こころSide
目を覚ました私は誕生日の日の夜の記憶を呼び起こしていた。
「…………告白しちゃった!?えっ?あれ?大好きって…」
今になって思いだした……私、
「ど…どうしよう///先輩とどんな顔して会えば…と、とりあえず朝練に…」
いつもの場所で先輩を待っていると…
「おはよう。こころ」
先輩はいつも通りだった。何だかそれはそれでちょっと…
「おはようございます。先輩!」
「……あのさ、この前の…」
「さぁ、頑張って練習しましょう!」
「いや、こころ。ちゃんと聞いて欲しい」
うっ…とりあえず誤魔化そうと思ったのに……
「まだ僕は…自分の気持ちがどうなのか分からない。だから…ちゃんと答えを出すまでは…」
「先輩…」
先輩らしい答えなのかもしれませんね。
「分かりました。先輩!答えが出たときは…聞かせてください」
「うん、分かった」
大丈夫。ちゃんと答えは聞きますから…それまで待ってますね。先輩
うたSide
朝、何かの呻き声が聞こえ、目を覚ますと…
「プリルン?」
プリルンとメロロンの方を見るとプリルンがメロロンの耳に絡まっていた
「大丈夫、プリルン?」
私は急いでプリルンを救出する。
「寝てる間に、メロロンの耳が絡まっちゃったみたい…」
「違うメロ…絡まったじゃないメロ…絡めたのメロ…」
「絡め…」
「ねえたまが寝ぼけて、そっちのベッドに行ったらダメなのメロ! ねえたまは、メロロンと一緒に寝るのメロ!」
「みんなで寝るプリ…」
「メロロンは、ねえたまと2人きりがいいのメロ」
話長そうだし…もう少し寝て…
「どうしてプリ?」
「それは…問われるたび思い知る…近くにいても、ハートは遠く、こんなにもあなたを…」
私はプリルンと二度寝をするのであった。
悠真Side
グリッターのロフトでプリルンとメロロンの二人が何かを話していた。
「デートって何プリ?」
「大好きな人と2人っきりでお出かけする事メロ。カフェデートは定番メロ!」
「メロロンは物知りプリ!」
「一緒に楽しくおしゃべりして、ねえたまには、メロロンにメロメロになってほしいメロ…」
何というかメロロンのアレはガチなのか色々と気になるな……
「デートだなんて、メロロン可愛い!」
「なな先輩がメロロンに心キュンキュンしてます!」
「プリルンに構ってほしくて一生懸命なところとか、すっごく可愛い!」
ななとこころはそんな二人を見て何か楽しんでるし……
「お待たせしました! うちの名物のクリームソーダだよ! キラッキランラン~♪」
うたが二人にクリームソーダを運び、メロロンはクリームソーダを見ると…
「暗い暗い氷を溶かしたのは、温かなあなた…すくって口にすれば、あなたの胸で、甘くほどける…って、咲良うた! いつまでいるメロ!」
「いやー、味どうかなって!」
「そっちの3人もメロ!」
「ごめんね、気になって…」
「私は、うた先輩が何か余計な事をするんじゃないかって…」
「ひどっ!」
「俺は暇つぶし。因みに結徒は定期連絡してる」
管理局に逐一連絡も大変だな…あいつも
「うた達は一緒じゃダメプリ?」
「メロ」
「だって、ねえたまには、メロロンだけを見てほしい、メロ…」
「見てるプリ?」
「そうだけど、そうじゃないメロ…」
「ジー…」
「メロ…」
「ジー…」
「メロ…」
「ジー…」
「メロ?あっち行くメロロロロロロ!」
メロロンからの往復ビンタを喰らううた。こっちに戻らずに混ざろうとするなよ…うた。
それからプリルンたちはクリームソーダを食べ始める。うたは未だに二人の所にいるし…
「キラッキランラーンでしょ?」
「メロ…デートの邪魔メロ!」
「うーん…どうしてだろう?」
「え?」
「メロロン! メロロンは、どうしてそんなにプリルンにメロメロなの?」
「教えてあげないメロ」
「プリルンも知りたいプリ!」
「メロ! ねえたま、それは…」
「どうしてプリ?」
「メロ!?」
うた、あまり揶揄うなよ…
「うたちゃん、すごい! プリルンのマネ、上手だね!」
「毎日隣で聞いてるから、プリプリうつっちゃった!」
「メロ…毎日…隣…メロ…?」
「うた先輩、ダメです! そんな事言ったら…」
「メラメラ…メロー!」
その後メロロンはうたの部屋で泣きじゃくる。とりあえずうたには……
「うぅ…辛い…メロロンと仲良くなりたいのにな…」
激辛飴を舐めさせておくことにした。
「うた先輩が余計な事をするからじゃないですか?」
「まずは、メロロンがどんな子か知る所から始めない?」
そんな話が始まる中、結徒が戻ってきたタイミングでうたのアイドルハートブローチにピカリーネからの着信がきた。ブローチにキラルンリボンをセットして、ピカリーネを映し出された
「よかった。メロロンと合流できたのですね」
「はい!メロロンはキラキランドでお留守番だと思ってたプリ。いきなり来てびっくりプリ」
「あの子は1人で行ってしまったのです。プリルンに会いたい一心で…」
「女王さまのお力ではなかったのですね」
「タナカーン!」
田中さんもやって来て、会話に参加し始める
「彼女は何者なのですか?」
「メロロンは、特別な子です…」
「特別? メロロンって、時々ポエムを口にするんですけど、あれは…」
「ポエム?」
「暗い暗い氷を溶かしたのは、温かなあなた…すくって口にすれば、あなたの胸で、甘くほどける…」
「さっきメロロンが言ってたやつ!」
「クリームソーダの事、じゃないですよね?」
「何か意味があるような…」
「あの子は、1人で深く深く考え、詩のように思いを紡ぐのです」
「うた先輩が歌うのと似たようなものでしょうか?」
「お?」
「1人で、というのは?」
「プリ! メロロンは、いつも1人で本を読んでたプリ!」
プリルンの話でキラキランドで新しい住人が現れたときに、プリルンがメロロンに声をかけた際、『光は光…闇は闇…光と闇は溶け合わない…』と呟いていたらしい
「いつも1人だったんだ…」
「光と闇って?」
「メロロンの言う事は難しいプリ…」
「メロロンは、他のみんなのようにキラキラできないと悩んでいました」
「キラキラできない?」
「という事は、ポエムの暗い暗い氷って、メロロンの事? それを溶かした温かなあなたが、1人だったメロロンの心を温めてくれたのかも…」
あのポエム…ちゃんとした意味があったんだな…
「それってプリルンなんじゃ…」
「え? そういう事?」
「プリ?」
「本人に全然伝わってない…」
「これは、メロロンの事、応援するしかないですよ!」
「だね!」
「うん!」
「応援するプリ!」
「プリルン、絶対分かってないでしょ…」
3人は張り切る中、俺は結徒と話をすることに…何かしら情報があったかもしれないしな
「シキウスの正体は分かったのか?」
「まだ何も…ただシキウスが使っているバトルロイドの技術は見覚えがあるらしい」
「見覚え?」
「何年か前に起きた事件でその首謀者が使っていたロボットと似たような技術があるとか…ただ偶然かもしれないって」
「なるほどな…」
まぁあっちの世界の技術だから似た感じになるんだろうな……
「あとこころの気持ちに答えたのか?」
「それは…ってなんで知ってるんだよ!?」
「兄の勘だ。それで?」
「えっと…自分の気持ちをしっかり考えてから…」
「そうか」
まぁ結徒ならちゃんと答えを出すだろうな
ロフトに戻るとプリルンたちはお揃いのコーデを着たり、今からデートスポットに行くらしい
感想待ってます
ZA、楽しい