結徒Side
巨大な鋏がビックキラキラリボンを切ろうとしていると、
「させません! ピカリーネ!」
ビックキラキラリボンが巨大な蕾に包まれ、巨大な鋏を防ぐ
「ビッグキラキラリボンの光が…」
「ザックリ弱々になっちゃったリン」
『キラキラはいらぬ…人間の闇から生まれた我がクラクランドが、キラキランドなどいずれ、飲み込んでやるぞ…』
何とかダークイーネの攻撃を防げたけど…あの感じじゃ時間稼ぎくらいだな
「あれがダークイーネのいるクラクランド。今はTSUBOMIでなんとか守っていますが、長くはもたないでしょう。ダークランダーへの不安や恐怖によって、人間の世界の闇が高まりダークイーネの力は、ましています。TSUBOMIが壊されるか、ビッグキラキラリボンがキラキラを失うか…キラキランドは、ふたたび、真っ暗闇になる危険があります。そして、真っ暗闇はいずれ、皆さんの世界まで覆いつくすでしょう」
「そんなの絶対やだ!」
「早くダークイーネを止めないと」
「でも、あんなに大きい相手をどうやって…」
「ちょっと試すか」
僕はバリアジャケットを纏うとクラクランドに近付く。この距離ならいけるはず…
「カートリッジフルロード!フルユニゾン!ルキフス・ブルー・バスター!」
今出せる全力の魔砲をクラクランドに向かって放つ。クラクランドに当たるが…多少削れたくらいか
「ブレイカーを撃ちたいけど…」
周辺の魔力はそこまで貯まってないから…
「一旦戻るか」
『そうですね』
僕はみんなの所に戻り、現状力押しでは無理そうだと伝えた
「先輩、反撃喰らったらどうしてたんです?」
「その時はその時としか…」
「まぁ、結徒が飛び出してなければ俺がクラクランドを殴ってたな」
「悠真君…」
悠真の言葉を聞き、苦笑いをするなな。そんなななはあることが気になっていた。
「メロロン。さっきは、どうしてダークイーネが来るって分かったの?」
「それは…メロロンが、闇の子だからメロ…」
「いいえ。それは違います。あなたは、闇の広がりを止めるために生み落とされた申し子。つまり、生まれながらの救世主なのです」
「メロロンが救世主、メロ?」
「そして、その力を一緒に使ってアイドルプリキュアとなったプリルンもまた、救世主と言えるでしょう」
「プリルン、何でもするプリ! キラキランドを救うプリ!」
メロロンとプリルンが救世主か…
とりあえず現状どうするか話し合う中、ザックリン達は光が失いつつあるビックキラキラリボンを見て、不安になっている住人達に出来ることとして、キラキライトで応援することを進めていた。
僕はプリルン達の様子を見に行くと…
「キラキラプリ…プリルン達も応援するプリ!」
「メロロン?」
「メロロンはキラキラできないのに、どうしてキラキランドに生まれたのか、ずっと悩んでたメロ…でも、今日、キラキランドに帰ってきて、女王様に救世主だって言われて、メロロンがここにいる意味が、分かった気がするメロ」
「メロロン…プリルンは最初、何もできなかったプリ…」
「ねえたま…」
「でも、今は、キュアズキューンになって、キラッキラにできるプリ!メロロン。プリルンの願いを叶えてくれて、ありがとプリ!」
「ねえたま…」
プリルンも成長している。そしてメロロンも…今僕らに出来ることは……
クラクランドにて、ニンフが一人ダークイーネの傍にいた。
「この闇の高まり。人間が抱く怖れ、そして、不安。その時は間もなくだ。なぁ、チョッキリーヌ」
「闇…恐ろしいわね」
「お前が感じている恐怖。それ以上に感じ取っているのは人間どもだ」
ダークイーネはネットに流れるダークランダーの噂に恐怖する人の闇を利用し、ダークランダーを生み出した
結徒Side
プリルン達がダークランダーの気配を感じ取り、僕らは人間界に戻り、ダークランダーを発見したと同時にキッスがハートガーデンを展開させ、ズキューンが不意打ちに蹴りを喰らわす
「チョッキリ団がいない…」
「なのにどうしてダークランダーが?」
「キラルンリボンも全部集まったのに!」
「これもダークイーネの力なの?」
「中に、るかがいるよ!」
「えっ、るか」
「不安をかかえる女の子を襲うなんて…まさか不安の闇に飲まれて!」
ダークランダーが攻撃を仕掛けてくる
「キッスショック!」
だが透かさずキッスがカウンターのキッスショックを入れる
「待っていて…あなたを暗い場所で独りぼっちになんかしない…私達が絶対に、あなたにキラキラを届けるから!」
「キッス…」
「メロメロ夢CHUにしてあげる…私達5人のステージで!」
『クライマックスは私達!プリキュア!キラッキランラン・フォーユー!』
キラッキランラン・フォーユーにてダークランダーを浄化するが、今回のはどうにも様子見な感じがする…
戦いが終わり、キッスはるかを膝枕してあげていた
「目が覚めた?」
「キュアキッス!? 私…私、何を…え、え!?」
「大丈夫…もし、また不安になっても、私達アイドルプリキュアがいる…だから、信じて待ってて…」
キッスの言葉を聞き、るかの不安も和らいだ感じだった。
「キッス! すっごくキラキラしてる! ずっと見ちゃった!」
「お姉様…私がアイドルプリキュアになったのは、お姉様の願いを叶えるためだった…お姉様の願いが私の願い…これまでは、ずっとそうだった…けれど、私もキラキランドを、みんなとの未来を守りたい…これからも、お姉様と、みんなと一緒にいたい…私、アイドルプリキュアになってよかった…」
「キッス! 私も同じ気持ち! キッスとお揃いだよ!」
「お揃い…嬉しいです!」
キッスも前を向き始める中、突然拍手が聞こえ、僕らは振り向くとそこにはニンフがいた
「ニンフ!」
「今更何をしに!」
「忠告…と言うよりも交渉。いい加減敗北を認めたら?」
「認めるとでも?」
「だろうね。でも…これを見ても?」
ニンフが手をかざすと巨大な鎌が現れる。あれは…
「私の武器。見て分かるよね?これを持った私がどれくらい強いかを」
僕らは咄嗟に後ろに下がり、アイドル達を守ろうとしていた。
「楽しみね。戦うのが…」
ニンフはそのまま姿を消すのであった。
それからピカリーヌ様から連絡があり、ビックキラキラリボンが少しだけ光を取り戻した。どうにもキラキランドは人間界のキラキラから生まれた世界らしく、ハートの木を通ってキラキラが流れ込んできたことでビックキラキラリボンも光を取り戻しているらしい
「それなら、次にする事は決まったメロ!アイドルプリキュアの力で、もっと沢山の人達をキラキラにして、こっちの世界からビッグキラキラリボンにキラキラを送るメロ! アイドルプリキュアなら、それができるはずメロ!一緒に、手伝ってくれるメロ?」
『もちろん!』
「あったりまえだよ!」
「うん!」
「友達だもん!」
「プリルンもやるプリ!」
「よーし! みんなでビッグキラキラリボンをキラッキランランにしちゃおう!」
『おー!』
これからやることが決まる中、僕、悠真はニンフが武器を手にしただけでこれまで以上の強さになっていることに頭を悩ませていた。
「一人で戦うのは無理すぎだろ」
「そう…だね。みんなで力を合わせたいけど…」
多分あいつらは一対一になるように仕掛けてくる。本当にどうしたものか…
「力を合わせる……」
そんな中、結麻は本を見つめながらそう呟くのであった。
感想待っています!