トーマSide
礼拝堂にいた男。あの鉱山事故の時に見た男に似ている…俺はディバイダーを取り出し、構える
「聞きたいことがある。ここをこんな風にしたのとシスター達を殺したのはあんたか?」
「あん?」
「7年前にヴァイゼン鉱山を壊したのもあんたか!?」
「てめぇな…質問してんのはこっちだ」
男は銃剣を掴み、俺の方に向け
「死ね。クソカス」
放たれたエネルギー弾により凄まじい爆発が俺がいたところを包み込む。俺は何とか男に近寄り、斬りかかるが男は俺の攻撃を避け、斬りかかってきた。俺は咄嗟にディバイダーで受け止め、距離を置き…
『シルバーバレット!』
『フレシェット・シェル』
俺が放ったエネルギー弾と同時に男が放ったエネルギー弾が互いに命中する
「ハッハァ!!こいつァ面白ェ!ただのガキじゃあねぇってか?」
男は殆ど無傷。俺の方はかなりの傷を負っていた
「聞かせてみな。そいつを連中から盗んだ理由は何だ?」
「別に欲しくて盗んだわけじゃない。女の子を助けたらこいつが勝手についてきた」
「女……?シュトロゼックの事か?」
「そう名乗った」
「クク…ハハハ。そうかいそうかい」
「何がおかしい!?」
「知らねェってのは面白ぇもんだ。てめぇが手にしてるそいつがいったいどんな代物なのか。それも知らねぇでその部品を『助けた』!?ハァッハッハッハァ!!凄ぇなれとんだバカガキだ!!」
何だ?何でコイツは笑ってる?俺がリリィを助けたのが?シスター達を殺したのもこんな風に笑いながら?ヴァイゼンでもそうやって……
「笑うな…」
俺の故郷を…
「俺は質問に答えた。今度はあんたが答えろ!7年前のヴァイゼン鉱山だ!」
「聞こえねぇな!」
男が放ったエネルギー弾が直撃するが…俺はリリィを助けたときと同じ姿になった
「こんな炎と嵐で俺の故郷を壊したのは…あんた達か!」
「聞きてぇか?そうだろうなァ!」
激しくぶつかり合う中、互いの刃により火花が散る
「答えろ!!」
「1つ忘れてるぜ。人にものを尋ねるときはな」
男が左手の手袋を外すと金属製の爪が現れ、腕を掴まれた
「お願いしますだ!クソカスが!」
『ナパームファング』
凄まじい爆発が男の手から放たれ、俺は吹き飛ばされつつも体勢を整え…
「うおああああああ!!」
『シルバーハンマー』
凄まじい威力のエネルギー弾を放ち、辺りが光に包まれる
シキウスSide
「何だ?邪魔が入ったな?」
トーマ少年の一撃。あまりの威力だったが、放ったトーマ少年は既に限界が近い。私は咄嗟にフッケバインの男の前に出ていた
「初めまして、フッケバインの一人、ヴェイロン」
「てめぇのその本…そうこい。てめぇが例の俺達に恨みがある連中の一人か」
「悪いがここで戦っても良いが…」
「あいにくこっちは弾切れ。てめぇとやり合う気にはなれねぇな。おう、そこのメスガキ」
ヴェイロンが物陰に隠れたアイシスに声をかけるとアイシスが気絶したトーマの前に出た
「そのチビカスが目ェ覚ましたら伝えろ。命もディバイダーも今は預けといてやる。鉱山事故の事も誰がやったのか見当はつく。知りたきゃ俺んとこに来い。フッケバイン一家のヴェイロンだ」
ヴェイロンはそう言い残して、その場から去っていった。
「さて、彼を運ぼうか」
彼等の方を向くとアイシスが警戒をしていた
「あんた、さっきの奴の仲間?」
「敵だ。そして多少なりとも事情を知っている。詳しい説明はこの場から離れてからだ」
「………トーマが目覚めてから隙を見て逃げるから…」
「それで良い」
先ずはこの場から離れ…傷の手当ては…恐らく必要ないな…
なのはSide
捜査チームと合流のため、次元港に来ていた私。そこでスバルと合流し、色々と話していた中…
「そういえば結徒達は今回声をかけなかったんですか?」
「うーん、少し前に結徒達も大きな戦いが終わったばかりだし、今回は流石に協力させる気はないみたい。それだけ危険な事件だからね」
とは言え結徒達はフッケバインに対してある程度のことを聞かされていたみたいだけど…流石に関わらせるのはね。
オリ主組は…出番はもう少し先です
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