結徒Side
ある日の朝、うた達と一緒に登校している僕。
「プリルンとメロロンの応援のおかげで起きられたよ。ありがとう!」
「応援大すきプリ~!」
「応援にはキラキライトが、かかせません!」
聞いているとメロロンも馴染んできてはいるのかな?
そんな事思っているとクラスメイトが茂みで何かしているのを見つけた
「あっ、わかばだ!わかば~!」
わかばの視線の先には…あれって確かバレー部の…
「バレー部のエースで校内一モテモテで有名な翔太先輩」
「ですね」
「そうなの?」
「「「あぁ…」」」
うん、何となく分かった気がする…
「わかばちゃんがなんだかかわいくなってる」
「心キュンキュンしてますよね!」
「心…キュンキュン…」
「それって…」
「もしかして…恋!」
「わぁ~」
「わぁ~、絶対そうですよ」
「こい?」
うただけはいまいち分かってないけど、ななとこころの二人の反応を見る限り…本当に女子ってそう言う話好きだよな…
ホームルームにて、ある行事について話が出た
「よ~し!みんな球技大会の種目決まったね」
『は~い!』
球技大会か…僕と悠真はドッジボールになった。とりあえず頑張れるだけ頑張るか…
「うた、ななちゃん、るか、みこと、みお、よろしくね!」
「バレー部のわかばがいて心強い!」
「その種目の部活に所属している人は1人まで参加していいんだよね」
「わかば、バレー部のエースだし!」
「地区の代表にもえらばれたんでしょ?うちの学校からは、わかばと3年の翔太先輩だけだって聞いたよ」
うたとななの二人はバレーか…
「何?何?赤くなっちゃって~」
「べ…別に…」
放課後、グリッターのロフトに集まる僕ら。球技大会の話で盛り上がる中、うたがななとこころの二人にあることを聞いていた
「ななちゃんと、こころは恋したことある?」
「私は……」
ななは悠真の方を見て、何故か顔を赤らめていた。
「な、ない…かな///」
「わたしも…」
こころは何故か顔を赤くしている。ん?何でだ?
「あ、ありません////うた先輩は?」
「したことはない。けど、わたしにはこれがある!」
「少女漫画?」
「うん、絵真さんの」
少女漫画を読み始める三人。僕と悠真はというと…
「そういえばあれから何か連絡はあったのか?」
「一応シキウスの作ったバトルロイドに関しては色々と調べて貰ってる。機械だから何かしらの繋がりが見えてくるかもしれないって」
「繋がり…あっちの世界はそういう犯罪やらあるんだな」
「まぁ、そうだね」
現状、シキウスが何者なのか分からない。あそこまでの技術力があるんだから、もしかしたら管理局で何か分かればいいけど…
『はわぁ~!』
「これが恋だよ!」
『キャー!』
うた達はうた達で盛り上がってるな…
「うたさん、お店がこんできたので、お手伝いおねがいします」
田中さんに呼ばれて、手伝いに行くうた。何だかカイトさんと話してるみたいだけど、変に盛り上がってるな……
ななSide
家に戻り、今日の話を思い出していた。
「何で悠真君を見たらドキドキしたんだろ?やっぱり…」
悠真君が私達といるようになってから、少し経った時のことを思い出す私。
その日は少し体調が悪かったけど、何とか我慢しながら授業を受けていた。そんな日の休み時間…
「なな、保健室行くぞ」
「えっ?」
「顔色悪いぞ」
「あ、その…」
悠真君は私の手を引いて保健室に連れて行ってくれた。
「何で体調悪いって…」
「これでも兄だからな。いつもこころや母さんの体調とか見てきたから……それにななは変に我慢してるところあるし」
「そ、そうなんだ…優しいんだね。悠真君」
「ななに比べたらそこまで優しくはないけどな」
「ううん、優しいよ」
私は顔を見られないように下を向いた。この顔の熱さは……
「やっぱり…恋なのかな?」
自分のこの気持ちが恋なのか分からない。放課後うたちゃん達と呼んだ漫画の時とは違うこのドキドキは……
こころSide
恋について盛り上がった次の日の早朝、結徒先輩と一緒に朝練をしていた。
「結徒先輩って本当に頑張り屋さんですね」
「そうか?と言うかこころもだろ?」
「私は…まぁ…ダンス上手くなりたいですし、プリキュアになってから凄く頑張りたい気持ちが強くなったというか…」
「確かに…ファンのために出来ることを頑張れるこころは凄いよ」
「あ、ありがとうございます////その、結徒先輩はどうしてそこまで頑張れるですか?やっぱり鍛えてくれた人のためですか?」
「うーん、それもあるし、こころ達プリキュアのためって言うのがあるけど…一番はやっぱり…」
「やっぱり?」
「この力を誰かのために使えたらいいなって…」
「誰かのために…」
「うん、こういう力は悪いことにも使われるけど、僕としてはやっぱり誰かの助けになれたらなって…」
「結徒先輩らしいですね」
だからこそ結徒先輩に惹かれているのかも…
そう思ったとき胸のドキドキが早くなった気がした。
結徒Side
放課後、うた達のバレーの練習を見に来た僕と悠真。
バレー部の先輩からボールを受け取ったわかばだけど、顔を赤らめていた。
「わかば、やっぱ翔太先輩に恋しちゃってる?」
「かっこいいもんね~」
「うん、実は…ずっと前から、すきなの」
「「やっぱり!」」
「でもね、わたし、先輩たちが話してるの聞いちゃったんだけど、翔太先輩もうすぐ転校しちゃうんだって」
『えぇ~』
「先輩が転校しちゃう前にわたしの気持ちつたえたいって思うんだけど…でも…先輩モテモテだし…もし、ふられちゃったらって考えると、こわくて…勇気が出ないんだ…」
どうしたらいいのか悩むわかばだけど、ななはそっと手を握った
「何か勇気の出るおなじないみたいなものがあるといいよね」
「それなら球技大会で優勝!とか?」
「どう?わかば」
「うん、もし、優勝できたら翔太先輩に告白する!」
「応援するよ~」
「ガチやば!優勝するしかない!」
「みんな、ありがとう」
「よ~し、がんばるぞ~!」
『おぉ~!』
何か球技大会より盛り上がってるな……
あるバーにて
「せっかくダークイーネさまが力をあたえてくださったっていうのに…ザックリー、あんた全然ダメだったじゃないか!」
「いや、チョッキリーヌさま途中まではザックリうまくいってたんすよ」
「今日は、このカッティーにおまかせですぞ」
「えっ?」
「はっ?」
「世界をクラクラの真っ暗闇にしてみせますぞ、フン」
「では、私の方も実験機…いえ、ザックリーさんが付けた名前…バトルロイドを向かわせましょう」
「おめぇのそれ、この間負けたろ!」
「負けたら終わりではないですよ。ザックリーさん。敗北から得られるものもあります。それがこの実験機バトルロイドですから…」
シキウス「勝てば2つ負ければ…」
感想待ってます