結徒Side
ヴォルフラム執務室で僕らはフェイトさんから事情聴取を受けていた。あの場から頑張れば逃げられたけど、流石に色々と怒られるそうだし、素直に僕らは事情聴取を受けることになった。
「ロキから接触があり、その際にトーマの事を聞かされて戦場に来たと…」
「その時に色々と聞かされたよ。エクリプスウイルスの事とか、チルや結麻の持つ本はロキとシキウスがフッケバイン対策として作ったものだって事も」
「チルちゃんや結麻ちゃんの本は言ってしまえば偶然手に入れた感じだけど…まさかそんな機能があるなんて…」
「まぁ今回はトーマを救うって事で利害一致したから協力した感じだけど…」
とは言え話を聞いてるとロキの仲間達は脱走してから直ぐさま戦いに参戦か…結構大変だったりするんだな…
「今後ロキから接触があった場合はどうするの?」
「それは…話を聞いた上で決めるよ。勿論。僕一人じゃなく」
隣に並んで立つ悠真と結麻を見て
「三人でね」
「そう…今後は色々と気をつけるように…今回は注意だけにしておくよ」
「結構甘いんだな」
「悠真、あくまで今回は注意だけだけど、今後はどうなるか分からないよ。嘱託とは言え、悪人と協力した事を他の人にバレたときは本当に大変だからね」
「悪人ね…まぁ管理局からすればロキたちはそういう扱いか」
悠真は怪訝そうに言うけど、僕も少しだけモヤモヤする。ロキたちはフッケバインの被害者でもあるみたいだし…フッケバインをどうにかするために悪事に手を染めた…まぁ悪事らしい事をしたのかは分からないけど…
「難しい問題だな」
僕はため息をつきつつ、フェイトさんの事情聴取は終わった。
「そういえばトーマは?」
「トーマ達は検査も終えて、融合してた子もちゃんと融合解除したみたいだよ。今後は友達を守れるように見習いとして特務六課預かりにもなるみたい」
まぁフェイトさんたちの所にいれば色々と安心なのか?
「僕らはどうする?明日にでも帰る?」
「そうだな。色々とあって疲れたしな」
「疲れた~」
僕らは用意された部屋に案内され、ゆっくり休むのであった。
「それで本当に今後はロキに依頼されたら協力する感じか?」
「どうだろうね?その時によるけど…今回の件はあまり深入りしない方が良いし。もしもの時は何かしら接触があるだろうし…難しいな」
「まぁ俺達は俺達で動くしかないか」
「そうだね」
こうして僕らが関わったフッケバイン事件は終わりを告げる。その後の事は詳しいことは話してはくれなかったけど、本当に色々とあったみたいだった。
それから数年後の事…
「ななにプロポーズ?」
「あぁ」
次回最終回!悠真とななのプロポーズ!
感想待っています!