うたSide
プリルンと一緒にきゅーちゃんの朝の散歩をしながら、私は自分の夢について考えていた
「わたしの夢…どこにあるんだろう?」
そう呟いていると前から見覚えのある人が歩いていた。
「カイトさん!」
私とカイトさんはベンチに座り、夢のことについて相談した
「夢が何なのか、ずっと考えてるんですけど、分からないんです…」
「まあ、それも自然だと思うけど」
「そうですか?」
「ああ。誰だって、自分の本当の気持ちを知るのは難しい。自然に分かる時を待つのも、いいんじゃないかな?」
「それならいつか!友達のななちゃんと、こころも、手伝ってくれてるんです! 『このお仕事はどう?』とか! 色々一緒に考えてくれて…結徒くんと悠真くんも手伝ってくれて…みんなといると、とても楽しくて!」
「良い友達だね。」
「はい! すっごく大好き! 一緒にいると、毎日キラッキランラン~♪」
「それってさ、そこにあるかもよ。キミの夢」
「え?」
「夢は1人で追うものとは限らない」
1人で追うものじゃない……
登校しながらカイトさんに言われた言葉を思い出しながら…自分の気持ちに気づいた
「先輩! 夢探しプロジェクト第2弾、準備万端です!」
「今度は、この『おしごと辞典』を見ながら考えよう?」
「この『おしごと辞典』には、なんと、400種類のお仕事が載ってまして、これだけあれば、うた先輩にもキラッキランランな夢が、きっと見つかると思います!」
「まぁ見つからなくても…」
「何度でも付き合うよ」
ななちゃん、こころ、結徒くん、悠真くん…うん…
「ありがとうね! こころ! ななちゃん! 私、分かったかも!」
結徒Side
「うた先輩、夢が見つかったんですか?」
「うん!わたしの夢は…」
うたが自分の夢について話そうとした瞬間、
「プリ!プルッときたプリ!」
マックランダーの気配を感じ取ったプリルン。僕らは急いでマックランダーの所に向かうと、そこには三体のマックランダーがいた。うた達は直ぐさま変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
僕と悠真もバリアジャケットを纏う。
「うん?」
「誰ですか?あれ」
「こちらはザックリ言やぁ、オレたちのボス!その名も~…」
「チョッキリーヌさまですぞ!」
「フン!」
「チョッキリーヌ!?」
「お前たちのいきおい今日ここで止めてやるよ。チョッキリとね」
マックランダーがアイドル達に向かっていく。僕らも動こうとすると…
「お前たちの相手は私だ!」
空から現れたのはシキウスだった。
「シキウス!」
「お前たちって1人で俺達と戦うのか?」
「試作品のテストに充分だ…起動せよ!アーレス!」
シキウスがフードを脱ぎ捨てると紅いパワードスーツ姿になる。
「最初から全力で行くぞ!」
「あぁ!」
僕は魔力弾を展開し、悠真は魔砲を放つと同時に魔力弾でシキウスを攻撃する。シキウスの周りが土煙で包まれ、煙が晴れると…
「無傷!?」
「多少はダメージあっても…」
「ふむ、アンチマギリンクフィールドは中々のものだな」
「アンチマギリンクフィールド?」
「それって…効果範囲内の魔力結合を解いて魔法を無効化するAAAランクの高位防御魔法……」
「何年か前に使われたものをアーレスに入れたが…」
「結徒、アンチマギリンクフィールドって奴は魔法がきかないのか?」
「うん、魔力での攻撃は無効化出来るけど…」
強力に見えて、弱点はある。その弱点は……
悠真はそれに気がつき、落ちていた石を拾い上げ…
「カートリッジロード!インフレアクロー!」
悠真は石を放り投げ、その放り投げた石を思い切り殴り、シキウスに命中させた
「魔力がダメなら物理だな」
「流石だな。AMF解除。アーレス、アタッカーモード起動!」
シキウスがそう告げた瞬間、一瞬で僕らの前に接近し、僕らを殴り飛ばす
「はや…い!?」
「しかも…痛ぇ!?」
「アーレス!ランページ!」
今度は背後に回り込み、一瞬の内に僕らを何十回も殴る
「どうだい?アーレスの力は?超接近戦用として作ったのだが…」
「強い…」
「どうにか…しないと」
アイドル達は…マックランダー三体に苦戦し、更に分断されているみたいだ。
どうするか考えていると、何故かウインクの声が聞こえた。これって…念話?何でウインクが使えるんだ?
『みんな、大丈夫』
『ウインクですか?』
『聞こえてよかった。これなら、はなれてても話せるかなって…あらためて作戦を考えたくて…』
「僕の方にも聞こえるけど…」
悠真にも聞こえるみたいだ。
「もしかして僕らの場合は念話通信として聞こえるのか?」
プリキュアの力凄いな…
『作戦、考えましょう!こういうのはどうかな?2人でマックランダーを引きつけて、あと1人がステージでキラッキランランにする』
『それなら、いけるかもです!』
『ううん、一緒にやろうよ』
『『えっ?』』
『わたしね、夢見つけた! 大すきな歌うこと。誰かにキラッキランランになってもらうこと。それを、ウインク・キュンキュンと3人で…アイドルプリキュアとしてやっていくこと!それが今のわたしの夢!』
『アイドル…』
『心キュンキュンしてます!』
『だから…3人で歌いたい!」』
アイドル達は三人でやるために動き出した。それなら…
「悠真…」
「あぁ、こっちはこれまで以上に!」
僕は悠真に作戦を念話で伝え……
「任せるぞ」
「あぁ!」
悠真は後ろに下がると僕はルキフスを構える
「ルキフス…カートリッジロード!ルキフスランサー!」
ルキフスの形状が変わり、先端に魔力刃が伸びた槍に変わる
「それでアーレスを破れるか?」
『マスター、負担覚悟』
「分かってる!ルキフス!ソニック!」
一瞬でシキウスの装備を斬りつける。
「速度を上げたか。だがその威力では!」
「分かってる!」
高速移動しながらシキウスのスーツを横切る度に斬りつける
「アーレス!」
「させるか!スピードを上げろ!ルキフス!」
更に速度を上げ、今のシキウスには捉えきれないようにしていく
「これで!終わりだ!」
物凄い速度でシキウスに向かって突撃をする。
シキウスに攻撃が当たる直前、ルキフスの刃をシキウスに受け止められた
「いくら速度を上げようが……一直線の攻撃は止められる。それに…その傷では二度目はない」
確かに…速度を上げたことでバリアジャケットの限界以上のダメージが……だけど…
「そうだね…二度目は…必要ない!」
「何!?グオォ!?」
背後から悠真が強力なパンチを繰り出し、シキウスを吹き飛ばした。
「無茶しやがって…」
「ごめん…シキウスは?」
吹き飛ばされたシキウス。パワードスーツはボロボロになっていた
「ふむ、あの一撃で破壊されるとは…まさかあのスピードの中で細かい傷を入れたか……面白い!」
シキウスはそう言い残して姿を消した。
「お前は休んでおけ…あいつらの所は…」
「いや、僕も行くよ」
「仕方ない」
悠真に抱えながらアイドル達の所に行くと三人はマックランダーを一箇所に集め…
「始めよう!わたしたち、アイドルプリキュア3人の初ステージ!」
三人のステージが始まる
「ウー、レッツゴー!ハートを上げてくよ!」
ステージのボルテージがあがり、3人が揃って手を掲げてハート型のエネルギー体を生成させ、そこからビームを敵めがけて発射する
「プリキュア・ハイエモーション」
3人の浄化技によって、マックランダーが浄化された。
「フン…おもしろいじゃないか」
「クッ…今度は負けねぇ!」
「この輝き…ハマりかねませんぞ、アイドルプリキュア沼に」
あいつらも吹き飛ばされながら撤退したけど…何か1人だけおかしくないか?
「3人の歌、すごかったプリ~!」
「ウインク・キュンキュンと3人でアイドルプリキュアをすることがわたしの夢!キラッキランラン~♪」
「うん!」
「心キュンキュンしてます!」
「よし、これで校内放送にメールできる!わたしの夢は、3人でアイドルプリキュアをすること『2年A組、咲良うた』って」
「「はぁ…えっ?」」
「「それ!」」
「ダメなやつだよ~!」
「ダメなやつです~!」
うたの夢、見つかったみたいだけど……この傷どうしよう?仕方ない…あの人に連絡取るか?
映画の話を書くとした場合、出しやすそうなのってあの騎士達かな…
次回はオリストかも?
感想待ってます