キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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今回から最終章!


116 キミと!アイドルプリキュア!ファイナルライブ!

悠真Side

 

はなみちタウンが闇に染まり、俺達は一旦事務所で話し合うことに

 

「ハートの木が、あの状態ではキラキランドにキラキラを送ることなど到底できないでしょう」

 

「プリ…」

 

「はなみちタウンの人たちも不安だよね」

 

「ねぇ、ダークイーネは、どうして世界中を真っ暗闇にしたいの?」

 

「どうして、ティン?」

 

「分からないリン。チョッキリーヌ様なら知ってたかもリン」

 

「でも、最近見ないメロ」

 

「だからこの前、会いに行ったティン」

 

「挨拶もなしにチョッキリ団やめたこと、ザックリ謝ろうと思ったリン」

 

「ちゃんと謝って…うちに来ませんかって、誘うつもりだったのにティン!」

 

「いたのはシキウスだけだったリン」

 

「シキウスに会ったのか?」

 

聞く限りだとアジトにはロキたちも共有で使用していたらしい…

 

「チョッキリーヌ様、少し前から姿を見せないって言ってたティン」

 

「そもそも、うちって私の家のことですか?」

 

「ティン!」

 

「リン!」

 

「しかし、あなた方は以前…」

 

「チョッキリ団って超ブラック企業ティン!」

 

「チョッキリーヌ様にこき使われまくリン!

 

「2人とも苦労しタナ~」

 

「…などと、さんざんな言いようでしたが」

 

何というか苦労が見えてくるな……

カッティンやザックリンの話では、落ち込んだときはラーメンを一緒に食べに行ったり、誕生日プレゼントに肩たたき券を3枚もらったりしていたらしい

 

「肩たたき、どうだったプリ?」

 

「いや、こわくて使えるわけねぇリン!」

 

「だから心機一転、また3人で一緒になんてザックリ思ったりしちゃったリン」

 

「でも、チョッキリーヌさま、どこに行ったか分からないティン」

 

分からないままか…すると外に出ていた結徒が戻ってきた。

 

「こっちもダメだ。管理局と連絡取れない」

 

「キラキランドと似た感じか?」

 

「というよりこの闇が大きな結界になってる感じ。別世界との通信が遮られてる」

 

「なるほどな…」

 

どうしたものかと考えているとうたが、ダークイーネの事が分かりそうな人に心当たりがあると言い、俺達はその人の元へと向かう。

 

 

 

 

 

 

俺達が向かったのはカズマさんの所だった。カッティンたちと同じように関わりが深いはず…

 

「ダークイーネが、何故世界を真っ暗闇にしたいのか?」

 

「何か知りませんか?」

 

「いや、知らない」

 

「じゃあ、あなたはどうしてダークイーネについていったのメロ?」

 

「オレは親友のカイトがアイドルとして光り輝くのを見るのが苦しくて、闇に逃げこんだ。あの時のオレには…そのほうが楽だったんだ」

 

「カズマさん…」

 

「これは、もう、直接ダークイーネに聞きに行くしかないよ!」

 

「気をつけたほうがいい。ダークイーネは人間たちの不安や、怖いと思う気持ちから生まれる闇を集めて、今、とてつもなく強くなっているはずだ」

 

「もう一つ…ロキたちは何のためにダークイーネにあそこまで協力を?」

 

「さぁ?そもそもの目的がある組織を潰すためらしいからね。詳しくは…あ、でもシキウスなら何か分かるかも」

 

結徒の質問にそう答えるカズマさん…シキウスか…

 

 

 

 

俺達はグリッターに行き、少し休憩しようとするとグリッターの常連さんたちがやって来た

 

「家に1人でいるのが心細くて来ちゃったの」

 

「ワシもだ。いつもの、いいかな?」

 

「はい! どうぞ、ごゆっくり!」

 

うたはいつもの様に歌を歌う

この喫茶店だけ、暗い感じが無くなったな

 

「私、心キュンキュンしてます!」

 

「うん! 私も!」

 

「うたちゃんの歌を聞いてると、暗い気持ちが吹き飛んじゃう!」

 

「それこそ、まさに、この店の名前、グリッターだな!」

 

「グリッターって、キラキラした輝きっていう意味ですもんね!」

 

「はい! 沢山の人が集まって、キラキラした笑顔があふれる! そんなお店にしたいって、お父さんとお母さんがつけたんだよね!」

 

「ああ、そうだよ」

 

「喫茶グリッター、このお店にピッタリの名前ね!」

 

「はい!」

 

お店の由来を聞いたうた。すると何か閃いた様子だった

 

「はっ…そうだ…そうだそうだそうだ!」

 

 

 

 

うたの部屋に移動し、うたはある提案をした

 

『アイドルプリキュアのライブ?』

 

「こんな時にメロ?」

 

「こんな時だからだよ!カズマさん言ってたでしょ? ダークイーネは、人間達の不安や、怖いと思う気持ちから生まれる闇を集めて、強くなっているはずだって」

 

「はい」

 

「だから! キミをキラッキランランにしたい! キミのためのライブ!スペシャルゲストも招待しちゃおう!」

 

「プリ? 誰プリ?」

 

「ダークイーネ!」

 

「「ダークイーネ?」」

 

まさかのゲスト過ぎるだろう…

 

「な、何言ってるのメロ!」

 

「いやー、ダークイーネにもキラッキランになってもらえたらいいなって!」

 

「アイドルプリキュアならできるプリ!」

 

「だよね!」

 

うたの提案を聞き、俺達は自然と笑っていた

 

「え? なになに?」

 

「なんで笑ってるプリ?」

 

「うたちゃんとプリルンが言うと、できる気がする!」

 

「ですね! ダークイーネだってキラッキランランになっちゃいますよ!」

 

「メロ!」

 

「みんな…」

 

「で、ライブタイトルは何にするメロ?」

 

「うーん、そうだな…よし! アイドルプリキュア!ファイナルライブ! …は、どうかな?」

 

「ファイナル?」

 

「最後って事ですか?」

 

「そう! 真っ暗闇で怖い気持ちになっているキミ…そんなの、もう、これで最後にしちゃおうっていう思いを込めて!」

 

「そっか…いいね!」

 

「アイドルプリキュア!ファイナルライブ!…うーん…それだけだと、何か物足りない気がします…」

 

「うーん…何が足りないんだろう?アイドルプリキュアが、私達が、キミをキラッキランランにする…ライブで…ライブを、キミと一緒に…」

 

 

 

 

 

俺達は事務所に行き、早速告知配信を見守る

 

「ヤッホー!」

 

『アイドルプリキュアだよ!』

 

「怖い気持ちのキミ、不安な気持ちのキミ、心配な気持ちになっているキミを、私達アイドルプリキュアがキラッキランランにしちゃうよ!」

 

「キミと!」

 

「キミと!」

 

「キミと!」

 

「キミと!」

 

「キミと!」

 

「題して!」

 

『キミと!アイドルプリキュア!ファイナルライブ!開催決定!』

 

「会場は、はなみちスタジアム!」

 

「ぜひ見に来て下さい!」

 

『待ってるね!』

 

「そして、ダークイーネ! キミは特別席にご招待しちゃうよ! 絶対来てね!」

 

本当、うたらしい思いつきだよ…

 

「俺達も頑張るか」

 

「そうだね!悠真!」

 

「私も頑張る!」

 

「私もです」

 

俺、結徒、結麻、チルは手を合わせ、ライブのために頑張ることを誓い合うのであった




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