キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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今回はオリストです!


22 治療と会いたくない人

悠真Side

 

昼休み、いつもの場所でこころたちとお弁当を食べていると…

 

「えっ!?結徒先輩、結局あのまま学校休んだんですか!?」

 

「うん、その治してくれる人が丁度今日、来れるからって」

 

「酷い怪我だったから…」

 

「心配プリ」

 

「まぁアイツの怪我はほぼ自爆みたいなもんだからな…」

 

「自爆?」

 

俺はうた達に今朝の戦いについて話した。結徒が使った技はバリアジャケットの保護機能を超える位の速度で動き続けたからだと…

 

「心配です…放課後、結徒先輩の家に…」

 

「結徒くん、自宅にはいないよ?」

 

「へ?」

 

「確か田中さんの家で治療受けているって」

 

「あの…そもそもあの傷…病院で治療とかじゃないんですか?」

 

「一応治癒魔法で治せるみたいだからな…俺は知らないけど」

 

俺の場合、師匠達がそういうの使わなかったしな……

 

「とりあえず放課後、様子見に行こう!」

 

うたがそう言って、放課後の予定が決まった。

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

田中さんの家で僕はある人の治療を受けていた。

 

「はい、これで治療完了よ」

 

「ありがとうございます。シャマルさん」

 

シャマルさん…僕が春休みに行っていた異世界…ミッドチルダでお世話になってた人。本当に今日、非番で助かった…

 

「田中さんも家貸してくれてありがとうございます」

 

「急に頼まれたときは驚きましたが、なるほど改めて見ると魔法ですね」

 

「まぁ、僕やゆう…いつも使ってるのはあんまり魔法に見えないですよね」

 

「そういえばなのはちゃん、心配してたわよ。結徒くんが何か隠してるって」

 

「えっと…それは…」

 

「結徒くんなりに考えがあって話してないんだろうけど……」

 

正直言うと悠真の扱いがどうなるというのもあるし、うた達の扱いも…… 

 

「詳しくは話せないです…出来たら秘密の方向で…」

 

「秘密は無理そうね。今回の怪我のこともあるし…」

 

「その…」

 

「悪いけどみんなが揃ってからの方が良いわね」

 

笑顔でそう言うシャマルさん。仕方ない。多分だけど放課後、みんなお見舞いに来そうだな…

 

「それまでルキフスの方も見てあげるわ」

 

「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

放課後、みんなで結徒の様子を見に、田中の家に向かう俺達。

 

「先輩、大丈夫でしょうか…」

 

「こころ、心配しすぎてるな」

 

「そんなに気になるの?」

 

ななに言われて、何故か顔を赤らめるこころ

 

「えっと…ま、まぁ…心配ですし…」

 

「でも魔法で治療ってどんな感じなのかな?」

 

「見てみたいプリ!」

 

楽しそうに話しながら歩いていると……

 

「そこの学生さん。ちょっとええ?」

 

茶髪の女性に声をかけられた。ん?この人…

 

「はい!何でしょうか?」

 

うたが直ぐさま返事をした。

 

「ちょっと人捜ししてるんやけど…柊結徒って子の家を探してるんやけど…」

 

この人、結徒の知り合いか?知り合いにしては家を知らないって……

 

「結徒くんの?」

 

「結徒君は家ではなく…」

 

「その前に結徒とどういう関係なんだ?」

 

うたとななが普通に答えようとしてたけど、流石に怪しすぎだろ…

 

「ちょっとした知り合いかな?怪我したって聞いたから様子を見にね」

 

知り合い…本当かどうか気になるな……

 

「結徒先輩は、知り合いの家にいますよ」

 

「今から私達も行くところです!お姉さんも一緒に行きますか?」

 

「じゃあお願いします」

 

笑顔でそう答えるけど…うん、怪しい…怪しいのもあるけど、この人、師匠に似てるのも気になる……

 

 

 

 

 

謎のお姉さんと一緒に田中の家に着き…

 

「結徒くん!怪我大丈夫?」

 

「結徒君の知り合いのお姉さんも連れて来たけど…」

 

「あの…結徒先輩…何で私達が来た瞬間に絶望の顔を?」

 

「何があった?」

 

「なんで…みんな、その人と一緒に…と言うかシャマルさん!!」

 

「ごめんなさい。どうしてもって…」

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

うた達が訪ねてきたのは良かったけど、玄関の扉を開けたときに真っ先に目に入ったのは……出来れば会いたくない人の八神はやてさんだった

 

「いや~怪我をしたって聞いて、シャマルを呼んだから私もついでに様子を見に来たんよ。それとついでに結徒が協力してるって子たちを見に来たんだけど…」

 

「最初から俺達がって分かった上で声をかけたのか…」

 

「映像とか流れているの見たけど、見た目が違うから探すの大変って思ったけど、そっちの子の持っているぬいぐるみを見て、もしかしたらって思って」

 

うたに抱えられているプリルンを見て微笑むはやてさん。勘が鋭すぎるよ…

 

「結徒先輩、苦手なんですか?」

 

「苦手というか…みんなのことを報告するときに、色々と誤魔化してたから…まさかよりによって…」

 

「よりによって?」

 

笑顔のはやてさん。本当に出来たらフェイトさんの方が良かった……

 

「それで詳しい話、聞かせてくれる?」

 

僕は諦めて色々と教えた。話し終えると……

 

「なるほど…まぁここからはって言いたいけど、見る限りそうしてほしくないみたいやね」

 

「助かります。こちらとしても…」

 

田中さんが代表して返事をするが…

 

「ただし、そっちの悠真って子に関しては…」

 

「認められないってことか?」

 

「そうなるけど、折角やしどれだけ出来るか見てみたいんやけど…」

 

「はやてさんが相手するんですか?」

 

はやてさんの場合、そう言うのは…

 

「私よりも適任がおるよ。そろそろ…」

 

「主、お待たせしました」

 

「はやてちゃん、お待たせです」

 

玄関から入ってきたのはケーキの箱を持ったシグナムさんとリインさん……

 

「久し振りだな。結徒」

 

「結徒、何で膝をついて絶望してるです?」

 

「本当に…よりによって…」

 

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

家の外に出て、俺はバリアジャケットを纏う。相手はシグナムって人だ。

 

「それじゃ時間は5分。結界もあるけど、程々に」

 

「悠真くん、頑張れー」

 

因みに結徒は胃が痛くなり、こころに見守られながら寝ている。

 

「それじゃスタート!」

 

開始の合図と共に俺は魔砲を放つ。シグナムって人は魔砲を避けて一気に距離を詰めてきて斬りかかる

 

「遠距離タイプか?」

 

「いや、遠距離中心じゃない!」

 

俺はカートリッジをロードし、インフレアクローを装着し、殴りかかる。シグナムは剣で拳を防いでいた。

 

「炎の変換資質か。それにそのデバイス…面白い!レヴァンティン。カートリッジロード」

 

剣が撃鉄を起こし、剣が炎に包まれた。

 

「紫電一閃!!!」

 

鋭い斬撃が迫ってくる。俺は咄嗟に防御するが斬撃の威力で吹き飛ばされる

 

「悠真君!?」

 

「終わりか?」

 

「いや、まだだ!」

 

少しボロボロだけど、まだ戦える。インフレアは…

 

『行けます』

 

「さて…どうするか…」

 

遠距離で相手するべきだけど、俺は結徒みたいに上手くは出来ない。近距離でやるしかないけど…シグナムって人は俺よりずっと強い。

 

「やってみるか…」

 

俺はシグナムに向かって駆け出す

 

「突撃か…」

 

俺はそのままの勢いで殴りかかろうとするが、シグナムは剣を構え、カウンターを仕掛けるが…

 

「!?」

 

俺は咄嗟に足を止め、シグナムのカウンターが空を切った瞬間に、蹴りを顔に入れた

 

「これで…がぁっ!?」

 

フェイントが決まったかと思ったけど、何故か俺の脇腹に剣が当てられていた。

 

「上手いがこちらの方が一枚上手だ」

 

俺はそのまま脇腹を押さえながら、膝をつく

 

「勝負ありやね」

 

「悠真君!?」

 

ななが駆け寄る中、はやては笑顔で…

 

「シグナム、どんな感じや?」

 

「基礎は出来ていますが、まだ荒削りですね」

 

「ふむ、なるほどな~それじゃ」

 

「えぇ、良いと思います」

 

「悠真くん、これからも結徒と一緒に頑張ってな」

 

「負けたのに?」

 

「勝敗で決めるって言ってないよ。実力を見たかったんや。それで実力を見た感じ、大丈夫そうやから」

 

この人は……

 

「そう言うことで結徒によろしく!」

 

そう言ってはやて達は帰って行った。

 

「あの人…タヌキとか言われてるだろ…絶対」

 

「そ、そうかも…」

 

「あ、そうそう。結徒に伝言」

 

「何だ?」

 

「夏辺りになのはちゃんが様子見に来るから楽しみにって」

 

それだけ伝えて、帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

「と言うことだけど…」

 

「夏あたり…か…」

 

「先輩、本当に大丈夫ですか?」

 

「色々とバレたけど…仕方ないか…悠真もこれからは…」

 

「まぁ認められたし、あくまで協力者扱いにしてくれるらしい」

 

それにしても…本当に辛かった…

 

「こころも何か心配かけてごめん」

 

「い、いえ」

 

顔を赤らめるこころだけど、どうしたんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結麻Side

 

帰り道、綺麗な石を拾った

 

「何だろ?これ…」




結徒からしたら、内緒にしていたことが多いため、本当に会いたくない人ランキングでははやてが一番。二番はなのは、3番目はフェイトとなります
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