悠真Side
紫の炎を纏った状態で殴り続けるが、黒髪の女は刀で防ぎ続けていた
「凄いね。何となく分かるよ。その炎は私達に凄く効くって!」
「エクリプスウィルスが何なのかよく知らないけど、ウイルスなら熱に弱いだろ!」
「そう簡単なものじゃないんだけど…」
女は本を開くとこっちの視界を奪うようにページが周囲を覆う
「くっ!」
「悪いけど撤退させて貰うからね!」
そう言って視界を奪っていたページが消えると女は消えていた。
俺はエリオさんとヴィータさんの治療をしているはやてさんに近寄る
「大丈夫ですか?」
「悠真、どうしてここに?」
「ロキに言われてな。まぁ結徒の付き添いみたいなもんだけど」
「そっか…ロキの言う管理局の嫌がらせは…結徒達をこの場に呼ぶことみたいやね。嘱託とはいえ一般人をこうして危険な場所に…」
「だろうね。まぁ色々と仕方ないか」
フッケバインの艦は何処かへ消えたみたいだな。結麻は深追いしなかったみたいだしな
「あとは結徒の方か…」
結徒Side
「結徒、何でここに?」
「ロキに頼まれて…」
斬りかかるトーマを避け、カウンターに魔力弾を当てるが効いている様子がない
「結徒!今のトーマには」
「やっぱり魔力を要いたものは通じないか」
「知ってたの?」
「ロキから色々と聞いてた」
こっちの魔法は通じないけど…
「チル!フルユニゾン!更にルキフスランサー・フェアリー!」
ルキフスを槍に変え、更に四つのビットを展開する
「ロキの話が本当なら!」
ビットが動き回りつつ、トーマに魔力弾を当てていく。やっぱりしっかりとダメージを与えられている
「どういう事?」
「チルは元々フッケバイン対策として作られたらしい。だから…トーマにも通じる!」
トーマは銃剣を振りかざすが僕はルキフスで防ぐ
「なのはさん!とりあえず気絶させれば良い?」
「もう少ししたらスバルとフェイトちゃんが来る!それまで押さえ込めれば良いけど…」
『マスター、どうやらあの本が指示等を出しているみたいです』
「ルキフス、どういう事?」
『現在の状態を見て、トーマは意識混濁。そのためあの本が索敵、迎撃等を行っているみたいです。攻撃に関してもあの本の指示に従っているみたいですね』
「要するに武装破壊狙いで動けば良いんだね!それなら…なのはさん!」
「何?」
「トーマを抑えるから、その間にあの剣か本を破壊して貰えれば」
「了解!」
僕はビットを展開させ、トーマへと向かっていく
「悪夢を見ているつもりなら起こしてやる。つまらない考えで死ぬしかないとか思ってるならぶん殴って目を覚まさせてやる!覚悟しろよ!トーマ!」
互いの攻撃が激しくぶつかり合う。管制している本をどうにかするためには…
「ルキフスシュート!」
魔力弾をトーマは本のページで防いでいく
「こっちの攻撃が通じるのが分かったからこそ本での防御か…それにあの本は…」
ページは攻防両方出来るみたいだけど…削りきれば…
「まぁ削るのは僕の役目じゃないな!」
ビットを戻し、ルキフスをバスター状態にする
「全部出し切る!ルキフス・バスター!」
魔砲を放つとトーマは本のページで防いでいく。それに合わせるように…
「エクサランスカノン!フルバースト!」
なのはさんの砲撃が合わさり、トーマの持つ本のページが見る見る内に削られていく。
トーマは削られていくページの限界に気が付き、その場から離脱し、僕の方に向かっていく。だけど…
「インフレアブロー!」
下から現れた悠真がトーマの顎を思い切り殴る。
「今だよ!スバル!」
「はい!」
浮いた所をスバルさんが現れ、トーマの持つ銃剣を掴みへし折る
更に追撃に本に向かって魔砲を撃ち込む
「悠真!」
「タイミング良かったか?」
「あぁ」
「スバルもありがとう」
「いえ、それにしてもまさか結徒達が…」
スバルさんが何か言い掛けた瞬間、トーマがいた場所から魔砲が放たれる。僕らは咄嗟に防ぐ
感想待っています!