
相手の個性は風を操るもの。そうなれば物理的干渉は不可能だと見積もったからだ。
例え切断が出来る手段があったとしてもハリボテを傷つけるリスクを取るとは思えない。
「…剣聖、ちゃんと抑えられてるかしら。私も加勢したいけどここを離れたら操作出来なくなるし…」
最上階の入り口を見ながら不安そうに呟く。彼の個性は決して弱くはない、それでも武器を生み出す際に発生する隙は単独では埋められないから。
きっと大丈夫だろうと思い、気持ちを切り替えて入り口を警戒する。
その時だった。
突然、窓側から強烈な突風が吹き込んでくる。
「風⁉︎なんで外から--」
吹き飛ばされないように強く踏み込んでいると、言葉を失ってしまった。
若草色のローブに身を包んだ男子生徒が風で空を飛んでいたのだ。
まるで、入り口を警戒するこちらの作戦を読んでいたように。
「…悪くはないな。それなら、帳の個性で抑えられる前にそっちが抑えられる」
窓に足をかけて部屋へ入りながら男子生徒は冷静に分析してくる。
その通りだった、まだ個性がわかっていない彼女を警戒してしまうせいで彼の警戒が緩んでいた。
とはいえ-
「飛んでくるなんて、想定出来るわけないでしょ…!」
操った地形はそのままに、焦りを抑えて取り押さえようと彼に向けて走り出した。
-仮想ビル 最上階前-
作り出した剣を対戦相手である彼女に向けて振り下ろす。
事前に不意打ちを入れて隙を作ろうとしたが、剣を持った相手には慣れているように体勢を変えて剣をかわす。
すぐさま左手に新しく短剣を作り出して追撃を仕掛ける。それも読んでいたかのように身のこなしで受け流しながら距離を取る。
距離を空けたまま、黒髪の女子生徒に問いかけた。
「…随分慣れてるみたいだな。身近に、剣を使う人でもいたのか?」
俺の質問に聞かれ慣れているように、肩を竦めながら淡々と答える。
「個性によるものというより、力押しが主体と言った方がいいような兄さんがいますから」
「それならあの身のこなしも--」
返答に答えながら、彼女の隙を作れるか考えようとしたその時だった。
突然上の階で暴風が吹き荒れ、窓が壊れる音が響いた。その余波と思われる風は俺たちがいるところまで吹いてくる。
上の階の様子は、時折聞こえる破砕音で想像がついたが、今援護に向かえば余計に不利な状況を招くことになる。
考えがぶつかり足が止まっていると、心を読んだかのように彼女の言葉が部屋に響く。
「…今すぐ行かないと、核は守れませんよ。それとも…こうして正面戦闘を続けるつもりですか?」
その言葉をきっかけに、俺の中のブレーキが壊れてしまい階段の方へ駆け出そうとした。
その瞬間、足元から黒い空間が自身を中心に広がっていった。
破砕音が聞こえてから、彼は迷いが生じているような目をしていた。
とはいえ…このまま彼と戦闘を続ければ、こちらの体力が先に限界が来る。自身の個性も捕縛に特化している以上、戦闘続行は得策ではない。
一か八か、宿っている迷いに漬け込んで言葉で彼を煽動した。
私の言葉で抑えていた蓋が取れたように、階段の方へ駆け出していく。
背を見せた隙を見逃さず、腕を伸ばして黒い空間を彼を中心に展開する。
「……その行動が何を意味するか、そこでよく考えてください」
個性の使用で生じた疲れを滲ませない声色で、壊して出るために武器を作り出す彼に向けてそう伝える。
私の声が聞こえてからは、彼は武器の生成をやめており静寂が広がっている。
それが何を意味しているかなんとなく分かったが、特に何も言わずに背を向けて階段へ向かう。
風が吹き荒れる音は未だに響いているが破砕音は聞こえてこない。
その状況に複数の予想を立てながら最上階につくと、念の為に置いていた予想は持っている必要はなかった。
核を守っていたと思われる茶色の髪の女子生徒の使っていたと思われる個性はすでに切れており、壁に背を預けて外を見ていた。
その場所には切断されたコンクリートが散乱している。
乱れたローブを治していた隼人が私の到着を見て、ハリボテに触れて緑谷先生の声と共に戦闘訓練が終わった。
私も個性を解除して隼人と合流すると、私に不思議そうな視線を向けている。
その視線に疑念を抱く前に彼から聞いてきた。
「……意外だな。どうしてあんな風に声を掛けたんだ?」
「…見ていられなかったんですよ、己の正義感だけで動けばどうなるかを知っている身としては」
私の返答に含んだ意味を理解したのか、納得したような顔をしてから忠告するように彼は言葉を続けた。
「お前の兄も同じような物だからな、だが…忘れるなよ。お前の兄のような奴がいることで好転することもあることは」
その言葉の意味だけは分からず、聞き返そうとしたがすでに階段の方へ向かっていた。
彼の言葉が心に刺さったまま、階段の方へ向かい私もモニタールームへ戻ることにした。
「……剣聖、さっきからどうしたの?ずっと悩んでるけど」
仮想ビルから出てモニタールームに戻っている途中、顔に出ていたのか彼女から声を掛けられた。
言うべきか迷ってしまったが、隠す方が気まずくなる気がして素直に話すことにした。
「…帳さんに言われた言葉が、妙に引っかかってさ。状況を問わずに案じてしまうのは…」
俺の言おうとしたことが分かったのか、言い切る前に彼女が言った。
「無理もないわ。私達の個性は、あの二人みたいに使いこなすのには時間がかかってしまうものなんだから。気にしすぎない方がいいと思う。」
彼女の言う通りだった、帳さんや隼人の個性とは違って俺と法陣の個性は癖のある個性だ。
彼女は触れなければそもそも回路を繋げることが出来ず、俺の複製も記憶しているものしか生み出すことが出来ない。
だからこそ、ここで個性を伸ばすために来た。そして立派なヒーローになるために。
「…ありがとう。少し気が晴れた」
ようやく肩に乗っていた物が取れて、気を楽にしながらお礼を言うと彼女も普段の様子に戻っていた。
彼女も同じ思いがあったかのように。
「あんたは、そうやって気楽にしてる方がいいわよ。小難しい悩みごとに囚われてるよりはね」
「おい、それってどういう-」
彼女の最後の言葉に別の意味を感じとり咄嗟に聞こうとしたが、すでに聞く耳もない様子になっていた。
やれやれと言うように肩を竦めてそのままモニタールームへ戻った。
その間、後ろにいた二人から妙に視線を感じていたが。
※
それから、続々と他の生徒も戦闘訓練をしていった。
帳の兄である壊刃という男子は、推薦で入ったということから実力的にも戦えるのかと思われていた鎖状さんと正面から戦い、彼の個性と思われる黒い大剣で鎖を切断して勝利してみせた。
訓練を終えてモニタールームに戻ってきた彼の顔には、どうよと言わんばかりの表情を見せていたが、帳に調子に乗らないでくださいと言われて一蹴されていた。
彼以外で気に留まったのは、透が親しくなった晴天の訓練の相手に選ばれた橙色の髪の女子生徒だ。
同じ炎系の個性ではあるが自らの身体からではなく、傍らに小さな赤い竜のようなものが炎を吐いているように見えたからだ。
今回は、晴天の火の勢いに負け押し切られていたが他の生徒も興味深そうにしている様子になっていた。
訓練を終えて戻ってきた彼女に声を掛けようとしたが、その前に緑谷先生の個々への評価が始まったのでその時は聞くことが出来なかった。
「……今日はいないのか」
教室に戻り、コスチュームを預けた後に教室を出て校門へ向かうと透と凍歌の姿はなく私一人だった。
その場で少し考えてから思い出した、理由は聞いていないが透と凍歌は緑谷先生に呼ばれていたのだ。知る由もないのでそのまま帰路に着こうとすると後方から声を掛けられる。
足を止めて顔を向けると、声の主は訓練で注目を集めていた橙色の髪の女子生徒だった。
(確か…竜炎華奈、だったかな。帳からは私とは違う形で注目を集めていたみたい、って言われてたけど)
視線を向けながら、頭の中で彼女の名前を思い出す。
私のところへ辿り着き、彼女はようやく声を掛けられたという安堵の混ざった表情になっている。
表情の意味がわからないのでしばらく顔を見ていたが、華奈の方から口を開いた。
「龍子さんも、龍が関係してる個性なのかな?訓練で見せた鱗とかはそんな感じに見えたんだけど」
「…まぁね、私の個性も龍が関係してる。華奈さんもそういう感じ…なのかな」
彼女の疑問に答えた後に、私も気になったので間を空けて聞くと肩の辺りに訓練の時に見せた小さな竜を出しながら答えてくれた。
「うん。私の個性、火精霊だから正確には竜ではないんだけど…この姿を取ってるんだ」
彼女の言葉に応じるように周りを飛びながら、私へも興味を示したようにこちらに近寄ってくる。
手を持ち上げて近づけると、拒否することなく素直に撫でられていた。
華奈はその様子を見ながら笑顔を見せていたが、何かが気になったのか私の腕に触れていた。
しばらく触れていた後に、腕を離してからこちらを見て言葉を続ける。
「…お互いに制御は出来てるみたい。不意に出たりはしてないから」
彼女の言葉で想像以上に制御が難しい個性と分かり、親近感を感じたところで嬉しそうに尻尾を揺らしていた竜は姿を消した。
竜が消えた後には疲れが見えていたので、どういう個性かも話したことですぐに理解出来た。
少し思うところがあり、聞こうとしたところで話を終えた様子の凍歌と透の二人が戻ってくる。
華奈も二人に気付くとまた明日と言って帰路についた。
戻ってきた二人の表情は、決して明るい物ではないと分かり口を開かないようにしていると凍歌の言葉が静寂を破った。
「帰りながら話す。……私達が無関係であったら良かったのだがな」
そう言って歩き出す二人の様子に嫌な予感がしたが、なんとなく予想もついたので腹を括って帰りながら二人の話を聞くことにした。
--??? 地下--
「あそこだ、急げ!」「絶対に逃すなよ!」
アラームが響き渡り、複数の足音が金属の床を走る音が聞こえる。
鼻血が止まらず息を切らしながらも白髪の少女は必死に地上に出られる扉へ走っていく。
「っ…来な、いで…!」
真後ろに迫っていた複数の男が見えない何かに弾き飛ばされ階段を転げ落ちていく。
強い頭痛に襲われて気を失いそうになるが、どうにか扉を開けて外へ逃げ出した。
「…ここ、は…どこ…?」
自らの来ている白いワンピースが鼻血や何度も転んだことによる怪我の出血で赤くなっていることに気付かないまま街を彷徨う。
通りがかる人達の視線に気を止めることなく歩き続けて、商店街の手前で気を失い倒れてしまう。
それからしばらくの間、商店街の出口付近で人だかりが出来ていた。
--
「……何かあったみたいだな」
二人の話を聞き終えて透に質問をしようとしたところで、商店街の出口で人だかりが出来ていることに気付いた透が顔を上げた。
つられて顔を上げると、彼の言う通り人だかりが出来ていた。
二人と視線を合わせてから走ってそこに向かう。人だかりの中を掻き分けて進むと中学生くらいの白髪の少女が血塗れになって倒れていた。
「…プロヒーローに連絡を-」
凍歌がすぐに携帯を出して連絡しようとしたが、商店街のはずなのに電波が圏外となっていた。
私と透も咄嗟に携帯を出すとこちらも圏外となり使えなくなっている。
どうして繋がらないのかと考える前に、突然周りの人達の視線が横を向いた。
原因が分かるかと思い顔を上げる。そこに見えたのは黒いスーツと顔を覆うマスクに身を包んだ複数の男達だった。
周囲の人が逃げだす中で私が何をすべきか必死に考える。
考えることは同じだったか、凍歌と透も私に視線を合わせた。聞いた話のことは脳の片隅に追いやり、私は少女を抱えて雄英高校の方へ駆け出す。
電波遮断が個性によるものなら、ある程度離れれば電波も復活して連絡がつくと思ったから。
「……行かせると思うか」
後方で、私を追おうとする黒服達を凍歌の氷が炸裂し足止めされていく。その隙を見逃さず、透が地面を分解して陥没させた穴に黒服達を落とす。
全員が落ちたのを確認して、二人もすぐに私へ追従するようにこちらに向けて走り始める。
二人も追いつくと、透はすぐに走りながら携帯の電波を確認した。
個性の妨害という線は合っていたようですでに電波は回復している。そのまま彼が雄英へ電話を繋ぐ。
少し経ってから教頭先生のオールマイトが電話に出た。
「もしもし、おや…透くんか。一体なに-」
「教頭先生、相澤先生とリカバリーガールはまだいますか。緊急事態です」
透の言葉が聞こえた途端、いつもの穏やかな口調は消えて切迫した様子でこちらに聞き直す。
「分かった。すぐに教師に声を掛ける、君達も急いで雄英に向かってくれ」
教頭先生の言葉に、分かりましたと返した後に私と凍歌を一瞥する。
まだ気を失っている少女を見てから、何かを感じたように私達に問いかけた。
「…お前ら、面倒ごとは慣れてるか」
彼の言葉通り、この小さな事件が多くのことへ繋がっていく事をこの時はまだ知らなかった。
こんにちは、こんばんは、今日も今日とて後書きコーナーでございます。
今回も生徒やその他の情報公開をさせていただきます。
では…どうぞ。
封隠壊刃(ふういんかいば)
直線的で熱い性格の男子生徒。
普段から妹の帳に行きすぎないよう止められているが正義感やヒーローへの志は強い。
幼馴染である隼人をライバル視している。
個性:断刃(だんじん)
対個性戦闘に特化した大剣を常備している本から召喚する個性。
側面で反射、刃部分で切断も可能。折れてしまっても戻せば元に戻る。
封隠帳(ふういんとばり)
封隠壊刃の妹。常に冷静で俯瞰的に物事を見ている女子生徒。
兄の猛進的なところを常に諌めるように目をかけている。兄には冷たいが心配しているが故にそう当たってしまう癖がある。
個性:封鎖(ふうさ)
自身の指定した範囲で内部から壊せない空間を発生させる個性。
上限数以上の展開、上限範囲以上に広げると精神的負荷とそれに伴う疲労が起きる。
風穿隼人(ふうがはやと)
熱くなることの少ない冷静な性格の男子生徒。
壊刃にライバル視されているのを自覚しており、自身も彼の実力を認めているので決してそれを否定するつもりはない。
個性:旋風(せんぷう)
自身の周囲に風を発生させる。風を操って飛行、カマイタチによる物の切断も可能。
一定時間経過すると消えるため、随時展開する必要がある。
術魔法陣(じゅつま ほうじん)
茶髪のツインテールの女子生徒。
普段から周りをよく見て動いているが、どこか自由気ままなところがある。
機械に弱く時々壊してしまう時がある。
家の近い剣聖とは昔馴染みであり、お互いをよく知っている友人。
個性:回路(かいろ)
触れた物に回路を繋いで意のままに操る個性。
接続出来る数に制限はないが、増えれば増えるほど必要な集中力は増えていく。
一野剣聖(いちの けんせい)
赤い髪をしている男子生徒。
法陣は昔馴染みであり、彼女の性格に振り回されながらも一緒によく行動する。
真面目な性格であり、正義感も人一倍持っている。
個性:複製(ふくせい)
記憶しているものを自身の手元に呼び出す個性。
呼び出すものの強度は、構造や素材を理解しているかで変化する。
竜炎華奈(りゅうえん かな)
橙色の髪をした女子生徒。
普段は大人しくあまり積極的ではないが、友人や気になった人に対しては自分から声を掛けようとするところがある。
個性:火精霊(ひせいれい)
自身の周囲に炎を吐ける竜を呼び出す。
一度に召喚出来るのは二体までであり炎は攻撃と回復に分かれているが、竜が傷つくと自身にもそのダメージが帰ってくる。
白髪の少女
何処かから逃げ出すようにして街へ逃げ出した、龍子達の前に現れた中学生くらいの少女。
自身の周囲に見えないエネルギーを発生させる個性を持っているが、制御出来ていないのか意識がある間は常に発生してしまう。
最後の少女の真意については、展開が進み次第載せていくつもりです、どうぞお楽しみに。
それでは今回はここで、ここまでお読みいただきありがとうございます。