キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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今回の話から本当に一気にシリアスに…


107 奇跡の変身

結徒Side

 

突如ステージに現れたダークランダー。観客はみんな逃げ惑う中、僕らは…

 

「私…カイトさんとカイトさんの大切な人たちを守りたい!」

 

「うん!」

 

「はい!」

 

うた達はプリキュアに変身する

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」

 

「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」

 

「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」

 

「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」

 

『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』

 

僕ら三人もバリアジャケットを纏い、カイトさんに迫るダークランダーの前に出た

 

「アイドルプリキュア?」

 

「そういえば俺達の姿は?」

 

「僕らの場合は認識阻害出来るようにしてあるから、バレる事はないよ」

 

「それなら安心だ!」

 

「うん!」

 

キッスがハートガーデンを展開させる。近くにいたからかカイトさんもハートガーデンに入ったけど…なるべく守るようにしないと…

アイドル達は一気に戦いを終わらせるために、猛攻撃を仕掛けるがダークランダーはタオルと団扇を器用に使い、アイドル達の攻撃を防ぎ、攻撃を仕掛けていく。

 

「あのダークランダー、強すぎないか?」

 

「なら僕らも一気に…」

 

「うん!」

 

「させないよ」

 

僕らが攻撃を仕掛けようとした瞬間、空から無数の魔力弾が降り注いだ。

 

「今のは!?」

 

「久し振りだね。魔導師くん達」

 

「ロキ!?」

 

「それにシキウスおじちゃんまで!?」

 

「何しに来やがった!」

 

「僕の本が完成したからね。ちょっと試運転に付き合って貰うよ!」

 

ロキが本を開くと空間が割れ、巨大な悪魔の手が僕らに襲いかかる。僕らは一斉に避けると、今度は空から無数の槍が降り注ぐ。

 

「攻撃が止まらない!?」

 

「止まらなら!止めるまで!」

 

悠真が一気に接近するがロキは笑みを浮かべながら、ページを開き、今度は無数の矢が降り注ぐ。

 

「くっ!?」

 

「これなら!星々よ!降り注げ!」

 

結麻が星形の魔力弾を放つが、ロキはいくつもの剣を生み出し、魔力弾を切り裂く

 

「贋作の本でも中々やるものだね。だけど、僕には届かない!」

 

すかさず僕は至近距離から魔砲を放つが、ロキは剣で魔砲を防いでいた。

 

「ふむ、本当に面白いね。だけど、彼女たちはどうかな?」

 

僕らはアイドル達の方を見ると、アイドル達はダークランダーの猛攻を受け、地面に倒れ、その隙を突かれてダークランダーにカイトさんが捕らわれていた

 

「ハハッ、無様だね。響カイト」

 

「カズマ!?」

 

「カイトさん!」

 

アイドル達はカイトさんを助けようと動く。僕はどうするべきか考え…

 

「悠真、結麻、アイドル達の所に」

 

「ロキ相手に1人でやるのか?」

 

「そんなのダメだよ!」

 

「分かってる。倒そうとは思ってない。ただ抑えるだけなら……」

 

「……無理するなよ」

 

「お兄ちゃん…」

 

2人にアイドル達の援護を任せ、僕はロキに向き合う

 

「1人でやるのかい?」

 

「1人?勘違いするな!チル!」

 

僕はチルとフルユニゾンをし、無数の魔力弾を放つ

 

「その程度…」

 

ロキが魔力弾を放ち、僕の放った魔力弾を相殺していく。その間に僕は一気に距離を詰め、防げないゼロ距離から魔砲を放つ

 

「やったか!?」

 

煙が晴れるとロキは服についた埃を払っていた。

 

「やるね。ゼロ距離なら本による防御が出来ないことを踏んで…さて、シキウス」

 

「はっ」

 

「今までのは贋作でも出来たことだよね?」

 

「えぇ、レベル1~3までですね」

 

「じゃあレベルを上げようか」

 

ロキが本に手をかざすと本から禍々しい剣が現れる

 

「フッケバインの使う武器を基にした魔導殺し……切り味は…」

 

気が付くとバリアジャケットを貫通し、右肩を切られていた

 

 

 

 

 

悠真Side

 

アイドル達の援護に向かうが今回のダークランダー、本当に強すぎる。俺達の攻撃が通じてない…

 

「カズマ! なんで、こんな事を!」

 

「お前なんかに分かるはずがない…進もうとしたって進めやしない…光なんてない世界にいた、オレの気持ちが分かるか…光なんて、輝きなんて、もうオレには必要ない…この世界にも…だから、真っ暗闇にして終わらせてやるよ!」

 

ダークランダーが地面を砕き、俺達を吹き飛ばす

 

「ねえ、カイト。レジェンドアイドル楽しかった? オレは見ててうざかったよ!」

 

「カイトさんは、あなたに届けたくて歌っていたんです!」

 

「はっ、うざ…」

 

「ずっと待ってたんだ!」

 

「それはどうも! ハハッ、おかしい…」

 

「何がおかしいの?」

 

「アイドルプリキュアに守ってもらいながら、来るはずもない親友を待ってるとか、笑えるでしょ! バカみたい!」

 

「何もおかしくなんかない! カイトさんの温かくて大切な思いを、バカにしないで!」

 

アイドルは駆け出し、ダークランダーに向かっていく

 

「アイドルグータッチ!」

 

アイドルグータッチでダークランダーにダメージを与え、カイトさんを解放する

 

「ごめん! カズマ!」

 

「同情? それなら、結構…」

 

「違う! あの時、お前の手を離して、ごめん…ずっと後悔してた…でも、今度は、絶対にお前の手を離さない!」

 

「カイト…」

 

ジョギの意識がそがれた隙に俺達は一気に攻撃を仕掛け、ダークランダーにダメージを与える

 

「クッ、今更後戻りできない。ダークランダー!」

 

ダークランダーが放ったビームがキッスに直撃し、壁に叩きつけられたキッス。するとハートガーデンが見る見るうちに崩れていく

 

「ハートガーデンが!」

 

「せっかく観客がいるのに、こんなとこに、閉じ篭もるなんて、もったいないよ!」

 

ハートガーデンが崩れ、元の世界に戻るとダークランダーは残っていた記者から闇を取り込んでいく

 

「さすが、カイトのファンはいい真っ暗闇を出すね」

 

ダークランダーが巨大化し、アイドル達が攻撃を仕掛けるがビクともしなかった

 

「どうやら彼の方も終わりそうだね」

 

ジョギの言葉を聞き、俺と結麻は結徒の方を見ると…

 

「お兄ちゃん!?」

 

「先輩!?」

 

「結徒!?」

 

血を流し、倒れる結徒に剣を向けるロキの姿があった

 

「試運転は上々。では帰ろうか?」

 

「えぇ、ニンフ、アレスの武器も確認出来ました」

 

「君の武器もだろ」

 

「はい!」

 

ロキとシキウスが消え、俺達は倒れた結徒に駆け寄る

 

「傷は…深いな…」

 

ダークランダーが強化され、アイドル達だけじゃ抑えきれない。どうする?このまま…

 

「やめろ! カズマ!」

 

「今のお前に何ができる!?」

 

「オレは…オレは、カズマに、歌を届けたい!」

 

「歌って! カイトさん!」

 

カイトさんは決心したかのように歌い出す。

 

「何、歌ってんだよ! 状況分かってるのか!」

 

ジョギはカイトさんの歌を聞き、苦しみだした

 

「何だよ、この歌…」

 

「オレは、お前にこの思いを、絶対に伝える…今がその時だ! カズマ!」

 

突然眩い光がカイトさんを包み込む。カイトさんの姿は変わり…

 

「キミと奏でるハートのキズナ! 空の向こうへ! キュアコネクト!」

 

『キュアコネクト!』

 

「カイトさんが、プリキュアに…」

 

「想いの力が奇跡を起こしたって言うのか?」

 

驚く俺達。コネクトはダークランダーを凄まじい蹴りで吹き飛ばし、九つの光をジョギに放つ

 

「レジェンドエコー!」

 

コネクトの光を受け、ジョギの闇が払われる

コネクトは座り込むカズマさんに手を差し伸べるがカズマさんはその手を払いのける

 

「親友の成功を喜べなかった…オレ、やなヤツなんだよ…」

 

「本当にやなヤツは、そんな事思わないよ…」

 

コネクトの言葉を聞き、カズマさんはコネクトの手を掴む

 

「カイト…ごめん…」

 

「もう…離さない…」

 

「キラッキランラン…」

 

カズマさんを救えたが、起き上がったダークランダーが2人に向かってくる。その瞬間

 

「悠真………」

 

「……了解!」

 

俺は駆け出し、全力でダークランダーを殴り飛ばす。ダークランダーが倒れた位置に無数の魔力弾が降り注いだ

 

「罠を張っていたのか?」

 

「ヤバいと思って…ね」

 

傷だらけになりながらも戦い続けてたのか…本当に無茶をする奴だよ

それからアイドル達はキラッキランラン・フォー・ユーでダークランダーを浄化し、何とか戦いが終わった

 

 

 

 

 

 

「さっきの力は、何だったんだろう…」

 

「きっと親友を思う強い気持ちが、あなたをプリキュアにしたんだと思う」

 

「プリキュアって一体…」

 

「プリキュアは、えっと…」

 

「キラキラーって闇を照らす救世主だよ!」

 

「オレも救われた! ありがとうな!」

 

「ありがとう! アイドルプリキュア!」

 

「カイトさん、みんな待ってます!」

 

それから無事ライブが再開され、大成功に終わった。カイトさんとカズマさんの2人も新しい道を進む。終わりよければ全て良し…にはならなそうだな

 

「先輩…無茶をしすぎです!」

 

「ごめん!」

 

結徒は手当てして貰ったがこころに無茶苦茶怒られていた。

だがこの時、俺達は知らなかった。今回の騒動が発端となり、人々の闇が増大することを…




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