キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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135 トーマの想い

アイシスSide

 

フッケバインの本拠地で拘束された私。何度か揺れが続いてるけど、攻撃が続いてるって事だよね?これ

アルって言ったっけ?あの無駄おっぱい。じっとしてれば安全とか言ってたけど、放送聞く限りここは空中艦船の中。だとしたら攻撃されても落ちるって事もあるわけでさ。

私は拘束を外していき…

自分と友達の身を守るくらい抵抗した内には入らないでしょ。

 

「アーマージャケットオン!」

 

私はバリアジャケットを身に纏う

 

「よっし!まずはトーマとリリィを探さなきゃ!」

 

 

 

 

 

 

トーマSide

 

フッケバイン、管理局、そしてもう一つの組織が激しくぶつかり合う。何故か俺はそれを感じ取り…

 

(やめてくれ。痛いんだ。傷つけようとする意志が、破壊しようとする力が…頭の中に突き刺さる。なんでみんな…どうしてみんな…俺や俺が大切にしてるものに…酷いことばっかりするんだ!?)

 

俺の意志に答えるように銀十字が光り出す

 

(傷つけるものみんな、邪魔するものみんな)

 

銀十字から大量のページが舞っていく

 

(怖い戦いも全部みんな…消えてなくなればいい!)

 

『ディバイドゼロ・エクリプス』

 

 

 

 

 

 

 

ロキSide

 

離れた場所でも感じ取れるこの力…結合分断の広範囲攻撃。艦船の動力のみならず、生命体の生命活動すら分断する力…

 

「ゼロエクリプス…まさか彼がそうだというのか…」

 

少し考えるが…目的は変わらない。フッケバインと管理局への嫌がらせ。

 

「中にいるメンバーはどうなっているか?」

 

 

 

 

 

 

スバルSide

 

突然の攻撃。フッケバインの攻撃かと思ったけど、フッケバインメンバーも今の攻撃で動けなくなっている。ロキ一派は…

 

「ニンフ。無事か」

 

「何とかね…アレスは平気そうね」

 

「スーツのお陰でな、とは言えダメージが大きい。長期戦は無理そうだな」

 

何とかして…

 

「管理局の人、要救助者が二名います」

 

ゆっくりとこっちに向かってくる人影…視力回復していき、それが誰なのか理解した

 

「お願いです。この子達を助けてください」

 

「トーマ?」

 

「その声、スゥちゃん?」

 

 

 

 

 

 

はやてSide

 

謎の攻撃から何とか立て直すとフッケバインの飛空挺から通信が入った

 

『特務の管理局艦船に告ぐ。こちら飛翔戦艇フッケバイン、操舵手兼管制責任者。現在侵入してきたお邪魔虫と民間人二人を預かっています。無事に返す意志はあるから安心して』

 

子供の声?

 

『あと数分もあれば、私の翼は力を取り戻す。それまでの間は一応人質です。攻撃してこないように。あとそれから!特務だかなんとか知らないけど、当面はわたし達に構わないでよね!そりゃ指名手配されてるのは知ってるけど!わたし達は少なくともここ数年、管理世界での大きな事件とかは起こしてないから!ちゃんと管理外世界でやってるんだから、わざわざ面倒な手続き踏んで追ってくるより、他にもっとやることがあるでしょ!そりゃ勿論管理世界でもちょっとした犯罪行為くらいはしてるけど、わざわざ損害出しながら、わたし達を襲うより、もっと安全な犯罪排除とこしてればいいじゃない!これ以上追ってくるならフッケバインだって本気で怒るよ!報復として重要拠点の1つ2つくらい落とされたい?そっちの人達に山ほど被害が出るの分かるでしょ?』

 

「特務六課部隊長八神ニ佐や。管理局法を侵し罪を重ねてる者を見逃せってのは無理な話や。取り逃がせばまたどこかで人が殺される。人命を含む人々の財産の重さに管理世界の中も外も関係あれへん!」

 

『簡単な足し算引き算もできない人と話すことはありません!ともかく後五分後に局員と民間人を後部ハッチから排出するから!せいぜい落とさないよう受け取れば良いよ!いーだっ!』

 

通信が切れた。排出されたみんなを受け止めるのは私がやればいい。なのはちゃんやヴィータにはみんなを助け出した後、再出撃をお願いした。

 

 

 

 

 

スバルSide

 

「スゥちゃんだよね?この子達をお願い…」

 

「トーマ!どういう事?それにその子たち…」

 

「この子達とは旅先で会って、俺のせいでこんな事に巻き込まれちゃったんだ。二人ともいい子なんだ。優しくしてあげて」

 

トーマは女の子2人を私に預け…

 

「フッケバインのみんな、こんな目に遭わせてごめん。サイファー、俺達を助けてくれてありがとう。ドゥビル、フォルティスと一緒に色々教えてくれてありがとう。それからヴェイロン、誤解で襲い掛かってごめん。仲間に誘ってくれてありがとう。だけどごめん。俺一人で行くから…」

 

「トーマ!一人でって何処へ!」

 

「スゥちゃん、あの日からずっと優しくしてくれて、家族になろうって言ってくれてありがとう。本当に嬉しかったし、幸せだった。ごめんね、バイバイスゥちゃん」

 

トーマはそのまま床をぶち抜き、空へと落ちていった

 

「トーマ!」

 

 

 

 

 

トーマSide

 

EC感染者は人を殺さずには生きられない。害意を向けられただけでも人を傷つける。風景も人の姿ももう分からない。分かるのは自分にとっての脅威がどこにあるかだけ…人を傷つけるのも殺すのも嫌だ。それが優しい人なら余計に…だから一人で終わりにしよう。優しい時間と一緒にいた人達こ事を幸せな気持ちで思い出せる内に、そんな人達を壊してしまわない内に…




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