キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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11 理想と現実

結徒Side

 

グリッターのロフトでプリルンからあるお願いをされた。それは…

 

「こころちゃんに会って欲しい!?」

 

「そうプリ!」

 

何でもうっかり紫雨と紫雨妹に見られ、自分のことを秘密にするかわりにとのことでそんな取引が……

 

「私はいいよ!」

 

「私も…」

 

咲良と蒼風は了承し、プリキュアに変身して会うことになった。プリルンは早速その事を伝えに紫雨妹に伝えに向かった。

 

「と言うかもう少し危機感を…」

 

マジで注意しないとその内取り返しの付かないことになりそうだけど……

 

「……もしかしたら」

 

すると僕らにお茶を持ってきた田中さんがそう呟いていた。

 

「どうしたんですか?」

 

「いえ、プリルンですが、実はもう一つアイドルハートブローチを持っています。もしかしたら…」

 

紫雨妹がプリキュアに変身する可能性があるかもしれないか……

 

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

こころと一緒に海の見えるベンチでキュアアイドル達を待つことになった。あの変な小動物曰くキュアアイドルたちは快くOKしたらしく、こころは待ち合わせ場所を伝えた

 

「2人にサインもらわなくちゃ…」

 

「本当に楽しそうだな」

 

「と言うかお兄ちゃんは別に付き合わなくても…」

 

「別に良いだろ…」

 

「まぁ良いけど…」

 

「こころ! お待たせプリ!」

 

「プリルン! キュアアイドルとキュアウインクは?」

 

「プリ!」

 

変な小動物が指を差した方を見るとそこにはこちらに向かって歩いてくるキュアアイドルたちの姿があった

 

「本物のキュアアイドルとキュアウインク…」

 

「こんにちは! 私達に会いたいって、プリルンから聞いたよ!」

 

「ありがとう、こころちゃん!」

 

「私の名前…はあああ…」

 

嬉しそうなこころ。俺はとりあえず黙って見てるか… 

 

「そうなんです! プリルン先輩にお願いしちゃいました!」

 

「先輩プリ?」

 

「私、キュアアイドルとキュアウインクの…大! 大! 大ファンなんです!」

 

「わあ! 嬉しいな! そんな風に思ってくれてるなんて!」

 

「うん!」

 

「私! なんとなくネットを見ていたら、偶然見つけたんです! でも、その瞬間、心が吸い込まれた…画面で見ているはずなのに、目の前にキュアアイドルがいるみたいで…本当、自分でもよく分からないんですけど、吸い込まれて…あの日から…そう! あの日から、ずっとずっと1秒も途切れずに、心キュンキュンしてます!部屋にいる時も、歯を磨いている時も、学校へ行く時も! いつだって2人の事を考えて、思わず踊っちゃって!なんで、こんなに好きに、大好きになっちゃったのかな…うん、なんだか…一目ぼれ…みたいな気持ちなのかも…」

 

「「一目惚れ?」」

 

「あ、や、えっと、だって、『ゼッタイ! ゼッタイ! アイドル! アイドル!』のところも、元気いっぱいで可愛いし! キュアウインクの五線譜を書くところも、心キュンキュンで!私も、2人みたいに素敵に踊ってみたくて、毎日毎日練習してます!」

 

「ありがとう!」

 

俺は何故かキュアウインクのウインクを見た瞬間、何か胸を撃ち抜かれた感覚を覚えた。なんだ?これ?

 

「ありがとうね、こころちゃん! いつか一緒に踊りたいね!」

 

「え?はい!」

 

握手をして貰うこころ。多分だけど今のこころの中では夢のステージが見えてるのかもしれないな

 

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

咲良達から離れた場所で待機していた僕。すると咲良達が戻ってきた

 

「終わったのか?」

 

「うん!」

 

「柊くんも一緒に行けば良かったのに」

 

「いや、後々面倒な事になりそうで…」

 

マネージャー見習いって言ったら、学校で色々と聞かれそうだし……そういえば…

 

「プリルンは?」

 

「プリルンはもう少しこころちゃんと話してるって」

 

「そうか…」

 

大丈夫…だよな?うん、大丈夫なはずだよな…

 

 

 

 

 

 

こころSide

 

お兄ちゃんはジュースを買ってくると言って私達の所から離れ、私はプリルンに改めてお礼を言った

 

「ありがとうございます。プリルン先輩のおかげです」

 

「こころが2人に会えてよかったプリ!」

 

「はい。でも、それだけじゃなくて、どうして私がこんなに心キュンキュンしてるのか、2人に会って分かったんです」

 

「どうしてだったプリ?」

 

「キュアアイドルの言葉…」

 

いつか一緒に踊りたいね!って言葉…あの言葉ではっきりと分かった

 

「あの言葉で自分の気持ちがはっきりしたんです…ずっと2人の事を考えちゃうのも、つい踊っちゃうのも…そう、私が心キュンキュンしてるのは…2人みたいになりたいから…同じステージに立ちたいからなんだって…こんな気持ち、生まれて初めて!」

 

「こころ、キラキラプリ!」

 

「もっとダンス頑張ろう!」

 

「そうだ! 新メンバーのオーディションとかないのかな? 合格したらキュアアイドル達と一緒のステージに立てるみたいな!」

 

「プリ! それならプリルンがオーディションしてあげるプリ!」

 

「え? プリルン先輩が私のオーディションの審査を?」

 

「その通りプリ! キュアアイドルを見つけたのはプリルンプリ!」

 

「おお…という事は、敏腕スカウト先輩…オーディション、よろしくお願いします!」

 

「合格プリ!」

 

「え? まだ何も…」

 

「オーディションしなくても、プリルンには分かるプリ! 今日から、こころも、アイドルプリキュアプリ!」

 

「今日から?」

 

プリルンは何処からともなく取り出したハート型のブローチを私は受け取った。

 

「それがアイドルプリキュアの証プリ!」

 

「へー、アイドルプリキュアっていうグループなんだね。これを持ってメイクをして、衣装を着たら…私も、2人みたいなアイドルになれるんだ! 心キュンキュンしてます!」

 

私もキュアアイドルたちと同じステージに…嬉しい気持ちでいっぱいになっていると…

 

「プルッっときたプリ! アイドルプリキュアの出番プリ!」

 

「え? いきなり?」

 

まさかいきなりステージに…!?

 

「ずっと歌って踊ってきたんだもん…大丈夫!」

 

私はプリルンの後を着いていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

ジュースを買い終えて、こころの所に戻るが…

 

「こころ?」

 

こころたちの姿はなかった。一体どこに?

 

『マスター、例の怪物の反応を感知』

 

まさか……俺は急いでその場所へ向かった。

 

 

 

 

 

こころSide

 

プリルンの後を付いていくとそこには怪物が暴れていた。

 

「な、何、あれ?」

 

 

「マックランダープリ! キラキラをチョッキンして世界を真っ暗闇にしようとしてるプリ!」

 

「え、何? 何言ってるの? ステージは?」

 

「む? 初めて見る顔ですぞ?」

 

怪物が近くにあった木を切り倒すと、私達の方に木が倒れ込んできた。私達はギリギリの所で避けたけど… 

 

「な、何なの?」

 

「大丈夫プリ! こころは絶対アイドルプリキュアプリ!」

 

「プリキュアですと!?」

 

怪物がこっちに向かってゆっくりと距離を詰めてくる。こんなの… 

 

「こころ?」

 

「おや? そんなに怖がって、どこがアイドルプリキュアなんですぞ?」

 

「プリルン!」

 

そんな時、うた先輩達が駆けつけてきたけど、何でうた先輩達がプリルンのことを?

 

「ど、どうしよう、こころちゃんが…」

 

「でも…助けないと!」

 

「仕方ないか……」

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

正体を知られるけど、今は人名最優だからな。咲良達はプリキュアに変身する

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!

キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」

 

2人はプリキュアに変身し、僕も魔導師の姿に変わる。

 

「キラキラじゃなくなった人がいるなら…」

 

「絶対キラッキランランにしてみせる!」

 

マックランダーは手に持った枝切り鋏で攻撃をしてくるが、アイドルとウインクはそれらを避けて、マックランダーにダメージを与えていく。

 

「その鋏、邪魔だな」

 

僕はルキフスを構え、魔砲でマックランダーの持つ枝切り鋏を弾き落とした。

 

 

 

 

 

 

こころSide

 

「ウソ…うた先輩がキュアアイドルで、なな先輩がキュアウインク?それに柊先輩のあの姿…アイドルが戦ってる…一体どういう事?」

 

「アイドルプリキュアは、ただのアイドルじゃないプリ! 真っ暗闇をキラキラにしてくれるプリ!」

 

「え?」

 

「アイドルプリキュア、頑張るプリ!」

 

3人が怪物を追い詰めていき…

 

「クライマックスは私!盛り上がっていくよ!プリキュア! アイドルスマイリング!」

 

キュアアイドルが怪物を倒したけど……こんなのって……

 

「こころちゃん、大丈夫だった!?」

 

心配して声をかけてくるキュアアイドルだけど……

 

「私、アイドルプリキュアになんてなれない…私…心キュンキュンしてません…」

 

そう呟く私。そんな時…お兄ちゃんが駆け寄ってきた。

 

「こころ!大丈夫か?」

 

「お…兄ちゃん…」

 

お兄ちゃんは私の様子を見て、キュアアイドルたちを…プリルンを睨んだ

 

「こころに怖い思いをさせたな…」

 

「プ、プリ!?」

 

「少し…いや、全力で痛い目にあってもらう……インフレア!セットアップ!」

 

『了解!』

 

お兄ちゃんは紅い宝石の付いたアクセサリーを取り出すと柊先輩と似たような姿に変わった。紅いコートを羽織り、その手には赤紫の杖を手にした姿……そして顔を隠すように仮面を被った。

 

「「!?」」

 

「紫雨…お前!?まさか…」

 

「お前は踏み越えたらいけないラインを超えた!」

 

お兄ちゃんは杖をプリルンに向け、紅いエネルギーを溜めはじめ……発射した

 

 

 




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