結徒Side
悠真が帰った後、うたとこころの2人がななの様子が気になるため、跡をつけようと言うことになった。
「でも、残り2つ、どんな不思議なんでしょうね?」
「うーん…足の指でピアノ弾き出すとか? それでいきなり路上ライブ! とか?」
そんな何処かの戦隊みたいな……
「ピアノ…あ!」
「どうしたの?」
「もしかしたら、これはすべて、ピアノの特訓なのでは!」
「ピアノ?」
「白線の上を歩くのは、集中力を鍛えるため。ラップは、リズム感を鍛えるため。怪獣ごっこは、イメージ力を鍛えるためです。ピアノって、その曲のイメージを膨らませるのが大事って、聞いた事がありますから!」
「なるほど!」
「でも、ツインテと謎の英語は?」
「うーん…」
「英語は海外での演奏を想定して喋れるように?」
とは言えあの英語は……
「ツインテは?」
「ツインテは……こころの髪型が可愛いから真似してみたとか?」
「えっ!?あ////その///」
何故か顔を赤らめるこころ。いや、当たり前のことを言っただけなんだけどな……
「結徒くんも悠真くんと同じだね~」
うた、それどういう事だ?
そんな話をしているとなながはなみぃに近寄り…あと悠真が呆れた顔をしていた。
悠真Side
ななの行動が気になり追い掛けていくと何故かなながはなみぃに近寄り…
「感謝状。はなみちタウンのイメージキャラクター・はなみぃちゃんは、いつも明るく、私達を元気にしてくれます。その感謝の気持ちをここに表します。蒼風なな」
いきなり表彰をしていた。
満足そうなななの腕を掴み、俺は少し離れた場所に連れて行き…
「今日、本当にどうしたんだ?お前…」
「悠真君。その…」
ななは少し恥ずかしがりながら今日の行動について話した
「なるほどな…」
「えっと…変だったかな?」
「結果的に変な感じだったぞ」
「あはは…その…あと一つだけやってみたいことがあるんだけど…」
「やってみたいこと?」
「うん…」
ななは付いてきてと言い、俺は付いていくことに…
結徒Side
「これは、七不思議6つ目に間違いありません! 題して、いきなり!? はなみぃちゃんへの感謝状!」
「うんうん! で、これは、ピアノとどんな関係が?」
「ないですね!」
「あれー?」
「というか悠真も一緒に何処に行くんだ?」
「追い掛けよう!」
僕らは2人を追い掛けていくと砂浜でななが何かを描き、悠真がそれを見ていた
「次でいよいよ七不思議完成だね!」
「今思い出しましたけど、七不思議って、完成させちゃいけないって聞いた事あります…7つすべての不思議を知ると、こわーい事が起こるって…」
「え? 怖い事?」
「まぁここまで来たら諦めるしかないな」
「諦めるって…」
とりあえずななの様子を見ることに…
「何してるんだろう?」
「あれは…まさか!間違いありません! あれは、題して! 驚愕! 浜辺の魔法陣です!」
「魔法陣!? …って、何だっけ?」
「魔法陣とは、魔法で恐ろしいものとかを呼び出したりする時に描くものです!」
「ええー!? ななちゃんが恐ろしいものを召喚!? た、大変だ…」
「あの…僕や悠真も魔方陣出せるけど……」
「「あっ…そういえば…」」
まぁそこまで意識して見られてなかったって事かな?
「因みに聞きますが、魔方陣出して、何かを出したりとかは…」
「僕は出来ないけど…知り合いが召喚魔法を使って竜を出したり…」
「「出来るんだ!?」」
そんな話をしていると突然マックランダーが現れた。僕たちは急いで悠真達の所に向かった。
悠真Side
突然現れたマックランダー。すると近くにいたのかうた達が合流してきた。
「ななちゃん!」
「なな先輩!」
「うたちゃん! こころちゃん!」
「本当に、ななちゃんが、すごいの呼んじゃってる!」
「違いますよ、先輩! あれはマックランダーです!」
「ホントだ! よく見れば!」
「よく見ても分かるだろ」
「みんな、変身を!」
「うん!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!
キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
みんながプリキュアに変身し、俺達もバリアジャケットを装着する
アイドル達がマックランダーに同時に攻撃を仕掛けるがマックランダーに効いておらず、マックランダーの反撃を受けてしまっていた。俺と結徒は隙をついて魔砲を放つが、マックランダーは身体を弾ませて魔砲を避けた。
「もしかしたら!?」
マックランダーの動きを見て、ウインクはある提案をすると、アイドルがマックランダーに接近し、
「アイドル!グーターッチ!」
上空にマックランダーを上げるとウインクが追撃にかかと落としを喰らわせる。マックランダーの身体が大きく弾んだ瞬間
「お兄ちゃん!結徒先輩!」
「了解!」
「分かった!」
「キュンキュンレーザー!」
「ディバインバスター!」
「インフレアバスター!」
3人の攻撃を受け、マックランダーが怯んだところで
「クライマックスは私!聞いて下さい。プリキュア! ウインククレッシェンド!」
ウインククレッシェンドでマックランダーは浄化されるのであった
戦いが終わるとうた達はななにあの行動について聞いてきた
「え? ずっと私の後をつけてたの?」
「勝手にごめん!」
「なな先輩の七不思議が気になりまして…」
「私の、七不思議?」
「昨日から不思議な事ばっかりしてたじゃないですか!」
「やっぱり変だった?」
「「「うんうん!」」」
「私ね、今まではピアノの事しか考えてなかった…だけど、アイドルプリキュアになって、色んな人と出会って、私の世界は、なんて狭かったんだろうって思ったんだ・・・。そんな時、ママに言われたの。『今のななには、色んな友達と遊んで、世界に触れて自分を知る。それが一番大切なんじゃないかなって思うの』って、それで私、ピアノ以外にも、もっと色んな事をやってみたいなって…たとえば、うたちゃんみたいに、楽しく歌いたいと思って、ラップにチャレンジしたり…」
「それはまだ分かるけど、白線の上だけ歩いてたのは?」
「この前、はもりちゃんがやってるのを見たの。なんだか懐かしくなって!」
「ああ…」
「じゃあ、ツインテにして、語尾に『なな』をつけてたのは?」
「こころちゃんの髪型と、プリルンがプリプリ言うの、可愛いな、と思って!」
「照れるプリ!」
「いきなり謎の英語を使い出したのは?」
「ママみたいに海外へ行くのも憧れるし、その練習!」
「いきなり過ぎない?」
「あの怪獣ごっこは?」
「うたちゃんはノリがいいから、私も見習おうと思って!」
「私、怪獣ごっこはやってないよ!?って、私、どんなイメージ!?」
「では、はなみぃちゃんへの感謝状は?」
「こころちゃんに『心キュンキュンしてます!』って言われて、私、嬉しかったんだ! だから私も、自分の胸のキュンキュンを伝えたくて!」
「それで突然の感謝状?」
「もしかして、なな先輩って意外と、天然?」
「ななちゃんって…深い!」
深いというか…まぁピアノばっかりだから楽しむって事を知らなかったからこそかもな
「あ! でも、魔法陣は?」
「魔法陣?」
「さっきあの辺に描いてたじゃないですか!」
こころはななが描いていたものに近寄ると…
「あ…これって…」
そこにはうた、なな、こころ、プリルン、そして俺と結徒が描かれていた
「これ、私?」
「プリルンもいるプリ!」
「はもりちゃんが楽しかった事や好きなものの絵を描くって言ってたから、真似してみたんだ!みんなと出会ってから毎日が新鮮で、色んな事が楽しく思えるようになった…だから、これからも、みんなと一緒に、新しいページを開いていきたい…そう思って描いたの!」
「ななちゃん…」
「なな先輩…」
「可愛過ぎるよー!」
「尊いが過ぎますー!」
うた達がそう言いながらななに抱き付き、ななは少し照れながらも嬉しそうに笑っていた。
次の日…
「うた先輩、どうしたんですか?」
「数学の小テスト、ダメだった…」
「はっ…七不思議が揃うと怖い事が起こるって本当かも!」
「テストと七不思議は関係ないと思いますよ」
「何の話?」
「ウワーン! 七不思議怖いよー!」
「だから関係ありませんって!」
「どうしたの、うたちゃん?」
確かに七不思議は関係ないな
感想待ってます!