結徒Side
キュンキュンに迫るクラヤミンダーの攻撃。
「ウインクバリア!」
当たる寸前でウインクが現れ、クラヤミンダーの攻撃を防ぐ。更にアイドルと悠真が駆けつけてきた
「キュンキュン!大丈夫?」
「はい、私は大丈夫です!でもお母さんが…」
「「えっ!」」
「クラヤミンダーの中に、私のお母さんが閉じ込められてるんです!」
「すぐに助けないと!」
その瞬間だった。何かがキレる音がしたと同時に殺気が辺りを包み込んだ。アイドル達は何なのか分からないでいたが、僕には直ぐに理解した。
「…………」
悠真は無言でクラヤミンダーに近付く中、両腕の剣を振りかざしたバトルロイドが悠真に襲い掛かるが……
「…邪魔だ」
一瞬でバトルロイドの胸を貫き、頭をもぎ取り、その頭をザックリーに向けて思い切り投げる
「なんだ!?てめぇ……え?」
いつの間にかザックリーにアイアンクローを喰らわす悠真。その声には怒りが篭もっていた。
「今すぐクラヤミンダーから解放しろ」
「で、出来るか…そんな…こ…」
悠真は力をゆっくりと込めていったのかザックリーは物凄く痛がる
「痛だだだだっ!?」
「お前は踏み越えてはいけないラインを超えた……キュンキュン!こいつは俺が抑えておくから…今のうちに!」
「う、うん!」
キュンキュンSide
お兄ちゃんの言うとおりに私はクラヤミンダーに向かっていく。
「お母さんは、いつだって沢山、私のために頑張ってくれてるんです!お料理苦手なのに、いつもお弁当作ってくれたり…お仕事大変なのに、宿題見てくれたり…いつも私の傍にいてくれて、私が寂しくないようにって…だから、私も頑張りたい! お母さんのキラキラを守りたいんです!」
「アイドル、私たちがクラヤミンダーの攻撃を引きつけよう」
「OK!キュンキュンはその間に!」
「ありがとうございます!」
「それなら僕も!」
3人がクラヤミンダーを撹乱していき、動きが止まった瞬間を狙い
「今日は絶対、お母さんに…いつもありがとうって、伝えるんだから!キュンキュンレーザー!」
レーザーを放つがクラヤミンダーもクリーム状のレーザーで押し返していく
「キュンキュン!」
「頑張れプリー!」
お母さん…お父さんが入院して、一番辛かったよね…
お父さんが亡くなったとき、泣きじゃくる私をぎゅっと抱き締めてくれた。お兄ちゃんも泣いていた。だからこそお兄ちゃんは…一番大切なもの…家族が傷つけられることを何よりも嫌うようになり、何よりも大切に思うようになった。
伝えたい事が沢山あり過ぎちゃって……一番心キュンキュンした思い出…お母さんにしてもらって心キュンキュンした事…いつも私の傍にいてくれて、私たちが寂しくないようにって…今日は、母の日・・・。今日は絶対、お母さんに、いつもありがとうって伝えるんだから!
「お母さん、大好きだよー!」
レーザーの出力が上がり、一気に押し返し、クラヤミンダーを倒れた
「ウー、レッツゴー!ハートを上げてくよ!」
『プリキュア・ハイエモーション』
悠真Side
クラヤミンダーを浄化し終え、俺はザックリーを解放し…インフレアを突きつけた
「次、俺の大切なものを傷つけたら…容赦しない」
「ひ、ひぃぃぃぃ!?」
ザックリーはそのまま逃げ帰っていった。
「悠真、怖いメロ」
「メロロン、これだけは絶対に忘れちゃダメプリ……悠真の踏み越えてはいけないラインを超えちゃダメプリ」
「わ、分かったメロ…」
何かメロロンに思い切り怖がられてるんだけど…気にしない方がいいか…
母さんも無事目覚めて家に帰っていく
「良かった…」
「やったね、キュンキュン!」
「はい! お2人のおかげです!ありがとうございました!」
「母の日はまだ終わってないよ!」
「そうだね! 早く帰らないと!」
「あ、そうでした…それじゃ、お言葉に甘えて、お先に失礼します!お兄ちゃん、帰ろう」
「俺は少ししたら帰るよ。ちょっと怒りが治める」
「分かった」
こころを見送り…俺達は直ぐさま移動をするのであった。
こころSide
急いで家に帰ってきた私。
「ただいま!」
家に帰るが中は真っ暗だった。
「お母さん?お祖母ちゃん? お祖父ちゃん?」
誰もいないことを不思議に思いながら居間に入った瞬間、電気が付くと同時にクラッカーの音が鳴り響いた
『こころ! お誕生日おめでとう!』
お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、お兄ちゃん、うた先輩、なな先輩、結徒先輩、プリルン、メロロンが出迎えてくれたけど…部屋のこの飾り付けは…
「今日、私の誕生日…忘れてた…っていうか、先輩たち!なんでここに!?」
「実は、こころのお母さんから、うちのお店にオードブルの注文をもらってたんだ!」
「それで、うたちゃんが、一緒にサプライズパーティー開きませんかって、こころちゃんのお母さん達に提案してくれたの!」
「そう! という訳で!」
「「はい! プレゼント!」」
「開けていいですか!?」
「もちろん!」
うた先輩たちのプレゼントを受け取った私。開けてみると…
「プリティアップフレグランス! 私達とお揃いだよ!」
「綺麗…見てるだけで、すっごく心キュンキュンしてます!」
「ここちゃん。これは私達から」
「ありがとう!」
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんからもプレゼントを受け取り
「はい、こころ」
お兄ちゃんからはリストバンドをプレゼントされた
「新しいの必要かなと思ってな」
「ありがとう。お兄ちゃん」
「私からも…はい! お誕生日おめでとう!」
「ありがと…」
お母さんからはアイドルプリキュアのCD
「ありがとう!」
「最近すごくハマってるでしょ?」
「うん!みんな、ありがとう!」
「今日は、こころの大事な日だから、急いで帰ってきたけど、ちょっと遅くなっちゃった…ごめんね…」
「わ、私も…今日は母の日だから、プレゼント…これ…」
私は買ってきたカーネーションをお母さんに渡した
「ありがとう! 素敵なカーネーションね!悠真からもカーネーション贈って貰ったわ」
「本当は、メッセージカードとかお迎えとか、色々考えてたんだけど、上手くできなくて…」
「私のために色々考えてくれただけで、とっても嬉しいよ…それに…」
お母さんはそっと私を抱き締めた。
「こうやって私の傍にこころがいてくれるのが、一番幸せな事なの…こころは私の…私とお父さんの宝物だから!いつでもどこでも、お父さんも、私達の事見守ってくれてるからね…」
「お母さん…ずっと一緒だよ…いつもありがとう…」
「こちらこそ、ありがとうね!ほら、悠真も…おいで」
「俺は…」
「悠真だってお父さんが亡くなってからずっとお父さんの代わりになろうとしてくれていたでしょ。今日くらいは甘えなさい」
お兄ちゃんは恥ずかしそうになりながら、一緒にお母さんに抱き締められていた
結徒Side
家族の愛を感じ、うた達は感動している中、
「みんな、とってもキラキラプリ!」
「ねえたま、いつもありがとうなのメロ…」
「プリルンはお母さんじゃないプリ?」
「なんとなく言いたくなったのメロ…駄目だったメロ?」
「駄目じゃないプリ! プリルンからもありがとうプリ!」
プリルンたちも絆を感じて嬉しそうにしているな…
バースデーパーティーが開かれる中、僕は少し外の空気を吸っていると
「結徒先輩、どうしたんですか?」
「パーティーの主役がここにいて良いのか?」
「少し外の空気を…先輩は?」
「僕も同じだよ。そうだ…」
僕はこころに誕生日プレゼントを渡した。こころはプレゼントを開け…
「髪留め?」
「似合うかなって思って…家族以外にプレゼントを贈るのは初めてだから」
「ありがとうございます!」
喜んでもらえて良かった。そう思っていると…
「あの…先輩…髪留め///つけて貰っていいですか?」
「え?あ、うん、良いぞ」
僕はこころに髪留めを付けた
「に、似合いますか?」
「うん、似合うよ…」
「えへへ、ありがとうございます///あの…先輩…」
「何だ?」
「私…先輩のことが…」
顔を赤らめながらじっと僕を見つめ……
「こころー!ケーキ食べよー!」
うたがやって来た。こころは少し顔を膨らませる
「行きましょうか。先輩」
「そうだな」
僕とこころは一緒に戻ろうとする中、こころは突然耳打ちをしてきた
「先輩……大好きです」
「へっ!?」
少し遡り…
「バトルロイドが完全に破壊されたか…まぁいい。データは揃った。あとは……」
白い本を手にした少女を見つめる
次回はオリストにするか本編にするか…
感想待ってます