結麻Side
会場の大型モニターにアイドルプリキュアと悠真さんがダークイーネと戦っている姿が映し出されていた
「あれは…」
「戦っているのですね…アイドルプリキュアが…」
「ザックリ応援だぜ!」
映し出されている映像にはお兄ちゃんの姿はないけど…何故かロキの姿があった
「どうしてあの人が?」
「ダークイーネの計画が進んでしまっては、我々の計画が台無しになるかもしれないからですよ」
「シキウスおじちゃん…でも…ならどうして私達と最後の戦いを?普通に協力してくれれば…」
「試すためですよ。お前たちが我々の計画に利用できるかどうか…どうやら結論は出たみたいですね」
シキウスおじちゃんが笑みを浮かべる中、遠くの空に一つの光が見えた。あれは……
悠真Side
街中からキラキライトの光がステージに集まっていく。
「キラキライトの光…」
「はなみちタウンがライブ会場みたい…」
「光など、邪魔だ!」
ダークイーネが闇の衣を纏い、ステージを殴ると同時に結晶を走らせていく。アイドル達はそれを避け、ズキューンがズキューンバズーカーで結晶を砕いていく。
更にダークイーネは結晶を放つがキュンキュンがレーザーで相殺する
そしてアイドルがダークイーネと拳をぶつけあう
「なぜ諦めぬ!?」
「それは、大切な人が、守りたいキミがいるから!」
「黙れ!」
ダークイーネが闇の衣を脱ぎ捨て、巨大な闇のエネルギー弾を放つ。
エネルギー弾がアイドルに迫り来るがウインクがバリアで防いでいく
「ウインク!」
「そうだよね…私達には、大切なキミがいる!」
「ここにいる大好きな仲間…」
「応援してくれる沢山のキミ…」
「1人1人がいてくれるから!」
「だから、諦めない!」
アイドル、キュンキュン、ズキューン、キッス達が手を重ねていく
「どんな時だって、キミがいるから輝ける!」
ウインクバリアは大きくなり、エネルギー弾をダークイーネに押し返す
「ダークイーネ…私、あなたのキミになりたい…いいかな?」
「何を言っている! まだだ!」
ダークイーネはさっき撃ったエネルギー弾よりも更に巨大なエネルギー弾…いや、闇の砲撃を放つ。
「させるか!」
俺はアイドル達の前に飛び出し
「双魔+抜剣!!」
双魔の力に更に抜剣解放し、砲撃とぶつかり合う
「魔導師が!お前だけではこの攻撃は相殺する事など出来ない!ロキに協力を頼むか?」
ロキの方を見るが、協力する気なしか…
「このままプリキュアと共に消え失せ……」
「俺一人じゃ…確かに無理だけどな……二人なら!」
「何!?」
「あの光は…まさか!?」
それに気付いたのはキュンキュンだった。そう、ここから離れた空に一つの光が見える。あの光は……
結徒Side
「双魔+フルユニゾン…」
僕はゆっくりとルキフスを構える。僕自身の魔法でも良かったけど……
「やっぱりこういう時は…師匠直伝の…どんな困難も撃ち貫いてきた…この魔法で!」
ルキフスの先端に魔力が集まる
『マスター、あまり無理をなさらないように…』
『そうですよ。傷はロキが治してくれましたが…』
「悪いけど、このまま黙って見てるわけにはいかないんだよ!集え!星々の光よ!」
魔力が集まっていく。このまま一気に!
「スターライト・ブレイカー!!!」
悠真Side
巨大な魔砲がダークイーネの攻撃を飲み込んでいく。
「何だ!?何なんだ!?」
ダークイーネの攻撃は完全に相殺され…
「抜剣!炎覇王断空拳!双魔!」
ダークイーネが防御のために纏った闇の衣を破壊する
「今だ!」
「歌おう! みんな!」
『クライマックスは私達!プリキュア! キラッキラン・フォー・ユー!』
放たれたキラッキラン・フォー・ユーをダークイーネは何とか耐え抜いていた。
「光を求める限り、闇はなくならぬ…人間が闇を生むのだからな!」
「分かってる…闇はなくならない…」
「怖くなる事も、不安になる事も、誰にだってある!」
「心キュンキュンできない時もあります!」
「そう、闇はあって当たり前なんだよ!」
「光と闇は一緒にいられる!」
「何だと?」
「ダークイーネ。キミに教えてもらったんだ…光があるから闇がある…闇があるから光がある…」
「何を言う…お前達は、わらわを消したいのだろう!」
「あなたがしてきた事は、よくない事だと思う…でも、だからって、消したくなんかない!闇も光も、そのままでいい…私はキミと一緒にいたい…一緒にいれば、キラッキランランだよ…」
『届け! 私達のキラッキランラン!』
眩い光がダークイーネを包み込む。
「これが、キラッキランラン…」
それと同時にはなみちタウンを覆っていた闇が晴れていき、青空が広がっていた。
そして浄化されたダークイーネは…
「え…」
「この子がダークイーネ?」
妖精の姿になっていた
「わらわは闇。だが、お前達のキラキラを身に受けて、新しい世界が見えた…闇は闇のまま…光は光のまま…共にいればいいのだな…」
「よろしくね! ダークイーネ!」
アイドルは手を差し伸べ、ダークイーネはその差し出された手に触れる
こうして戦いは終わり、はなみちタウンの人達にも笑顔が戻ってきていたが…
「つ、疲れた…」
フラフラな状態の結徒が合流してきた。
結徒がステージに降りると同時にキュンキュンが抱きつく
「先輩!血だらけじゃないですか!」
「ごめん、色々と…あって…悠真の方も結構ボロボロじゃない?」
「俺は見掛けほど怪我はしてない。と言うかロキはどこに行った?」
俺達が辺りを見渡すがロキの姿はなかった。
「シキウス達は回収されてないみたいだけど…」
「あの、結徒君は何で遅れたの?」
「ロキに傷の治療して貰ったけど、その前にアレスとニンフを拘束してた。後で師匠たちに連絡して連行しないと…あ、血が足りなすぎて…」
「先輩!しっかりしてください!」
何気に結徒の負傷率が多いのは気のせいです
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