街中の大型液晶に映るカイト。
『レジェンドアイドル、響カイトさんのライブツアー、空を駆けるメロディー。全国の響カイトファン・カイ友が大熱狂しています。響カイトさんからのコメントを、どうぞ!』
『活動再開して初のライブツアー、カイ友のみんなのおかげでどの会場も、最高にもり上がることができました。明日のライブ、思いをこめて歌います。どうか、この歌がとどきますように』
その映像を見る人々に紛れるジョギ
「………」
「憎いのかい?」
「あんたは…ロキ。何しに来た?」
「ただの散歩…と言いたいけど、そろそろ僕も動こうと思ってね」
「ふん」
結徒Side
カイトのインタビューを見終えたうた。
「うた、カイトに会えるメロ!」
「ひさしぶりだもんね」
「いつも思うのは、あなたのこと、今すぐあなたのもとへ」
「プリ?」
「心キュンキュンしてます!」
「ウフフッ」
こころもななもうたとカイトさんの恋に関しては応援してる…というより楽しんでるような…
「早く会いに行くメロ!」
メロロンにそう言われるが、うたは少し俯きながらあることを告げる
「カイトさんが言ってた、歌を届けたいって、カズマさんにだと思う…」
「それって、あのジョギなんですよね…」
「うん…」
「親友がみんなに酷い事してるなんて知ったら…」
「きっと傷付く、よね…」
「本当に難しい問題だな」
「そうだね」
親友同士の問題は当人同士がどうにかしないといけない…僕たちが出来ることは少ないよな
良い時間のため、僕らは帰ろうとし、うたが見送るが…きゅーちゃんが散歩に行きたがっていた
「きゅーちゃん、分かったって! お散歩行くからね!」
「みんなで行くプリ!」
散歩がてら僕らに付き添うことになったが…
「うたちゃん」
「え? あ…」
声が聞こえ、振り向くとそこにはカイトさんがいた。
「久しぶり!」
「カイトさん!」
うたSide
カイトさんと出会した私達。するとななちゃんたちは…
「「ごゆっくりー!」」
「えぇー!」
「あはは…」
「やれやれ」
ななちゃんたちはニヤニヤしながら帰って行き、結徒くんは苦笑いしながら、悠真くんはため息をつきながら去っていった。きゅーちゃんは早く散歩行きたいって催促している
「きゅーちゃん! ごめんごめん!」
「散歩、一緒に行ってもいいかな?」
「え…ええーっ!?」
カイトさんのスマイルに押し負け、一緒に散歩に行くことに…
カイトさんと散歩していく中、私達は海が見える公園のベンチに座り、少し休憩していると…
「この前、気が付いたら、うたちゃんはいなくて、キュアアイドルがいたんだ…」
「ええ!? ああ、キュアアイドルさん!? なんでだろう?」
もしかして、バレちゃった?
「何でだろうね」
良かった…バレたわけじゃない
「あ! これ、ツアーで行った先のお土産!」
「わあ! ありがとうございます! 色んな所に行ったんですね!」
「うん。そうだ! 明日のライブ、よかったら見に来て! お友達も一緒に!」
「え、ありがとうございます!すごいすごい! キラッキランラン~♪」
「ツアー最後の公演は、この街でやりたかったんだ…オレの歌を届けたくて…」
「カズマさんに、ですか?」
「カズマは、きっとこの街にいる。でも、オレの思い、伝わるかな…オレは今も親友だと思ってる…だけど、カズマは…」
「カイトさんは、どうしたいですか?」
「え…俺は……オレは、どうしたいんだろう…」
ライブ当日…
ジョギは会場の人々に紛れていた。心揺らぐジョギに対して、影が話しかける。
『何をしている?』
「いつも通り、世界を真っ暗闇にしようとしてますよ」
「貴様の中に揺らぎが見える…」
「ハハッ、何でもお見通しですね」
「わらわは貴様の闇を見込んだ。期待に応えよ」
「はい。お見せしますよ。強い光が闇に呑まれる絶望を」
そんなジョギを見つめるロキ。
「深い闇だ…とは言え利用出来るだけしておかないと…」
「お待たせしました。ロキ様」
「シキウス。出来たんだね」
「はい、こちらの本を…」
「ご苦労。君も楽しむかい?」
結徒Side
ライブが大盛り上がりだった。
「こんな大きな会場で、こんなに沢山のファンがいて、カイトさん、本当にすごい! キラッキランラン!」
「みんな、ありがとう!次の曲は、ずっと大切に歌ってきた曲で、自分自身の思い出と、すごく重なるんだ…心を込めて、歌います…『キミからのEcho』」
カイトさんが新曲を歌おうとした瞬間、ダークランダーが現れる
感想待っています!