結徒Side
「夕ご飯は、私達でカレーを作ろう!」
「いいね!」
「はい!」
そんなこんなで僕たちはカレーの材料の買い出しに商店街に来ていた。
「お2人は、どんなカレーが好きですか?」
「ポークカレー!」
「私はサバカレー!」
「「サバ!?」」
「サバって魚の?」
「うん、美味しいよ!」
「俺は辛口ならなんでも」
「僕も特に拘りは…」
と言うかサバカレーって本当に美味しいのか気になる…
そんな話をしているとななが街のマスコットを見つめていた
「はなみぃちゃん…」
「はなみぃちゃん、お好きなんですか?」
「うん…」
「私も、小さい時に風船をもらって、嬉しかったな…」
「うっ…」
「こころ!?」
「なな先輩が可愛過ぎて、心キュンキュンしてます…」
「ええ?」
そんなこんなで材料を買い、みんなでカレーを作るのであった。
悠真Side
カレーを食べている時におかわりをしようとすると、プリルンが鍋の中に入ろうとしていた。
「何してるんだ?」
「プリ!?お、おかわりしようとしたプリ」
「そうか…」
俺はプリルンの皿におかわり分のカレーをよそった。
「プリ…悠真、ありがとうプリ」
「プリルン、下手したら鍋のカレーを全部食べそうだからな…おかわりが欲しかったら誰かしらにちゃんと言うんだぞ」
「分かったプリ!」
笑顔で返事をするプリルンだけど…流石にこの量のカレーを1人で食べたりはしないだろけど……一応は注意をしておかないと……うん
お風呂から上がり、後は寝るだけのため俺と結徒は店のロフトで寝る準備をしようとしたら、うたに部屋に来るようにと言われて、うたの部屋を訪れていた。
「ご飯食べたし、お風呂も入ったし!」
「お泊り会の夜は、これから! まだまだ研究しますよ!」
「準備OKプリ!」
何の準備がと思っているとうたとななは何故かプリキュアに変身して、撮影が始まった。
「おおー! 心キュンキュンしてます! プリルン、もっと撮って!」
「と言うか戦闘でもないのに変身して良いのか?」
「ま…まぁ…良いんじゃ…」
結徒もツッコミ入れる気ないみたいだな
「プリルン先輩! その調子です!」
「こころちゃん、こんなに写真撮ってどうするの?」
「え…ステージで、お2人がキラキラしてる訳を探ろうと…」
「目が泳いでる」
「こころ、見せてやれよ」
「お兄ちゃん…うん…すみません…実は…」
こころは鞄からアイドルとウインクのぬいぐるみを取り出して見せた。
「「可愛い!」」
「アイドルプリキュアプリ!」
「マスコットの衣装を作るのに細かい部分が見たくて、つい…」
「こころが作ったの?」
「キュアキュンキュンはないの?」
「それは、まだ…」
「じゃあ、作ろう!」
「え…」
「ワクワク!」
「うん!」
「キュアキュンキュンも撮るプリ!」
「え…」
誘われるままこころもプリキュアに変身して、撮影が始まった。俺と結徒は本当にただただ見ているだけだけど……
「キュンキュン! 笑って笑って!」
「そ、そんな事言われましても…」
「笑わないなら、くすぐっちゃうぞ!」
「そういうのは、ずるいです!」
「プリルンも一緒に…」
「うた?」
プリルンが何かを言い掛けた瞬間、ノックが聞こえた。多分うたの母親が様子を見に来たのか?
「は、はい!」
「この姿を見られたら…」
「どどど、どうしますか!」
「とりあえず…ど、どうしたの、お母さん?」
「夜なんだから騒がないようにね!」
「は、はーい…」
「「すみません…」」
「危な…」
「先輩が騒ぐからですよ…」
「キュンキュンも結構…」
「私ですか!?」
「とりあえずまた来たら大変だから変身解いた方が…」
結徒に言われ、アイドルたちは変身を解くのであった。俺と結徒は丁度良い時間だからと寝床に戻るのであった。
結徒Side
いつも通りの時間に目を覚ました僕。悠真はまだ寝ている……
僕は日課である訓練をしようと外に出ると…
「こころ、プリルン。早いな」
「結徒先輩、おはようございます。私はダンスの朝練です」
「プリルンはそれに付いていくプリ!」
「先輩は?」
「僕も日課の朝練だな」
折角と言うことで一緒に朝練をすることになった。
とりあえず目的地までランニングをしていると目の前にランニングをしている人とすれ違い、僕らは軽く挨拶をする
「お友達プリ?」
「ううん。たまにすれ違う人。ランニングしてる人って、みんな、目標に向かってキラキラしてるよね」
「キラキラしてるプリ」
「そういえば先輩の朝練ってどんなことをするんですか?」
「僕の場合は体力作りと後は魔力弾の操作の練習…まぁ色々とかな」
「魔導師でも体力作りとかするんですね」
「まぁ必要なことだって、師匠に教わったから…」
師匠の教え方は丁寧だったけど、厳しかったな……
「あの…何でそんな遠い目を?」
「気にしないでくれ…」
僕たちは走って行き、目的地に着いたが…
「と言うかこころも一緒に来て良かったのか?」
「はい、その…どんな練習なのか気になります」
「そうか…」
とりあえず僕はルキフスを起動し、結界を張った。魔法を人に見られたりしたらいけないからな
「これは…結界ですか?」
「そう、こういう練習は人に見られたくないからな」
そう言いながら僕は空き缶を上に投げ、魔力弾で空き缶を弾いていく。
「これで精度が上がるんですか?」
「まぁな…」
暫く続けようとしたとき、プリルンがマックランダーの気配を感じ取り、僕らは急いでマックランダーの所へと向かった。
「あれは!?」
「さっきランニングしていた人プリ!」
「こころ、いけるか!」
「はい!」
こころはプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
僕もバリアジャケットを纏う。
マックランダーは僕らに向かって攻撃を仕掛けていくが、僕らは攻撃を全て避けていき、キュンキュンはパンチを繰り出し、僕は追撃に魔力弾を喰らわせる。
「おい!マックランダー!負けてんじゃねぇ!」
ザックリーがそう言うとマックランダーは走って逃げ出す。キュンキュンはマックランダーを追い掛けるが、マックランダーに追いつけずにいた。
「待てー!」
上から見ているとマックランダーは円を描くように逃げてる?もしかしてと思ってキュンキュンを見ると…
「め、目が回って…もう…ダメ…」
目を回しているキュンキュン。マックランダーはその隙をつき、キュンキュンを吹き飛ばした。
「キュンキュン!」
僕は吹き飛ばされたキュンキュンを受け止める。
「ありがとうございます…」
キュンキュンの体力が戻るまで何とかしないと…そう思っていると、空から紅い魔砲が放たれ、マックランダーを吹き飛ばす。
「大丈夫か?キュンキュン、結徒」
「悠真!」
「「私達もいるよ!」」
マックランダーが現れたことに気が付いてもアイドル達も合流してきた。
マックランダーは靴紐をアイドルとウインクに放ち、2人は拘束された。
「ど、どうしよう…」
戸惑うキュンキュンだけど…離れて見ていたプリルンがキュンキュンを応援していた
「キュンキュン、頑張ってプリ!」
「ありがとう!」
キュンキュンはマックランダーに蹴りを入れ、フラついた瞬間
「キュンキュンレーザー!」
キュンキュンレーザーでアイドル達の拘束を解き、アイドルとウインクは同時にマックランダーに蹴りを入れ、
「追撃!」
僕はいくつもの魔力弾を上から浴びせ、マックランダーが怯むと
「いきます!クライマックスは私!準備はOKー!?プリキュア! キュンキュンビート!」
キュンキュンビートでマックランダーを浄化するのであった。
戦いが終わるとプリルンはキュンキュンに抱き付いていた
「キュンキュン! 心キュンキュンしたプリ!」
「ううん、私はまだまだ…でも、プリルンが一緒にいて応援してくれたから頑張れた…プリルンにプレゼントがあるんだ」
家に戻るとこころが用意したプレゼント…それはプリルン専用のキャリーポシェットだった。どうにも昨日の夜にプリルンが自分だけお揃いがないことを嘆いていたらしく、こころが何かお揃いのものを用意しようと作ったらしい
「ぴったりプリ!」
「これなら、いちいち隠れたりしなくていいし、プリルンも寂しくないかと思って」
「こころちゃんのアイデアだよ!」
「ありがとプリ!」
「それと、ジャーン! 私とお揃いの衣装!」
「プリ! アイドルプリキュアとお揃いプリ!」
「目線お願いします!」
「プリルン、ファンサして!」
「プリプリルンルン! プリルンプリ!」
楽しそうにするプリルン。そんな中、悠真は…
「そういえば一緒に朝練をしてたんだな」
「え、あぁたまたまだけど…」
「そっか…ふーん…」
何か僕、怒られる感じなのか?
「こころを泣かすなよ」
「え、あ、うん」
感想待ってます