キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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03  互いの秘密

結徒Side

 

咲良がキュアアイドルだとすれば、うっかり正体がバレたりしたら色々と大変かもしれない。僕があの時のバイザー付けた人だとバレるリスクはあるけど、色々と気をつけるように忠告をしておかないと……

 

「え、えっと…私がキュアアイドル?そ、そんなことは……」

 

「そっか、似てたから……こんな身近にキュアアイドルがいるなんてあり得ないけど、色々と気をつけないとダメだよな」

 

「あはは…そうかもね…」

 

とりあえずの忠告をしておいたけど、うん、我ながら下手だな……

僕はそう思いつつ帰ろうとするが……

 

「プリッときたプリ! マックランダープリ!」

 

「えっ? 」

 

咲良の鞄から出てきた小型生物……

 

「あ…」

 

「………詳しい話は後にして、とりあえずそのマックランダーとやら何とかした方がいいかも」

 

「う、うん…」

 

 

 

 

 

二人でその怪物…マックランダーがいる場所に行くとライトを持った怪物が暴れていた。

 

「その……色々と秘密にしてもらえたら…」

 

「分かってる」

 

「それじゃ!」

 

咲良はハートのブローチを取り出すと…

 

「プリキュア! ライトアップ!」

 

と唱えながらハートのブローチにリボンのアクセサリーを装着し、ブローチを3回叩いて

 

「キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!」

 

髪色は茶色から金色へと変化し、ヘアスタイルも後ろ髪はセミロングからボリュームのある長髪へと大幅に変化した。後頭部の髪が大きいリボンのようになり、そこから縦ロールとピンクのメッシュが生え、前髪の左側にはハート型のピンクのメッシュが入っており、右側にはピンクのリボンがついている。瞳はえんじ色からエメラルドグリーンに変化した。

 

「キミと~! YEAH!」

 

ピンクと白を基調とした曲線的なデザインのアイドル風の衣装に変わった

 

「一緒に~! YEAH!」

 

変身が完了し……

 

「キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」

 

咲良が変身し、俺もルキフスを取り出し

 

「セットアップ!」

 

魔導師の姿に変わった。

 

「柊くんって、昨日の!?」

 

「僕のことも秘密にしておいてくれ」

 

「うん!」

 

アイドルが駆け出し、マックランダーに攻撃を喰らわせ、僕は魔力弾で更に追撃を与える。

 

「キラキライトで応援プリ!」

 

「イエイ!」

 

何かポーズ決めたりしてるけど……

 

「真面目にやれ!」

 

「大丈夫!」

 

注意するがアイドルはマックランダーを翻弄し、圧倒していく。

 

「へっへーん! バンバンいっちゃうよー!」

 

「カッコいいプリ!」

 

「あ、プリルン! 撮って撮って!」

 

「だから!真面目にやれ!」

 

更に注意していくと、敵の幹部らしき男が…

 

「浮かれてる場合ですかな?」

 

男がそう言うとマックランダーがライトを大きく振ると攻撃が飛んできた。アイドルは避けていくが攻撃が激しく吹き飛ばされてしまった。

 

「アイドル!」

 

「マックランダー!そっちの奴もだ!」

 

今度は僕に向かって攻撃を仕掛けてくる。僕は障壁を張って防いでいく。

 

「キュアアイドル! 大丈夫プリ!?」

 

「プリルンと言いましたな。お主、ダメダメですな」

 

「プリ? プリルン、ダメダメプリ?」

 

「こんな『イエーイ!』などと浮かれた者を頼りにするとは…お主がこやつを選んだせいで、世界はクラクラの真っ暗闇になるのですぞ」

 

「プリルンの…プリルンのせいプリ…」

 

男の言葉に動揺する小型生物…そんな中、アイドルは立ち上がり…

 

「おお? まだ浮かれる気のようですな」

 

「ごめんね…」

 

「プリ?」

 

「プリルンのせいなんかじゃない…もう大丈夫だよ…真っ暗闇になんて、絶対させないから!」

 

アイドルはマックランダーに向かっていく。マックランダーはまたライトを振ろうとするが、その前に僕はルキフスを構え……

 

「穿て…ディバインバスター!」

 

魔砲を撃ち、マックランダーのライトを弾く。そしてアイドルはマックランダーの側まで行くと…

 

「アイドルグータッチ!」

 

マックランダーは殴り飛ばされ、地面に落ちた。そして……

 

「クライマックスは私!盛り上がっていくよ!プリキュア! アイドルスマイリング!」

 

アイドルの一撃でマックランダーは消え、怪物の中からクラスメイトの東中が出てきた。

 

「キミと歌を咲か…ハッ! いやいやいやいや! 今度は負けませんぞ!」

 

何か敵の幹部、ハマりかけた?

 

 

 

 

 

 

東中が目覚めるのを待つと言い、僕はアイドルを待っていると…

 

「目覚ましたのか?」

 

「うん…」

 

アイドルが戻ってきた。

 

「私…すっかりアイドル気分になっちゃってたけど、私は、ただのアイドルじゃない…光で闇を照らす、救世主…歌って踊ってファンサして、真っ暗闇をキラッキランランにするアイドルプリキュアなんだ!」

 

「そっか…それじゃ僕も手伝うよ。見過ごせないし…」

 

「ありがとう。柊くん」

 

こうして互いの秘密を知った僕らだけど……

 

 

 

 

 

「まさかこの街に魔導師がもう一人……まぁいいか。こっちの領域に踏み込まなければ……」




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